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  • 小澤征爾さん 逝く

    小澤征爾さん逝く世界的な名指揮者小澤征爾が亡くなりました。謹んでご冥福をお祈りいたします。最近の演奏を聴いていないので、以前書いた感想を再碌いたします。ハイレゾ配信で聴く小澤征爾指揮「幻想交響曲」素晴らしいベルリオーズ・幻想交響曲の演奏です。小澤の指揮は情熱に溢れています。それをオーケストラがきっちりと受け止め、一糸乱れない熱演で応えています。第一楽章から弦が美しく響きます。管も劣らず歌っています。テーマが意味深長に聞こえてきます。第二・第三楽章も美しく続きます。第四・五楽章は強烈な響きが圧倒的な量感をもって鳴り轟きます。鐘の音も混濁感なく鳴ります。情熱を感じさせる演奏と感じます。終わりに聴衆の熱狂的な拍手が聞こえます。録音が又素晴らしい。小澤の幻想は昔から定評があり、ボストン交響楽団との来日公演でも実演...小澤征爾さん逝く

  • ウィーン・フィル ニューイアコンサート 2024年

    ウィーン・フィルニューイアコンサート2024年能登半島地震災害お見舞い申し上げます。毎年新年に聴くウィーン・フィルニューイアコンサート一週間遅れで再放送を録画。1月半ばになってから視聴しました。ニューイアコンサートの会場は豪華ですね、何時もと変わりません。今年の指揮者はクリスティアン・ティーレマンブルックナー交響曲の全曲録音をウィーン・フィルと完成したばかりです。颯爽とした素敵な演奏でした。30年~40年前から聴いている筆者には、最近の此のコンサートの演奏は斬新な曲、演奏が多いように感じられます。聞きなれた有名なワルツが少ないのも一因でしょうか。以前は演奏者も楽しみながら演奏している様子が見えましたが、最近は新しい曲を真剣に演奏していると見えます。ティーレマンも楽団員も真剣に演奏していました。ウィーン・フ...ウィーン・フィルニューイアコンサート2024年

  • コンサートホールと録音で聴く ベルリン・フィルハーモニカー

    コンサートホールと録音で聴くベルリン・フィルハーモニー今年はヨーロッパの3大オーケストラを続けて聴くことが出来ました。アムステルダム・コンツェルトヘボウ管とウィーン・フィルと続いて、更にベルリン・フィルと豪華です。11月16日キリル・ペトレンコ指揮ベルリン・フィルハーモニカー愛知県芸術劇場コンサートホール曲目はレーガーモーツァルトの主題による変奏曲とフーガR・シュトラウス「英雄の生涯」どちらも各演奏者の鮮やかな技巧が揃って鳴り響く颯爽とした演奏でした。テーマが鳴る度に綺麗だなー、上手いなーと感じながら聴いていました。ベルリン・フィルは指揮者が変わる度に演奏スタイルが変わるようです。それがこのオーケストラのメンバーの意向だと聞きました。「英雄の生涯」もカラヤン指揮の豪華な演奏と異なり、一音一音が鮮やかに目立...コンサートホールと録音で聴くベルリン・フィルハーモニカー

  • コンサートホールと録音で聴く ウィーン・フィル

    コンサートホールと録音で聴くウィーン・フィルハーモニー今年もウィーン・フィルの実演を聴くことが出来ました。11月10日名古屋愛知県芸術劇場コンサートホール指揮者は予定と変わって、トゥガン・ソヒエフ曲目はベートーヴェンの交響曲第4番とブラームスの交響曲第1番チューニングが始まると、ウィーン・フィルらしい響きが聞こえてきました。穏やかにまとまって響き渡る感じです。筆者のウィーン・フィルの音のイメージは、以前聴いたティーレマン指揮のブルックナー交響曲第7番の音でした。ブルックナーにしては穏やかに過ぎると感じましたが、豊かに響く美しい音でした。そう思う時、昨年のリッカルド・ムーティ指揮の演奏は確実でしたが、早い感じて゛筆者にはぴったりとは落ち着きませんでした。今回の演奏では、筆者の体調が充分でないこともあって、ベ...コンサートホールと録音で聴くウィーン・フィル

  • コンサートホールと録音で聴く 内田光子 と マーラー・チェンバー・オーケストラ

    内田光子(ピアノ・指揮)とマーラー室内管弦楽団のモーツアルトのピアノ協奏曲11月2日サントリーホールで内田光子さんのピアノとマーラー室内管弦楽団の演奏でモーツアルトのピアノ協奏曲を聴きました。先ず感銘を受けた第27番K595から第2部は上皇と上皇后美智子様のご臨席で始まりました。静かに静かに始まりました。静かな序奏は続きます。そして静かにピアノが入ってきます。内田さんの指揮も静かです。美しい音と響きです。曲は静かに進みます。オーケストラは爽やかに鮮明に付けていきます。単に美しいだけでなく深い精神性を感じました。このように静かで端麗な演奏を聴いたことがありません。定評のあるベーム指揮ウィーンフィル、バックハウスのピアノの演奏は豪壮な面がありますし、私の好きなエミール・ギレリスのピアノの演奏も美しいですが、精...コンサートホールと録音で聴く内田光子とマーラー・チェンバー・オーケストラ

  • コンサート・録音で聴く 「英雄の生涯」

    「英雄の生涯」を聴く愛知県芸術劇場コンサートホールで、クラウス・マケラ指揮、オスロフィルハーモニー管弦楽団の演奏でR・シュトラウス「英雄の生涯」を聴きました。マケラの指揮は颯爽として格好良かったです。オーケストラは一音一音はっきりと鳴り、やや硬い音のイメージで聞こえました。今まで聞いたオーケストラの音はハーモニィ重視でまとまった鳴り方と聴いていましたが、このオーケストラの音は直接耳に迫ってくる感じと聞こえました。演奏も同じ感じで堅実、正確に演奏され、壮大な部分は壮大に聞こえますが、余韻は少なめ、厳しい雰囲気と聞こえました。パーヴォ・ヤルヴィ指揮、NHK交響楽団のハイレゾ配信で聴くと、厳しさを感じていますので、今の若手の指揮者に共通の意識があるように感じました。豪華絢爛のイメージのある、この曲の演奏は、カラ...コンサート・録音で聴く「英雄の生涯」

  • ハイレゾ配信 システムの故障と回復

    ハイレゾ配信で聴くシステムの不調・回復少し以前にパソコン・システムが不調となり、パソコン本体とルーターを取り替えました。その後、ハイレゾ配信のシステムも不調となり、自分なりに調節しましたが、回復しないので専門家に直してもらいました。始め、ルーターの変更による異常かと思いましたが、専門家に見てもらうと、iPadとの接続は出来ていると。音源を保存しているDELAN100のセッティングが間違っていたとのことでした。ハイレゾの目録が出ないので、DELAのボタンを押したのが間違いだったようでした。違うボタンを押したのが原因でした。専門家に調節してもらい、すぐ聞けるようになりました。内田光子さんの新録音でモーツアルトのピアノ協奏曲第19番K459を聴いています。以前の旧録音より厳しくなっているように思えるのは年をとっ...ハイレゾ配信システムの故障と回復

  • ヒラリー・ハーン を聴く

    ヒラリー・ハーンを聴く名古屋の愛知県芸術劇場コンサートホールで、ヒラリー・ハーンさんのコンサートがあったので聴きに行きました。ヴァイオリニストのヒラリー・ハーンは若くしてバッハのヴァイオリン協奏曲を録音しています。CDを購入して聴きました。若々しい演奏が新鮮で好感が持てました。特にオーボエとの二重協奏曲が爽やかで鮮やか、好きになり度々聴いています。CDケースの写真を見ると若々しい美少女ですね。ハイレゾ配信でも発売されたので購入しました。手頃なのでハイレゾで聴くことが多くなりました。久しぶりにコンサートが開かれるようになり、聴きに行く機会も増えました。ヒラリー・ハーンのヴァイオリン・リサイタルも開かれ、ベートーベンの「クロイツェル・ソナタ」を弾くというので聴きに行きました。往年の美少女がどう育っているのか、...ヒラリー・ハーンを聴く

  • ハイレゾ配信で聴く 辻井伸行(P) ヴァシリー・ペトレンコ指揮 ラフマニノフのピアノ協奏曲

    ハイレゾ配信で聴く辻井伸行(P)ラフマニノフピアノ協奏曲第2番4月に名古屋市の愛知県芸術劇場コンサートホールで、辻井伸行さんのピアノ、ヴァシリー・ペトレンコの指揮、ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団の演奏、ラフマニノフのピアノ協奏曲第3番を聴きました。素敵な演奏でした。e-onkyomusicのリストを見ると辻井伸行さんのビアノ、ペトレンコ指揮で第2番の録音がありました。曲目は違いますが、同じラフマニノフのピアノ協奏曲なので聴いてみました。ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番カプースチン:8つの演奏会用エチュードビアノ辻井伸行指揮ヴァシリー・ペトレンコリヴァプール・フィルハーモニー管弦楽団flac96kHz/24bラフマニノフのピアノ協奏曲第2番素敵な演奏と聴きました。この曲はロマンティックに演奏されることが...ハイレゾ配信で聴く辻井伸行(P)ヴァシリー・ペトレンコ指揮ラフマニノフのピアノ協奏曲

  • ハイレゾ配信で聴く 五嶋みどり ベートーヴェン ヴァイオリン協奏曲

    ハイレゾ配信で聴く五嶋みどりベートーヴェンヴァイオリン協奏曲作品61五嶋みどりさんが弾いた最新録音がありました。コンサートで聴いた演奏が良かったので聴きなおしてみました。ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲ニ長調作品61ロマンス(ヴァイオリンと管弦楽のための)ト長調作品40ロマンス(ヴァイオリンと管弦楽のための)ヘ長調作品50五嶋みどり(ヴァイオリン)ルツェルン祝祭弦楽合奏団ダニエル・ドッズ(リーダー)録音2020年3月スイスflac96kHz/24bite-onkyoからルツェルン祝祭弦楽合奏団と共演した本録音は、新型コロナの流行によって、公演と世界ツアーがキャンセルを余儀なくされた直後2020年3月にスイスで行われたという。厳粛で引き締まった演奏です。美しくはありますが、歌うという感じではありません。オ...ハイレゾ配信で聴く五嶋みどりベートーヴェンヴァイオリン協奏曲

  • 補聴器の使用経験 高音域で聞く

    補聴器使用経験記難聴が続きました。92歳の頃の状況普通の会話には不自由を感じません。テレビの会話は聞き取り難く、必要に応じてテレビ用肩掛け型集音器を使います。クラシック音楽を楽しく聴きたいと思います。可能でしょうか。88歳ヴァイオリンの音が聞こえ難くなる。(以前からですが著明になった。)90歳ヴァイオリンの音殆ど聞こえない。ピアノの音は聞こえる。92歳前半音が濁って聞こえる。弦楽合奏が整然と聞こえず、ざわざわと聞こえる。後半音の濁りはかなり軽快。少し聴き難いくらい。全体としては安心して音楽に聴き入る状態にはならない。ヴァイオリンの音が聞こえるようになるのが可能かどうか。耳鼻科のドクターに相談してみました。聴力検査を受け、補聴器の使用を試してみるように勧められました。一般に補聴器は会話が可能になるように用い...補聴器の使用経験高音域で聞く

  • ハイレゾ配信で聴く パーヴォ・ヤルヴィ指揮 NHK交響楽団 バルトーク

    ハイレゾ配信で聴くパーヴォ・ヤルヴィ指揮NHK交響楽団バルトーク三部作指揮パーヴォ・ヤルヴィ演奏NHK交響楽団バルトーク作曲「弦楽器・打楽器とチェレスタのための音楽」「弦楽のためのディヴェルティメント」「舞踏組曲」DSF2.8MHz/1bite-onkyoからバルトークの傑作3曲をNHK交響楽団の首席指揮者のパーヴォ・ヤルヴィが指揮した録音を聴きました。NHK交響楽団の演奏、堅実で壮大と言えるほど充実した演奏を聞かせてくれるようになりました。パーヴォ・ヤルヴィの指揮も的確です。バルトークの音楽に聴き入れるように演奏が続きます。リズム感もいいですね。録音も最新で、鮮明且つ重厚。DSD録音らしく立体感もいいです。ハイレゾ配信で聴くパーヴォ・ヤルヴィ指揮NHK交響楽団バルトーク

  • ハイレゾ配信で聴く ティーレマン指揮 ウィーン・フィル ブルックナー交響曲第9番

    ハイレゾ配信で聴くティーレマン指揮ウィーン・フィルブルックナー交響曲第9番ブルックナー交響曲第9番【演奏】ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団指揮:クリスティアン・ティーレマン【録音】2022年7月28日&30日ザルツブルク、祝祭大劇場ライヴ・レコーディングflac96kHz/24bite-onkyoから古い録音を続けて聴きましたので、新しい録音を聴きました。ティーレマン指揮ウィーン・フィルのブルックナー交響曲第9番です。この曲は2000年11月東京で聴いたギュンター・ヴァントの指揮、北ドイツ放送交響楽団の実演が心に残っています。厳粛な演奏で聴衆と一体となった緊張感に溢れた演奏でした。ティーレマン指揮ウィーン・フィルの演奏は名古屋でブルックナー交響曲第7番を聴きました。豊麗と言えるゆったりとした演奏で、美し...ハイレゾ配信で聴くティーレマン指揮ウィーン・フィルブルックナー交響曲第9番

