3)主体性概念と具象性
ある程度、個々の人間には、独立的な要素をもって健全な生物の集まりが生まれる。自己による意思の形成や物事の決定や実施に至る性質をもって、独立的主体性が構成される。何かをやるのに、様々な人々の意見を伺う等という過程を持ちながら最終的には自身の意志を整え、誰彼に責任を求める事のない自己責任と自己決定の態度をもって個々の健全な性質が培われる。この要素がまるでない等という性質に及ぶと、群れている事により生存が叶う発想や因果性を強め、集団の存続の為に外側の対象へ無節操な発想と手法を持って自存を求める性質を招かれる傾向が映る。精神面の健全性を欠いた物質合理性の感覚で支配される人間性と社会性が生まれる。根源の基準としてミクロ的な面から映し出される人間の健康な心身性という概念を普遍的不動性の基準と備え、集団や領域の構成においても...3)主体性概念と具象性
2019/05/07 14:31