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  • 今更ながらのコオロギ食

    炎上商法なのかなぁと思えるほどなぜか多くの人達がそれぞれの意見を述べたコオロギ食。その時に記事を書くと世間の波に乗っているような気持ち悪さがあったので少し落ち着くのを待っていました。世の中で交わされているコオロギを食べるか食べないかの議論とは少し方向性が違いますのでそのつもりで。さて、私はコオロギ、食べます。というより、E&Gのタイのツアーに参加した方は多分全員食べたかなと思います。こういう食材を”ゲテモノ”と言う残念な人は自分の身近にもいますが、それは狭い文化圏の中での話であって、違う文化圏に行けばタコやナマコはゲテモノに分類する人達の方が多数派を占めるでしょう。とはいえ違う文化圏の見慣れない食べ物は最初は興味本位でおっかなびっくり食べるわけですが、私個人としてはいろいろな昆虫の中で蝉、蝉の幼虫、コオロ...今更ながらのコオロギ食

  • 旅のウンチク番外編=キッチンカー事業その2 商材について

    何を売ろうか先に書いておきたいのですが、自分で仕事を始めるのであれば自分の思い入れを思い切り投入するのはアリだと思います。どんなにマイナーな思い入れであっても、それを受け入れてくれる小規模な市場があって、そこで仕事をするだけで小さなビジネスが成り立っていくような社会であれば良いのですが、現実はなかなかそうはいきません。私にとっての”思い入れ”を込めたビジネスは旅の仕事。だからレンタルバイクの手配や海外ツーリングの手配などマイナー路線をまっしぐらに走り続けてきたわけですが、更にビジネスを始めるにあたってはこの考えはナシにしました。”王道の商品”を売ることにしたわけです。ハンバーガー。*実は日本のキッチンカーでは王道とは言えない事を後に知りました....。E&Gインターナショナルからのキッチンカーという事で、...旅のウンチク番外編=キッチンカー事業その2商材について

  • 旅のうんちく番外編=キッチンカー事業その1車について

    新型コロナウイルスの流行の中で開業したキッチンカー事業もどうやら6か月が過ぎました。旅に関わる仕事は自分にとってとても大切な仕事ですが、新しい事業、新しい人間関係、新しい企業間関係もまた刺激的な世界。そして海外旅行に関わる仕事しかやっていないE&Gにとっては旅に関わる仕事が本格化するのはまだ先の事。キッチンカー事業を始めたおかげで、悶々と日々を過ごす必要は無くなりました。目の前にあるのは定期的に問題点を洗い出し、修正方法を考える事や、日々の業務をより効率化するオペレーションを考える事など...そして、それらは私の好きな事だから...。ただし、私の嫌いな事も復活。毎日の資金繰りに頭を悩ませる事...まあ事業をやるうえで必ず付きまとう問題なので仕方ないですね。さて、開業6か月を何とかクリアしたところで、少しは...旅のうんちく番外編=キッチンカー事業その1車について

  • Toucan Kitchen

    メールマガジンやフェイスブックでお知らせした通り、新型コロナウィルスの影響で開店休業状態のE&Gは少し方向転換して以前から興味があったキッチンカー事業へ舵を切ることにしました。昨年からずっと条件の良い車を探しながらセミナーに参加させてもらったりしていたのですが、今年2月末に良い出会いがあり、条件の良い車を入手する事が出来ました。3月中には東京都内一円の営業許可も無事取得、そして4月中旬から営業を開始しました。E&Gがあまり利益を上げている会社ではないおかげで、副業アルバイトで飲食店の経験を積んだ私。”旅行好きの夕べ”にご参加いただいた方はご存知の通りもともと料理は好きなのですが、効率よく仕事を進める手順や、そのための準備の進め方などを学ぶ機会を得る事が出来たのは貴重な体験でした。さて、今までのE&Gの活動からエ...ToucanKitchen

  • E&Gの怪事件=その2

    E&Gの怪事件=その2昨年8月に発生した奇怪な現象はその後再発することもなく、平和に毎日を過ごせていたのですが、今年1月の終わり頃から別件の奇怪な現象が起こり始めました。先に書いておきますが、今回はオチ有りのお話なので、オカルト的な話が苦手な人も大丈夫です。それではいってみましょう。E&Gのオフィススペースに取り付けられている証明器具は家主さんが取り付けてくれたシーリングライトなのですが、以前から時折照明が勝手に消える事がありました。リモコンに30分と60分のタイマーボタンが有るので、おそらく気が付かないうちにこのボタンを押してしまったものだと勝手に解釈して、何の疑問も持たないまま過ごしておリました。もう一度オンのボタンを押せば済む話ですから。今年の1月終わり頃からかと思うのですが、オフィススペースの隣りにある...E&Gの怪事件=その2

