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  • 肝経 Ⅲ

    健康診断等ではコレステロール値が必ず表示され、悪玉コレステロール値が高いと食生活において肉食や油物を控えるようにだとか、コレステロールを下げる薬が処方されたりします。このコレステロールも肝経の分類に入ります。そもそもコレステロールとは傷ついた細胞膜を修復したり、ステロイドホルモンの材料となる物質であり、コレステロールの8割以上が肝臓で生成されるのです。人体にとってとても大切で重要な物質であり、実は総コレステロール値が高い人の方が長寿とのデータも指摘されています。細胞膜が傷つくのは、交感神経が優位状態が持続して活性酸素が発生すること等が原因です。また、ステロイドホルモンはストレスホルモンとも言われています。ストレスで不安定になったり、空腹時に糖質を摂取したりして乱れた血糖値を正常に戻したり、ストレスで発生す...肝経Ⅲ

  • 肝経 担う

    今回も肝経に言及していきます。肝は怒りの臓器と言われ、肝の疲労、劣化は怒りっぽくなり、イライラを誘発して交感神経を優位にしてしまいます。怒りや憂い、不安、悲しみ等の感情は過ぎる、つまり、持続すると自律神経は不安定となり、主に交感神経が優位状態が続いてしまい、恒常性=ホメオスタシスが保てなくなってしまいます。血流不全、酸欠、高血糖、免疫力低下等につながってしまいます。怒りの感情も鼻息が荒くなるのだから、呼吸が浅くなり、無酸素運動状態に陥り、活性酸素が大量に発生します。それは乳酸となりますが、その乳酸は前回言及した通り、肝臓が分解するわけです。でも、その肝臓がアルコール、薬、ウイルス感染等により疲労したり、機能低下、そして炎症を起こすと分解仕切れなくなり、ますます肝臓に負荷がかかります。肝臓が疲労してたら、イ...肝経担う

  • 肝経

    胆経同様肝経は、西洋医学における肝臓の役割を担うとともに、筋肉の状態を示唆する経絡です。交感神経系優位状態が持続すると呼吸も浅くなり活性酸素が発生する等、酸化が起こります。例えば血中の乳酸もストレス、疲労、身体の興奮、呼吸の乱れ等で発生、その乳酸を分解する臓器が肝臓です。その乳酸はいわゆる疲労物質と言われ、分解しきれず血中に滞留すると血行不良を起こし、ますます筋肉が硬化していきます。肝臓は乳酸のみならず、脂質、アルコール、薬等も当然分解する為、それらが継続すると肝臓も炎症を起こし、疲労し、分解能力が落ちてしまいます。その為、また乳酸が蓄積してしまいます。身体が重いとは疲労物質が実際に滞留して重く感じる現象です。肝臓の状態で、筋肉のしなやかさ、凝り、こむら返り等の影響として直結していきます。次回以降も肝経に...肝経

  • 日本徒手整体アカデミーのサイトが新しくなりました!

    2023年も始まりました、改めて明けましておめでとうございます。まだコロナは継続していますが、今年も少しでも健康づくりに少しでも役立てられるように情報を発信してまいります。そして整体師養成スクール、日本徒手整体アカデミーのWEBサイトが新たに移行されました。より、情報を簡潔に集約して掲載しましたので今後はこちらをご覧ください。新しいURLです→https://nihontoshuseitai6.wordpress.com/本年も何卒宜しくお願い申し上げます。日本徒手整体アカデミーのサイトが新しくなりました!

  • 胆経

    胆経は肝経と対の働きを成し、頭部側面、胴体から大腿部、下腿外側面を通るエネルギーラインに位置しています。主に身体全体の筋肉の状態を示唆し、筋肉のコリ、疲労、そこからくる痙攣、攣れる、こむら返りなど外表面、筋肉系のトラブル等に関連してきます。ストレス等交感神経優位状態が続くと、呼吸も浅くなり酸素供給不足なります。逆説的ですが浅い呼吸によって身体の隅々まで酸素が運ばれなくなる為、更に浅い呼吸の状況下、酸素を取り込むことによって、活性酸素が発生します。その活性酸素の影響で血液も乳酸等、酸化してしまいます。呼吸が浅いのは肋骨筋群の硬直から肋骨の動き及び横隔膜の動きが制限されることによります。酸化した血液をろ過するのは前述してきた腎臓ですが、乳酸を分解するのは肝臓になります。乳酸の分解作用が交感神経優位下で持続する...胆経

