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とっちーの「終わりなき旅」
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2014/10/06

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  • 2024東寺夜間拝観

    明日香村周遊を終え、飛鳥駅から東寺駅まで移動する。駅を降りて、東寺まで歩いていくと、そろそろ日が暮れ始め、ライトアップが始まっていた。この日は、「夜の特別公開東寺夜桜ライトアップ(金堂、講堂夜間特別拝観)」の最終日となり、長い一日の最終イベントに突入だ。特別拝観料を入り口で払い東寺の境内に入る。最終日というのに大賑わいで数珠つなぎに観光客が入っていく。ふとお濠を見るとライトアップされた鳥の置物が見えた。と、思ったら動いたので、本物のシラサギとわかった。そして、お濠の先にはライトアップされた五重塔と水面に映る五重塔がダブルで見える。さらに進むと、水面には桜の花弁で埋め尽くされ花筏となっている。五重塔近くまで行くと、まだ残っていた桜とのコラボが見られた。広場の周りは、不二桜や染井吉野・枝垂桜など約200本の桜...2024東寺夜間拝観

  • 2024三輪山登拝&明日香村周遊

    大和三山登山の翌日、町屋ゲストハウス三輪前で集合写真を撮る。三輪といえばソーメン発祥の地として有名だが、日本最古の神社の一つとして知られる大神(おおみわ)神社のある町でもあり、辺りは何もなく静かで厳かな雰囲気が漂う街並みが良かった。町屋ゲストハウスのご夫婦に見送られて、大神神社に向かう。大神神社の大鳥居が見えてきた。高さ32.2m、柱間23mの巨大な鳥居だ。大きさ的には、熊野本宮大社の旧社地・大斎原に建立された高さ34m、幅42mの鳥居が日本一だと思うが、それに負けず劣らずの大鳥居である。しかし、我々は、昔からある一之鳥居から参道に向かう。大鳥居が出来たのは、1986年と新しく、かつて参詣者はこの鳥居をくぐって神社に参詣したのだという。三輪山を正面に眺めながら、整備された参道を進む。二ノ鳥居まで来た。玉砂...2024三輪山登拝&明日香村周遊

  • 2024大和三山登山

    大和三山とは、橿原市に位置する天香具山(あまのかぐやま)・畝傍山(うねびやま)・耳成山(みみなしやま)の三山をいう。奈良盆地中央にぽっかりと浮かぶように並んでいて、北に耳成山、東に天香久山、西に畝傍山がある。いずれも高さ200mにも満たない小さな山だが、姿が美しく、神話や伝説が豊富である。古代の人々は畝傍山を女性、他の2つの山を男性と考え、畝傍山をめぐって耳成山と天香久山が争ったという話が伝えられている。先週末、大和八木駅をスタートして、近鉄の線路沿いに耳成山に向かって歩き出す。耳成山の登山口に到着する。登山口には、耳成山にまつわる伝説などが書かれている。10分もかからず、耳成山山頂140mに到着する。山名は、円錐形の美しい山容からで、余分なところがない=耳がないから転じたという由来がある。山頂から少し下...2024大和三山登山

  • 2024吉野山お花見ハイキング

    先週末、お花見を目的に奈良の吉野山を歩いてきた。吉野山とは、大峯連山の北の端から、南に約8kmつづく尾根一帯を指し、桜の名所として有名だ。谷や尾根を埋める桜は3万本ともいわれ、麓から下千本、中千本、上千本、奥千本と順に開花し、山を染めていく様子は見事である。また、2004年7月、吉野山を含む「紀伊山地の霊場と参詣道」が、ユネスコの世界遺産に認定された。吉野山は山全体が世界遺産として登録されており、吉野水分神社・金峯神社・金峯山寺・吉水神社などの世界遺産の建造物を徒歩で回れることも魅力である。今回の参加者は、全部で10人。吉野駅に全員集まったところでスタートする。吉野駅前には、桜をイメージしたピンクのポストが立っている。さすがに世界遺産で桜の名所という事で、駅前は既に多くの観光客で賑わっていた。歩き出してす...2024吉野山お花見ハイキング

  • 2024金勝(こんぜ)アルプス

    先週末は、17年ぶりに滋賀県にある「金勝(こんぜ)アルプス」に出かけてきた。アルプスとはいっても一つの山の名前ではなく、標高605mの竜王山を最高峰とするいくつかの山々の集まりだ。風化した花崗岩が作り出す独特の地形が特徴で、ゴツゴツとした岩場が続く岩稜帯はアルペンムードがたっぷりの山である。また、コース上には岩場、鎖場、ロープ、渡渉、遺跡巡りと、アドベンチャー感満載で登山の面白さがギュッと詰まった楽しい山である。登山口は、新名神草津田上インターからすぐの一丈野駐車場からだ。8時半に到着したが、駐車場は8割方は埋まっており、人気の高さが窺われる。滋賀からのメンバーも加わり、総勢10人でスタートする。まずは普通の樹林帯の中を進む。すぐに岩盤の上を歩くことになる。岩の上にはところどころに水が流れ、滑りそうだが、...2024金勝(こんぜ)アルプス

  • 2024飛鳥ハーフマラソン

    1週間前にフルマラソンを走ったばかりだったが、飛鳥ハーフマラソンにもエントリーしていた。2022年の第1回に参加して以来、2回目の参加だ。明日香村内の史跡や遺跡周辺をくまなく回る面白いコースだが、アップダウンが厳しく、結構ハードな大会である。ただ、その分制限時間も3時間半と大分緩いので、完走率は95%以上と結構高い。ちなみにコースマップは以下の通りだ。(飛鳥ハーフマラソン大会公式HPより)スタートは、キトラ古墳前の丘からだ。丘陵内の通路に数珠つなぎの状態でランナーが整列している。スタートは午前9時だが、後方のブロックにいたので、スタート地点を通過するまでには数分を要した。スタート地点には、ゲストランナーのワイナイナさんや川内優輝さんが声援を送ってくれている。彼らは、最後尾からランナーを追いかけてあっという...2024飛鳥ハーフマラソン

  • 2024明日香村等観光

    先週末は、飛鳥ハーフマラソンに参加するため明日香村に出かけていた。明日香村は何度か行ったことがあり、今回で3回目となるが、面白い遺跡や文化財が数多くあり何度行っても興味深い。まず、最初に立ち寄ったのは、飛鳥資料館だ。日本の心のふるさと「飛鳥」の歴史と文化を紹介する資料館である。飛鳥は、古代国家が誕生した場所として広く知られ、592年に推古天皇が豊浦宮に即位してから、694年に持統天皇が藤原京へ遷都するまでの約100年間、飛鳥には天皇の宮殿が継続的に営まれ、政治と文化の中心として栄えた。壮麗な宮殿、石組みの苑池や噴水施設、時を告げる水時計(漏刻)、猿石や亀石などの石造物が造られ、石舞台古墳などの古墳も造られていた時代だ。キトラ古墳・高松塚古墳には大陸風の極彩色壁画が描かれた。資料館には、これらの数多くの資料...2024明日香村等観光

  • 2024岡の里名水マラソンツアー:3日目別府観光

    最終日は、早朝に宿を出て別府市内に向かう。大分県と言えば、観光の王道は別府だ。まずは、4年前コロナ禍で入園できなかった高崎山自然動物園に行く。高崎山自然動物園には、大分マリーンパレス水族館「うみたまご」の駐車場から、国道10号にかかる陸橋を渡っていく。陸橋の下は、片側2車線の国道10号が通っており、交通量は激しい。陸橋を渡りきったところに、階段とエレベーターがあり、高崎山自然動物園の入園受付に行ける。高崎山のサルの餌付けは、高崎山山麓の万寿寺別院の境内である。まずは、小型モノレール「さるっこレール」で餌付け場に向かう。モノレールを降りると、すぐ目の前に、多数のサルが我が物顔に歩き回っている。サルへの餌付けは、30分に1回行われるとあって、もうじきその時間になるとあって、係員の周りには、多くのサルが集まって...2024岡の里名水マラソンツアー:3日目別府観光

  • 2024岡の里名水マラソンツアー:2日目岡の里名水マラソン

    マラソン当日の朝となった。スタート時間は10時という事で、朝は比較的のんびりだ。スタート会場は宿から歩いて15分くらいなので、朝食もしっかりとって8時半過ぎに会場となる竹田市総合運動公園に向かう。着替えなどを荷物置き場に置き、グランドの方に出ると、開会式が始まっていた。参加者は、全種目入れても1000人程度と、のんびりした風景だ。スタート前に、表彰台の上に乗って写真を撮り、表彰者の気分だけ味わう。フルマラソンスタート時間直前となり、スタート地点前にランナーが集まる。因みにフルマラソンのコースは、下記の通りだ(大会公式HPより)。10時ちょうどにスタートとなり、まずはトラックを1周する。スタート地点からすぐに急坂の下りとなるが、すぐに緩やかな上りになって山の方に向かっていく。10キロほど走ると、石積みの歴史...2024岡の里名水マラソンツアー:2日目岡の里名水マラソン