  • アリ・バタネンの思い出

    1997年の事となるともはや10年以上前の事になってしまいました。私はちょっとした気の迷いで、当時UAEで行われていたUAEデザートチャレンジという砂漠のラリーに参加してみる事にしたのです。”日本最速の添乗員”としてはやっぱり一応それなりに大きなレースにでも出ておこうというわけです。世界オフロード選手権最終戦であるこのレースは、ラリーの中ではこじんまりしているのですが、次年度の第1戦となる有名な"ダカールラリー”の直前のレースに当たるため、各メーカーが”パリダカ”用に開発した車両の最終テストがてら参加するケースも多く、私のようなただバイクに乗るのが好きなだけの人間などはちょっと場違いな存在かつ、微妙に迷惑な存在でもあったのだと思います。ラリーの本部になっているハイアットリージェンシーホテルへ書類の手続きに行った...アリ・バタネンの思い出

  • E&Gの怪事件

    久しぶりの投稿になりますが、相変わらず自由な海外旅行はイメージすることもできない情勢下にある昨今。今回は私がつい数日前に体験した不思議な話を。ちなみにこの話、オカルトがかった話で、しかもオチとかあるわけではないので、そういうのが苦手な方はここから先へは進まないほうが良いかもしれません。舞台はE&Gの事務所兼私の自宅。ご来店されたことがある方はご存知の通り、E&Gは1階が事務所、奥に台所と風呂場があります。2階では私が寝起しています。7月20日を過ぎた頃のある夕方、台所で夕食の準備をしていた私の耳に、カラン、カランと金属が転がるような音が聞こえてきたのです。どうやら風呂場の方から聞こえてくるのですが、ちょうどその向かいにはもう1軒家があるので、その家の子供達が夏休みの工作でもしているのかなと想像していました。そし...E&Gの怪事件

  • 旅の口実、旅の目的

    あれは今年の3月のことだったと思います。時折、E&Gの生存確認がてら立ち寄っていただくお客様が来店。差し入れのビールを飲みながらひとしきり話していたのでありました。もちろん話題は旅についてのいろいろな雑談。そんな中で旅する動機や行き先への興味のきっかけ、そして旅するときにも訪問先を理解する基礎的な知識として、いろいろな歴史をかじってみることが効果的なのではないかという話が出たのです。このとき、結構酔も回って、少し眠くなっていた私の頭に突然、今までうまく表現できなかった自分の旅への思いが形をなしました。このブログでも何度も挑戦して、何度もうまくまとめられなかった、そして私の頭の中でもずっと霧の向こうにあった考えが、突如姿を見せたのです。私は話します。”確かにきっかけとか、理由とか、そういうのもアリですが、そんなの...旅の口実、旅の目的

  • ああ夏休み

    今年の夏休みは新型コロナウイルスの影響でいつもとは違ったものなり、子供たちの休みも短くなってしまうところが多いようですが、それでも今は夏休み。このあたりでも虫取り網と虫かごをもってかけていく子供の姿を見る事があって、そういう点では自分が子供の頃とそれほど変わらないのだなと感じます。夏休みになり、お盆を過ぎる頃になるとふと思い出される人がいます。私の郷里は滋賀県。父親は東京出身なのですが母親は滋賀県の人なので、私が子供の頃に関わる”親族”というのは頻度では母方の親族が多かったわけです。そして母の実家は”お寺”。親族もほとんどがお寺関係でした。お寺の住職は副業で学校の先生をしている人が多くて私の親族もたいていそんな感じ。どこのお寺も一般家庭とは違って建物が広いですから、子供の頃の私が”お泊り”に行っても誰も困る事は...ああ夏休み

  • あなたは必要な人物。でも四六時中ではない。

    旅に出ようと考えた時に乗り越えなければならない壁はいくつもありますが、その中で特に日本人にとって大きな壁となってくる事が”休み”の取得です。”勤続10年で、1週間の休暇をもらったので今回思い切って行ってみようと思って...。”こんな言葉を耳にしたことは一度や二度ではありません。つまり、2回目の旅はまた10年後という事になるのでしょうか。ところが、実際には翌年から毎年何らかの形で一定期間旅に出るようになる方というのも沢山おられます。1週間の休暇をもらって休んでみたら、案外休んでも大丈夫だという事に気が付いたという事のようです。私の場合は会社勤めしていた時、旅行会社で合ったおがけで会社から”研修”と言う名の”旅に出る”事を強要される幸せなシステムが存在していたもので、休みを取得する難しさは実感としては知りません。知...あなたは必要な人物。でも四六時中ではない。

  • E&Gの安否

    新型コロナウイルスは今までの生活を一変させるほど社会に大きな影響を与えています。最近は少しずつ終息のイメージも見えてきましたが、まだほとんどの人が大きな影響を受けているのだと思います。海外旅行を中心に旅行手配を行っている私の所でも、もちろん大きな影響を受けています。友人やお客様からは”安否確認”のご連絡をいただく事があったりもして、気にかけていただいてありがたいなと感じる今日この頃です。さて、E&G。いつもギリギリの線で存続しているE&Gにとって、今回の出来事はもちろん致命的です。どの程度の影響を受けているかというと、2020年1月~5月の手配は3件しかなかったものが、全てキャンセルになりましたので売り上げはゼロ。6月も手配予定はありませんので半年間にわたって売り上げゼロという燦燦たる状況です。各国が出入国に制...E&Gの安否

