インフレから恐慌への波
インフレとは貨幣が物よりも多くなって、その価値が落ちることである。物の価値が上昇し、マネー・貨幣・お金の価値が落ちることだ。半年ほど前から動意づいた感のある日本国内の物価の上昇は、円安つまり日本の円の価値が相対的に落ちていることから来ているとされる。1年前まで115円だった円レートが、135円になれば、135/115=1.17で大体、1割~2割の物価上昇となる。これは今までの食品値上がりなどで理解できるはずである。食品などの輸入が主流の物価はここ1年で1~2割ほどの上昇だ。これはまあ、庶民でも何とか我慢できそうな値上げである。・・しかし残念ながら、今回はこれで終わりではない。結論を言えば、もうじき昭和恐慌以上の「令和」恐慌が訪れるはずである。戦後の占領政策以降、心身共に”非常に”弱くなった日本人社会全体を...インフレから恐慌への波
2023/08/10 08:04