  • 2024岡の里名水マラソンツアー:1日目竹田観光

    先週末、岡の里名水マラソンに参加するため、大分県に向かった。大会は、大分県竹田市で開催されるため、大分空港からレンタカーで熊本県境に近い竹田市の白水の滝に向かう。白水の滝は、大分県と熊本県の県境の大野川の源流にある高さ約38mの滝だ。阿蘇山系の伏流水が岩盤から湧き水となって湧きだし、幾筋もの糸のような滝となって流れ落ちて、その滝水が白く見えることから、白水の滝と呼ばれる。また、99本の滝筋があり、100に1つ足りなかったので、百から一の横棒を抜いて白水の滝としたとの説もある。駐車場に着くと、入り口にはお茶屋が建っている。かっては幅約100mに及ぶ壮大な滝で日本一の飛泉と讃えられ、岡藩主の中川氏によって滝見物のためのお茶屋も設けられたという。滝壺までは歩いて15分と言うことで遊歩道を歩いて行くと、岩盤の隙間...2024岡の里名水マラソンツアー:1日目竹田観光

  • 2024志賀高原スキーツアー:4日目志賀高原熊ノ湯でスキー

    最終日は、硯川ホテル前から熊の湯スキー場まで歩いていく。このところ天気が良くて暖かい日が続いていたので、最終日は曇り空となり午後から雨との予想だ。駐車場は雪が解けて水溜りができていたので、熊の湯のゲレンデコンデションは今一つかと思っていたが、リフトに乗って上から滑ってみると思ったよりも滑りやすい。標高1690m~1960mの間に扇形に広がるゲレンデにリフトが5本ある。コンパクトながらも初級者~上級者がそれぞれコースを楽しめ、下で合流できるいいゲレンデだった。熊の湯を一通り滑ると、横手山への連絡コースがあるというので、ちょっと長い林間コースを滑り、横手山のゲレンデに向かう。横手山でも何度か滑る。最後は、リフト乗り場前にあるレストランでランチ。ランチを済ますと駐車場まで下りて、硯川ホテルの温泉に入ってから帰路...2024志賀高原スキーツアー:4日目志賀高原熊ノ湯でスキー

  • 2024志賀高原スキーツアー:3日目志賀高原横手山、渋峠でスキー

    3日目は、硯川温泉の宿からスタート。目の前に横手山に向かうリフトがあり、3本乗り継いで一気に横手山山頂に向かう。滑り出す前に、まずは山頂リフトの屋上にある満天ビューテラスに向かう。2307mの山頂からは、360度の大展望が広がる。すぐ目の前にあるのは、志賀高原の笠ヶ岳。奥には北アルプスの山並み。こちらは草津白根山と雲海の下は草津の街並み。横手山の山頂は、広く開放的だ。まずは、渋峠方面に向かう。渋峠スキー場を一気に滑り降りると、長野と群馬の県境に立つ渋峠ホテルだ。渋峠ホテルには、ゴールデンレトリーバーの看板犬マーカス君が、愛嬌を振りまいている。以前来たときは、2匹いたはずだが、お父さんのインディーが亡くなり、現在はマーカス君だけとなったそうだ。渋峠から横手山に戻るころお昼近くとなり、「日本一高いパン屋さん」...2024志賀高原スキーツアー:3日目志賀高原横手山、渋峠でスキー

  • 2024志賀高原スキーツアー:2日目志賀高原中央エリアでスキー

    2日目からやっとスキーができる。宿は、蓮池スキー場近くにあるやまゆり荘だ。宿の前の道路を横断すれば、蓮池スキー場のゲレンデとなり、リフトまで滑っていける。その後、蓮池、サンバレー、丸池をぐるっと滑る。丸池のチケット売り場で全山共通3日券を購入し、蓮池まで戻る。蓮池からは、トンネルを潜ってジャイアント、発哺ブナ平、東館山を経て寺子屋スキー場まで一気に移動する。寺子屋は標高が高いので、雪室は抜群に良い。リフト上部の樹氷がきれいだ。そして、展望はすこぶるいい。昨年も快晴に恵まれた志賀だが、今回も素晴らしい天気に恵まれ、前方には妙高山がくっきり見える。寺子屋で何度か滑った後、高天ヶ原、一の瀬を経て、焼額山スキー場まで移動する。お昼近くとなり、プリンスホテルの西館レストランでランチ休憩する。レストランの大きなガラス...2024志賀高原スキーツアー:2日目志賀高原中央エリアでスキー

  • 2024志賀高原スキーツアー:1日目渋温泉散策

    1月の白馬は、雨で全然滑られなかったので、今回の志賀高原が今年の初滑りとなる。1日目は移動のみで、湯田中駅で友人と合流し、渋温泉に寄って行く。まずは、渋温泉有料駐車場に車を止める。入り口には面白いキャラクター像があり、何だろうと調べてみると、渋温泉のイメージキャラクターの「しぶざるくん」だとわかった。兜を被っているとこを見ると武田信玄公もイメージしているようだ。駐車場を出て、温泉街の中に入っていくと、すぐに目に飛び込んでくる大きな建物は、金具屋という旅館だ。もともとは松代藩出入の鍛冶屋だったが、災害の復旧中に偶然この場所で温泉が湧き出たことから、宝暦8年(1758年)に宿屋となった。前身が鍛冶屋であったため、当時の松代藩主より「金具屋」と名付けられたという。金具屋は、豪華でどこかノスタルジックな雰囲気が漂...2024志賀高原スキーツアー:1日目渋温泉散策

  • 2024満観峰(まんかんほう)

    遠くなくて簡単に登れる山に行こうということで、焼津市にある「満観峰」に登ってきた。「高草山」「花沢山」とともに「焼津アルプス」とも呼ばれ、地元民に愛されている人気の里山だ。登山口は、花沢の里。9時頃到着したが、観光駐車場はすでに満車。しかたなく、その先にある臨時観光駐車場に回っても、ほぼ満車状態だったが、たまたま1台が出て行ったので、かろうじて駐車することができた。天気は快晴で絶好の登山日和。気温は低いが、登山口に向かって歩き出す。しばらくすると「花沢の里」に到着する。「花沢の里」は、山の谷地にある30戸ほどの山村集落。江戸時代の面影を残す風情漂う町並みは、観光スポットとしても人気らしい。花沢の里が終わると、満観峰の登山口が始まる。登山堂脇には梅の花が満開だ。よく見るとメジロが花びらを啄んでいる。そして、...2024満観峰(まんかんほう)

  • 2024奄美ヨーリヨーリランツアー:4日目

    奄美大島の最終日、観光は半日くらいしかできないので、宿からは遠いが、思い切って奄美大島最高峰の湯湾岳に登ることにした。とはいえ、それなりの登山道を歩いて登るには、ガイド付きで少人数でなければならないという湯湾岳ルールがあり、我々のグループでは、それは無理なので、ガイド不要で短時間で登れる大和村側のコースに向かう。大和村側のコースは、9合目まで車で行くことが出来る。宿からは1時間半以上かかったが、10時前に9合目の登山口に到着する。湯湾岳の案内看板。登山口から木段を登っていく。木段を登っていく途中で駐車場が見えたが、我々の車しか止まっていない。登山道は、ずっと木段となっており、地面を傷めないよう整備されている。10分もかからず、湯湾岳山頂付近にあるほこらの広場(ターサ)に到着する。ターサの中央には、展望台が...2024奄美ヨーリヨーリランツアー:4日目

  • 2024奄美ヨーリヨーリランツアー:3日目

    マラソンの翌日は、奄美大島のアクティビティを1日楽しもうという事で、金作原原生林トレッキング、マングロープカヌー、ナイトツアーと朝から晩まで予定を入れ込んだ。この日は朝から雨模様。しかし、大した雨ではなく昼前には上がる予想だったので、合羽を用意して、金作原原生林トレッキングに出かける。2021年に世界自然遺産に登録された奄美大島は”東洋のガラパゴス”と呼ばれ、他の地域では中々見られないような固有種の生物がたくさん生息している。その中でも金作原原生林は奄美大島の亜熱帯植物が多く残されている。自然環境保護のため、金作原を利用する際には認定ガイドの同行が必須だ。原生林に入る前に、ガイドさんからいろいろ入林する上での注意を受ける。車止めの横から、原生林の中に入っていく。国内では、奄美大島、徳之島、喜界島のみに分布...2024奄美ヨーリヨーリランツアー:3日目