  • ハイレゾ配信で聴く ムラヴィンスキー指揮レニングラード・フィル

    ハイレゾ配信で聴くチャイコフスキー交響曲レニングラード・フィルチャイコフスキー交響曲第4番交響曲第5番交響曲第6番「悲壮」エフゲニー・ムラヴィンスキー指揮レニングラード・フィルハーモニー管弦楽団flac96kHz/24bite-onkyoから又昔の録音をハイレゾで聴くことになりました。ムラヴィンスキー指揮、レニングラード管弦楽団演奏の、チャイコフスキー交響曲第4,5,6番です。LP時代に定評のある名演奏ですが、ハイレゾで発売されました。レニングラード管弦楽団が初来日した時、チャイコフスキー交響曲第4番を東京・日比谷公会堂で聴きました。学生時代でしたので3階の天井桟敷で聴きました。指揮はガウクでした。ムラヴィンスキーでなくて残念という声も聞かれましたが、凄い演奏を聞かせてくれました。出だしの金管の合奏が天井...ハイレゾ配信で聴くムラヴィンスキー指揮レニングラード・フィル

  • ハイレゾ配信で聴く ジャクリーヌ・デュ・プレ 続

    ハイレゾ配信で聴くジャクリーヌ・デュ・プレ(チェロ)続ジャクリーヌ・デュ・プレの演奏は、ベートーヴェンのチェロ・ソナタだけでなく、チェロ三重奏曲も録音しています。バレンボイムのピアノに加え、ピンカス・ズーカーマンのヴァイオリンを加えたトリオです。ド・ペイエ(クラリネット)が参加の「街の歌」も収録、1969-1970年録音。オリジナル・マスターテープより2022年リマスター音源使用とのことです。ベートーヴェン:ピアノ三重奏曲第1番変ホ長調Op.1-1ピアノ三重奏曲第2番ト長調Op.1-2ピアノ三重奏曲第3番ハ短調Op.1-3ピアノ三重奏曲第4番(クラリネット三重奏曲)変ロ長調Op.11「街の歌」*ピアノ三重奏曲第5番ニ長調Op.70「幽霊」ピアノ三重奏曲第6番変ホ長調Op.70-2ピアノ三重奏曲第7番変ロ長...ハイレゾ配信で聴くジャクリーヌ・デュ・プレ続

  • ハイレゾ配信で聴く ジャクリーヌ・デュ・プレ ( チェロ )

    ハイレゾ配信で聴くジャクリーヌ・デュ・プレ(チェロ)1最近ハイレゾ配信のカタログを見ると、LP時代の名演奏、名録音が多く見られます。CDになってからの録音はハイレゾ化出来ないのに対し、LPはテープの保存状態か良ければ96kHz/24bitや192KHz/24bitに変換出来ますし、演奏料金がかからなくて安くて済むのも一因でしょうか。筆者も若い頃から親しんできた名演奏を再び聴いてみたくなります。何人かを聴いてみました。先ずジャクリーヌ・デュ・プレのチェロでベートーヴェンのチェロ・ソナタを。彼女は天才と歌われた名チェロ奏者ですが、若くして亡くなりました。その絶頂期に、ダニエル・バレンボイム(ピアノ)と共演した録音です。ベートーヴェン:チェロ・ソナタ第1番ヘ長調Op.5-1チェロ・ソナタ第2番ト短調Op.5-2...ハイレゾ配信で聴くジャクリーヌ・デュ・プレ(チェロ)

  • ハイレゾ配信で聴く ウィーン室内管弦楽団 モーツアルト ディヴェルティメント

    ハイレゾ配信で聴くモーツアルトディヴェルティメント第17番K.334ディヴェルティメント第1番K.113ウィーン室内合奏団の演奏によるモーツアルトのディヴェルティメントの録音は名演奏、名録音とされ、CDで発売されていました。筆者はディヴェルティメント第15番K.287と「音楽の冗談」のCD(1992年録音)を所持していますが、今回ディヴェルティメント第17番K.334がハイレゾで発売されました。「44.1kHz、16bit」のオリジナルマスター音源を、日本コロムビアが独自に開発した”ORTマスタリング”技術を用いてリマスタリングし、「96kHz、24bit」音源で配信したとのことです。聴いてみると、音域はCDよりも広がっていると感じました。その分中音域が薄くなったように感じられます。音場感はあります。演奏...ハイレゾ配信で聴くウィーン室内管弦楽団モーツアルトディヴェルティメント

  • ハイレゾ配信・LPで聴く ギーゼキング(P) カラヤン指揮 ピアノ協奏曲

    LPとハイレゾ配信で聴くギーゼキング(P)カラヤン指揮ピアノ協奏曲1951年に録音されたワルター・ギーゼキング(P)とカラヤン指揮フィルハーモニア管弦楽団のグリーグのピアノ協奏曲がハイレゾ配信で発売されました。モノラル録音です。昔録音されたモノラル録音がどんな音で聞けるのか、興味があったので購入してみました。グリーグ:ピアノ協奏曲イ短調Op.16フランク:交響的変奏曲FWV.46【演奏】ヴァルター・ギーゼキング(ピアノ)ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)フィルハーモニア管弦楽団【録音】6&11,7,VI.1951,KingswayHall,London∙MONOオリジナル・マスターテープより2022年リマスター音源使用flac96kHz/24bit手元には、曲目は違いますが、同じギーゼキングのピアノ、カ...ハイレゾ配信・LPで聴くギーゼキング(P)カラヤン指揮ピアノ協奏曲

  • ニューイア・コンサート 2023年を聴く

    明けましておめでとうございますニューイア・コンサート2023年今年もウィーン・フィルハーモニー管弦楽団のニューイア・コンサートを聴きました。例年の如く録画しておいてBDディスクに移し、OPPO105Dで再生、マランツPM12、ソナス・ファーベルオリンピカノバ1で聴きました。テレビは小型、卓上に置き音消とします。今年の指揮者はフランツ・ウェルザー・メスト。曲目が殆ど今までに演奏されていない曲というのが少し不安でしたが、どの曲もウィーンで書かれた曲で耳に優しく楽しく聴くことが出来ました。メストの指揮の下、ウィーン・フィルのメンバーが楽しそうに演奏しているのが印象的でした。ワルツやボルカのリズムやテンポはウィーン・フィルならではの良さでしょう。ウィーン少年合唱団、ウィーン少女合唱団の歌声が爽やかで素敵でした。昨...ニューイア・コンサート2023年を聴く

  • ハイレゾ配信で聴く マーラー交響曲第5番・「亡き子を偲ぶ歌

    ハイレゾ配信で聴くマーラー交響曲第5番・「亡き子を偲ぶ歌」カラヤン・クリスタ・ルードヴィッヒ録音は古いですが、2017年に制作のDSDマスターを元にハイレゾ配信されました。指揮:ヘルベルト・フォン・カラヤン演奏:クリスタ・ルートヴィヒ(メッゾ・ソプラノ)ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団録音:1973年、1974年10月ベルリン、イエス・キリスト教会、ベルリン、フィルハーモニーDSF2.8MHz/1bite-onkyoから購入若い頃のカラヤン指揮ベルリンフィル演奏の、マーラー交響曲第5番は颯爽として歯切れのよい演奏だと感じました。明るく闊達に進みます。マーラーの第5にしては明るすぎるかと感じさせもしますが、こういう演奏もありかなと思いました。映画で有名になった第4楽章も素敵です。録音も意外に良いです。鮮明...ハイレゾ配信で聴くマーラー交響曲第5番・「亡き子を偲ぶ歌

  • ハイレゾ配信で聴く 内田光子(P) 「ディアベッリ変奏曲」 追加 「白鳥の歌」

    ハイレゾ配信で聴く内田光子(P)「ディアベッリ変奏曲」追加・「白鳥の歌」ベートーヴェン「ディアベッリ変奏曲」ピアノ内田光子録音年:2021年10月録音場所:サフォーク、スネイプ・モルティングス・コンサートホールflac192kHz/24bite-onkyoから購入先月、ボストン交響楽団との共演で「皇帝」を弾いた内田光子さんは、ベートーヴェンの「ディアベッリ変奏曲」を録音されていて、ハイレゾ配信にもありましたので購入しダウンロードして聴きました。この長大な変奏曲は後期の傑作とされていますが、長く難解なのかと聴いていませんでした。今度内田さんの演奏で聴いてみると、鮮やかで美しく、次々と変わる変化に富んだ曲想に聞き惚れました。他の人の演奏は聴いていないので比較は出来ませんが、素敵な演奏だと思います。録音も良く鮮...ハイレゾ配信で聴く内田光子(P)「ディアベッリ変奏曲」追加「白鳥の歌」

  • ハイレゾ配信で聴く ベーム、カラヤン指揮 ドボルザーク交響曲

    ハイレゾ配信で聴くベーム、カラヤン指揮ドボルザーク交響曲第7番第9番LP時代に録音発売されていた演奏が見直され、再発売されています。ハイレゾでも発売され、しかもDSDに編集されています。聴いてみると、立体感が良く出ているように感じました。ベーム指揮ウィーンフィルドボルザーク交響曲第9番「新世界」録音1978年DSD2.8MHz/1bite-onkyoから購入落ち着いた堅実な演奏です。華やかさはありません。有名な第2楽章も確実、正確に演奏されていて、気楽に聴くには厳しいかもしれません。録音は良いと聴きました。良く広がり臨場感が感じられます。次に同じドボルザークの交響曲ですが、第7番を、若い頃のカラヤンが同じウィーンフィルを指揮した録音を聴きました。録音1959年DSD2.8MHz/1bite-onkyoから...ハイレゾ配信で聴くベーム、カラヤン指揮ドボルザーク交響曲

  • ボストン交響楽団を聴きました 「皇帝」「革命」

    ボストン交響楽団を聴く皇帝・革命アンドリス・ネルソンス指揮ボストン交響楽団ピアノ内田光子ベートーヴェンピアノ協奏曲第5番「皇帝」ショスタコーヴィチ交響曲第5番「革命」2022年11月14日サントリーホール始めはベートーヴェンピアノ協奏曲第5番「皇帝」ピアノを内田光子さんが弾きました。サントリーホールが開場した時の記念公演で、内田さんの弾き語りで、モーツァルトのピアノ協奏曲全曲が演奏されました。その一夜を聴いてから筆者は内田光子さんのファンになりました。リサイタル、CD、VD、ハイレゾと聴いてきました。昨年の来日公演がコロナのため中止となりました。チケットを買っていたのに残念。今夜、長年の夢、内田光子さんのピアノ演奏が聴けました。ネルソンス指揮ボストン交響楽団との共演で、ベートーヴェンピアノ協奏曲第5番「皇...ボストン交響楽団を聴きました「皇帝」「革命」

  • コンサートホールで聴いた パリ管弦楽団・マイスキー

    久しぶりにコンサートホールで実演を聴くことが出来ました。愛知県芸術劇場コンサートホール10月20日パリ管弦楽団指揮クラウス・マケラピアノアリス=紗良・オット鮮明で華麗な音が聞けました。さすがパリ管という感じでした。指揮のマケラは若く長身、さっそうと指揮しました。最初はドビュッシー交響詩(海)。昔のどちらかというと幻想的な演奏と異なり、鮮やかに現在を表現すると聴きました。2曲目はラヴェルのピアノ協奏曲。オットは鮮やかに弾きますが、オーケストラの中にピアノが溶け込んだ感じ、頭に残るピアノの響きが邪魔をしました。3曲目はストラヴィンスキー「火の鳥」鮮やかにオーケストラが響き渡りました。舞曲風に歌うのではなく、管弦楽曲として豪華に演奏されました。11月2日ミッシャ・マイスキーチェロ独奏バッハ無伴奏チェロ組曲第1番...コンサートホールで聴いたパリ管弦楽団・マイスキー

  • ハイレゾ配信で聴く カラヤン指揮ウィーンフィル モーツァルト交響曲第40番、41番

    カラヤン指揮ウィーンフィル演奏のモーツァルト交響曲第40番41番カラヤン指揮のモーツァルト交響曲は、ベルリンフィルとの演奏が定評のある録音ですが、ウィーンフィルとの録音もあり、ハイレゾで発売されたので聞いてみました。モーツァルトの後期交響曲はベーム指揮ベルリンフィルの録音が高く評価されていますが、私にとっては少し重く感じられていました。若い頃アンチ・カラヤンだった私も最近になって、カラヤンの演奏を聴くようになってきました。今度聴いたモーツァルトの交響曲第40番と41番は、DECAAが70周年記念として録音したウィーンフィルとの演奏です。録音は1959年と思われます。LPでの発売ですがCDでの発売もあります。カラヤン指揮ウィーン・フィルハーモニーモーツァルト交響曲第40番、41番DSD2.8MHz/1bit...ハイレゾ配信で聴くカラヤン指揮ウィーンフィルモーツァルト交響曲第40番、41番