  • 旅先での問題解決4=人との接し方

    前回書いたように、いざ問題に取り組む必要が発生した場合に、いかに周囲の人の助けを得られるかが結局は重要であるというのが私の考えです。つまり、あなたがどこまで問題を解決できるかは、どういう風に旅先で人と関わってきたのかが結局は問題解決能力に直結するという事ができます。自分は旅を始めた頃、あまり人と上手く接することができなくて、その結果、いろいろな事をうまくクリアできなかったこともよく覚えています。私個人は、正直なところ、あまり愛想の良い人間ではないので方々で愛想を振り撒いて愛される存在にはなれません。そういう人付き合いのできる人を羨ましいと思います。人と愛想よく接することができる人はそれだけで何にも代えられない大きな能力です。とはいえ、私を含めて誰でもそういう風に人と接することができるわけではありません。幸い、私...旅先での問題解決4=人との接し方

  • 旅先での問題解決=その3 一人で戦わない

    前回は旅先で出会う問題と取り組む際に消極的な手段、問題から逃亡するという手を紹介しましたが、いよいよ今回は本当に問題と戦う事になった場合の話です。前回も書いたように、旅先では問題に直面した途端に日常よりもずっと難しい状況に追い込まれる事がほとんどです。気を回して対応してくれる存在もいなければ、押し付ける相手もいません。日本伝統の会議のように、問題の理由を述べ立てて哀れみを乞うのもなんの解決にもなりません。SNSに泣き言を書き込めば慰めの言葉くらいは手に入りますが、解決にはなりません。異国の地では、多くの場合、あなたが問題に巻き込まれている事自体、誰も気が付いてくれない事がほとんどだと思います。一人で問題と取り組まなければならないとなると、気が重くなりますね。だから、できれば一人で問題と取り組まなくてよいように工...旅先での問題解決=その3一人で戦わない

  • 旅先での問題解決=その2 逃亡

    旅行中に問題と取り組む際に、まず、それを問題と考えるのか、”違い”と考えて気にしないのかを考える事について前回書きました。仕事であれば自分や組織の思い通りにならない事は修正していかなければなりませんが、旅の場合は意図と違う事があっても、自分を順応させるという選択肢があるわけです。さて、それでも解決に向けて取り組まなければならない問題と判断した場合、解決への取り組みはたいていの場合普段よりもずっと難易度が高くなります。言葉の問題はもちろんですが、旅先では気の利く友人や親族や同僚がいつの間にか解決してくれるような事は絶対ありませんし、同僚や部下に解決への面倒な努力を押し付ける事もできません。こういう困難への心配が問題への直面を避けようとして出発前にああでもないこうでもないと情報収集したり、便利グッズを買いあさって荷...旅先での問題解決=その2逃亡

  • 旅先での問題解決=その1

    習慣も考え方も違うところに出かけるわけですから、旅先では様々な問題に向き合わなければならなくなる事が多々あります。この事が旅に出るときに人を不安にさせる要因の一つだと思うのですが、様々な問題に向き合う事はひいては自分と向き合うことになったり、場合によっては自分の成長にもつながる”旅先での良い経験”の一つでもあるのです。だいたい、毎日の生活でも、仕事でも、学業でも常に問題は発生するわけですし、そういった状況の下で直面する問題は正しく処理することを要求される場合が多い点ではより難しい問題だと言えます。旅先での問題の多くは些細な事で、仕事で抱える問題とは違って必ずしも良い形で解決する必要が無い点では気楽に取り組めるものです。それ以上の問題には巻き込まれないように用心する事が大切になってきます。問題解決について考える前...旅先での問題解決=その1

  • 地図のない旅

    地図のない旅先週、スーパーカブで旅するタイ北部から帰国しました。実は今回、いつになくあわただしい出発となったおかげでいくつか忘れ物をしてしまいました。とはいえパスポートや国際免許証は忘れなかったのであとは現地で購入すればよいわけですが、今回、自分にとって案外重要なものが現地では手に入らず少し困惑させられたのでした。それは何かというと”地図”であります。幸い、チェンマイ到着翌日の朝食時に地図を忘れた事に思い至った私は、レンタルバイクの手配に行くついでに今まで地図を買いに何度も立ち寄っている書店へ出向いて地図を買うことにしたのでした。ところが書店で探してみても、もはや地図は売っていませんでした。売っているのはどうやら売れ残っているらしいタイ南部の地図や、中国の地図などで、私が必要とするエリアの地図は一切入手できなか...地図のない旅

  • チェンコンからチェンセンへ

    2019年11月のスーパーカブで旅するタイ北部から。チェンコンからチェンセンへタイとラオスの国境を形成するメコン河に沿った風光明媚なルートを走ってチェンセンへ。ここはレンタルバイクショップのオーナーの推薦ルート。チェンコンからチェンセンへ

  • 先入観と偏見

    旅していると偏見と向き合う機会が頻繁に訪れます。自分自身が抱いている偏見に気づかされる事もあれば、偏見に満ちた人々との関係に翻弄されることもあります。あるいは傍観者として”それって偏見でしょ?”と感じる事もあります。誰にとっても日々の暮らしは偏見に満ち満ちているのかもしれません。数年前のスーパーカブで旅するタイ北部での事でした。チェンマイのゲストハウス付属のレストランでいつものようにビールを飲んでいた我々。目の前の道路を中国人の若者たちが通りすぎていきました。皆さんが偏見で判断を曇らせないように書いておきます。実は私たちの生息範囲とオーバーラップする中国人の旅行者は日本で話題に上るような大きな団体の旅行者ではなくて数人の若者グループ。たいていは私たちのように安宿に泊まっていますし、”爆買い”とは無縁の人達。なん...先入観と偏見

