劇団民藝公演『ミツバチとさくら』
*ふたくちつよし作中島裕一郎演出公式サイトはこちら紀伊國屋サザンシアターTAKASHIMAYA10月7日まで『あした天気になぁれ』、『霞晴れたら』、『野の花ものがたり』に続いて、ふたくちつよしが民藝に書き下ろしたのは、母とその4人の娘たち、その夫や娘、友人、元教師だった母の教え子たちによる賑やかな会話劇である。自分は2017年の『野の花ものがたり』に次ぐ2作目の観劇となった。ミツバチとさくら。この題名が意味するものは何なのかを、ゆったりと温かく解き明かす物語である。母の松永邦子(樫山文枝)は元中学の教師だったが2年間で結婚退職し、ずっと専業主婦として家族を支えてきた。夫・義彦の七回忌法要を控え、日にちを1週間まちがえてやってきた妹の啓子(白石珠江)、大学でミツバチの研究に勤しむ四女史香(金井由妃)のやりと...劇団民藝公演『ミツバチとさくら』
2024/09/28 10:05