  • ハイレゾ配信で聴く エマール(P) バッハ 平均律クラヴィーア曲集第1巻

    J.S.バッハ平均律クラヴィーア曲集第1巻ピアノピエール=ロラン・エマール録音2014年3月ベルリンflac96kHz/24bite-onkyoからピアニストピエール=ロラン・エマールが弾いたバッハの平均律クラヴィーア曲集第1巻がハイレゾで発売されていたので聞いてみました。この曲は多数の人が弾いていて、それぞれに特徴があって興味を惹きます。以前はバッハの曲は厳しく弾くことが多かったように思いますが、近代、優しく穏やかに弾かれることも多くなったようになりました。主に近現代の曲を弾いていたエマールがどう弾くか、興味を持って聴き始めました。第1曲は聴きなれた曲です。ゆっくりと穏やかに始まりました。そのまま心を落ち着かせるように美しく優しく続きます。私は聴きなれたこの曲がこんなに心に響いたのは始めてのように聴き入...ハイレゾ配信で聴くエマール(P)バッハ平均律クラヴィーア曲集第1巻

  • ハイレゾ配信で聴く ワンダ・ランドフスカ ビアノ演奏

    ハイレゾ配信で聴くワンダ・ランドフスカピアノ演奏チェンバロのバッハ演奏で著名だったワンダ・ランドフスカにピアノ演奏の録音が残されていて、「偉大なる女性ピアニストワンダ・ランドフスカ」とのタイトルで、ハイレゾ配信で発売されたので、懐かしく聞いてみました。ピアニストとして登場した彼女は、現代のチェンバロを作りだし演奏し、バッハのピアノ曲はチェンバロ演奏でなければ本物ではないというほどの時代を作りました。古楽器演奏の先駆けとなったのでした。私は彼女のチェンバロ演奏のレコードをあまり聞いてはいませんが、一時期、著名だったことは良く覚えています。ピアノ演奏は極く少ないと承知していますが、その少ない録音です。曲目は1.モーツァルトピアノ・ソナタ第17番K.570:2.ヨーゼフ・ランナーランドフスカ編曲ウィンナ・ワルツ...ハイレゾ配信で聴くワンダ・ランドフスカビアノ演奏

  • ハイレゾ配信で聴く シュヒター指揮 N響 ブラームス 交響曲第1番

    ハイレゾ配信で聴くNHK交響楽団シュヒター指揮ブラームス交響曲第一番1959年にN響の音楽監督に就任し、N響を一流のオーケストラに育てたとされる、ヴィルヘルム・シュヒター(1911~1974)が指揮したブラームス交響曲第一番がハイレゾで発売されたので聞きました。ブラームス交響曲第一番指揮ウィルヘルム・シュヒターNHK交響楽団1962年演奏、録音WAV192kHz/24bite-onkyoから購入今から30年前、60歳の頃聴いていた演奏なので、懐かしく思い購入して聴きました。地方に住んでいますので生の演奏を聞いたことは無かったかと思います。ラジオで聞いていたと思います。時にはテレビ放送も見たと思います。このブラームスの演奏は率直で余分な感情を入れず、厳粛に進むと感じました。面白さは少ないかと思いますが、この...ハイレゾ配信で聴くシュヒター指揮N響ブラームス交響曲第1番

  • ハイレゾ配信で聴く デュ・プレ(チェロ) ベートーヴェン チェロソナタ

    ハイレゾ配信で聴くデュ・プレベートーヴェンチェロ作品集往年の名演奏デュ・プレとバレンボイムの演奏したベートーヴェンチェロソナタなどチェロの作品集がハイレゾで発売されていたので聴きました。エディンバラでのベートーヴェン作品の名演、1970年録音ベートーヴェン:チェロ・ソナタ第1番ヘ長調Op.5-1チェロ・ソナタ第2番ト短調Op.5-2チェロ・ソナタ第3番イ長調Op.69チェロ・ソナタ第4番ハ長調Op.102-1チェロ・ソナタ第5番ニ長調Op.102-2ヘンデルの「マカベウスのユダ」の主題による12の変奏曲WoO.45モーツァルトの「魔笛」の主題による7つの変奏曲WoO.46モーツァルトの「魔笛」の主題による12の変奏曲Op.66[演奏]ジャクリーヌ・デュ・プレ(チェロ)ダニエル・バレンボイム(ピアノ)[録音...ハイレゾ配信で聴くデュ・プレ(チェロ)ベートーヴェンチェロソナタ

  • ハイレゾ配信で聴く イングリッド・ヘブラー モーツアルト ピアノ・ソナタ

    ハイレゾ配信で聴くイングリッド・ヘブラーモーツアルトピアノ・ソナタ久しぶりにe-onkyoのカタログを見ていたら、イングリッド・ヘブラーの弾いたモーツアルトのピアノ・ソナタが見つかりました。昔聴いたなと懐かしく、購入して聴きました。ピアノ・ソナタ第8(9)番イ短調K.310ピアノ・ソナタ第15(16)番ハ長調K.545ピアノ・ソナタ第11番イ長調K.331(300i)《トルコ行進曲つき》録音1986、1991年本作品は「44.1kHz、16bit」のオリジナルマスター音源を、日本コロムビアが独自に開発した”ORTマスタリング”技術を用いてリマスタリングし、「96kHz、24bit」音源で配信しているとのことです。ヘブラーの演奏は穏やかで、誇張が無く、素直で、心地よく聴くことが出来ました。節度のある表現で自然に流...ハイレゾ配信で聴くイングリッド・ヘブラーモーツアルトピアノ・ソナタ

  • ハイレゾ配信で聴く 「展覧会の絵」 N響

    ハイレゾ配信で聴く展覧会の絵NHK交響楽団NHK交響楽団の首席指揮者パーヴォ・ヤルヴィとN響の演奏で、ムソルグスキーの「展覧会の絵」と「はげ山の一夜」を聴きました。DSF2.8MHz/1bite-onkyoからラヴェル編曲の「展覧会の絵」良い演奏・良い録音が第一印象です。スッキリとして居て、しかも厳しさも感じられる演奏でした。豪快な面もありますが、むしろ整然と緻密に演奏されていると思いました。普段あまり聴かない曲ですが、興味を持って聴くことが出来ました。「はげ山の一夜」は原典版を使用、厳しさを感じます。録音も良く弦も管もはっきりと聞こえます。定位も充分。音場感も聞こえるのはDSD録音の恩恵でしょうか。ハイレゾ配信で聴く「展覧会の絵」N響

  • ハイレゾ配信で聴く ブラームス ピアノ協奏曲

    ハイレゾ配信で聴くブラームスピアノ協奏曲第1番、第2番ブラームスのピアノ協奏曲、二曲を聴きました。ピアノをダニエル・バレンボイム、指揮はグスターボ・ドゥダメル。オーケストラがシュターツカペレ・ベルリン2014年9月のライブ録音flac96kHz/24bite-onkyoから購入先ず第2番から聴きました。ゆっくりしたテンポで始まります。とても丁寧に演奏されています。有名な第3楽章のチェロ独奏、歌うようにというよりも語るようにと言える位ゆっくりと目立たず演奏されています。バレンボイムのゆっくりしたテンポに若い指揮者ドゥダメルは慎重に応じて指揮しています。オーケストラも良く就いています。第1番も同じような印象でした。録音は音量が低く、ボリュームを上げる必要を感じました。鮮明度がやや不足の感じで聞きました。ハイレゾ配信で聴くブラームスピアノ協奏曲

  • ハイレゾ配信で聴く ショスタコーヴィチ ピアノ協奏曲

    ハイレゾで聴くショスタコーヴィチピアノ協奏曲第1番、第2番久しぶりにショスタコーヴィチを聴きました。ピアノ協奏曲です。第1番と第2番、ピアノはボリス・ギルトブルグ。彼がピアノ四重奏曲に編曲した弦楽四重奏曲第8番と第2番も録音されています。管弦楽はロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニー管弦楽団,ヴァシリー・ペトレンコ指揮ピアノボリス・ギルトブルグトランペットリーズ・オーウェンスflac96kHz/24bite-onkyoから第1番はトランペット協奏曲とも呼ばれるくらいトランペットが活躍します。活発でさっそうとした演奏が聴けます。第2楽章はワルツのリズムでひそやかに始まり、一時激しく直ぐ静かに美しく歌います。第3楽章はトランペットが鮮やかに歌います。時々聴いたことのある曲で楽しく聴くことが出来ました。録音も鮮明で...ハイレゾ配信で聴くショスタコーヴィチピアノ協奏曲

  • SPレコードを手回し蓄音機で聴く

    SPレコードを手回し蓄音機で聴く新装なった豊橋「まちなか図書館」でSPレコード鑑賞会が開かれました。元商工会議所会頭の故神野太郎氏が寄贈され、豊橋中央図書館に収蔵されているSPレコードを聴く催しです。今まで中央図書館の部屋で開催されていましたが、今回は「まちなか図書館」の中央ステップ階段を利用していました。図書館の2階と3階を繋ぐ開放的な空間です使用する蓄音機は市在住の愛好家S氏の所蔵する英国グラモフォン社製HMV1631928年製の手巻き蓄音機です。操作も解説もS氏によって行われました。中央階段ステップは音の響きが良く、マイクを使わずにお話が聞けます。今回はSPレコード初期の録音を聴く会でした。電気録音が始まる前の完全アナログの時代です。始めに大テノール歌手、エンリコ・カルーソーのアリア、声が聞こえるや否や、...SPレコードを手回し蓄音機で聴く

  • CD,BD,ハイレゾで聴く ベートーヴェン ピアノ協奏曲 第5番「皇帝」

    明けましておめでとうございます。新型コロナの流行が早く治まりますように。良き年でありますように。一年の始めは、ウィーンフィルのニューイア・コンサートを聴きました。昨年は聴集を入れない無観客での演奏・放送でしたが、今年は観客を入れての演奏となりました。矢張り観客が居た方が良いですね。ウィーンフィルのメンバーにも余裕が感じられ、緊張感の中にも楽しんで演奏する姿を感じました。又、音響にも膨らみが感じられました。最近オーディオでの聴き始めは、ベートーヴェンのピアノ協奏曲第5番「皇帝」を聴くことが多くなりました。今年はブルーレイ・ディスクで、内田光子のピアノ、ラトル指揮ベルリンフィルの演奏の画像を見て聴くことにしました。今まで画像を見ることは少なかったのですが、ニューイアコンサートを見たので、「皇帝」も見ることにしました...CD,BD,ハイレゾで聴くベートーヴェンピアノ協奏曲第5番「皇帝」

  • ハイレゾ配信で聴く ブルックナー交響曲第4番「ロマンティック」

    ハイレゾで聴くブルックナー交響曲第4番「ロマンティック」ブルックナーの交響曲を聞き出したのは高齢になってからでした。ハイレゾを聞き出してからも、沢山の曲をダウロードしています。特に第4番「ロマンティック」は4曲もありました。何時の間にか増えていてびっくりしました。ハイティンク指揮がロンドン交響楽団とのライヴです。ハイティンク指揮は、ウィーンフィル演奏のCDもあり愛聴しています。ロイヤル・コンツェルトヘボウをヤンソンスが指揮したハイレゾがあります。昔から敬愛しているブルノ・ワルターが指揮しているこの曲も配信されたので、早速購入しました。大事な録音がもう一つ、ティーレマン指揮、ウィーンフィルの演奏です。聞き比べてみました。ハイレゾを聞き始めた頃に聞いたのは、ロンドン交響楽団演奏のハイティンク指揮がありました。演奏は...ハイレゾ配信で聴くブルックナー交響曲第4番「ロマンティック」

  • ハイレゾ配信で聴く 聴力障害 軽快の兆し

    ハイレゾ配信で聴く聴力障害やや軽快の兆し旧CDプレーヤーで聴いてみて、比較的楽しく聴けていました。弦楽合奏の時に濁った音が聞こえて困っていたのですが、その濁り・歪みが少なくなったと感じたのです。高音が聞こえないのは止むを得ませんが、綺麗に聞こえるのは自分にとっては貴重です。ハイレゾも聴いてみました。先ずは内田光子のピアノ、指揮、クリーヴランド管弦楽団演奏のモーツアルトのピアノ協奏曲第19番K.459を聴きました。聴き慣れた曲なので試聴には最適かと。弦楽合奏が歪みなく綺麗に聞こえました。管も綺麗です。ピアノは鮮やかです。久しぶりに綺麗な曲だなと楽しく聴くことが出来ました。続いてブレンデルのピアノ、スコットランド室内管弦楽団演奏のモーツアルトのピアノ協奏曲第9番K.271。ポリーニのピアノ、ベーム指揮ウィーンフィル...ハイレゾ配信で聴く聴力障害軽快の兆し