  • チェンマイの歌姫2

    翌朝、チェンマイのバスターミナルに着いた私たちは送迎用のバンに乗せられてそれぞれの宿泊先へ送り届けられます。私はバンコクの客引きの言いなりに申し込んでいたのですが、当時中級ホテルだったプレジデントホテルへ到着。どうやらここが私の宿泊先のようです。ホテルに着くと、ツアーに食事が含まれているからレストランへと案内されてレストランへ行くとタイカレーの食事が用意されました。ところがこれが驚くほど辛くて食べるのに苦労していたのです。その姿を見たホテルのスタッフが、”辛すぎるようであれば他のメニューを用意しますよ。”と声をかけてくれました。ところが、食べるものを粗末にする事を極端に嫌う家庭で育った私はそれを断固断り、水をがぶ飲みしながら必死で体に収めようとします。見かねたホテルのスタッフが半ば強引にカレーの皿を私から奪い取...チェンマイの歌姫2

  • チェンマイの歌姫1

    1983年の事だったと思います。だからこの記事を読んでいる人の中にはまだ生まれてもいない人もたくさんおられるでしょう。当時の事を表現するのにわかりやすいのはインターネットも、携帯電話も無い時代です。前年に初めてヨーロッパへ渡航する機会を親に与えてもらった私は、再渡航をもくろんでアルバイトに精出していたのですが、その当時のヨーロッパへの渡航費用は今から想像もできないほど高額で、学生のアルバイト程度では稼げる金額ではありませんでした。1年頑張って稼いでみたものの、届く範囲は東南アジア位まででした。高校生時代、一ノ瀬泰三氏の”地雷を踏んだらさようなら”をはじめとするインドシナのルポルタージュにはまっていた私は、もうしばらくお金をためてヨーロッパへ旅するよりも、東南アジアの風景を目にすることを目指すことにしました。これ...チェンマイの歌姫1

  • 旅へ向けての準備

    気ままな旅の場合でも、それぞれにある程度の準備が必要なことは間違いありません。そんな準備について、過去にも何度も触れてきたとは思うのですがもう一度まとめてみました。渡航書類パスポート、事前の電子渡航申請やビザ(査証)の取得、場合によっては国際免許証の取得などを計画的に終わらせておく必要があります。渡航申請やビザ(査証)の取得が必要ない場合でも入国時にパスポートの残存有効期限を一定期間要求する国がほとんどですのでこの点の確認も必要です。現実的にはこの準備さえ完璧であれば、あとはお金を持って出かけさえすれば行って帰ってくる事は可能となります。実際、私の友人の中には、突然思い立って、近所のコンビニで買った歯磨きセットを手に、その時もらったレジ袋にパスポートを放り込んで出発していったツワモノもいます。情報収集ただ行って...旅へ向けての準備

  • 良い旅判定

    あなたの旅が良い旅であったかどうかはもちろん人によって変わってくるでしょう。目的としていた風景を目にすることができたかどうかという場合もあれば、前回の記事に書いたように何かを学べたかどかが大切な場合もあるでしょう。今の時代であれば、SNSで沢山の”いいね”をもらえたかどうかが基準の一つとなる人もいるでしょう。どのような目的での旅であっても、どのような基準で”良い旅”を判断するかに関わりなく共通して言えるのは、後になってその旅を振り返ったときに良い思い出として思い返されるかどうかではないでしょうか。美味しい料理と出会えたとか、絶景と出会えたとか、いろいろな良い思い出を積み重ねていければ、その思い出は大きな財産となる事間違いありません。私個人にとってはどの旅でも一番の思い出はそこで出会ったいろいろな人たち。そしてそ...良い旅判定

  • 旅先で何かを学ぶために

    昨日触れたように、旅先ではいろいろな事を学んだり考えたりする機会と出会う事ができます。ところがそういう機会をうまく活かす事ができるかどうかは旅人自身の気持ちの持ちように関わってきます。旅先で誰もが陥りがちなのは訪問先の国を分析することに終始してしまう事。その国が進んでいるとか遅れているとか、そういう判断は結局自分の今までの日常生活で身に着けた価値観から判断しているにすぎず、どうしても日常のしがらみから抜け出せずにいる事の表れに過ぎません。日本とは違った習慣の中にいて、その違いを日本の基準で分析するわけですから、”違い”は当然”間違い”という分析結果になります。これでは何かを学ぶ事には結び付きません。それでも我々には今までの人生で培ってきた...ある意味沁みついてしまっている物の見方や考え方があって、その支配から...旅先で何かを学ぶために

