吾妻さくら病院 放射線課
こんにちは!!吾妻さくら病院の放射線課スタッフです。今回は、放射線(微量なX線)を使って骨の密度を調べる検査=骨密度検査についてお話したいと思います。骨密度検査とは、骨を構成しているカルシウムなどの量(骨量)を測り、骨の強度を調べる検査です。その時の放射線被ばく線量は、胸部レントゲン1枚の20%程度の量で人体へのリスクは極めて少なく、安心して受けられる検査です。骨密度検査でわかることは、骨粗鬆症(こつそしょう症)かどうかを診断できます。骨粗鬆症とは、骨の密度が低下し骨組織の微細構造が変化し、骨の内部がスカスカとなり脆(もろ)くなった骨折し易い状態になった骨のことです。医師より骨粗鬆症の診断があると、胸椎・腰椎の椎体骨折や大腿頸部骨折の危険性が発生します。どこかに大きな骨折が起きると、そのまま寝たきりとなる...吾妻さくら病院放射線課
2023/08/31 09:27