  • 旧CDプレーヤーで聴く クラシック音楽CD

    旧CDプレーヤーで聴くクラシック音楽CD最近になって音の聴き難さが強まりました。91歳になって暫くして聞こえる音に歪みを感じるようになりました。難聴や高音の聴力の低下はありましたが、音楽を聴くのに支障は感じませんでした。しかし音に歪みを感じると、音の美しさが聞こえなくなります。音楽の楽しさが減ってしまうのです。ヴァイオリンの音は聞こえ難くなっていましたが、加えて今まで綺麗に聞こえていた、オーケストラの合奏が綺麗に聞こえません。ピアノの音は何とか聞こえます。その為ピアノの曲を聴くことが多くなりました。ハイレゾやSACDでクラシック音楽を聴く機会も減りました。これも高齢のための障害でしょうから止むを得ません。若い内に充分楽しんでおくことが大事と思います。少しでも聞き易くなる方法は無いものかと考え、CDプレーヤーを以...旧CDプレーヤーで聴くクラシック音楽CD

  • 演奏会・ ハイ/C・CD で聴く ウィーンフィルハーモニー管弦楽団

    ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団を聴くウィーン・フィルハーモニー管弦楽団名古屋公演の演奏会を聴くことが出来ました。コロナ感染が少し落ち着いたので10日ほど前に予約状況を見ると、まだ空席があったのでチケットを取ることが出来ました。当日の会場は満席でした。指揮はリッカルド・ムーティ、曲目はモーツアルトの交響曲第38番「ハフナー」、シューベルトの交響曲8番「グレイト」でした。私の聴力は最近調子が悪く、音響の良さを充分に聴くことが出来ないのが残念でしたが、演奏は熱演でした。私の此の曲に持っているイメージとは異なりましたが、指揮者や楽団員の熱烈な演奏に感銘を受けました。アンコールのヨハンシュトラウス「皇帝円舞曲」をこんなにテンポ早く勇壮に演奏するのを聴いたことはありません。帰宅後、翌日、モーツアルトの交響曲第38番「ハ...演奏会・ハイ/C・CDで聴くウィーンフィルハーモニー管弦楽団

  • 名指揮者 ハイティンクさん 逝く

    名指揮者ハイティンクさんが亡くなりました。92歳でした。指揮者ハイティンクは以前から大好きで、若くしてアムステルダム・コンツェルトヘボウの首席指揮者になった、初来日の時からファンになりました。当時首席指揮者としては若過ぎると不安視する人もあったと聞いておりました。しかし立派な指揮でした。ドボルザークの交響曲「新世界」を聴きました。当時私は此の曲を聞き流しており、始めて真剣に聴きました。そしてこの曲の良さを教えてもらいました。以後ファンとなり続いています。録音は沢山あります。マーラーやブルックナーを振った多くの録音は名盤とされています。ブルックナーの第4番「ロマンティック」はウィーンフィルとのCDを愛聴しています。ハイレゾ配信でも聴くことが出来ます。マーラーの交響曲第4番、ロンドン交響楽団を振った録音もありますが...名指揮者ハイティンクさん逝く

  • 村上春樹氏 「古くて素敵なクラシック・レコードたち」 を読んで Ⅱ

    村上春樹氏「古くて素敵なクラシック・レコードたち」を読んでⅡ村上春樹氏はレコードジャケットについて興味をお持ちのようで、本著にも同氏によるレコードの評価と共にレコードジャケットがカラーで紹介されています。どちらかと言えばジャケットの方に重きが置かれているようです。確かに綺麗だし記念的価値もありそうです。只、私はジャケットに全く興味が無く、裏の解説もあまり詳しく読んではおりませんでした。唯一心に残るジャケットは、アメリカのRCAから発売されていた、ソリア・シリーズという泰西の名画を添えたカートンに入れた名曲名盤集の中で、シューベルトの「美しい水車小屋の少女」を若い頃のフィッシャーディースカウが歌った1枚と、ベートーヴェンのピアノ協奏曲第5番「皇帝」をフィッシャーのピアノ、フルトヴェングラー指揮の1枚の2枚です。私...村上春樹氏「古くて素敵なクラシック・レコードたち」を読んでⅡ

  • 村上春樹氏 「古くて素敵なクラシック・レコードたち」を読んで

    村上春樹氏は人気作家で知られています。氏はジャズ・マニアとして有名だそうですが、クラシック音楽にも造詣が深く「古くて素敵なクラシック・レコードたち」という本を出版されました。新聞紙上で紹介されて知り、早速購入して読んでみました。読んでみて氏がクラシック音楽にも大変造詣が深く、古典から現代音楽にわたり広く聴いておられることに感心しました。此の本に掲載されている、氏が集めて聴いておられるレコードはステレオ録音になる前のLPレコードが中心になっているようです。ステレオLPもCDも登場しますが。此の時代に私もクラシック音楽を聴き始め、LPレコードを買い始めました。当時月給が2~3万円の時、LPレコードは2千円前後でしたから、とても高く中々購入することは困難でした。ステレオLPが発売される頃になって、収入も上がり何とか少...村上春樹氏「古くて素敵なクラシック・レコードたち」を読んで

  • ハイレゾ配信で聴く ベーム指揮 モーツアルト 管楽器協奏曲集

    ハイレゾ配信で聴くカール・ベーム指揮ウィーン・フィルモーツァルト管楽器のための協奏曲集DSF2.8MHz/1bitで配信されたので聞きました。e-onkyoからダウンロード曲目はFluteConcertoNo.1inGMajor,K.313OboeConcertoinCMajor,K.314ClarinetConcertoinAMajor,K.622ConcertoforFlute,Harp,andOrchestrainCMajor,K.299SinfoniaconcertanteForOboe,Clarinet,Horn,BassoonAndOrchestra,inE-FlatMajor,K.297bHornConcertoNo.1inDMajor,K.386b(K.412&514)HornConcertoN...ハイレゾ配信で聴くベーム指揮モーツアルト管楽器協奏曲集

  • LP,CD,ハイレゾ で聴く ピアノ協奏曲

    LP,CD,ハイレゾで聴くピアノ協奏曲久しぶりに、友と音楽鑑賞の時を得ました。真剣に且つ楽しく聴くことが出来ました。始めに、友が聞いたことが無いだろうと思われるLPステレオ・レコードを聴きました。モーツァルトのピアノ協奏曲第27番K.595を、エミール・ギレリスのピアノ、カール・ベーム指揮、ウィーン・フィルの演奏です。小生が大事に残したLPの1枚です。弦楽合奏の序奏が静かに、しかし艶やかに始まります。繊細で鮮明な音が響きます。次いでピアノが美しく入ってきます。テンポが優しく艶やかで私は大好きです。ウイーン・フィルの合奏も綺麗です。LPステレオの音ってこんなに綺麗だったかと再認識します。友も感激して聴き入りました。演奏も録音も素晴らしいと思います。最後まで聴き入りました。ピアノの音は、やや繊細に過ぎるか、ダイナミ...LP,CD,ハイレゾで聴くピアノ協奏曲

  • ハイレゾ配信で聴く クルレンツィス指揮 ベートーヴェン 交響曲 第7番

    ハイレゾ配信で聴くクルレンツィス指揮ムジカエテルナベートーヴェン交響曲第7番ベートーヴェン生誕250周年を記念して録音され、2020年4月に発売された交響曲第5番、テオドール・クルレンツィス指揮ムジカエテルナの演奏は評価が高ったと言われているようです。今回第7番がハイレゾ配信でも発売されたので聴いてみました。テオドール・クルレンツィス指揮ムジカエテルナ録音:2018年コンツェルトハウス、ウィーンflac96kHz/24bite-onkyoから購入、ダウンロード古楽器による演奏には、親しみを感じるほどに多くは聞いていない小生にとって、どう捉えられるか、心配しながら聴き始めました。俊敏、活発なリズムとテンポで演奏され、躍動的に進みます。しかし心地良さを感じさせてくれました。この交響曲の舞踏な要素と上手くマッチしてい...ハイレゾ配信で聴くクルレンツィス指揮ベートーヴェン交響曲第7番

  • 高齢とクラシック音楽鑑賞

    高齢と音楽鑑賞私は90歳を過ぎた高齢のクラシック音楽愛好家です。最近加齢と共に聴力が落ちることが心配だと書かれている記事を見ましたので、私の経験をお伝えしておきます。高齢になると聴力の衰えは現実止むを得ません。特に高音部が聞こえ難くなります。私の場合75歳を過ぎると高音部が聞こえ難くなり、ヴァイオリンの倍音が聴こえなくなりました。7キロヘルツは僅かに聴こえるかどうか。80歳を過ぎると、殆ど聴こえませんので、好きだったヴァイオリンや弦楽四重奏を聴く機会が減り、ピアノかチェロを聴く機会が増えてきました。ボリュームも大きくしています。しかし音楽が聴けないことはありません。スピーカーの音色の変化も分かりますし、アンプを変えても変化は分かります。90歳近くになって、20年使ってきたオーディオ・システムを最近の機器に変えて...高齢とクラシック音楽鑑賞

  • ハイレゾ配信で聴く メジューエワ (P) モーツァルト作品集

    ハイレゾ配信で聴くメジューエワ(P)モーツァルト作品集前回のメジューエワ・プレイズ・ベーゼンドルファーに次いでモーツァルト作品集を聴きました。ピアノ・ソナタ第16(15)番ハ長調K.545ロンドイ短調K.511ピアノ・ソナタ第11番イ長調K.331(300i)「トルコ行進曲付き」アダージョロ短調K.540ロンドニ長調K.485【録音】2020年9月16日~17日、新川文化ホール(富山県魚津市)【使用ピアノ】1922年製ニューヨーク・スタインウェイ(日本ピアノサービス株式会社所有)「モーツァルト特有の天国的な美しさから戦慄を覚えるような神秘性までを見事に表出した演奏は、聴けば聴くほど魅力的です。ナチュラルなワンポイント録音でお楽しみください。」とは録音者の言葉です。私の印象は、清純無垢の演奏と聴きました。彼女が年...ハイレゾ配信で聴くメジューエワ(P)モーツァルト作品集

  • ハイレゾ配信で聴く DSD11.2MHz [マルチミックス] メジューエワ・プレイズ・ベーゼンドルファー

    ハイレゾ配信で聴くDSD11.2MHz[マルチミックス]メジューエワ・プレイズ・ベーゼンドルファーDSD11.2MHzの音を聞いてみたくて、DSD11.2MHz[マルチミックス]メジューエワ・プレイズ・ベーゼンドルファーをダウンロードしました。録音は後述することにして、先ずは演奏から。オーディオシステムは音を聞くために有るのではなく、音楽を聴くために有るというのが私の立場です。メジューエワの弾くピアノ演奏を聴きましょう。始めにベートーヴェンのピアノ・ソナタ第17番ニ短調Op.31-2「テンペスト」ゆっくりしたテンポで始まります。清純な美しい演奏と感じます。落ち着いて確実に進みます。荒々しさが欲しいようにも思えますが、綺麗です。気持ちよく聴けます。続いてシューベルトの即興曲変イ長調Op.142-2に自然に移る感じ...ハイレゾ配信で聴くDSD11.2MHz[マルチミックス]メジューエワ・プレイズ・ベーゼンドルファー

  • ハイレゾ配信で聴く 五嶋みどり ベートーヴェン ヴァイオリン協奏曲

    ハイレゾ配信で聴く五嶋みどりベートーヴェンヴァイオリン協奏曲五嶋みどりの弾くベートーヴェンヴァイオリン協奏曲作品61を聴きました。昨年、新型コロナ感染が広がった頃、ルツェルン祝祭弦楽合奏団と共演した本録音は、公演と世界ツアーがキャンセルを余儀なくされた直後2020年3月にスイスで行われました。録音だけが許可されて無観客で録音されました。「ベートーヴェンがどれほど多くの問題に毅然と立ち向う強い信念と道徳心、自制心の持ち主であり続けられたか、と思いをはせる時、彼は自身の生き方から、如何なる人間にも最高峰を目指し達成しようとするならば、前途に立ちはだかる途方もない困難や葛藤にも勝る自制心を持続する潜在能力があると教えました。彼の薫陶が今日の私の音楽家としての立ち位置を明確に見定める指針となったことに感謝しています。」...ハイレゾ配信で聴く五嶋みどりベートーヴェンヴァイオリン協奏曲