  • 腎経

    東洋医学での腎と西洋医学での腎臓、泌尿器とは勿論重複する概念もありますが、東洋医学でのそれはより、多岐にわたり、役割、重要度もかなり高いものとなっています。足裏の湧泉から起り、下腿内側から大腿部内側を通る陰の経絡です。活力、精力を司り、持って生まれた体質、生命力にも起因するエネルギーポイントと考えられています。対になる陽経が膀胱経なので当然、泌尿器の役割、主に腎機能の慢性疾患に対応しますが、同様に脊椎、脊髄神経にも大きく関わります。逆に考えると、脊椎系のあらゆる疾患、ヘルニア、ギックリ腰、狭窄症、分離すべり症、圧迫骨折等も腎の労費、機能低下が原因と言えます。腎臓は血液の濾過機能やホルモン分泌も司りますが、ビタミンD生成にも関与し、骨の形成に一役を負うわけですから理にかなっています。脊髄は脳神経や脳脊髄液、...腎経

  • 膀胱経 Ⅲ

    巷では減塩アイテムが大きな注目を集め、減塩とすることが健康につながるという認識で広がっているように見えます。しかし、ここまで述べてきたように、例えば膀胱経にトラブルが生じた場合の症状で鑑みると、水分不足、糖分摂取過多が主な原因となっています。血圧との因果関係で考えると、8割以上は本態性高血圧症と言われ、つまり原因がはっきりしていない、わからない高血圧にもかかわらず、何故か医療機関も栄養指導でも頑なに減塩指導が主流で、降圧剤の処方が続いています。むしろ塩分不足でミネラルバランスが崩れ、ホルモン生成や分泌に支障をきたしたり、冷えによって逆に血圧が上がってしまいます。減塩ではなく減糖にすべきなのですが、そこには頓着なく摂取し続け、糖質過多なのに水分を摂取する為、いわゆる水毒となって、冷え、むくみ、内臓不良になっ...膀胱経Ⅲ

  • 膀胱経 2

    日本徒手整体トレーナー認定協会へようこそ!膀胱経2日本徒手整体トレーナー認定協会へようこそ9月11膀胱経絡は陰陽論で言うと陽にあたるので一概には言い切れませんが、比較的急性期、初期症状でまだ、深刻に慢性化していない状況と割り切って考えると捉えやすいかもしれません。膀胱に問題が起こると、後頭部痛、背骨の柔軟性、臀部や大腿裏、下腿部、踵の痛み、神経痛等に出やすいと述べてきました。夜尿症、膀胱炎、他泌尿器疾患、内臓の収縮等も起こります。逆に言うとそれらの症状を緩和させる作用も期待できます。慢性化している場合は陰の経絡、対となる腎経絡へアプローチが必要となります。血液の濾過作用が本来の泌尿器の働きなので機能低下が起こると、血液が黒くなり、肌も黒みがかり、目のクマなども顕著となります。腎臓や膀胱の炎症、疲労はその臓...膀胱経2

  • 膀胱経

    ここからは東洋医学を通しての身体の調整、捉え方等言及していきます。陰陽五行、五臓六腑の考え方で進めると膀胱経が施術時のスタートとなります。膀胱経は後頭部、背骨脇や大腿から下腿にかけて裏面を通り、踵、足五趾に至るライン上に位置しています。このライン上に違和感が生じると膀胱系に何かしらトラブルが生じていることが一つの予測として成り立ちます。よく診られる現象としては踵の痛みです。比較的女性に多いようです。膀胱、泌尿器に炎症、トラブルを抱えていることが予想されます。水分不足の方はしっかり水分の摂取を、そしてミネラルバランスが崩れていることが多く、カリウム過多つまり果物等の過剰、継続摂取でむくみや膀胱に負担がかかっていることも考えられますのでナトリウム、塩分をしっかり摂ることも必要になります。このような対処で踵の痛...膀胱経

  • 歩幅と歩隔

    前回のコラムでは胴体の可動性の重要性を述べ、日頃から胴体が固まってしまわないような取組についても述べてきました。今回は日常動作が胴体に及ぼす影響について解説します。日頃から胴体をしなやかに保つストレッチや意識を持ち続けることは大切で、例えば長時間座っている時等は浅く座って、肋骨が下垂し、円背になり頭部も前方にもたれ、生理的湾曲が乱れてしまうことが多いです。しっかり深く座り、猫背にならないように姿勢を保ち、長時間座位が続いた後はストレッチポール等でも胴体を広げる作業等も必要となります。この座位姿勢中や座位後の取り組みに対する意識も大事なのですが、他の日常動作として、歩容も大きく姿勢に関わってきます。まずは脚の前後幅、歩行時のストライドです。胴体が固まると歩幅も狭くなりますし、大腿二頭筋や殿筋群が衰えてきても...歩幅と歩隔