  • かわいい子には旅をさせよ

    旅に出て見えるようになる事の一つに自分の国や自分を取り巻く社会についての事柄があります。日々当たり前のように享受している便利な生活が如何にありがたいかを知る機会となる場合もあるでしょうし、今まで気づかなかった日本の抱える問題に気づかされる事もあると思います。日本という大きな視点だけでなく、自分自身の日常のライフスタイルを一歩離れて見直す良い機会ともなります。日々の生活は今まで築いてきた人間関係に縛られている面もあれば、それに守られている面もあり、そこでの基準に従いながら生活しているわけですが、海外を旅している間はそういう人間関係の面倒な点も便利な点も、双方を一時的に喪失しているわけですから自分の視点が曇る要因がとても少なくて済みます。海外に限らず旅している時に感じる解放感はこういう普段のしがらみからの解放感なの...かわいい子には旅をさせよ

  • 不便である事の自由

    小学校高学年の頃だと思います。実家で飼っていた犬の散歩係だった私。犬と言っても大型犬、本気を出せば小学生くらい簡単に引きずり倒せるパフォーマンスを持った犬だったのに、私本人を含めて誰も子供に散歩させることに不安を覚えていなかったので、それなりに頭の良い犬だったのだと思います。春先や秋口、季節の変わり目になると犬の体毛が抜け替わる時期があります。気候に適した衣服に自然と衣替えするだけで冬になっても夏になっても自前の”毛皮”だけで外気の中で生活している犬の姿をみて、常々私は”便利なもんだな”とうらやましくのでした。私たち人間はたとえ夏場でも何か着るものが必要ですし、季節の変わり目には片付けてあった衣類を出したり、今まで着用していた衣類を片付けたり、人数分の衣類の入れ替えを行う母親は大忙しになります。犬にはそんな心配...不便である事の自由

  • 旅を楽しむための心構え-応用編1=リセット

    旅先では新しい発見と出会えたり、何かを学ぶことができるチャンスがあります。こういうチャンスをうまく生かすことができれば旅はより有意義なものになりますし、普段の生活をより豊かにすることに繋がったり、考え方をより豊かにする事にもつながっていくと思います。ところが旅先で何かを学ぼうとする場合、思いのほか難しい発想の転換が必要となる場合が多いのです。知識というのは基本的な知識の上に順に積み上げていくものなので、旅先で出会った新しい事物を普段の自分の知識や考えの上に積み上げようとして、普段の自分の知識や考えで”判断”してしまうのをなかなかやめる事ができません。これが何かを学ぶ機会を得る事を妨害します。結局は自分の暮らしてきた日常の範囲内で得た知識で新しい事を判定しようとしてしまう事になるのです。だから、なんとなく”進んで...旅を楽しむための心構え-応用編1=リセット

  • 旅を楽しむための心構え-基礎編

    旅する事は日常生活とは異なる場所に身を置く事、そして日常生活で頼りにしている人とのつながりのない場所で一定の時間を過ごす事になります。それが一番の魅力なわけですが、上手く頭を切り替えないと旅先で過ごす時間がただただ苦痛な時間となって帰国した暁には”二度と旅行になんていかない”という結論に至る事になりかねません。実際のところ、”自分は旅に向いていない”という人と出会ったことはたくさんありますし、”何が面白いのかわからない”という人もたくさん目にしています。身近な例で考えると私の父親も”旅嫌い”な一人。それなりに旅行はしていましたが、日常を愛するあまり、非日常はあまり好きにはなれないようで、旅どころか外食すらもあまり楽しむことができないようです。さて、非日常の世界に身を置くにあたり、最初に要求されることは”順応”だ...旅を楽しむための心構え-基礎編

  • 嫌い

    ”嫌い”という言葉を私は極力使わないように気をつけるようにしています。というのも、まず第一に、私が何を嫌いかという事にはあまり他の人にとって関心がある出来事ではない事は、自分が他人の嫌いな事にあまり関心がない事からも容易に想像できますし、好きな事や嫌いな事など、しばらく時間が過ぎれば簡単に変化もします。例えば、子供の頃嫌いだった食べ物を大人になったら好きになったような体験は誰にでもあるのではないでしょうか。それから、嫌いという言葉を使う際に、”興味がない”とか”よく知らない”という事を全て”嫌い”と表現する人もいます。旅行をしない人がその理由を”旅行が嫌いだから”と言うのを聞くと、やって見た事もない事をどうして嫌いになれるのか不思議に思えます。好きとか嫌いとか、何かを判断するにはある程度以上の知識と経験がどうし...嫌い

  • 貴重品

    ちょうどこれからゴールデンウィークに向けて海外へ出かける方もおられると思います。それ以外にもこれから海外へ出かける方向けの貴重品の取り扱いについてのノウハウをご紹介しておきます。このテーマは過去にも扱ったことがあるのですが、更新版と思っていただければよいかと思います。信頼できるホテルに滞在して旅行をするのであれば、いっそのことフロントで預けてしまうという手もあります。安宿でも場合によっては金庫を使わせてくれることもありますし、それを信用できるかどうかを見極めて、自分の手から放してしまうのも一つの手。ただ、毎日移動を重ねるような旅の場合はわざわざ貴重品を預けているのも面倒だったり、あるいは信用して預けられる状況にないことも多いと思います。基本的に貴重品は肌身離さずという事になるのですが、その前に貴重品とは何かを整...貴重品