  • 2024奄美ヨーリヨーリランツアー:2日目

    ウルトラマラソン当日。我々の仲間たちは全員50キロに参加予定だ。スタート前に、記念写真を撮る。ばしゃ山村の入り口前で、スタートの合図を待つランナーたち。午前6時。1分ごとの時差スタートで50キロのランナーが走りだす。5分後には、100キロのランナーがスタートする。全種目で200人ほどの参加者だという。夜中まで雨が降っていたので、スタート時にもパラパラと小雨模様だったが、次第に雨は上がる予定だ。午前7時頃、東の空が明るくなってきた。7時過ぎ、水平線から日が昇る。雲は多いが、雨の心配はなさそうだ。彼岸桜の並木道の横を通る。浜辺沿いの道を走る。最初のエイド「あやまる岬」に到着する。スタートから14.3キロ地点となり、いささかお腹が空いていた。スタートから最初のエイドまで距離が長いので、食料を持参していったので何...2024奄美ヨーリヨーリランツアー:2日目

  • 2024奄美ヨーリヨーリランツアー:1日目

    先週末から奄美大島に出かけていた。奄美大島で行われるウルトラマラソンに参加するためだ。1日目は、移動のみで昼前には奄美に到着する。奄美空港で昼食を済ませ、宿の人にお迎えに来てもらう。宿泊する宿は、奄美リゾートばしゃ山村だ。マラソンのスタート&ゴール地点となり、一番楽ちんな場所だ。因みに、ばしゃ山とは糸芭蕉の群生林のことだという。高価な芭蕉布のもととなるばしゃ山は財力を意味し、不美人はばしゃ山をつけて(セットで)婿をさがしたということから、奄美では不美人の代名詞であったそうだ。一説では年頃の娘の謙遜語であったとも伝えられている。ばしゃ山村でマラソンの受付を済ませ、向かいにあるケンムン村を散策に行く。ケンムン村は、シマ唄体験や塩作り体験・お菓子作り・陶芸など島にまつわる体験を楽しむことができる。ちなみに「ケン...2024奄美ヨーリヨーリランツアー:1日目

  • 2024白馬雪遊び:カンジキハイキング

    毎年、1月は白馬に行ってスノーシューやスキーをやって楽しんでいるのだが、今年はスノーシューではなくカンジキを履いてハイキングをすることになった。カンジキはまだ履いたことがなく、うまく歩けるのだろうかと心配だった。話を聞くと、カンジキは湿った雪が多くかたい雪面の場合は歩きやすく、スノーシューはふかふかの新雪の雪面には適しているという事だった。ハイキングの前日は、白馬も湿った雪となり、カンジキには適した条件になっていたようだ。まずは、ガイドさんが持ってきてくれたカンジキを見せてもらう。カンジキは、紐をうまく使って靴に縛り付ける。まずは、紐の通し方から教えてもらう。次に靴をカンジキの上にのせて、紐を靴に回し、しっかりと固定する。なんとか、カンジキを履くことが出来て、準備万端。いよいよ、カンジキハイキングが始まる...2024白馬雪遊び:カンジキハイキング

  • 2024黒岳・越前岳・呼子岳周回

    前週に続いて年の初めは、富士山がよく見える山へと言うことで、愛鷹連峰の越前岳に登る事にした。富士山の南裾には、いくつものピークからなる愛鷹連峰がどっしりと構えている。主脈上には北から最高峰の越前岳、呼子岳、鋸岳、位牌岳、愛鷹山が続いている。越前岳へのルートは、山の北側にある十里木集落からの道が一般的だが、もう何度も歩いている道なので、今回は須山からの登山口から登ることにした。愛鷹登山口と書かれた大きな看板のある道に入って10分ほどで山神社駐車場に着く。駐車場に着いたとき、車の外気気温計は-7℃となっていた。かなり冷え込んでいるようだ。防寒をしっかりして、登山口の鳥居前でスタート前の記念撮影。杉林の急坂を登っていく。愛鷹連峰の黒岳には自然杉が群立している。特に目通り3メートルを越える19本は樹齢400年前後...2024黒岳・越前岳・呼子岳周回

  • 2024金冠山・達磨山

    今年初めての登山は、伊豆半島の金冠山と達磨山になった。富士山の展望に優れ、解放感満点の尾根道をたどるハイキングコースだ。まずは、修善寺からだるま山レストハウスの駐車場まで向かった。到着時間が10時近くとなり、駐車場は、ほぼ満車状態となっていたが、空きスペースをギリギリ見つけ、なんとか駐車することができた。だるま山レストハウスからの景色は、伊豆三絶(伊豆を代表する絶景三ヶ所)の一つに数えられている。駿河湾越しに見える富士山は、まさに絶景だ。この日は、こんな景色を一日中見ながら歩けるコースだ。だるま山レストハウスからすぐに伊豆山稜線歩道に入る。ここからが、金冠山への登山道だ。平坦で広く開放された気持ち良い登山道が始まる。初心者向けの歩きやすい道が続き、この日も多くの登山者が歩いていた。前方に鉄塔が見えてきた。...2024金冠山・達磨山

  • 2023第4回箱根ガイリーン:2日目

    2日目の朝。この日は前の日と打って変わり快晴だ。だが、気温は低く寒い。8:30。宿を出発する。宿から歩いて3分ほどのところにある箱根登山鉄道の大平台駅に行く。箱根登山鉄道は、日本で最も急な勾配がある鉄道だ。そのため、箱根湯本から終点の強羅まで乗ると、計3回途中で列車が後ろ向きに動き出す。スイッチバックと呼ばれる運転形態で、高低差のある地形を上るための工夫である。大平台駅は、その中でも唯一駅舎の中でスイッチバックが行われる。その際には、運転手と車掌がホームを移動して前後に交代する。我々が最後尾の車両に乗ったかと思ったら、動き出すと先頭車両になっていた。終点の強羅駅に到着し、コンビニで食料を調達してから、明星ヶ岳の登山口を目指して歩き出す。急勾配の道を進んでいく。強羅駅から30分ほどで登山口に到着する。明星ヶ...2023第4回箱根ガイリーン:2日目

  • 2023第4回箱根ガイリーン:1日目

    箱根の外輪山を一周する箱根ガイリーンを歩きだして今回が4回目となる。今回で全コース完歩の予定で御殿場駅に着いた。ところが、東海道線で来る仲間が、沿線の火災事故で列車が止まっていて予定の時間に着かないという。また、バスで御殿場に来る仲間も、下車するバス停を間違えたとかで遅れるという。そして、同行したメンバーにも体調がいまいちという話もあり、1日目のコースを短縮することにした。幸い、1時間遅れでメンバー9人が揃い、御殿場駅から乙女峠行のバスに乗る。10:05。乙女峠のバス停に着き、登山口に向かう。この時間からでは、長時間の山行では、下山時には真っ暗になってしまうので、金時山のみ登ることにする。5分ほどで金時山の登山口に入る。朝方は雨が降っていたが、ほとんど上がり曇り空となり、雨具は着ずに済みそうだ。30分ほど...2023第4回箱根ガイリーン:1日目

  • 2023青島太平洋マラソンツアー:3日目

    3日目は、前日暖かすぎたせいか、朝からずっと雨。それでも、どこか観光には行きたいので、車を走らせ、日南海岸の小高い丘の上に位置する「サンメッセ日南」に向かう。ここには世界七不思議のひとつに上げられているモアイ像がある。モアイのみの高さ4.5mにも及ぶ完全復刻されたイースター島のモアイ像7体が並ぶ景観は、見事だ。ただ、雨でバックが青い空ではないのが残念だ。イースター島の正式な許可を得て完全複製したモアイ像7体は、それぞれ以下のような意味があるらしい。特に、右から2番目のモアイ像を触ると金運、左から3番目は恋愛運が上昇すると言われているそうだ。一人ずつモアイ像の間に入って記念撮影。モアイ像前の広場。雨の日にもかかわらず、続々と観光客が入ってくる。丘の上の方を見ると。カラフルな人型の像が見える。とりあえず、丘の...2023青島太平洋マラソンツアー:3日目

