「オルガン」33号
菜種梅雨パレードにひつような橋田島健一山桜なにも言わずについてくる同人をさがしてと奉じてゐる遅日鴇田智哉菜の花の群れが空気を膨らます同つま先に春の闇から届く波福田若之ゆく春に折り目があれば分けやすい同ほんたうはつばきのなかにあることば宮﨑莉々香星ぼしや見えなくなつた手に手を振る同こゑが地に届いて枝垂桜かな宮本佳世乃ともに夜を生き桜蘂降りつづく同「オルガン」33号
2024/02/11 17:53
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