  • ゲストハウスの明暗=スーパーカブで旅するタイ北部での出来事から。

    チェンマイをスタートして2日目の朝、バイクのオイルチェックをしたり、荷物を積み込んだりしている合間に、いつもお世話になっているゲストハウス、YAHOUSEのオーナー、サンさんと少し雑談をしていました。先に背景を説明しておきましょう。スーパーカブで旅するタイ北部ではゲストハウスやホステルと呼ばれる安宿に宿泊することが多いのですが、そのうちでもチェンマイのYAHOUSEとチェンコンのBAANFAIは1980年代を思い出させてくれる古いタイプの安宿、つまり民家を改造したり増築したりしてできている宿で、私のお気に入りの宿の一つなのです。さて、そのYAHOUSE。実は過去に何度も満室で断られたことがあります。そのたびにサンさんに”だから来る前に電話してって前に言ったでしょ!”と言われたものでした。おそらくその独特の雰囲気...ゲストハウスの明暗=スーパーカブで旅するタイ北部での出来事から。

  • 旅先で価値ある時間を過ごすための準備

    ちょうど今年のゴールデンウィークに旅行の計画を持っておられる方もおられると思います。そういう方を含めて、旅に出る予定のある方への提案が今回の内容です。少しキザな言い方をするならば、”旅は思い立った時からすでに始まっている”のです。旅に出る事を決めて、訪問先を決めたあと、皆さんは何をするのでしょうか。最近はやりの”情報収集”でしょうか。おすすめの宿やレストランを調べ、過去訪問した人のブログを読み漁り、口コミ情報を読みふけって、そうやって得ることができる事には限りがあります。大抵の場合、少し得したとか、その程度の事。言い方を変えれば”金で買える”程度の価値にとどまっていると思いませんか。プライスレスな価値を求めるのであれば、自分自身をそれ相応にグレードアップしなければなりません。たとえば、旅先で出会った人たちと有意...旅先で価値ある時間を過ごすための準備

  • 価値の高い時間の過ごし方

    前回は旅の価値はどんな時間を過ごしたかで決まるという記事を書きました。今回は価値ある時間の過ごし方について触れてみたいと思います。旅をして、非日常の中に身を置いてみる事のすばらしさは、一つには自分の固定された価値観を一度取り払ってみる機会を得る事です。その結果、新しいものの見方をできるようになる事もあります。例えば、スーパーカブで旅するタイ北部で私自身も実感し、参加された方からも話が出るのは..。”こいつで充分なんだよなぁ”という事です。バイク関連のメディアでは”ツーリング向き”とは絶対評価されないスーパーカブですが、実際に1週間の旅の足としてみると、旅先で出会う人に妙な威圧感を与える事が無い点が旅マシンとしての高いパフォーマンスとして感じられます。ワインディングや未舗装路もそれなりに楽しんで走る事もできますし...価値の高い時間の過ごし方

  • 旅の価値

    旅の価値"禅とオートバイ修理技術"のパーシグがクオリティを客観的に計測しようとしたように、私も時折、旅のクオリティを計測することを考えます。そしてその問いは時にパーシグを狂気に駆り立ててパイドロスに変貌させたほどではないにしても、手が届きそうで届かない答えに対するもどかしさに苛立ちを覚える事もあります。旅行の企画や手配に携わって、何とか利益を上げようとしている努力についてはそれほど大した苦悩の中に身を置く事にはなりません。ただの銭勘定。もちろんその分野で今は大した努力も払っていませんし、負け組中の負け組に分類されているのでこの点は苛立ちの原因にはならない訳ですが、自分が関わる企画や手配がクオリティの高い旅を提供しているかどうかを考え始めると、もやがかかった中になんとなく形が見えている物を懸命に見ようとしているよ...旅の価値

  • 干し柿

    私がまだ小学生にすらなっていない頃の話なのでここを読んでいる人の多くがまだ生まれていない位遠い昔の出来事。その頃、両親が共働きだった私の家では幼稚園から帰って来る私の面倒を見てくれる人は専ら母方の祖母でした。当然ですが、インターネットもテレビゲームも携帯電話もこの世の中にまだ存在しない時代の事ですから母親が仕事から帰ってくるまで祖母と時間をつぶすのはたいていは家のちょっとした掃除をする祖母を手伝ったり、折り紙の本を見ながら載っている折り紙を片っ端から折っていくとか、とにかくそんな事しかありません。近所の子供たちより少し年齢が低かった私は近所のお兄さんお姉さんが小学校から帰ってくるまでは外で一緒に遊ぶ仲間もいない訳です。そんなある日の事。電車通園だった私はいつも駅まで祖母が迎えに来てくれていたわけなのですが、駅か...干し柿

  • サバンナへ行きたい

    私がとある旅行会社の新入社員だった頃の事でした。その旅行会社は格安航空券や個人手配旅行では結構がんばっていた旅行会社として人気のあった組織だっただけあって、手配依頼には一癖も二癖もある依頼が多かった..のかもしれません。働いている人たちも少しぶっ飛んだ人ばかりでとても良い経験をさせてもらったと同時に今でもとても愛着がある組織なのです。毎日の寄せられる問い合わせや手配依頼は当時はインターネットなどない時代なので電話がほとんど。今のようにメールで依頼が来てインターネットを使って調べて返答するなどという安易な事はできません。自分の知らない行き先への問い合わせであれば一旦電話を切って、調べて折り返すわけですが、新入社員とはいえこちらはプロなのであまりトンチンカンな受け答えもできません。そんなある日、たまたま受けた電話。...サバンナへ行きたい