  • 2023青島太平洋マラソンツアー:2日目マラソン本番

    マラソン当日の朝、ホテルの朝食は6時からとなり、7時にホテルを出る。泊まったホテルは、スタート会場に近く歩いて20分くらいと言うことで、ホテルの裏から会場に向かう。この時期、日の出の時刻は7時くらいなので、青島方面の空が明るくなってきていた。青島から宮崎県総合運動公園内に続く日向灘の海岸線につくられた遊歩道「トロピカルロード」は、青島太平洋マラソンの終盤のコースと重なる。トロピカルブリッジを渡れば、宮崎県総合運動公園に入る。手荷物を預け、スタートを待つブロックで待機する。申告ゴールタイムが遅い方だから、最後尾のブロックだが、このブロックの先頭は、はるか先だ。その後も同じブロックのランナーが集まり続け、グランドをほぼ一周するくらい集まっていた。9時のスタートの号砲が聞こえても、我々のブロックはなかなか動かな...2023青島太平洋マラソンツアー:2日目マラソン本番

  • 2023青島太平洋マラソンツアー:1日目

    今年最後のフルマラソンは、宮崎県の青島太平洋マラソンにエントリーした。青島太平洋マラソンは、九州では人気の大会として有名で、エントリー開始になった日にすぐに申込み、参加を楽しみにしていた。まずは、大会前日に宮崎入りして、コース沿いの観光地をめぐり雰囲気を味わう事にした。最初に向かったのは、宮崎神宮だ。灯籠が参道の両脇に立ち並び、厳かな雰囲気が漂っている。二の鳥居前まできた。二の鳥居の先にも灯籠が立ち並び、神門へと続いている。神門の手前にある建物は、宮崎神宮徴古館だ。宮崎神宮の宝物や書籍等の展示のために建設された木造2階建の建物で、海鼠(なまこ)壁という外壁に特徴がある。神門の前まで来た。拝所でマラソンの完走を祈る。宮崎神宮は、日本の初代天皇・神武天皇を祭神とし、神武天皇の孫にあたる健磐龍命(たけいわたつの...2023青島太平洋マラソンツアー:1日目

  • 2023つくばマラソンツアー:3日目筑波山

    マラソンの翌日は、筑波山に登る。「西の富士、東の筑波」と富士山と並び称される筑波山。日本百名山の中では最も標高が低く、比較的気軽に登山が楽しめる山としても有名だ。私は3回目だが、初めての人もいるので一緒に行くことにした。つくば駅から筑波山直行バスに乗る。雲がまだ多いものの、山の全景はくっきりバスから見える。元気だったら麓から歩いて登るのだが、フルマラソンを走った後なので、筑波山神社から登りはケーブルカーに乗りらくちん登山とする。ケーブルカーは、8分ほどで山頂駅まで乗せていってくれる。線路沿いは紅葉真っ盛りだ。山頂駅を降りると標高800mとなり広場からの展望もいい。二つあるピークの一つ男体山までは300mほどだ。トイレとお茶屋の先に上がると、男体山への登山道となる。男体山への登山道は、しばらくすると大きな岩...2023つくばマラソンツアー:3日目筑波山

  • 2023つくばマラソンツアー:2日目つくばマラソン

    マラソンを走るようになって、どんな大会に出ていたか確認してみたら、全国47都道府県のうち37県の大会を走っていたことが分かった。ここまで来ると、全国47都道府県のフルマラソン(フル以上の大会も含む)すべてを完走したいと思うようになり、今回のつくばマラソンは38県目の大会となる。はじめての茨城県の大会を有名なつくばマラソンに選んだのは、そんな理由もあった。つくばマラソンは、「マラソンを科学する」という大会テーマのもと、マラソンを様々な角度から考え、「科学する」というフレームで毎年「進化してゆくマラソン大会」を目指しているという。さすが学術研究都市らしい視点で開催されているのも頷ける。コースは、広い筑波大学の構内をスタートして、つくば市内の田園地帯をぐるっと回り、ふたたび大学構内に戻ってくる周回コースだ。この...2023つくばマラソンツアー:2日目つくばマラソン

  • 2023つくばマラソンツアー:1日目つくばサイエンススポット観光

    茨城県のフルマラソンをまだ走ったことがなかったので、つくばマラソンを走ろうとエントリーした。つくばには筑波山に登りに来たことが2回ほどあるので、知らない場所ではないが、筑波研究学園都市として開発が進み、現在は日本国内最大の学術都市となっているつくばの研究施設を見学してみたいと思い、マラソンの前日は、いくつかの研究施設を見て回ることにした。つくばには、東京秋葉原からつくばエクスプレスに乗れば最短45分で行くことが出来、アクセスは非常に便利だ。つくば駅前から出るサイエンスツアーバスの一日乗車券を買って、まずは、つくばエキスポセンターに寄る。つくばエキスポセンターは、屋外にそびえ立つ高さ50mのH-Ⅱロケット実物大模型が目印だ。つくばエキスポセンターは、科学技術を見て・触れて・楽しむ科学館である。科学の不思議を...2023つくばマラソンツアー:1日目つくばサイエンススポット観光

  • 2023瓢ヶ岳(ふくべがたけ)

    昨日は、岐阜県美濃市最高峰で濃尾平野最北、長良川中流に位置する瓢ヶ岳に登ってきた。瓢ヶ岳は片知山とも呼ばれ、古くからの修験の山だった。瓢ヶ岳の名は、以下の話に基づく。鬼退治の藤原高光が池畔で休んでいると、水面に12個の瓢(ふくべ、ひょうたんのこと)が浮き出てきた。鬼の化身かと身構えると、かき消えてしまった。この伝説から、明治時代、ふくべヶ岳の文字に、瓢の字を当てるようになったと言われている。登山口は、ふくべの森のトイレがある駐車場の近くだ。1週間前くらいまでは雨の予想になっていたが、次第に晴れの予想に変わり、当日は暖かく風のないいい天気に変わっていた。登山口には、大きな案内看板が立っている。春は新緑、秋は紅葉を楽しめる郡上の隠れた名峰で、登山道はよく整備され、短時間で登れる初心者にピッタリのトレッキングコ...2023瓢ヶ岳(ふくべがたけ)

  • 2023広島ツアー:2日目広島市内観光

    広島市内に戻り宿泊したのは、広島カープの本拠地であるMAZDAZoom-Zoomスタジアム広島のすぐ近くのホテルだ。さすが広島カープのお膝元であるだけに、ローソンの色が赤というのは驚いた。翌朝、ホテルから歩いて広島城に向かう。広島城公園の中に入ると、大本営跡という石碑が立っていた。広島大本営は、1894年(明治27年)に勃発した日清戦争の戦争指揮のために広島城内に設置された大本営だが、1945年の原子爆弾投下で全て吹っ飛んでしまい、今は基礎石だけが残っているのみだ。広島城の入り口に着いた。安土桃山時代から江戸時代の城で、毛利輝元が太田川河口のデルタ地帯に築いた平城である。1945年(昭和20年)まで天守を始めとする城郭建築が現存していたが、アメリカ軍の原子爆弾投下によって倒壊し、現在見られる城内の天守以下...2023広島ツアー:2日目広島市内観光

  • 2023広島ツアー:1日目宮島

    日本の各地を旅行していたはずだが、広島だけはまだ行ったことがなく、先週末初めて広島に出かけてきた。前日、神戸の娘の家に泊まり、翌日早朝の新幹線で広島に向かい、一番の目玉である宮島に向かった。広島駅からJRに乗って宮島口で下車。ほとんどの人が宮島口で下車するので、残った車両内はガラガラだった。外人も結構多い。宮島口に行ったら、あなごめしを買って食べるのがおすすめだという事で、駅前の「あなごめしうえの」であらかじめ予約しておいたあなごめし弁当を受け取る。開店と同時に弁当を受け取る人の行列ができていたが、それほど待つこともなく受け取ることができた。弁当を持って、宮島行のフェリーに乗る。フェリーはJR西日本宮島フェリーと宮島松大汽船の2社が運航しているが、大鳥居の近くを通るJR西日本宮島フェリーに乗った。フェリー...2023広島ツアー:1日目宮島

  • 2023八海山:2日目千本檜小屋~ロープウェイ乗り場

    2日目は、天気予報通り明け方から雨になっていた。前日に危険な八ッ峰は登ってしまったので、あとは下山するだけだ。朝食を済ませ、7時前に千本檜小屋を出発する。薬師岳直下の鎖場が雨で濡れて滑りやすく怖かったが、あとは順調に下山していく。雨に濡れた紅葉の山も、この程度なら景色を楽しむ余裕がある。下界の方には雲海が広がっている。大きな岩を通り過ぎれば、あとは難しい場所はない。女人堂で一休み。4合目半出合付近では、モリアオガエルが生息する漕池がある。八海山逍拝所に到着。ここのすぐ下が、ロープウェイ乗り場だ。ロープウェイ乗り場のテラスで、八海山Tシャツを着て登頂成功の記念撮影。ロープウェイで駐車場に着くと、五十沢(いかざわ)温泉で汗を流し、その後魚沼の里を観光して帰路についた。参考1.八海山の高低図&コースタイム参考2...2023八海山:2日目千本檜小屋~ロープウェイ乗り場

