何かがあるということは、何かがないということ。
上図は、ある女性の命式です。彼女の命式は…冬生れの甲。五行を見ると、金(官星)と水(印星)に星(●)が固まり、火の食傷と土の財星に星(●)がありません。天干の並びも官星と印星ですね…。「年月日時」の四つの柱の干支ですので、4×2=8…ですので、四柱八字と言いますが、8つの星(●)を木火土金水の五行に分けるのですから、どこかに星(●)が3つ以上固まれば、どこかに星(●)が不及となるのは当たり前です。彼女の場合は、官星と印星…社会で才能を発揮したい命式です。食傷財星に星(●)が無いので、家庭よりも仕事に意識が向くのは当然の事です。子供が産まれたら、保育園に預けて仕事を優先しやすいタイプかも知れません(大運にもよりますが)。食傷・財星という無いものを要求されても無いものは無いので、持っている(有るもの)星の良さ...何かがあるということは、何かがないということ。
2024/08/22 18:26