歩幅と歩隔
前回のコラムでは胴体の可動性の重要性を述べ、日頃から胴体が固まってしまわないような取組についても述べてきました。今回は日常動作が胴体に及ぼす影響について解説します。日頃から胴体をしなやかに保つストレッチや意識を持ち続けることは大切で、例えば長時間座っている時等は浅く座って、肋骨が下垂し、円背になり頭部も前方にもたれ、生理的湾曲が乱れてしまうことが多いです。しっかり深く座り、猫背にならないように姿勢を保ち、長時間座位が続いた後はストレッチポール等でも胴体を広げる作業等も必要となります。この座位姿勢中や座位後の取り組みに対する意識も大事なのですが、他の日常動作として、歩容も大きく姿勢に関わってきます。まずは脚の前後幅、歩行時のストライドです。胴体が固まると歩幅も狭くなりますし、大腿二頭筋や殿筋群が衰えてきても...歩幅と歩隔
2022/08/14 10:54