  • 旅先での情報源

    旅先での情報収集についてはインターネットの普及によっていつの間にかあまり重要視されなくなってきているようですが、インターネット上の情報が数か月前あるいは数年前の情報である事がほとんどである点を考えると、まだまだ現地での情報収集をおろそかにすべきではないと思います。コミュニケーションを面倒がらなければ現地での情報収集はインターネットで何時間もかけて集めたと同じ情報をあっという間に手に入れる事ができる場合が多いですし、なんといってもその時点での生の情報が手に入ります。更に、情報収集のためにいろいろな人とコミュニケーションをとる事それ自体が旅を彩ってくれる大切な体験だと思うのです。それでは、現地に着いたら闇雲に地元の人に質問して回ればすぐに情報が集まるかというとそういう風には事は運びません。ちょっとしたコツが必要です...旅先での情報源

  • 荷物を見直す基準

    旅するときに何かと増えてしまう荷物。バイクでの旅の場合でも最近は積載する技術や装備が進歩した分、荷物を沢山積んでいる人を見かけます。人によっては荷物をたくさん積むことが何かアイデンティティの主張になっているのかもしれないので、その場合は良しとしましょう。バイクに荷物を積めば積むほど走ることが楽しめなくなるのはライダーなら大抵知っている事だと思います。私は旅についても同じだと思います。荷物が増えれば移動する際の荷造りも煩雑になりますし、忘れ物も多くなります。利用可能な移動手段が限定される場合も考えられます。私の主観で言えば、一般的な旅行の場合、50リットルが自由に動ける限界ではないかと思います。バイクツーリングの場合はこれにライディングウェアが加わる感じです。サムソナイトのスーツケースの一番小さいものが55リット...荷物を見直す基準

  • 失敗する自由を謳歌する

    旅していると自分の思い通りにいかない事は毎日発生します。もしかすると入念に下調べしたうえで緻密な計画を立ててその通り行動すれば思い通りにいったと勘違いすることはできますが、それは計画通りいっただけの事であって、思い通りにいったというのとは少し違います。スーパーカブで旅するタイ北部の場合、もはや10年ほど続いている企画なので毎度訪れる宿や屋台もある程度の目星がついているのですが、それでも今まで使っていた宿が廃業していたり、レストランが廃業していたりは毎度の事。予約を入れてあるわけではないので空いていない事だってあります。宿探しについては私が処理すべき問題なので参加される方にとってはあまり関係ないのですがもう少し細かい事、特に食事については参加する方々も”思い通りにいかない”問題に直面することになります。よくわから...失敗する自由を謳歌する

  • 挨拶は旅の便利なツール

    見知らぬ国、見知らぬ街で食と住を確保することは経験を積んでいても毎度自分にとってチャレンジとなります。宿泊については基本的に旅行者を相手にしている職業ですから、見つけさえすればなんとでもなる可能性が高いのですが、食の方はお店の側も外国人が訪れる事を想定していない場合も多いのです。ガイドブックに書かれた”おすすめレストラン”を口コミを信用して巡る旅なら問題ないのですがスーパーカブで旅するタイ北部のような旅では、たまたま通りかかった小さな村の屋台やレストランで食事をすることも多いのです。日本語はもちろん、英語も通じないお店で、”何言ってるんだか判らないから出て行ってくれ!”と言われかねないとイメージし始めるとお店に入る事自体が既に挑戦となります。以前もどこかで触れましたが、私自身は19歳の頃、初めてのひとり旅では地...挨拶は旅の便利なツール

  • 旅の荷物=その2

    1か所に滞在する旅の場合を除いて、荷物は必ず行動の障害になってきます。前回触れたようにバッグの形態一つで行動が規制されてしまう事もありますし、荷物が多ければ乗り物も選ばなければなりません。そして、荷物が旅先での行動に制約をもたらすもう1つの側面は”荷造り”です。宿でバッグから必要な荷物を取り出したら、出かける際にはまたパッキングしなおさなければなりません。場合によっては移動中にバッグに入れたものの一つを取り出す必要がある事もあります。荷造りを容易にする一つの単純明快な解決方法は荷物を極力少なくする事です。詰めるものが少なければ再パッキングはすぐに済みますし、中身が少なければ旅先で忘れ物をすることも少なくなります。忘れ物チェックも容易です。荷物を少なくするための考え方などは過去にも触れた事がありますし、今後もまた...旅の荷物=その2

  • 旅の荷物

    先日、"スーパーカブで旅するタイ北部"からの帰国の際、成田空港のターンテーブルで受託手荷物が出てくるのを待っていた時の事。何度か一緒に旅したことのあるお客様と二人でターンテーブルに出てくる荷物を眺めながら”やっぱりスーツケースを使う人って相変わらず多いんですね。”と話していました。いや、以前より多くなったという印象でもあり、もしかすると逆にバックパックなんかで旅する人が減ったという事なのかもしれません。海外旅行と言えばスーツケースと考える方の中には誤解されている方もおられるようです。特に航空便の利用に際して...1.ハードケースでないと受託手荷物として預けられない2.ハードケースでないと受託手荷物にした際に中身が壊れる3.ハードケースでないと盗難に遭いやすい。1は単純な誤解で、ソフトバッグでも、段ボール箱でも、...旅の荷物