  • 2023八海山:1日目千本檜小屋~入道岳~八ッ峰~千本檜小屋

    千本檜小屋から、これから向かう八っの岩峰群と最高峰の入道岳を合わせて八海山という。古くから霊山として崇められてきており、越後駒ヶ岳、中ノ岳とともに越後三山に数えられ、日本200名山のひとつでもある名山だ。我々はまず、八ッ峰には向かわず、迂回コースから入道岳を目指す。迂回コースというが、結構キツイう回路で鎖場や梯子が何か所も出てくる。う回路からは、南魚沼の街並みや、遠く日本海や佐渡も見える。断崖の岩場をトラバースしていく。山肌の紅葉が見事だが、見とれている余裕はない。垂直の岩場が出てくる。上に出ると、八ッ峰の岩峰群が目の前に飛び出してくる。入道岳からの帰りは、この岩峰群の上を歩いていくことになるのだ・大日岳の登り口の前に出る。八ッ峰岩稜コースのスタート地点になるが、まずは通りすぎて入道岳方面に向かう。この先...2023八海山:1日目千本檜小屋~入道岳~八ッ峰~千本檜小屋

  • 2023八海山:1日目ロープウェイ乗り場~千本檜小屋

    快晴の八海山ロープウェイ乗り場に、栃木、東京、静岡からの7人と新潟からの3人が集合して10人で八海山に登ることになった。私は、3回目の八海山となるが、ほかのメンバーはほとんど初の八海山だ。この日は1日中快晴で、風もなく、登山には最高の天気になっていた。駐車場もほぼ満車状態。目の前にはギザギザの岩峰が立ち並ぶ八海山の姿がくっきりだ。ロープウェイ乗り場で登山届を提出し、10分ほどロープウェイに乗って外に出ると、八海山大神の鳥居前でスタート前の集合写真を撮る。登山道を数分登ると、八海山頂上逍拝所に出る。八海山大神、役行者、木花咲耶姫命が祀られている。ここで頂上を眺め、登山の安全を祈る。その後、紅葉が始まった山の中を徐々に進んでいく。最初は、黄色が多かったが赤も見られるようになってきた。1時間ほどで6合目となる女...2023八海山:1日目ロープウェイ乗り場~千本檜小屋

  • 2023八甲田山登山

    弘前・白神アップルマラソンを走ってから、酸ヶ湯温泉まで移動して宿泊。翌日は、八甲田山に登る予定だ。夜中に雨が降り、当日の天気は微妙だったが、酸ヶ湯温泉を出るころには青空も見え、思ったより天気がいいじゃないかと予定通り登ることにした。ただ、山の天気予報では山頂の天気は強風で風速15~17m/sとなっている。登山指数も1日中Cとなっていたのが気がかりだった。八甲田山神社登山口前で、とりあえず集合写真を撮る。傾いた鳥居をくぐり、これから登山開始だ。歩き始めてすぐ、樹林が全く育っていない場所に出る。この辺りは火山性ガスが発生して樹木が枯れてしまったのかもしれない。その後、再び樹林帯の中を進むが、途中でついに雨が降り始め、雨具を着ることにした。途中で、下山してくる登山者に会う。話を聞くと、山頂周辺は強風でとても長居...2023八甲田山登山

  • 2023弘前・白神アップルマラソン

    全国のマラソン大会制覇を目指し、10月は青森県の弘前・白神アップルマラソンに参加してきた。弘前市内をスタートして、津軽の母なる岩木川や百名山の岩木山、そして世界遺産白神山地を望む自然豊かなコースとなっている。また、生産量日本一を誇る弘前市だけあって、リンゴ園の中をリンゴの香りに包まれて走ることができるのが特徴だ。まずは、大会前日に弘前市内入りして、弘前城などを見学した後、駅前のホテルに泊まる。今回は、メンバーが10人となり、シャトルバスで弘前城公園前の会場に入る。午前9時。青空の元、スタートする。結構気温も高く暑くなっていた。スターターは、青森県出身の福士加代子さんだ。工事用の高所作業車からヘルメット姿のカメラマンが、スタートの様子を撮影している。しばらくは、岩木山を正面に眺めながら走っていく。ただ、岩木...2023弘前・白神アップルマラソン

  • 2023斜里岳&摩周屈斜路トレイル:摩周屈斜路トレイル2日目

    1日目は、セクション2と3を先に走ったが、2日目はセクション1からスタートしてセクション2に繋ぐ。セクション1のスタート地点は、摩周湖第1展望台からだ。霧の摩周湖と呼ばれるだけあって、この日も霧に覆われ、摩周湖の姿は全く見えない。展望台の前には、摩周屈斜路トレイルの起点を示す0キロの看板が立っている。駐車場の前の道路を渡ると、KMTと書かれた赤いコーンが入り口の目印のようだ。笹やぶの中の道を徐々に下っていく。1時間ほどで摩周湖からのトレイルを下りきると、柵の前に出た。柵の錠を開けると、見通しのいい田園地帯が広がっている。ポツンと1軒の農家が建っている他は何もない林道を進んでいく。大きな重機が、巨大な貨物車を運んできたのに出会う。北海道では、重機が見たことがないような大きさだ。舗装道路を進んでいくと、線路が...2023斜里岳&摩周屈斜路トレイル:摩周屈斜路トレイル2日目

  • 2023斜里岳&摩周屈斜路トレイル:摩周屈斜路トレイル1日目

    斜里岳登山の後、1年前に阿寒湖の宿で見つけたパンフレットで興味を持った摩周屈斜路トレイル(略してMKT)を2日かけて走ってきた。MKTは、日本一の透明度をもつ摩周湖や、むき出しの火山岩の山容と、硫黄の噴煙が圧倒するアトサヌプリ(硫黄山)。情緒ある川湯温泉街をはじめ、アトサヌプリを源に屈斜路湖周辺のいたるところで湧き出す温泉。日本最大のカルデラ湖である屈斜路湖の周りの森や生活道を歩く道。古くからここで暮らしてきたアイヌの人々のコタン(集落)。このように北海道のなかでも独自の自然や文化を育んできた屈斜路カルデラの台地を歩くトレイルで、「火山の道」「湖の道1」「湖の道2」という3つのセクションで構成されている。1日目は、川湯温泉から屈斜路プリンスホテルまでの30キロを走る予定だ。まずは、宿泊した川湯観光ホテル前...2023斜里岳&摩周屈斜路トレイル:摩周屈斜路トレイル1日目

  • 2023斜里岳&摩周屈斜路トレイル:斜里岳登山

    8月に続いて2度目の北海道。今回は、山友のKちゃんが百名山完登を目指しての最後の百座目の登山となるので、そのお祝いを兼ねての登山だ。まずは、女満別空港から、斜里岳の登山口に近い清里町まで車を走らせ、ホテル緑清荘に宿泊する。翌日8時、緑清荘を出発する。車の車窓からは、田園の先に斜里岳の姿がくっきり見える。雲一つない天気で、素晴らしい登山になることが予想された。20分ほどで、登山口のある清岳荘前に到着する。駐車場は、8割方埋まっており、我々は遅いほうだ。登山届に名前を記入して、8:30頃スタートする。しばらくは森の中を進む。20分くらいで沢が現れた。斜里岳といえば、20回くらいの渡渉が続くスリリングなコースが有名だ。しょっぱなから、水がザーザー流れる沢の上を渡っていく。初めての人は、ビクビクしながら慎重に飛び...2023斜里岳&摩周屈斜路トレイル:斜里岳登山

  • 2023金剛堂山

    先週末は、富山県南部の最高峰であり、二百名山にも数えられる金剛堂山に登ってきた。前金剛(1,638m)、中金剛(1,650m)、奥金剛(1,616m)の3つの峰からなる山で、山頂付近には草原の様な緩やかな地形が広がり、周囲の山々を見渡すことができる。前日の夜に家を出て、道の駅利賀に向かうが、実際現地に着いてみると、農協や役所の単なる駐車場のような場所で、トイレも売店もなくとても道の駅と言えるような場所ではなかった。とてもここでは寝られないと、いろいろ調べた結果、10キロほど先に旧・道の駅利賀が有ることがわかり、真夜中の山道を移動して、現地に着いた。売店は閉鎖され、自販機もないが、広大な駐車場には、真夜中にも関わらず煌々と明かりが付いている。しかも立派なトイレもあり、こちらの方が道の駅らしい。翌朝、目覚めて...2023金剛堂山