  • 胴体

    ここまで脊椎、骨盤の矯正法、歪みのメカニズム等について言及してきましたが、脊椎、肋骨、肩甲骨、胴体について今一度考察していきます。胴体の可動方向は結局骨盤や脊椎同様、前後屈、回旋、側屈方向の3次元となります。この3方向ですが、年齢を重ね、様々な部位が硬化していく中でも、とりわけ側屈が最も可動域制限が起こるように見受けられます。前後屈は柔らかい、しっかり股関節も屈曲する、座位なら胴体もある程度回る(回旋)という方でも、側屈が理想的に行える、ということになるとなかなか難しいように感じています。側屈動作が硬いということは、骨盤から肋骨にかけて可動性が失われているということなので、側部が縮み、姿勢不良、円背の進行もなかなか抑えにくくなります。筋肉的には腰方形筋、肋間筋群、脊柱起立筋群、背筋群等にあたり、これらの筋...胴体

  • 頸椎の調整

    7つの頸椎では捻挫部位によって症状も予測されます。頭痛、めまい、癲癇、眼精疲労、耳鳴り、突発性難聴、鼻炎等は頸椎1~3番、喉のトラブルは5、6番、上肢の痺れ、肩の痛みは頸椎下部全般となります。頸椎1番はカイロプラクティックでは高度な技術を要しますが、オステオパシー領域では比較的簡易に、安全にスムーズに矯正が可能です。仰向けから左右ゆっくりと回旋し、回旋し易い側に90秒程静止、その後ゆっくり元の正中上に戻すことで矯正されます。C1は屈曲や伸展等加えず回旋のみですがC2~C7あたりになると健側へある程度回旋、側屈、そして伸展が加わります。頸椎下部にいくほど伸展角度も大きくしていくことでその部位が調整されます。C8、つまり胸椎1番の神経部位は健側へ回旋仕切り、患側へやや側屈、そのまま少し伸展を加えることで矯正さ...頸椎の調整

  • 第一肋骨の調整

    今回は第一肋骨について解説します。第一肋骨は胸椎一番と連結している為、まず胸椎一番が変位を起こしていると考えます。形状が異なる頸椎と胸椎の境目に位置する為、あまり可動性は無く、しばしばトラブルを起こすポイントにもなりやすい箇所です。上肢から手指外側の神経に繋がる神経根でもあり、ここに捻挫が起きると神経痛、痺れが起きることもあります。ちなみに胸椎12番と連動し、同様に変位が生じることが多々あり、ロベットブラザーの法則と言われています。胸椎12番も腰椎との連結部で捻挫を起こしやすいのですが、大元は腎臓や副腎の内科的トラブルが原因で、椎間関節も結果として石灰化を起こしたり、高齢になると圧迫骨折を起こす箇所にもなります。つまり、胸椎1番と肋骨の1番目の問題も腎臓や副腎トラブルを示唆しているともいえます。第一肋骨は鎖骨の...第一肋骨の調整

  • 肋骨部の調整

    前回までは胸椎の変位、その原因、そしてそれぞれの矯正法について解説してきました。今回は肋骨の調整法について言及していきます。肋骨の痛みや炎症は背骨の横突起に近いに箇所の肋骨、胴体側面部分、そして胸骨側等に部位も分かれてきます。横突起に近い箇所は肋椎関節の捻挫や炎症、胸骨側は胸肋関節のトラブルの可能性もあります。いずれにせよ大元の胸椎に必ず変位が起こっていて、そこに連結する肋骨も必然的に変位から捻挫、炎症が生じることで疼痛の発現に至ります。問題個所を触診するすると、隆起していて、または周辺全体に肋骨が膨らんでいたりします。背骨を中心に左が大きく膨らんでいたら脾臓つまり免疫系トラブル、右側なら肝臓の炎症に繋がることが多く、これは胸椎での解説の通りです。正座の姿勢から肋骨変位側に坐骨をずらして横座りさせます。変位側(...肋骨部の調整

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