  • 宿を事前手配するか否か=スーパーカブで旅するタイ北部より

    スーパーカブで旅するタイ北部では、小グループでの行動になるので食事をとったり、ビールを飲んだり、あるいは宿でのんびりしている際などに参加者や私を含めいろいろな話をする機会があります。時には激しい議論に展開することもありますが...。11月の同企画の参加メンバーは少し年齢層が離れていて1950年代生まれの方、1960年代生まれの私、そして1990年代生れの方という面々でした。そんな中で世代の違いというよりもバックグラウンドとしてのインフラの違いを興味深く感じた話題が”宿を事前に手配するか否か”というお話。スーパーカブで旅するタイ北部は、募集の中でも謳っていると思うのですが、宿はおろか、レンタルバイクの事前予約も基本的にしていません。最近はチェンマイの宿だけは到着時間が遅すぎて宿の空室云々ではなくて門が閉まってしま...宿を事前手配するか否か=スーパーカブで旅するタイ北部より

  • スーパーカブで旅するタイ北部ロイクラトーンスペシャル雑感

    一昨年スーパーカブで旅するタイ北部ロイクラトーンスペシャルへの同行から日本へ帰国して今は渡航中に連絡が遅れた皆さんへの連絡や手配進行と今回の自分の渡航にかかわる残務整理に追われています。今回の企画は一番最初のプランに立ち戻り、バンコクからの夜行寝台列車での移動を復活させました。この最大の理由は今まで使っていたソウル経由のチェンマイ行きのフライトだと到着が遅すぎて安宿が閉まってしまう事を避ける事と、移動そのものを楽しむ事を再度復活させたかったからでした。更に復路を1日延長。その1日をどう使うかはなかなか決断できなかったのですが、最終的には私も今まで足を運んだことのない町、パイを訪れてロイクラトーン最終日を満喫することができました。自分の足で宿を探し、自分の目で部屋を見て決める古風な旅のスタイルを身に着けている私に...スーパーカブで旅するタイ北部ロイクラトーンスペシャル雑感

  • 出入国カードの”滞在先”=スーパーカブで旅するタイ北部より

    格安フリータイムツアーを利用する場合や、インターネットでお得にホテルを予約して旅行する場合であればとくに問題にならないのですが、現地についてから宿を探すような旅の場合、いつも困るのは出入国カードに記載する”滞在先”です。真面目に考えると、複数都市を回る場合はどこが”滞在先”になるのかにも悩んだりするかもしれません。今どきは完全に現地で宿探しするような人は少ないのかもしれませんが、スーパーカブで旅するタイ北部の場合はほぼ全ての宿は予約なし。これを”表向き”と思って参加する人が多いのですが、毎回どこかの街で宿を探してさまよう時間が発生するのでこれから参加を考える方は覚悟しておいてください。今年もメーサイで...。さて、滞在先の記載のお話です。チェンマイの到着時刻が遅いフライトを使う事が多くなったので、その場合はチェ...出入国カードの”滞在先”=スーパーカブで旅するタイ北部より

  • 国境の町=スーパーカブで旅するタイ北部より

    スーパーカブで旅するタイ北部ではタイとラオスの国境の町であるチェンコンとタイとミャンマーの国境の町、メーサイの2か所の”国境の町”に滞在します。私たちの住む日本は島国なので川を渡ったら別の国というような状況は普段接する機会がありません。私たちにとっては川の向こうに見えるのは別の国というのはとても不思議な感覚です。海外旅行に徒歩で出かけられる場所がそこにはあるわけです。日帰りミャンマー旅行や日帰りラオス旅行が普通に可能です。チェンコンから盛んに人が往来するようになったのは最近で、以前は地元の人達だけが行き来を許されていた町。しかも大抵の場合、入手困難な物資を求めるラオスからの人達が小舟でメコン川を渡ってくるだけだったので、”いかにも国境の町”という雰囲気はそれほど感じることがありません。一方、メーサイについてはい...国境の町=スーパーカブで旅するタイ北部より

  • ゲストハウスからホステルへ=スーパーカブで旅するタイ北部から

    タイの安宿といえばゲストハウスという呼び名が一般的でした。あるいはあなたが80年代頃までの旅を経験しているのであれば”旅社”という呼び名も加わってくると思います。バンコクの中央駅から少し歩いた先のロータリーに面していたいくつかの”旅社”はカオサン通りに地区のゲストハウスがまだなかった頃のバンコクでの滞在先の定番でした。一昨年までチェンマイのベースとなってくれていたゲストハウス、N.Houseは昨年で終了。今年訪れた際には、経営者が変わって、室内も改装されて装いも新たにStarNongCafeandHostelとしてスタートしていました。それをきっかけに周囲を見回してみると今まで気が付かなかっただけなのか、あるいは制度か何かが変更になったのか、はたまた呼び方が変わったのか、チェンマイで目にするゲストハウスの看板が...ゲストハウスからホステルへ=スーパーカブで旅するタイ北部から

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