  • 2023北海道・羊蹄山等登山ツアー:3日目神威岬

    前日、目的だった後方羊蹄山の登山を無事終えて、ホッとしていた。3日目は観光をして帰る予定で、朝食はホテルの1階にあるレストランの朝食セットを頼む。前日はコンビニで買ったもの等を食べての簡単な朝食だったので、ゆったりした席でのんびり済ます朝食が落ち着く。ニセコは外国人が多い場所なので、パンに卵やベーコンが入った洋風のメニューだ。泊まったホテルは、「チャトリウムニセコ」という外資系のアパートスタイルのホテルだ。2日間とも素泊まりで泊まったが、サービスでパンや果物、飲み物など宿泊者の人数分用意されていたのには驚いた。おかげで山へ持っていく飲み物や食料の一部にも使えたのが助かった。また、従業員の対応もよく、同行したメンバーも大いに満足してくれたようだ。リビングはゆったりしていて、大型テレビやソファーがあって充分く...2023北海道・羊蹄山等登山ツアー:3日目神威岬

  • 2023北海道・羊蹄山等登山ツアー:2日目後方羊蹄山

    2日目の後方羊蹄山は、長丁場の登山となるので早めの朝食をとり、6時半に真狩登山口に到着する。登山者用駐車場からキャンプ場内を歩き登山口に向かう。いつも雲がかかっている後方羊蹄山だが、朝早いせいか雲は僅かで、山の全容はしっかり見える。登山口入り口で入山届に記入して、いよいよ出発だ。一合ごとに看板が付いているので、看板を目指して歩いて行ける。三合目を通過。急坂がずっと続く。七合目にやっと着いた。この日は蒸し暑く風もほとんど無いので、すでに大いにへばっていた。その後も、険しい道が続くが何とか頑張って先に進む。九合目を過ぎると、お鉢の縁に出る。ガス欠で動けなくなりそうなので、平らな場所でランチ休憩をしてから山頂を目指す事にした。お鉢の縁を進み出すと、ガスがかかってきた。ガスの中をしばらく進む。前方に大きな岩山が出...2023北海道・羊蹄山等登山ツアー:2日目後方羊蹄山

  • 2023北海道・羊蹄山等登山ツアー:1日目ニセコアンヌプリ

    8月の第3週にかけて、北海道の羊蹄山等のニセコ周辺の山に登ってきた。特に羊蹄山は、昨年同時期に計画したものの悪天候で引き返した経緯があり、今年はリベンジでもあった。千歳空港からレンタカーを借りてニセコアンヌプリの登山口に着いたのは、14時過ぎだった。幸い、ニセコアンヌプリは3時間ほどで帰ってこられるので、天気も悪くなく、午後からの登山になってしまったが、何とか登ってみることにした。ニセコアンヌプリの登山口もいろいろあるが、今回は五色温泉から登ることにした。下山後、すぐに温泉に入ることができるのが大きなメリットだ。五色温泉を出ると、ニセコ野営場があり、その先が登山口だ。野営場の奥から登山口に入っていく。登山口から頂上までは2500mだ。最初は、笹藪の間の道を進む。藪に囲まれていて風が通らず、めちゃ暑い。残り...2023北海道・羊蹄山等登山ツアー:1日目ニセコアンヌプリ

  • 2023乳頭山・秋田駒ヶ岳登山ツアー:3日目秋田駒ヶ岳

    3日目は、午後から雨が降りそうな情報があり、予定を早めて早朝5:30からスタートする事にした。国見温泉森山荘の駐車場の奥が登山口だ。階段を上り、秋田駒ヶ岳へと向かう。しばらくは樹林帯の中の木道を進んでいく。横長根という尾根道に入ると、しばらくは歩きやすい道が続く。スタートから1時間半ほどで分岐に出る。ここからは、砂礫の道をしばらく進む。今までとまったく違う雰囲気の道となる。朝早いので、砂礫に写る我々のシルエットが長い。砂礫の中で咲いているのは、高山植物の女王と言われるコマクサだ。砂礫の道が終わると、このコースでは一番の見どころであるムーミン谷の入り口だ。男岳の南東に延びる「馬場の小路」と呼ばれる谷間は、「ムーミン谷」とも呼ばれる人気スポットで、木道の上を気持ちよく歩いて行ける。谷間の沼地周辺には、白や黄色...2023乳頭山・秋田駒ヶ岳登山ツアー:3日目秋田駒ヶ岳

  • 2023乳頭山・秋田駒ヶ岳登山ツアー:2日目乳頭山

    水沢温泉から10分ほどで乳頭温泉郷の一つである黒湯温泉に到着する。黒湯温泉は乳頭温泉郷の中で最も奥にあり、江戸時代からの歴史を持つ。数軒の茅葺き、杉皮葺きの黒い宿舎や湯小屋が寄り添うように軒を連ね昔ながらの湯治場の風情を今に伝えている。黒湯温泉の中を通り抜けると乳頭山への登山道になる。登山道を歩いていくと、源泉地が宿の横にあり、噴煙が上がっている様子を見ることができる。源泉地だと思われる場所で作業をしている人が見える。噴煙を眺めながら沢に架かる橋を渡る。岩がゴロゴロしている沢沿いの道を進む。沢を渡渉する。このあたりは一本松温泉という野湯があったと思われる場所なのだが、最近秋田県では大雨が続き、土石流が流れて、野湯が無くなってしまったみたいだ。渡渉をしてから、道を間違えてしまったらしく、藪漕ぎになってしまっ...2023乳頭山・秋田駒ヶ岳登山ツアー:2日目乳頭山

  • 2023乳頭山・秋田駒ヶ岳登山ツアー:1日目観光

    8月に入って第1週は、秋田県の乳頭山と秋田駒ヶ岳の登山に出かけた。秋田県は、しばらく前まで長雨が続き、被害も大きかったそうだが、やっと雨が止み好天になってきていた。秋田新幹線の田沢湖駅で下車し、レンタカーを借りる。1日目は、田沢湖周辺の観光をする予定だ。田沢湖は以前にも来たことがあり、一通りは観光もしていたが、今回初めての人もいるので、3ヶ所ほど見て回る事にした。まず、最初に立ち寄ったのは、田沢湖クニマス未来館だ。クニマスは、かつて世界中で田沢湖だけに生息していた固有種だったが、1940年農業用水の確保と電源開発を目的に玉川の酸性水を導入し始めたことにより絶滅してしまった。しかし、2010年山梨県西湖で奇跡的に発見された。その「奇跡の魚クニマス」を飼育・展示しているのが、田沢湖クニマス未来館なのだ。クニマ...2023乳頭山・秋田駒ヶ岳登山ツアー:1日目観光

  • 2023立山三山&剱岳登山:3日目

    3日目も日の出前から快晴だ。この日は、剱御前山から日の出を見ようと言うことで、朝食前に小屋前の剱御前山に登り始める。小屋から山頂までは歩いて10分ほどだ。すでに山頂には大勢の登山者の姿が見える。そして、その奥には前の日に登った剱岳のシルエットもよく見える。剱御前山2772mに到着。山頂からは剱岳、前剱がよく見える。東の方に目を転ずれば、白馬三山、五竜岳、鹿島槍ヶ岳など後立山連峰が一望だ。4:52。五竜岳の肩の辺りから日の出だ。日の出に歓喜するメンバー。南方向には立山三山もくっきり見える。剱岳のTシャツで決めポーズのメンバーたち。6:40。朝食も済ませ、剱御前小屋を出発する。雷鳥沢に向けて一気に下っていく。室堂、美女平、地獄谷など立山観光の名勝地が一望できる。1時間10分ほどで雷鳥沢を下りきった。北西側には...2023立山三山&剱岳登山:3日目

  • 2023立山三山&剱岳登山:2日目

    早朝、荷物をサブザックに詰め込み軽量なスタイルで剣山荘を出発する。剣山荘は、剱岳に最も近い山小屋だ。小屋のすぐ裏に登山道があり、すぐに岩だらけの道となる。登山道脇には、コバイケイソウの群落があって、一際目を惹いた。すぐに1番目の鎖場が現われた。続いて、2番目の鎖場を通過。鎖は真新しく、足場もしっかりしているので、手でしっかりつかんでいれば問題ない。ほどなく一服剱2618mに到着する。その後もいくつかの鎖場を通過。途中、どこかで道を間違えたのか前剱のピークを通らずに来てしまった。鎖場を下っていくと、2mほどのアルミの橋が見えてきた。剱岳の登山道の紹介では、よく出てくる橋だ。足を踏み外せば、危険な場所だが、慎重に歩けば、それほど怖くも無い。アルミの橋を渡ると、右の鎖をトラバースする。その次は、大きな岩を、鎖を...2023立山三山&剱岳登山:2日目

