馬渡裕子新作絵画展 「蟹座のスペクタクル」 6/29(木)〜7/9(日) 杜の未来舎ぎゃらりい
時代の兆しを鋭い感性で読み取ってきた馬渡作品、さて次の展開は。独特の幻の世界が、細部にわたって習熟した技術によって物質的リアリティを持って迫ってきます。*先の1年、デ・スティル・コーフィーのポストカードに掲載された作品、そしてこれまで20年間に亘り、隔月で同ポストカードに描いてきた作品120枚のうち今画家の手元にある36枚も展示しています。蟹座キャンバス油彩45.5×45.5120,000円(額装なし)馬渡さんの絵を見ているうちに、いわゆる日本の伝統的なミニマリズム演劇、能の世界を思い浮かべた。初期の頃からそういう気配はあったのだが、近年の作品は習熟した能役者によって演じられた演目に近いものがある。能役者の磨かれ切り詰められた仕草と口上が、見るものの想像力を刺激して、心に鋭く迫る広大な幻の世界を作り出す。...馬渡裕子新作絵画展「蟹座のスペクタクル」6/29(木)〜7/9(日)杜の未来舎ぎゃらりい
2023/06/30 18:35