ロシアとウクライナの停戦に向け、日本も行動すべき時ではないか?

ロシアとウクライナの停戦に向け、日本も行動すべき時ではないか?

ロシアがウクライナへ侵攻してから早くも1年半が経過し、ウクライナ国民の窮状と西側諸国の「支援疲れ」が目立っている。肝心の米国も与党・民主党と野党・共和党の足並みが乱れつつある。このままでは、二度目の冬を目前にして、ウクライナの敗戦が現実的にならないとも限らない。ウクライナのゼレンスキー大統領は先週、侵攻開始後、2回目の米国訪問を行い、バイデン米大統領を始め、有力者と会談して窮状を訴えた。バイデン大統領は会談で「ウクライナの主権と領土保全を尊重し、恒久的な和平を支持している」と強調したが、共和党トップのマッカーシー下院議長は、ゼレンスキー氏とテレビカメラの前に一緒に立つことさえ避け、支援継続に懐疑的な姿勢を見せた。米国の世論も徐々にウクライナ支援に批判的になっている。CNNの7月の世論調査では、ウクライナ支...ロシアとウクライナの停戦に向け、日本も行動すべき時ではないか?