  • 2023立山三山&剱岳登山:1日目

    先週末は、3回目の剱岳登山に行ってきた。初めて登ったのが、20年前、2回目は8年前で、本当に久しぶりだった。山をやっている人には、剱岳は憧れという事で、今回も初めての人を何人か連れて行くことになった。前日の夜、扇沢の無料駐車場に車を止め、車中泊後、翌日始発の立山黒部アルペンルートの電気バスに乗車する。バスを下りると黒部ダムだ。この日も観光放流が行われ、ダムからは豪快な水しぶきを上げて水が流れ落ちている。次はケーブルカーに乗り換えだ。その後、ロープウェイ、トロリーバスに乗り換え立山の室堂に到着する。室堂から、雄山に向かって歩き出す。雪渓がまだ残っているが、踏み跡がしっかりついているので、問題なく登れる。さらに登山道を進む。一の越山荘に到着する。標高2700m地点だ。山荘前は。平日というのに大勢の登山者で賑わ...2023立山三山&剱岳登山:1日目

  • 2023岩手山・八幡平・安比高原50キロトレイル:5日目

    コテージで朝を迎える。焼走り国際交流村は、広大な敷地にコテージやキャンプ村などが点在している。コテージ村の入り口は、可愛い色のコテージもあり目の前は岩手山が聳えている。岩手山をバックに記念撮影。入り口近くには、天文台もあり、晴れている日は星空がきれいだろう。帰路につくまでには時間があったので。周辺を散策する事にした。焼走りの湯からしばらく歩くと、岩手山焼走り登山口だ。予定ではここに下山するはずだった。いつかここに下りてこられるようリベンジしなくては。さらに10mほど歩くと、焼走り熔岩流散策路の入り口だ。岩手山は歴史上過去5回ほど噴火しており、これは1732年に噴火したときのもので、噴出口から末端までの長さが3km、幅が1.5kmの規模だという。国指定特別天然記念物となっている。黒く固まった熔岩が岩手山北東...2023岩手山・八幡平・安比高原50キロトレイル:5日目

  • 2023岩手山・八幡平・安比高原50キロトレイル:4日目

    4日目の明け方、雨が酷かった。岩手山の天気予報を見ると登山指数がCとなっており風も強く、歩行時間も10時間近いので、メンバーの安全を考えて岩手山登頂はあきらめ、迂回ルートで焼走り国際交流村に行くことにした。朝早くの出発は止めて、宿でゆっくりしていたところ、9時くらいから晴れてきた。10時くらいに宿を出る事にしたので、まだ時間があり、近くにある松川地熱発電所を見学に行くことにした。松川地熱発電所は、昭和41年に日本で最初に運転を開始、世界でも4番目の地熱発電所だ。高さ46mの巨大な冷却塔からたち昇る蒸気には圧倒される。入口にある地熱館はPR施設で、無料で入ることが出来、映像・パネルにより、地熱発電のしくみがわかる。宿に戻り、10時過ぎ、改めて出発する。ここから14キロほど舗装道路を歩き、焼走り国際交流村に向...2023岩手山・八幡平・安比高原50キロトレイル:4日目

  • 2023岩手山・八幡平・安比高原50キロトレイル:3日目

    宿泊した藤七温泉は、全国的にも有名な秘湯の温泉だ。前日は、大自然の下でいくつもの露天風呂を梯子して乳白色の温泉を楽しんだ。秘湯と言われるだけあって、宿は大分古くなっており、廊下の床はかなり傾いている。冬の豪雪で建物が傾いてしまっているのだろう。7年前に泊まった時も、床が傾いていた記憶があったが、今回も変わらずだ。食事と温泉付きのちょっと豪華な山小屋と思えば風情があっていい。朝食を済ませ、藤七温泉を出発する。裏岩手縦走路の入り口まで、1キロほど歩いていく。道路からは露天風呂が見える。裏岩手縦走路の入り口。ここから前日の50キロトレイルの続きとなる。前方に見えるのは、この日最初に登る畚岳(もっこだけ)だ。畚岳入り口に荷物を置いて、空身で1578mの山頂に行く。後方には八幡平が良く見える。畚岳山頂から5分ほどで...2023岩手山・八幡平・安比高原50キロトレイル:3日目

  • 2023岩手山・八幡平・安比高原50キロトレイル:2日目

    朝食後、ペンションの車でトレイルの起点である「ぶなの駅」まで送ってもらう。ここからスタートだ。しばらくは赤川林道を歩く。ここにも「クマ出没注意」の看板が立っている。ペンションの御主人からも、この辺りはクマが頻繁に出没していると脅かされていたので、ひやひやしながら進む。人数も多いし、クマ鈴を何人もつけているので大丈夫だろう。林道の終点に着いた。ここまで車で入ってきた人もいるようだ。直ぐに渡渉があり、慎重に渡る。安比岳と茶臼岳への分岐に到着する。標柱が大きく齧られており、これはクマの爪痕だろう。我々は、茶臼岳方面に向かう。登山道脇には、ギンリョウソウがあちらこちらに見られる。ブナ林の中を徐々に登っていく。12時少し前に茶臼山荘に到着する。茶臼山荘から茶臼岳1578mまでは数分なので、荷物を小屋において山頂まで...2023岩手山・八幡平・安比高原50キロトレイル:2日目

  • 2023岩手山・八幡平・安比高原50キロトレイル:1日目

    新しいロングトレイルのルートを探し出し、岩手県の「岩手山・八幡平・安比高原50キロトレイル」を歩いてみようという事になった。距離は50キロほどで、3日間で歩けそうだが、なにせ遠くアクセスが悪いので現地に行くのと帰るのだけで、それぞれ1日ずつかかる。まずは、4泊5日の日程で計画した。盛岡までは東北新幹線で行き、いわて銀河鉄道とJR花輪線を経て安比高原駅に降り立った。無人駅で、駅前には何もない。大きな駐車場はあるが、バス停もなければ、タクシー乗場もない。安比高原駅から、この日の宿泊地であるペンションまでは3キロほどなので、わざわざ迎えに来てもらうのも申し訳なく、歩いて向かう事にした。1キロほど歩くとコンビニがあり、その横の広い空き地に不思議な塔が建っていた。近くまで行ってプレートを見ると「江副浩正記念碑」とあ...2023岩手山・八幡平・安比高原50キロトレイル:1日目

  • 2023岩手山・八幡平・安比高原50キロトレイル:1日目

    新しいロングトレイルのルートを探し出し、岩手県の「岩手山・八幡平・安比高原50キロトレイル」を歩いてみようという事になった。距離は50キロほどで、3日間で歩けそうだが、なにせ遠くアクセスが悪いので現地に行くのと帰るのだけで、それぞれ1日ずつかかる。まずは、4泊5日の日程で計画した。盛岡までは東北新幹線で行き、いわて銀河鉄道とJR花輪線を経て安比高原駅に降り立った。無人駅で、駅前には何もない。大きな駐車場はあるが、バス停もなければ、タクシー乗場もない。安比高原駅から、この日の宿泊地であるペンションまでは3キロほどなので、わざわざ迎えに来てもらうのも申し訳なく、歩いて向かう事にした。1キロほど歩くとコンビニがあり、その横の広い空き地に不思議な塔が建っていた。近くまで行ってプレートを見ると「江副浩正記念碑」とあ...2023岩手山・八幡平・安比高原50キロトレイル:1日目

  • 2023白木峰

    先週末は、岐阜県飛騨市側から、三百名山、岐阜百山にも選定されている白木峰に登ってきた。富山県側からも登山道はあるのだが、登山口に向かう林道が通行止めになっているとかで岐阜県側からしか入ることが出来ない。岐阜県側からの方が、登山道が長く時間もかかるが、7月初旬は、山頂周辺のお花畑が素晴らしいとの事で、どうしても行きたかった山だ。JR打保駅手前から白木峰に入る道案内の看板があり、曲がりくねった道をかなり進み、堆肥舎の前を通ってしばらく進むと、数台が置ける駐車場があったが、既に満車だった。近くにいた人に聞くと、さらに奥に広い駐車場があるとの事で、車を進め、何とか空きスペースに車を止めることが出来た。この駐車場はネットで調べても記載がなかったが、ごく最近に作られたようだ。20台くらいは止められそうだったが、花のシ...2023白木峰