  • オリンピカ・ノバⅠ を聴く 私見

    ソナス・ファーベルオリンピカ・ノバⅠを聴く私見最近のオーディオ・システムを聴いての印象を纏めてみます。あくまで私の独断と偏見で感じた印象であることをお断りしておきます。モーツアルトのピアノ協奏曲を気持ち良く聴けるように、オーディオ・システムを整えたのは約20年前になります。スピーカーはスイス製アンサンブル、アンプはゴールドムンドのプリメインから、ミメイシス27プリ、28メインアンプに変えて聴いていました。当時のゴールドムンドの音は、国産のアンプに比べると、独特の精緻な表現を出していたと思っています。最近になってアンプの調子が悪くなってきました。修理するとモジュールの取り換えで、かなりの出費になります。その費用を考えると、最近評判の良い新しいシステムを聴いてみようと考えるに至りました。スピーカーはイタリア製のソナ...オリンピカ・ノバⅠを聴く私見

  • ハイレゾ配信で聴く 若い頃のベートーヴェンの作品 Ⅱ

    ハイレゾ配信で聴く初期のベートーヴェンⅡ瀬尾和紀が吹くベートーヴェンの「フルートのための作品集」第2集を聴きました。アルバムのメインは1796年頃に作曲された「セレナーデOp.41」で、本来はフルートとヴァイオリン、ヴィオラのために書かれた作品です。10代のベートーヴェンが書いたピアノ三重奏曲も各楽器が活躍する意欲的な作品。また、フルート・ソナタ変ロ長調はベートーヴェンの作品であるかは不明だそうです。ベートーヴェン:セレナードニ長調Op.41フルート・ソナタ変ロ長調Anh.4ピアノ三重奏曲ト長調WoO.37瀬尾和紀フルート、児玉光生バスーン、上野真ピアノ。flac96kHz/24bit若い頃のベートーヴェンの作品。明るく、爽やかで活発で綺麗です。鮮やかに演奏されていて楽しく聴くことが出来ました。時には初期のベー...ハイレゾ配信で聴く若い頃のベートーヴェンの作品Ⅱ

  • ハイレゾ配信で聴く 再聴 ヘンデル ベルリン古楽アカデミー

    ハイレゾ配信で聴くヘンデル再聴ベルリン古楽アカデミースピーカーシステムを新しくしてから、ヘンデルの合奏協奏曲を聴き直してみました。ベルリン古楽アカデミー演奏のハイレゾを。弦楽合奏の音を聞いた時、艶やかで倍音に飛んだ美しい音が聞こえて驚きました。古楽器がこんなに豊かで美しい響きを出すとは思っていませんでした。始めて聞いた時の印象は、2020年10月2日の記事に記したとおり、私にとって芳しい印象ではありませんでした。しかし今回スピーカーを変えてから、再び聞いてみると、全く変わりました。美しく鮮やかな響きです。鮮明で颯爽と歌っています。いい曲だな、いい演奏だな、と聞き惚れました。第5番第5楽章など、活発で美しく鮮やかと印象に残りました。録音も良く鮮明で音場感も充分に聞こえます。ゲオルク・フリードリヒ・ヘンデル(168...ハイレゾ配信で聴く再聴ヘンデルベルリン古楽アカデミー

  • 新スピーカーシステムで聴く モーツアルトのピアノ協奏曲 Ⅲ

    新スピーカー・システムで聴くモーツアルトのピアノ協奏曲Ⅲ最近再聴しているモーツアルトのピアノ協奏曲次は、マウリツィオ・ポリーニです。始めにCDで、ポリーニ演奏の弾き語りです。オーケストラはウィーン・フィルハーモニー管弦楽団。録音2005年5月、2007年6月。ライヴ。ウィーン。第17番K.453と第21番K.467、第12番K.414と第24番K.491の2枚をCDで聴きました。ウィーン・フィルの穏やかながら颯爽とした序奏に続き、確かな響きをもってポリーニのピアノが入ってきます。整然としながら美しい演奏が続きます。録音も良く、鮮明で、流麗なウィーン・フィルの豊かな響きを聴くことが出来ました。ハイレゾでは若い頃の録音で、ベーム指揮、ウィーン・フィルとの協演で、第23K.488、第19番K.459を聴くことが出来ま...新スピーカーシステムで聴くモーツアルトのピアノ協奏曲Ⅲ

  • 新スピーカーシステムで聴く モーツアルトのピアノ協奏曲 Ⅱ

    新スピーカー・システムで聴くハイレゾ・CDモーツアルトのピアノ協奏曲Ⅱ次に聴くのはブレンデル(P)演奏のモーツアルトのピアノ協奏曲です。以前からネヴィル・マリナー指揮、アカデミー室内管弦楽団との共演のCDを全集で求め、よく聴いていました。今聴いても良い演奏が揃い、録音も先ず先ず良く、良い全曲集だと思います。CDになる以前にLPで発売されていました。第23番K.488のLPがあり、気に入って残していたのを思い出し聴いてみました。プレーヤーはビクターQL-V1、カートリッジはベンツマイクロのリファレンス、フォノアンプはシェルター216で昔のままです。レコードを載せ、針を下ろして音が出ると、とても微細な緻密な美しい音に驚きました。弦も管も非常に繊細な美音を聴かせます、ピアノの音はやや弱いかな、全体とすると細やかな美し...新スピーカーシステムで聴くモーツアルトのピアノ協奏曲Ⅱ

  • 新スピーカー・システムで聴く モーツアルトのピアノ協奏曲

    新スピーカー・システムで聴くハイレゾ・CDモーツアルトのピアノ協奏曲Ⅰスピーカーをソナス・ファーベルオリンピカ・ノバⅠに変えてから、再びモーツアルトのピアノ協奏曲を聴き直しています。プリメイン・アンプはPM-12、SACDプレーヤーはSA-12です。スピーカーを変えてから、CDの音が一段と良くなって聞こえるようになりました。始めに、内田光子さんのピアノ、クリーヴランド管弦楽団の録音。指揮も内田さんで弾き語りです。第20番K466から聴きました。気持ちのこもった充実した演奏です。カデンツァを長めに弾いているのは内田さんの気持ちの入れ具合の大きさでしょうか。グラミー賞受賞の第24番K491も聴きました。少しゆっくり目で丁寧に弾かれ、美しいピアノの音色、タッチが良く聞こえます。第23番K488も綺麗な演奏です。録音も...新スピーカー・システムで聴くモーツアルトのピアノ協奏曲

  • ハイレゾ配信で聴く 若い頃のベートーヴェンの曲

    ハイレゾ配信で聴く初期のベートーヴェン正月には、若い頃はベートーヴェンの交響曲第5番「運命」を良く聴いていました。最近では、モーツアルトのピアノ協奏曲を聴くことが多くなっていました。今年はベートーヴェンですが、若い頃の作品を、ハイレゾ配信でダウンロードして聴きました。flac96kHz/24bite-onkyoからベートーヴェン「フルートのための作品集第1集」パトリック・ガロワ(フルート),瀬尾和紀(フルート),児玉光生(バスーン)ベートーヴェン3つの二重奏曲もともとはクラリネットとファゴットのために書かれていますが、様々な楽器に置き換えられることも多く、このアルバムではフルートとファゴットが実にのどかな世界を描き出しています。セレナードニ長調Op.25–フルートとヴァイオリン、ヴィオラという珍しい編成による7...ハイレゾ配信で聴く若い頃のベートーヴェンの曲

  • 2021年 ウィーンフィル ニューイアコンサート

    今年もウィーンフィルニューイアコンサートを聴けました。明けましておめでとうございます。新型コロナ過の中、多くのコンサートが中止される時に、恒例のウィーンフィルのニューイアコンサートが無観客という状況ですが、演奏されました。例年通り全世界に向けて生中継で放送されました。無観客なので。オンライン鑑賞、オンライン拍手という方法でホール、ウィーンフィルと観衆が結ばれるという手法は良かったと思われます。始めテレビで見た時には、人の居ない客席に違和感を感じましたが、聴き進む中に慣れ、ホールの音が素直に聞こえるという感じになってきました。録画してブルーレイに移し、OPPO105プレーヤーで、オーディオシステムで再生すると本格的な音で聞くことが出来るので、再視聴します。例年と違って普通の2チャンネル・ステレオなので馴染みやすい...2021年ウィーンフィルニューイアコンサート

  • 新システムで聴く CD ベートーヴェン ピアノソナタ

    新オーディオ・システムで聴くCDベートーヴェンのピアノソナタ続いてベートーヴェンのピアノソナタを聴いています。システムは新しいソナス・ファーベルのオリンピカ・ノバⅠとマランツSA12+PM12の組み合わせ。益々音が馴染んできて、楽しく聞ける時間が多くなりました。年末が近くなり気温も下がって来たので野外に出る時間が少なくなり、音楽を聴く時間も多くなってきました。モーツァルトに続いて、ベートーヴェンのピアノソナタをバックハウス演奏の全曲CDを聴きます。ステレオ録音ですが、第29番「ハンマークラフィア」はモノ録音のままです。始めに初期、中期のソナタから。SA12で聞くピアノの音は鮮明に聞こえるようになりました。バックハウスの演奏は。些かそっけないと思っていましたが、改めて聞いてみると、確実ですが滋味溢れる演奏だと思い...新システムで聴くCDベートーヴェンピアノソナタ

  • 新システムで聴く CD モーツァルト ピアノ・ソナタ

    新オーディオシステムで聴くCDモーツアルトピアノ・ソナタスピーカーをソナス・ファーベルオリンピカ・ノバⅠに変更して1ヶ月が過ぎました。購入前にオーディオ・ショップでⅢを聞いてみましたが、中低音が膨らむ感じに聞こえ、拙宅では小型のⅠの方が合うのではないかと考え、Ⅰを導入することになりました。オリンピカ・ノバⅤの評価が高いようですが、拙宅には大き過ぎるように思えました。価格の問題もありますが。アンプやプレイヤーをどうするかと考えましたが、新発売の機種も基本的な構成は同じと思われるので、そのままマランツSA-12とPM-12を使っています。中低音が引き締まり、中高音が綺麗に伸びて、定位も良く、楽しく聞こえるようになってきました。スピーカーの更新は成功したと思っています。ハイレゾに限らずCDも聞いています。SA12はC...新システムで聴くCDモーツァルトピアノ・ソナタ

  • ハイレゾ配信で聴く アシュケナージ(P 指揮) モーツアルト ピアノ協奏曲

    再びモーツアルトです。アシュケナージのピアノと指揮、NHK交響楽団との弾き語りを聴きました。モーツァルト:ピアノ協奏曲第9番変ホ長調K.271「ジュノム」ピアノ協奏曲第27番変ロ長調K.595【演奏】ウラディーミル・アシュケナージ(ピアノ・指揮)NHK交響楽団【録音】2004年10月26-27日東京音楽大学J館スタジオDSF2.8MHz/1bitflac192kHz/24bitもありますが、DSDをダウンロードしました。良い演奏、良い録音だと聴きました。第9番K.271は若々しく、爽やかで颯爽と弾かれます。NHK交響楽団も良く着けて美しい演奏だと思います。第27番K.595は落ち着いた雰囲気の中に味わいを込めた、充実した演奏が聞かれます。確実に堅実に、そして美しく響き、流れます。オーケストラも精緻に美しく、NH...ハイレゾ配信で聴くアシュケナージ(P指揮)モーツアルトピアノ協奏曲

  • ハイレゾ配信で聴く モーツァルト 協奏協奏曲 レ・ヴァン・フランセ

    ハイレゾ配信で聴くモーツァルト協奏交響曲K.298B12月の日曜日の午後、メンバーの全員がパリの超一流の管楽器奏者5人によるレ・ヴァン・フランセの演奏によるモーツァルトの協奏交響曲K.297Bを聴きました。鮮やかな管の響きがテンポ良く続きます。レ・ヴァン・フランセミュンヘンチャンバー・オーケストラ2017年4月17日~21日、ミュンヘンのバイエルン放送協会(BR)のスタジオ1で録音。flac96kHz/24bit綺麗な音がスピーカーの間前面いっぱいに拡がり、それぞれの管の分離良く、歪み無く、気持ち良い時間が流れました。演奏は素晴らしいテクニックで明瞭でどんどんと前に進み、美しい音が続きます。モーツァルトの演奏にしては明るすぎるかとも思いましたが、とにかく心地良く、こういう明るく気持ちよい演奏もありだなと聴き惚れ...ハイレゾ配信で聴くモーツァルト協奏協奏曲レ・ヴァン・フランセ

  • 再びスピーカーを換えました

    再びスピーカーを換えました約1年前オーディオシステムを換えました。最近のシステムで一応満足して聞いていましたが、最近また音楽に集中出来ない時間が増えてきました。体調も聴力の衰えも関係するでしょうし、電源の具合の良し悪しもあるでしょう。中音部の聞こえが、もう少し引き締まって欲しいと思う時間が多くなりました。そこへ登場したのが、使用中のメーカーから新しく登場したスピーカーでした。オーディオ雑誌はともかく、音楽雑誌にも良い評価だったので聞いてみることにしました。今まではトールボーイ型のソナス・ファーベルソネットⅢを使っていましたが、今回は同じソナス・ファーベルですが、製品的に一クラス上で、ブックシェルフ型のオリンピカ・ノバⅠです。以前使っていたスピーカーアンサンブルもブックシェルフ型だったので、元に戻った感じでした。...再びスピーカーを換えました

