いままで問題にした「ジグザグ読み」や、「ぶら下がり読み」です。これを防いで、より音楽的に正しく理解し、弾くためのエクササイズを考えてみました。「歌う」ことが使えないだろうか?ピアノという楽器はどうしても「音を出す瞬間」に気が行きがちで、音を出したらそのあと音の最後まで「聴く」ことがおろそかになりやすいです。上記の「ジグザグ読み」や、「ぶら下がり読み」も、出した音を最後まで聴き、次につなげる、という発想がありません。それによって「線」がズタズタになってしまう。さて、そこで「歌う」を入れてみる「歌う」場合青、赤の線どちらかしか歌えない。また、①~③のように、ジグザグに行ったり来たりできない。①~③のようにジグザグ読みしてしまったものを、特に左手パートを暗譜で(思い出しながら)歌ってみるといいです。これは、「読んだ音...ソルフェージュを使って
ピアノを弾くときに、ついつい次のような思考になりやすいです。このような思考の流れは、ピアノを最初に弾いたときに、どうしても起きることのように思われます。この表に「ドドソソララソ」という「横の流れ」は入りにくい。これを「意味のある横の読み方」に促すのは「指導者の役割」といえます。つまり「ドドソソララソ」というまとまりを作ってから「一連の動きで繋げる」これが常態化すると、もう最後です。解決方法としてはつまり、ひとつひとつの音符を「弾く」という行為を「まとめる」努力が要ります。また、個々の動作を「まとめる」努力もいります。ここにどうしても「飛躍」が必要なのです。※は「ルートA」です。では、つながりを感じるためには、どのような方法があるか?です。1.歌ってみる2.音の上下に従って、膨らみをつけるこの二つは、有効だと思い...ピアノを弾くときに、ついつい次のような思考になりやすい
1日目「わ・・・がは・・いわね・・・・こであるな・・・まえ・・・はま・・だな・・・い」2日目「わが・・・はいわね・・・こ・・・・であるな・・・まえはま・・・だない」3日目「わがは・・・・いわねこ・・・・で・・・あ・・・るな・・・まえ・・・・はま・・だな・・い」いつになったら、読めるようになるのでしょうか?つぎのように弾いているかのようです。で、左手はこう弾いていたりして私は生徒たちが「ピアノの楽譜をこのように読んでいないか?」ということを危惧しています。このような「まとまりを欠いた」弾き方は「頭に入らない」「心に響かない」ので、上記の「1日目、2日目、3日目・・・」と同じことになっていきます。本を読むときに、「字が読めたら(発音がわかったら)本が読めた」と考える人は、ほとんどいないでしょう。つまり、「音を読んだ...譜読みのレッスンの必要性
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