基軸通貨で唯一世界貿易の通貨を牛耳る米国にどこまで中国が耐えられるかは
2018/12/31(敬称略)●今年の一番の失望は折角の米朝会談の二の次が消えかかっていることだ。中国が邪魔をしなかったら極東の凍りついた朝鮮の壁はたぶん緩んで世界に希望と新市場への展望が開けた可能性が望まれた。残念だがその結果は米中の貿易戦争のひどい幕開けだった。来年もこの後遺症からは簡単に抜けられない。中国もひどい手傷を受けたはずだ。ただG2への展望が早すぎたことは間違いない。しかし一国2制度のまやかしが露呈したことはよかった。中国の野望が今回の米国の関税戦争で明らかになったことで世界は、とくに米国の同盟国はやはり結束を明確にしたことである。中国のオオカミの被り物を被った友好的擬態が悪徳金貸しの恫喝商法だとの認識を満天下の世界にひろく知れ渡ったことは当然のこととはいえそれに騙された諸国にチャイナ商法を改めて...基軸通貨で唯一世界貿易の通貨を牛耳る米国にどこまで中国が耐えられるかは
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