  • ハイレゾ配信で聴く リパッティ(P) グリーグ、シューマン ピアノ協奏曲

    ハイレゾ配信で聴くリパッティ(P)グリーグ、シューマンピアノ協奏曲ディヌ・リパッティ(P)の弾いたグリーグとシューマンのピアノ協奏曲は、昔から名盤と定評のある録音です。指揮は若き頃のカラヤン。私はLPを持っていませんが聞いたことはあります。最近、某著明オーディオ評論家がハイレゾ配信で発売されたのを、音も非常に良くなったと褒めていました。特にDSD11.2MHzでの音が素晴らしいと激賞されていました。オリジナル録音はグリーグが1947年、シューマンが1948年。2018年にアビイロードスタジオにてオリジナルアナログマスターテープよりDSD11.2MHz化したマスターが音源とのことです。e-onkyoからDSF11.2MHz/1bitを購入、ダウンロードして聴きました。通常のflac96kHz/24bitよりもダウ...ハイレゾ配信で聴くリパッティ(P)グリーグ、シューマンピアノ協奏曲

  • ハイレゾ配信で聴く モーツァルト 協奏交響曲 K.364

    某オーディオ評論家の推薦による、録音が良いと言われるモーツァルトのヴァイオリン独奏を伴う協奏曲を聴いてみました。オーケストラとヴァイオリン独奏とヴィオラ独奏を伴う「サンフォニー・コンツェルタントK.364」と、2つのヴァイオリンのための「コンツェルトーネK.191」演奏:カメラータ・ド・ローザンヌソリスト:ピエール・アモイヤル(ヴァイオリン)、清水祐子アモイヤル(ヴィオラ)-Tr.1-3K364ピエール・アモイヤル&尾池亜美(ヴァイオリン)、フルヴィア・マンチーニ(チェロ)、アンドレイ・チョロキアン(オーボエ)-Tr.4-6K191録音:2012年4月12-15日、音楽ホール、ラ・ショー=ド=フォン、スイスflac88.2kHz/24bite-onkyoから購入協奏交響曲K.364は協奏曲風な曲です。ヴィオラも...ハイレゾ配信で聴くモーツァルト協奏交響曲K.364

  • ハイレゾ配信で聴く ブルックナー 交響曲第8番 ティーレマン指揮 ウィーン・フィル

    ブルックナーの交響曲第8番を聴きました。ティーレマン指揮ウィーン・フィルの演奏です。ブルックナー交響曲第8番ハ短調[第2稿・ハース版]ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団指揮:クリスティアン・ティーレマンflac96kHz/24bite-onkyoから購入しダウンロードティーレマン指揮ウィーン・フィル演奏のブルックナー交響曲は、昨年第7番を愛知県芸術劇場コンサートホールで聴きました。期待していた厳しいブルックナーではなく、明るく豊麗な演奏でした。始め何か違うなと聴いていましたが、その中に美しい豊かな音に包まれて、こういうブルックナー演奏も良いかなと思えるようになりました。とても柔らかで美しい音響でした。ホールの影響もあったでしょうか。今度聴いた第8番は、それに比べると厳しさも加わっていると感じます。ゆっくりと豊か...ハイレゾ配信で聴くブルックナー交響曲第8番ティーレマン指揮ウィーン・フィル

  • ハイレゾ配信で聴く ヘンデル オルガン協奏曲 シュターツカペレ・ワイマール

    ハイレゾ配信で聴くヘンデルオルガン協奏曲ライプツィヒ・ゲルハルト教会ヘンデルのオルガン協奏曲を聴きました。ロタール・ザイファルト指揮J.E.ケラーオルガンシュターツカペレ・ワイマール録音:1975年、1976年ライプツィヒ・ゲルハルト教会flac192kHz/24bite-onkyoからオルガンの爽やかな音色が響きます、高音部が綺麗に聞こえます。続いて弦合奏が颯爽と加わります。前面一ぱいに拡がります。爽やかで鮮やかな演奏です。豪壮な感じはありません。オルガンに比べてオーケストラの音が大きいように感じました。室内楽編成だと思うのですが大きく聞こえます。親しみやすく楽しく聴くことが出来ました。録音は鮮明です。オルガンもオーケストラも一体となって、歪みなく聞こえます。音場感もあり、前面一ぱいに音が鳴り渡ります。ハイレゾ配信で聴くヘンデルオルガン協奏曲シュターツカペレ・ワイマール

  • ハイレゾ配信で聴く ヘンデル 合奏協奏曲 ベルリン古楽アカデミー

    ハイレゾ配信で聴くヘンデル合奏協奏曲第1番~第6番ベルリン古楽アカデミーヘンデルの合奏協奏曲はCDの発売直後に、トレバー・ピノック指揮、イングリッシュ・コンサートの演奏が発売され、鮮やかな演奏で愛聴していました。最近はより鮮明な古楽器での演奏が推薦されるようです。暫くぶりで「レコード芸術」誌を読んだら、「新時代の名曲、名演奏500選」という特集があって読んでみました。新しい選者は若い人が多く、選曲も大きく変わってきましたね。以前当然のように上位に並んでいた演奏が圏外に落ちているのが、とても興味深く読みました。特にバッハやヘンデルなど古典の曲に多いようでした。良い演奏かどうかは自分で聴いてみて判断しますが、最近の演奏ではこういう特集も参考になります。ヘンデルの合奏曲ではどうか、500曲には含まれていませんが、「水...ハイレゾ配信で聴くヘンデル合奏協奏曲ベルリン古楽アカデミー

  • ハイレゾ配信で聴く カラヤン指揮ベルリンフィル ベートーヴェン 交響曲全集

    ハイレゾ配信で聴くカラヤン指揮ベルリンフィルベートーヴェン交響曲全集第9番「合唱付き」は未聴90歳を過ぎて、始めてカラヤン指揮ベルリンフィルのベートーヴェン交響曲全集を聴きました。勿論個々には聴いていますが、全集を購入して聴くのは始めてです。何回も全集を録音していますが、聴いたのは61~62年録音のベートーヴェン交響曲全集です。LPの録音データからDSD化され、ハイレゾ配信されました。録音1961年、1962年録音会場イエス・キリスト教会e-onkyoから購入ダウンロードDSF2.8MHz/1bit第1番、第2番演奏は誇張が無く、厳格でも無く、しかし壮麗で好ましく聴きました。第3番「英雄」も壮麗ですが、激しくはありません。金管は鮮烈に鳴り響きますが、間に木管が美しく聴こえます。第5番「運命」も同様に壮麗に響きま...ハイレゾ配信で聴くカラヤン指揮ベルリンフィルベートーヴェン交響曲全集

  • ハイレゾ配信で聴く ホルスト「惑星」 メータ指揮

    オーディオシステムを入れ替えて大分経ちました。昔の音がどんな感じだったかと気になって、以前のスピーカーで聞いてみました。中高音が強調される感じで特徴のある音ですが、懐かしく聴きました。一般的には現在のソナスファーベルの音が好まれると思いますが、ソナスファーベルのソネットではもう少し鋭さが欲しいように思いました。時々スピーカーを入れ替えて楽しむことになりそうです。ハイレゾで、ホルスト作曲の「惑星」を聴きました。ズーミン・メータ指揮ロサンゼルス・フィルハーモニーの演奏です。1971年の録音ですが、ハイレゾ化され、音の良さもあって好評のようです。録音年:1971年4月、1977年12月録音場所:ロサンゼルス指揮者:ズービン・メータ演奏者:ロサンゼルス・マスター・コラール女声合唱団(合唱指揮:ロジェ・ワーグナー)楽団:...ハイレゾ配信で聴くホルスト「惑星」メータ指揮

  • ハイレゾ配信で聴く バッハ フランス組曲 ペライア(P)

    ハイレゾ配信で聴くバッハフランス組曲マレイ・ペライア(P)先日久しぶりに「レコード芸術」誌を購入しました。「新時代の名曲名盤500」を読んでみると、執筆者も若返り、それと共に選出される名盤が大きく変わっていました。バッハの作品を見ると平成の時代まで、ランキング上位に並んでいた名盤の多くが圏外に去るか、順位を落とし、古楽器による新しい録音が上位に進出していました。時代の流れと共に、古楽器演奏の時代になっていると感じます。昔からのクラシック音楽ファンには中々馴染めないでいます。チェンバロで演奏される曲目も、ビアノで聴く方が馴染んでいます。又ハイレゾ配信で聴ける曲目も少ないです。ハイレゾ配信e-onkyoを見ていると、ペライア(P)が弾いたバッハ作曲「フランス組曲」がありましたので購入し。ダウンロードして聴きました。...ハイレゾ配信で聴くバッハフランス組曲ペライア(P)

  • ハイレゾ配信で聴く ラトル指揮 ベルリンフィル マーラー交響曲第2番

    ハイレゾ配信で聴くラトル指揮ベルリンフィルマーラー交響曲第2番「復活」梅雨の季節、雨が続いています。豪雨災害にお見舞い申し上げます。湿度が高いためか、オーディオシステムの音が芳しくありません。暫くぶりに。ハイレゾをダウンロードしてみました。ラトル指揮ベルリンフィルマーラー交響曲第2番です。E-onkyoから購入、ダウンロードしました。今までは間もなく、DELAN100に入るのですが、今回は中々ダウンロードしてくれません。パソコンには入力出来ているのですが、iPadで見ると入っていません。パソコンを削除してダウンロードをやり直してみましたが、DELAに入りません。どうしたものかと暫く放置しました。解説書を読むと、自動ダウンロードは定期的にチェックするとあったので、翌々日に調べるとダウンロードされていました。サイモ...ハイレゾ配信で聴くラトル指揮ベルリンフィルマーラー交響曲第2番

  • SACDプレイヤーの覚醒

    SACDプレイヤーの覚醒大分以前のことになりますが、使用中のSACDプレイヤーの音質についてマランツSA-12を使い始めて暫くの間、CDの再生については満足のいく音が聞こえていました。繊細で且つ充実した音でCDには、こんなに多くの音が入っていたかと感心して聞きました。しかし期待していたSACDの再生音は残念ながら良くありませんでした。何かぼやけた感じで濁った音のように聞こえました。SACDの所有する数も少ないので、主にCDとハイレゾ音源を聞いていました。。使用開始後3ヶ月以上経ってから、久しぶりにSACDを聞いてみました。アルゲリッチ(P)アバド指揮ロンドン交響楽団演奏のショパンピアノ協奏曲第1番、(EsoterickのSACD盤)。聴き始めて10分以上経った頃、突然音が良くなりました。霞が晴れたように繊細な音...SACDプレイヤーの覚醒

  • ハイレゾ配信で聴く 東京交響楽団 サンサーンス 交響曲第3番

    ハイレゾ配信で聴く東京交響楽団サンサーンス交響曲第3番ハ短調「オルガン付き」ゴールデンウイークに入りました。新型コロナウィールスのため、外出自粛が続いています。更に約1ヶ月の延長になりました。当分遠出は出来ないでしょう。自宅で音楽を聴いたり、撮りためていたブルーレイの映像を見たりする時間が多くなりそうです。演奏会も開催出来なくなり、演奏家の方々のご心労もさぞかしの事と推察いたします。そんな中、観衆を入れずに演奏会を開き、ネットで中継する試みが広がっているようです。東京交響楽団も2020年3月8日(日)に『【観客のいない音楽会】ミューザ川崎シンフォニーホール&東京交響楽団を演奏しました。(第155回LivefromMuza)ネットで中継され、多くの人が聞いたようですが、私は知りませんでした。中継は録音セッションと...ハイレゾ配信で聴く東京交響楽団サンサーンス交響曲第3番

  • ハイレゾ配信で聴く メニューイン(V) ベートーヴェン ヴァイオリン協奏曲

    イレゾ配信で聴くメニューイン(V)フルトヴェングラー指揮ベートーヴェンヴァイオリン協奏曲ニ長調作品61戦後もっとも早く来日したのが、メニューインでした。幸いチケットを手に入れることが出来て、日比谷公会堂で聴きました。初日はリサイタルだったようですが、聴いたのは「協奏曲の夕べ」でした。始めて聴くヴァイオリンと管弦楽の音に聞きほれました。ベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲の第二楽章で突然涙が溢れてきました。どうしてだか全く分かりませんが始めての経験でした。この時の公演、吉田秀和さんは褒めておられたようですが、他の評論家の多くは不評だったと聞いています。ネットでメニューインのCDを見ていましたら、フルトヴェングラー指揮の演奏がSACDで発売されていて、「当時の演奏を聴いた人は思い出すでしょう」とコメントがありました。...ハイレゾ配信で聴くメニューイン(V)ベートーヴェンヴァイオリン協奏曲

