平成の終わりに思う
平成という時代が終わろうとしています。明治、大正、昭和と戦争がある時代が続きましたが、平成にはありませんでした。ありがたいことです。今上天皇は、戦没者慰霊のため、沖縄に11回、さらに、硫黄島、サイパン、パラオ、フィリピンも訪問されました。昨夏の平成最後の戦没者追悼式では、「戦後の長きに渡る平和な歳月に思いをいたしつつ、ここに過去を顧み、深い反省とともに、今後、戦争の惨禍が再び繰り返されぬことを切に願い、全国民とともに、戦陣に散り、戦禍に倒れた人々に対し、心から追悼の意を表し、世界の平和と我が国の一層の発展を祈ります。」とのお言葉を述べられています。また、陛下は現人神(あらひとがみ)としての天皇ではなく、象徴天皇として、どうあるべきかをいつもお考えになられていました。「人々の傍らに立ち、その声に耳を傾け、思いに寄...平成の終わりに思う
2018/12/30 14:27