脾経 Ⅱ
ストレスが持続することで、身体の恒常性(ホメオスタシス)が保てなくなってきます。具体的には自律神経系の均衡が崩れて、交感神経優位状態が続いてしまいます。また、内分泌系にも影響が出てきます。身体内で活性酸素が発生、周辺の細胞を傷つけて各所で炎症が発生します。通常はそうなると、内分泌系であるステロイドホルモンが分泌されて炎症を抑えたり、低血糖になった後、血糖値を上昇させてたりします。つまりステロイドホルモンはストレス下で発動しますが、血糖値の変動はストレス時のみならず、当然、糖質過剰、継続摂取等食生活の偏りでも分泌が続きます。このステロイドホルモンは諸刃の剣で、炎症抑制や血糖コントロール機能を有しているものの、リンパ節を萎縮させ、リンパ球の働きを抑えることにもなります。薬剤のステロイドも同様ですが、一時的な炎...脾経Ⅱ
2023/06/18 15:38