  • ハイレゾ配信で聴く モーツアルト フルートとハープのための協奏曲

    ハイレゾ配信で聴くモーツアルトフルートとハープのための協奏曲K.299モーツアルトフルートとハープのための協奏曲を聴きたくなってCDを探しましたが、見つからず。何時か処分した中に入れてしまったようです。e-onkyoで探したら、オトマール・スウィトナー指揮の演奏が見つかりました。録音は古いですが、最新の技術で再現したと言います。オトマール・スウィトナー(指揮)シュターツカベレ・ドレスデンヨハネス・ワルター(フルート)ユッタ・ツォフ(ハープ)録音:1975年3月18~19、23日ドレスデン.ルカ教会flac192kHz/24bite-onkyoから購入演奏は堅実で落ち着いたテンポで始まります。フルートとハープも確実に入ってきます。美しく歌っていきます。カデンツァに入るとハープの音が一段と美しく聞こえました。続いて...ハイレゾ配信で聴くモーツアルトフルートとハープのための協奏曲

  • ハイレゾ配信で聴く モーツアルト フルートとハープのための協奏曲

    ハイレゾ配信で聴くモーツアルトフルートとハープのための協奏曲K.299モーツアルトフルートとハープのための協奏曲を聴きたくなってCDを探しましたが、見つからず。何時か処分した中に入れてしまったようです。e-onkyoで探したら、オトマール・スウィトナー指揮の演奏が見つかりました。録音は古いですが、最新の技術で再現したと言います。オトマール・スウィトナー(指揮)シュターツカベレ・ドレスデンヨハネス・ワルター(フルート)ユッタ・ツォフ(ハープ)録音:1975年3月18~19、23日ドレスデン.ルカ教会flac192kHz/24bite-onkyoから購入演奏は堅実で落ち着いたテンポで始まります。フルートとハープも確実に入ってきます。美しく歌っていきます。カデンツァに入るとハープの音が一段と美しく聞こえました。続いて...ハイレゾ配信で聴くモーツアルトフルートとハープのための協奏曲

  • ハイレゾ配信で聴く Rシュトラウス「ドン・キホーテ」

    ハイレゾ配信で聴くR・シュトラウス「ドン・キホーテ」以前ミシャ・マイスキーのチェロでドヴォルザークのチェロ協奏曲を聴きました。ズーミン・メータ指揮ベルリン・フィル。2002年12月のライヴです。CDで発売され好評だった演奏です。2003年度レコード・アカデミー賞受賞盤。その曲の後半にR・シュトラウスの「ドン・キホーテ」が収録されています。改めて聴き直しました。セルバンテスの名作に基づく、ドン・キホーテとサンチョ・パンサの主題に基づく変奏曲形式による「ドン・キホーテ」。メータとベルリン・フィルハーモニーという理想的なバックを得て、チェロの第一人者マイスキーが鮮やかな演奏を繰り広げています。オーケストラの整然としながら豊麗な響きの演奏が始まると、チェロの艶やかな音が加わってきます。要所要所でチェロの音が響き渡ります...ハイレゾ配信で聴くRシュトラウス「ドン・キホーテ」

  • 光回線開設 顛末記

    光回線開設顛末記永くインターネットをADSL回線で使っていました。数年前、光回線に変えようと思いましたが、警備保障の機器との関連で繋がらず、現在に至っていました。普通にインターネットを使うに不自由は感じませんでしたが、ハイレゾ配信でクラシック音楽をダウンロードするには不便です。時間がかかり、1曲数時間を必要としていました。いろいろと宣伝広告も見ながら、光回線導入を決めました。警備保障の会社と連絡し、光回線を導入することが可能になると確認し、契約をしました。この時点では、ごく簡単に考えており、光回線の会社の「今のアドレスが使えます」との説明を受けて安心していました。しかし工事の日程が決まると、別会社のプロバイダー契約書が届き、アドレスも変更されることになっていました。驚いて直ちに契約解除通知書を書いて送りました。...光回線開設顛末記

  • ハイレゾ配信で聴く ティーレマン指揮 ウィーンフィル・ニューイアコンサート

    ハイレゾ配信で聴くティーレマン指揮2019年ウィーンフィル・ニューイアコンサート昨年秋、名古屋市愛知県芸術劇場コンサートホールで、ティーレマン指揮、ウィーン・フィルの演奏を聴きました。ブルックナー交響曲第8番でした。ブルックナーの交響曲としては明るい演奏で深く心に染み入るような演奏を期待した者にとっては意外な感じでしたが、その豊麗な音には魅了されました。ホール一杯に響き渡る美しい音色。素晴らしかったです。近年、録音が良いとされるCDや配信では、直接音が多く、ホールトーンの響きはあまり感じられません。私のコンサート鑑賞の原点は、日比谷公会堂の3階天井桟敷ですし、以後もなるべく2階席で聴いてきました。今回のウィーン・フィルの演奏も2階席で聴きました。ニューイアコンサートの聞き比べでも、黄金の音と言われるムジークフェ...ハイレゾ配信で聴くティーレマン指揮ウィーンフィル・ニューイアコンサート

  • ハイレゾ・CD・思い出で で聴く 「青きドナウ」 ヨハン・シュトラウス

    ハイレゾ・CD・思い出でで聴く「青きドナウ」毎年NHKテレビ放送のウィーンフィルのニューイアコンサートを楽しみに聞いています。録画して聴くことも多いです。この時はブルーレイ・ディスクに再録画して専用の機器で再生すると、音が良く聞こえます。拙宅ではOPPOBDP-105Dを使っています。毎年CDでも発売されて聴くことが出来ます。最近では、2020年のコンサートがハイレゾでも配信され、アンドリス・ネルソン指揮の演奏と録音が好評のようです。早速ダウンロードして聴いてみました。PCM96K/24bite-onkyoからゆっくりと穏やかに始まり、次第に盛り上がっていきますが落ち着いて進みます。この落ち着いた演奏は好きです。録音も鮮明でホールの雰囲気も感じられ、自宅で聞くには良いと思いました。しかし昨年ホールで聞いた豊麗な...ハイレゾ・CD・思い出でで聴く「青きドナウ」ヨハン・シュトラウス

  • ハイレゾ・CD・思い出で で聴く 「青きドナウ」 ヨハン・シュトラウス

    ハイレゾ・CD・思い出でで聴く「青きドナウ」毎年NHKテレビ放送のウィーンフィルのニューイアコンサートを楽しみに聞いています。録画して聴くことも多いです。この時はブルーレイ・ディスクに再録画して専用の機器で再生すると、音が良く聞こえます。拙宅ではOPPOBDP-105Dを使っています。毎年CDでも発売されて聴くことが出来ます。最近では、2020年のコンサートがハイレゾでも配信され、アンドリス・ネルソン指揮の演奏と録音が好評のようです。早速ダウンロードして聴いてみました。PCM96K/24bite-onkyoからゆっくりと穏やかに始まり、次第に盛り上がっていきますが落ち着いて進みます。この落ち着いた演奏は好きです。録音も鮮明でホールの雰囲気も感じられ、自宅で聞くには良いと思いました。しかし昨年ホールで聞いた豊麗な...ハイレゾ・CD・思い出でで聴く「青きドナウ」ヨハン・シュトラウス

  • リッピングで聴く 再考

    リッピングについて再考暫くぶりでリッピングしておいた曲を聴いてみました。チャイコフスキーのピアノ協奏曲アルゲリッチのピアノ、デュトワ指揮・ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団。壮大な出だし、雄弁に演奏されています。録音も鮮明で臨場感もあり、これで良いかなと感じましたが、念のためCDで聴いてみました。そうすると何とCDの方が一層鮮明で音の広がりも良く聞こえました。内田光子のピアノ、テイト指揮イギリス室内管弦楽団のモーツアルトピアノ協奏曲でも、同様CDの方が良いように聞こえました。マランツSA12を使っているので、同じDACで聞いていることになります。以前SonicaDACで聞いていた時には、リッピングの優位性を感じていたのですが、(CDプレーヤーも違いますが)如何したことかと考えてしまいました。リッピングの時にパソ...リッピングで聴く再考

  • ハイレゾ配信とCDで聴く 内田光子(P) モーツアルト ピアノ協奏曲

    ハイレゾ配信、CDで聴く内田光子(P)モーツアルトピアノ協奏曲第18.19番、第20.21.23.24番新しいオーディオ・システムになって、内田光子さんのピアノ、クリーヴランド管弦楽団の録音を聴き直しています。指揮も内田さんで弾き語りです。CDの音が非常に良くなって聞こえるので、グラミー賞受賞の第24番K491から聴きました。少しゆっくり目で丁寧に弾かれ、美しいピアノの音色、タッチが良く聞こえます。弦の音も良く聞こえますが、少し鋭く感じられました。カデンツァを長めに弾いているのは内田さんの気持ちの入れ具合の大きさでしょうか。第23番K488も綺麗な演奏です。この後に第20番、21番が録音されました。どちらも気持ちのこもった充実した演奏で、録音も良いです。内田さんがモーツアルトの協奏曲の再録音をされたのには、前回...ハイレゾ配信とCDで聴く内田光子(P)モーツアルトピアノ協奏曲

  • アナログ JPレコードで聴く モーツアルト、ブラームス、ラヴェル

    アナログLPで聴くモーツァルト、ブラームス、ラヴェル新システムでアナログ、LPレコードを聴いてみました。アナログ・システムは今までと同じ、カートリッジはベンツマイクロリファレンス、プレーヤーはビクターQL-V1、フォノイコライザーはシェルター216です。始めにモーツアルトのピアノ協奏曲第27番K.595を。エミール・ギレリスのピアノ、ベーム指揮ウィーン・フィルで聴きました。とても繊細な音が出てきてビックリしました。中音部が弱い感じもしますが鮮明です。綺麗すぎる感じですが、いいですね。ギレリスのタッチが素晴らしい。ベームの指揮もウィーン・フィルも良く歌っています。次にブラームスのヴァイオリン協奏曲、アイザック・スターンのヴァイオリン、ロストロポーヴィチ指揮、ナショナル交響楽団で聴きました。こちらも繊細な音が聞こえ...アナログJPレコードで聴くモーツアルト、ブラームス、ラヴェル

  • オーディオシステム 再考

    オーディオシステム再考私のオーディオシステムはモーツアルトのピアノ協奏曲を心地よく聴こうと考えて、約20年前数年をかけて作りました。スイス製のアンプ、CDプレーヤー、スピーカーを揃えたので、かなりの出費となりましたが、20年使ったので1年にすると先ず先ずの額でしょうか。最近音に歪みを感じるようになったので調べてみました。するとアンプシステムに異常が認められました。スピーカーは独特の響きを持っていて気に入っていましたが、片方はコイルが飛んで修理したので万全ではありません。最新のオーディオシステムはデジタル的にはかなりの進歩があるようです。この際オーディオシステムを一新してみようと思いました。予算は前のアンプ1台分位とします。CDプレーヤーは以前マランツのSA12を導入したことがあり、かなり良いと思いましたが、中音...オーディオシステム再考

  • ハイレゾ配信で聴く ベートーヴェン 三重協奏曲

    ハイレゾ配信で聴くベートーヴェン三重協奏曲ピアノ:スヴャトスラフ・リヒテルヴァイオリン:ダヴィド・オイストラフチェロ:ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ指揮:ヘルベルト・フォン・カラヤン、管弦楽:ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団【録音】1969年9月15-17日ベルリンflac96KHz/24bite-onkyoからダウンロードベートーヴェンの三重協奏曲は良い曲だと思っています。三人の独奏者に名人を揃えるのは難しく、演奏される機会は少ないようです。録音はされていますが、多くはありません。リヒテルがピアノ、オイストラフのヴァイオリン、チェロにロストロポーヴィチとロシア出身の名立たる名手を揃え、カラヤンが指揮したこの録音は古くなりましたが名盤とされています。ハイレゾに変換されて発売されています。カラヤンがリードし...ハイレゾ配信で聴くベートーヴェン三重協奏曲

  • ハイレゾ配信で聴く ラドゥ・ルプー (P) シューマン・グリーク ピアノ協奏曲

    ハイレゾ配信で聴くラドゥ・ルプー(P)シューマン・グリークピアノ協奏曲ラドゥ・ルプーは1945年生、ルーマニアの名ピアニストです。録音も数多くしています。私はヴァイオリンのゴールドベルクと弾いたモーツァルトのヴァイオリン・ソナタが印象に残っています。ヴァイオリン伴奏付きのピアノ・ソナタとされる此の曲で、ゴールドベルクのヴァイオリンを引き立てながら落ち着いた綺麗なピアノ演奏を聴かせています。最近新しいSACDプレーヤーでCDを聞いてみましたが、ピアノもヴァイオリンも良く聞こえ、良い演奏・良い録音だと思いました。ルプーが28歳の時に録音したシューマンとグリークのピアノ協奏曲が、ハイレゾ配信で発売されているので聞いてみました。指揮はアンドレ・プレヴィン、ロンドン交響楽団との共演です。DSF2.8MHz/1bite-o...ハイレゾ配信で聴くラドゥ・ルプー(P)シューマン・グリークピアノ協奏曲

  • 新システムの利点 イタリアの古典 ビバルディ など

    新システムの利点イタリア古典の再生新システムのスピーカーソナスファーベルはイタリアのメーカー製ですから、イタリアの古典、ビバルディの曲は合うのではないかと思い聞いてみました。ビバルディのフルート協奏曲をオーレル・ニコレのフルート、イ・ムジチ合奏団のCDで聞きました。これが良く似合いました。フルートの音が颯爽と綺麗です。同じイ・ムジチ合奏団で、Vivaldi:L'estroArmonicoも良かったです。颯爽として鮮やかです。臨場感も聞こえます。イタリア古典ではありませんが、ヘンデルのオルガン協奏曲、ピーター・ハ―フォードのオルガン、アムステルダム・コンセルトヘボウ室内管弦楽団のCDも良かった。以前のシステムでは、オルガンは中央にこじんまりと再生されましたが、新システムでは前面いっぱいに拡がりオルガンらしさが聞こ...新システムの利点イタリアの古典ビバルディなど

  • 新システムの弱点 弦楽四重奏の再生

    新システムの弱点弦楽四重奏の再生新しいシステムも馴染んできたので、弦楽四重奏曲を聴いてみました。アルバンベルク四重奏団のベートーヴェン後期四重奏曲です。(1989年ライヴ)音が軽いです。明るくなり過ぎました。イタリアのスピーカーの明るさが裏目に出ているようです。CDプレーヤーのSA12がその音の軽さを助長しているようです。CDプレーヤーを以前から使用のゴールドムンドCD39にして聞いてみます。大分落ち着きました。鮮明度は減少しますが、中低音部が張り出してきます。後期のベートーヴェンらしく聞こえます、アルバンベルク四重奏団のライヴらしく鋭さも聞こえました。曲により得手不得手があるようです。曲に応じてプレーヤーを変えてみるのも面倒ですが、楽しみでもありますね。数日後、SA12で聴き直してみました。鮮明ですが明るく薄...新システムの弱点弦楽四重奏の再生

  • オーディオシステムとスピーカーケーブル

    オーディオシステムとスピーカーケーブルオーディオシステムを新しくして10日位、音も少し馴染んできました。これまでスピーカーケーブルは展示用のケーブルを借りていましたが、新品のケーブルを使うことにしました。ケーブルの重要性はブログでも雑誌でも強調されているので、定評のあるケーブルを選んでもらいました。新しいケーブルに変えて、音を聞いてみると、期待して聞くのですが、綺麗な音が出ませんでした。鮮明さはあるようなのですが、音が繫がりません。濁りも聞こえます。初期に多くある症状なので暫くエージングをしてみようと鳴らしました。50時間位聞きましたが綺麗にならず、元の普通のケーブルに戻してもらいました。エージングに十分な時間をかければ良くなる可能性も考えましたが、間もなく90歳になる高齢者では時間の余裕はありません。早く綺麗...オーディオシステムとスピーカーケーブル

  • オーディオシステム を新しくしました

    オーディオシステムを更新しました先日ウィーンフィルの演奏を楽しく鑑賞出来て嬉しかったです。その時、オーケストラの音は素晴らしく綺麗に聞こえました。フォルテでも歪みなく、弱音も美しく聞こえました。難聴の耳にも破綻なく美しく聞こえました。自宅のオーディオシステムでオーケストラの音に歪みを感じていたのは何だろうと感ずきました。何処かで異常が起きているのではないかと思いました。何時もお願いしているオーディオ屋さんに頼んで検討して見ることにしました。先ずはスピーカー、昔高級機を聞いて良かったなと思っていたソナスファーベルの最新の小型機ソネットⅠを聞きました。同じように歪みが出ます。異常はアンプかプリアンプにありそうでした。そこで最新のプリメインアンプから、マランツのPM12を聞いてみました。すると歪みなく聞こえました。今...オーディオシステムを新しくしました

  • ブルックナー 交響曲第8番 を聴く

    久しぶりにオーケストラの実演を聴きました。ウィーンフィルの演奏で指揮はティーレマン、曲目はブルックナー交響曲第8番申し分のない良い企画です。会場は名古屋市、愛知県芸術劇場コンサートホール。名古屋でブルックナーを演奏してくれるのは嬉しかった。家庭の事情で暫く演奏会に行けなかったので、チケットを買っていなかったのですが、偶然直前に近く手に入りました。期待大きく演奏の開始を待ちました。始まって直ぐ、ウィーンフィルは変わったなと感じました。ブルックナーの8番は荘厳にゆっくりと演奏されるのがこれまでの傾向です。それがテンポ良く歯切れよく颯爽と演奏されます。大音響も聞かれます。ワーグナーかリヒアルト・シュトラウスを思わせるかの如くでした。面白いと思いましたが、私的にはいいなとは思えませんでした。第1楽章の後半に「薔薇の騎士...ブルックナー交響曲第8番を聴く

  • ハイレゾ配信で聴く マーラー交響曲第4番

    ハイレゾ配信で聴くマーラー交響曲第4番マーラー作曲の交響曲第4番は名曲ですし、好きな曲なので時々聴きます。ハイレゾ配信でもダウンロードしています。ロンドン交響楽団のライヴで、ゲルギエフ指揮とハイティンク指揮を、コンツェルトヘボウ管弦楽団のライヴでハイティンク指揮をダウンロードしています。3組もダウンロードしてあるのは、私としては異例です。多く出ているのは人気のある証拠かもしれません。DELAを使用してから聴き直しています。一時音がやや不鮮明に聞こえた時があり、おかしいなと思い、他の日に聴き直したら、鮮明に聞こえました。その日の電気系統の調子が悪かったのかと思っています。一番好きなのはハイティンク指揮・コンツェルトヘボウ管の演奏でしょうか。flac88.2kHz/24bite-onkyoから静かに穏やかに始まりま...ハイレゾ配信で聴くマーラー交響曲第4番

  • ハイレゾ配信で聴く モーツアルト ピアノ協奏曲第17番

    モーツアルトのピアノ協奏曲は第20番以後の曲が有名ですし、良く聞かれています。しかしそれ以前の曲も美しいです。例えば第17番とか第19番など。ハイレゾ配信でも複数聴くことが出来ます。何回も聴いていますが、聴いてみるとやはり美しいです。第17番を聴きましょう。内田光子のピアノ、クリーヴランド管弦楽団の演奏。flac96kHz/24bit内田さんのピアノの音が迫力あるが美しい。第17番は名曲ですし、名演だと思いました。最近の内田さんの演奏は美しさだけでなく、何かを考えさせる要素が加わったように聞こえると書きましたが、今回はそれを超えてモーツァルトの美しさを表現しているように思いました。クルト・レーゼルのピアノ、ドレスデン国立歌劇場管弦楽団のピックアップメンバーとともに、ドレスデン、ルカ教会における録音。flac19...ハイレゾ配信で聴くモーツアルトピアノ協奏曲第17番

  • ラヴェル ピアノ協奏曲を聴く

    ラヴェルピアノ協奏曲を聴くリオネル・ブランギエ指揮チューリッヒ・トーンハレ管弦楽団演奏のラヴェル管弦楽曲集から、ピアノ協奏曲を聴きました。ハイレゾ配信で録音しておいた曲、再々度の聴取です。ピアノはユジャ・ワン録音場所チューリヒ、トーンハレflac96kHz/24bit今回聴き直してみると、落ち着いて美しい演奏です。リズミカルで激しさも感じさせる曲ですが、ゆったりとして優雅とさえ感じさせる時間もありました。管弦楽曲集の中の演奏らしく、ピアノがあまり表に出ません。録音もそうなのでしょうがピアノが控目に演奏されていると感じました。ラヴェルのピアノ協奏曲というと、アルゲリッチのピアノ、アバド指揮,ロンドン交響楽団のCDを思い出します。堂々とした力溢れる名演で、リズムも強烈で激しさをも感じさせます。録音も満足出来ると思っ...ラヴェルピアノ協奏曲を聴く

  • バッハ ヴァイオリン協奏曲 を聴く

    バッハヴァイオリン協奏曲を聴くギドン・クレーメルの弾いたバッハのヴァイオリン協奏曲をリッピングして聴きました。この演奏は厳しく正確な演奏で、美しさに欠けると思っていましたが、リッピングしDELAに入れた曲を聴いてみると、大分印象が変わりました。正確さを保ちながら十分に美しいのです。鋭さが減って綺麗に聞こえるという気持ちに変わりました。オーボエとの二重協奏曲がホリガーの演奏と相まって素晴らしいです。ハイレゾ配信では、ヒラリー・ハーンが弾いています。綺麗な演奏と音で良く聴きます。flac192kHz/24bitこの演奏もDELAを通してから一段と鮮明に聞こえるようになりました。美しく綺麗な演奏です。音も鮮明で立体感も感じられ、楽しく聴くことが出来ました。オーボエとの二重協奏曲でのオーボエとヴァイオリンの掛け合いうっ...バッハヴァイオリン協奏曲を聴く

  • ハイレゾ配信で聴く プロコフィエフ ピアノ協奏曲第3番 ( 再 )

    プロコフィエフピアノ協奏曲第3番を聴く(再)プロコフィエフピアノ協奏曲第3番は以前から好きな曲で、アルゲリッチのピアノで聴いていました。何となく東洋風な感じもあるモダンで快調な曲と演奏と思います。ハイレゾ配信でも二つの演奏が聴けました。始めに、ピアノはウズベキスタン出身のアブドゥライモフ。指揮はヴァルチュハ(ユライ)。オケはRAI国立交響楽団。flac96kHz/24bit出だしの管楽器から綺麗な音、快調なピアノが入ります。良い演奏、良い録音でした。次にラン・ラン(P)ラトル指揮ベルリン・フィルflac96kHz/24bitラン・ランはもう既に大家の位置を得たでしょうか、ラトル指揮のベルリン・フィルとの共演です。安定して落ち着いていて、しかも快調に進みます。とても良い演奏、良い録音と聴きました。ハイレゾ配信で聴くプロコフィエフピアノ協奏曲第3番(再)

  • チャイコフスキー ピアノ協奏曲第1番を聴く

    チャイコフスキーピアノ協奏曲第1番を聴くチャイコフスキーのピアノ協奏曲第1番は有名な曲なので録音も多くあります。名盤とされている録音もあります。古くはホロヴィッツ・トスカニーニから、リヒテル・カラヤン、アルゲリッチ・デュトワなど数々あります。私は此の曲はあまり聴いてきませんでした。それでも一通り聴いたかなと思います。比較的最近では、ファジル・サイのピアノ、テルミカーノフ指揮の演奏が少し変わっていて面白かったと印象に残っています。ハイレゾ配信では、極く最近の若いピアニストの演奏を聴くことが出来ました。聴き直してみましたが楽しく聴くことが出来ました。2013年デッカからデビュー、ウズベキスタン出身のアブドゥライモフ。指揮はヴァルチュハ(ユライ)。オケはRAI国立交響楽団。flac96kHz/24bit馴染みの無いピ...チャイコフスキーピアノ協奏曲第1番を聴く

  • ベートーヴェン ピアノ協奏曲第5番「皇帝」を聴く

    ベートーヴェンピアノ協奏曲第5番「皇帝」を聴くオーディオ用NASDELAN100を導入してから、音の鮮明さが一段と向上して楽しく聴けています。ベートーヴェンピアノ協奏曲第5番「皇帝」を聴きました。再々聴となりました。ハイレゾ配信では内田光子のピアノ演奏、ラトル指揮と、若い中国出身のピアニスト、ユンディ・リ指揮はダニエル・ハーディング。共にオーケストラはベルリン・フィル。ユンディ・リの演奏は颯爽としています。若い皇帝のイメージです。歯切れよく先へと進みます。豪快でもありません。深い意思を求めると異なりますが、この軽快な演奏も第5番の一面を表しているでしょう。ハーディング指揮のベルリン・フィルの演奏も破綻無く見事です。録音も明快、鮮明に聞こえます。2014年ベルリンでの録音。flac96kHz/24bit内田とラト...ベートーヴェンピアノ協奏曲第5番「皇帝」を聴く

  • ブラームス ピアノ協奏曲第2番 を聴く

    暫くぶりにブラームスのピアノ協奏曲第2番を聴きました。エレーヌ・グリモーのピアノ、ネルソンス指揮ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の演奏です。ハイレゾ配信でflac96kH/24bit。以前に此の演奏の感想を書いています。今読み返しても、その印象は変わりませんでした。この演奏は素晴らしいと思います。録音もとても良いと思いました。第1楽章出だしからゆっくり目に壮大な表情を持ちながら、叙情豊かに演奏されます。ピアノの音も迫力がありながら美しく、ウィーン・フィルは優美に歌います。この曲は壮大且つ厳粛に、豪華に演奏されることが多かったと思いますが、抒情を感じさせる、優雅とも感じさせるグリモーのこの演奏には、新しい目線での理解を得られるように思いました。第2楽章も美しく続き、第3楽章の有名な美しいチェロの独奏は、特別に強...ブラームスピアノ協奏曲第2番を聴く

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