  • 2023三方岩岳

    先週末は、石川県と岐阜県の県境に聳える三方岩岳(標高1736m)に登ってきた。有料道路の白山白川郷ホワイトロードの途中の駐車場から登ることが出来る山だ。一番楽なのは、三方岩駐車場からのコースだが、往復2時間ほどで下りてきてしまい、あまりにも楽すぎるので、少し先の栂(とが)の木台駐車場から登る事にした。この駐車場からは、雪を被った白山の姿が一望できる。白山を背中にして駐車場から歩き出す。道路を横断すると、三方岩岳への登山道が始まる。雪解け水が流れ落ちる沢沿いに階段を上っていく。最初から、かなり急な階段だ。階段が終わっても、傾斜がきつい登山道が続く。栂の木台駐車場から徒歩15分ほどで、ふくべ谷上園地展望台に到着する。展望台からは、360度の雄大なパノラマが広がり、白山や三方岩岳が遠望できる。南東方向には、これ...2023三方岩岳

  • 2023礼文島トレイル:花と景色

    日本最北の離島の礼文島には、夏になると最高点でも標高490mなのに約300種の高山植物が咲き乱れ、文字通り「花の浮島」と呼ばれる。礼文島に来たら花の事にふれないわけにいかない。今回のトレイルで出会った花たちを紹介してみよう。レブンソウ。マメ科オヤマノエンドウ属の多年草で、礼文島の固有種だ。桃岩展望台や桃岩歩道などで見られる。白いレブンシオガマ。普通は赤紫色だが、トド島展望台の近くに咲くレブンシオガマの花色は白色だ。レブンキンバイソウ。礼文島固有種で、キンポウゲ科キンバイソウ属の多年草。レブンウスユキソウ。淡白色の葉を薄く積もった雪にたとえたもので、礼文町の「町花」に指定されている。アルプスのエーデルワイスと同じ仲間だ。ただ、この時は花の開花が遅く、葉も白くない。レブンアツモリソウ。かつては礼文島内各地で咲...2023礼文島トレイル:花と景色

  • 2023礼文島トレイル:礼文林道コース&桃岩展望台コース

    岬めぐりコースの翌日は、島の南側のコースを歩く。民宿前からバスに乗り、香深井で下車する。礼文林道コースへの入り口となり、何人か既に前を歩いていた。舗装道路が終わり、いよいよ未舗装の林道歩きが始まる。標高が上がってくるに従い、ガスが濃くなってきた。林道の脇には、ラン科の優美な高山植物「ハクサンチドリ」がたくさん群生している。花をよく見ると飛翔するチドリの姿が連想される。レブンウスユキソウ群生地に到着する。斜面を見ると、白いネムロシオガマや紫のミヤマオダマキがたくさん見えるのだが、レブンウスユキソウはよくわからない。まだ時期的に早かったようだ。これから花が咲きそうなレブンウスユキソウを見つけた。細かな毛をまとった葉に水滴が付き、これから白い葉に変わっていきそうだ。この毛で白く見える葉を薄く積もった雪にたとえ、...2023礼文島トレイル:礼文林道コース&桃岩展望台コース

  • 2023礼文島トレイル:岬めぐりコース&久種湖畔コース

    10年ぶりに礼文島に行くことになった。前回行ったときは、天気が悪く、ガスの中をずっと歩いた記憶があったので、今回は明るい太陽の下で花を見て歩きたいと思っていた。羽田空港から稚内空港、稚内港からフェリーに乗って香深港に着くと17時近くとなり、行くだけで1日かかってしまう。活動は2日目からとなるが、日本の最北の有人島であり、やはり気温が低く、いつもより1枚余分に衣類が必要だった。活動初日は、民宿前からバスに乗って礼文島最北端のスコトン岬に向かう。朝から小雨となり、雨具を着てバスから降りる。スコトン岬は礼文島の最北端という看板が立っている。看板の下を下りていくと、民宿があった。まさに日本最北端の民宿になるだろう。ここが人の立ち入ることが出来る、スコトン岬の最北端だ。スコトン岬から礼文島トレイルの岬コースをスター...2023礼文島トレイル:岬めぐりコース&久種湖畔コース

  • 2023高千穂峡観光&尾鈴山・高隅山登山ツアー:3日目高隅山

    都城のホテルから1時間半ほどかけて高隅山(たかくまやま)の登山口に向かう。高隈山は鹿児島県で屋久島、霧島山に次ぐ高山だ。1237メートルの大箆柄岳を主峰に、1,000メートル以上の山々が連なっており、大隅半島の尾根といわれている。垂桜コース登山口に到着する。既に数台の車が止まっていた。この登山口は、大箆柄岳(おおのがらだけ)への最短の登山口となる。高隅山というピークはなく大箆柄岳や御岳などを含む標高1,000m以上の山岳群を総称して高隈山と呼び、大箆柄岳が最高峰となることから、今回は大箆柄岳までピストンで登る事にした。3合目くらいまでは、緩やかな登山道が続く。しかし、その先から険しい登山道に変わっていく。ロープを掴みながらでないと登れない道が続く。登山道は粘土質で、湿っているので滑りやすい。杖捨祠まで来た...2023高千穂峡観光&尾鈴山・高隅山登山ツアー:3日目高隅山

  • 2023高千穂峡観光&尾鈴山・高隅山登山ツアー:2日目尾鈴山

    都農町のホテルから20分ほどで九重頭駐車場に到着する。登山届を提出してスタートだ。尾鈴キャンプ場の先にある「矢研の滝」は通行止めになっているとかで、そちらには寄らずに林道を進む。沢沿いを歩いていくと、日本で初めて名勝指定されたといわれる尾鈴山爆布群の一つである「次郎四郎滝」が現れてきた。落石がゴロゴロしている林道の途中から、尾鈴山の登山道が始まる。林道から登山道に入ると、なかなかの急傾斜の道が続く。日当たりが悪く、湿度が高くて苔むした岩がゴロゴロしている登山道だ。歩いている途中で、足元にヒルがいるのが見えたので、〇合目の看板があるところでは、必ず足元をチェックするようにしてヒルに注意して登っていく。5合目を通過。途中から霧雨のような状態になり雨具を着て進む。尾鈴神社の鳥居が見えてきた。鳥居の先には小さな祠...2023高千穂峡観光&尾鈴山・高隅山登山ツアー:2日目尾鈴山

  • 2023高千穂峡観光&尾鈴山・高隅山登山ツアー:1日目高千穂峡観光

    毎年この時期には九州の山に登っているのだが、今回は熊本から宮崎に向かい、まだ行った事のない高千穂町に着いた。高千穂峡の入り口にある道の駅「高千穂」には、大きなモニュメントがある。高千穂に伝承されている「高千穂の夜神楽」に纏わるもので、天照大御神が弟の悪事に怒り、天岩屋戸に隠れた折りに岩戸の前で天鈿女命(あめのうずめのみこと)が調子面白く舞ったことから、この地に天鈿女命の大きなモニュメントが置かれているようだ。そして、天鈿女命の裏側にあるのは、怪力の神様で天照大神を天岩戸の外に引き出したという天手力男命(あめのたぢからおのみこと)のモニュメントだ。道の駅で昼食を済ませ、直ぐ近くにある高千穂神社に向かう。高千穂神社は、縁結びの神様として有名で、夫婦杉の周りをカップルや友達同士で手を繋いで三周すると縁結びが叶う...2023高千穂峡観光&尾鈴山・高隅山登山ツアー:1日目高千穂峡観光

  • 2023稲村ヶ岳登山ツアー:2日目稲村ヶ岳

    早朝、宿の前から空を見ると雨が止み、薄日が差していた。これは良いことだと、早速稲村ヶ岳の登山口がある母公堂(ははこどう)に向かう。母公堂は、修験道の開祖・役行者の母「白専女(しらとうめ)」を祀るお堂だ。今は安産に霊験あらたかとされており、修験者だけでなく、安産祈願に多くの参拝者がこの地に訪れるという。母公堂から少し戻ると、稲村ヶ岳の登山口だ。注意書きを読み、早速登山口から歩き出す。真っすぐに伸びた杉の植林の中を進んで行く。苔が玉のように丸まり、一面広がっている不思議な光景。歩き出して1時間ほどで法力峠に到着する。さらに進むと、斜めになった小屋が出てきた。かつてはトイレだった建物のようだが、今は傾いて使用できそうにない。その後、岩場が少しずつ現れ、橋や階段をいくつも渡る。立派な鉄階段がたくさんあり、設置する...2023稲村ヶ岳登山ツアー:2日目稲村ヶ岳

  • 2023稲村ヶ岳登山ツアー:1日目洞川温泉

    奈良県の天川村は紀伊半島の中央部に位置し、村の面積の4分の1が吉野熊野国立公園に指定されている。そして、2004年にユネスコ世界文化遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」として登録され、天川村はその主要な構成要素としての「大峯奥駈道」・霊場「吉野・大峯」の一部を擁している。おおよそ1300年前に役行者によって開かれた修験道発祥の地である霊峰大峯山(山上ヶ岳)には、今も多くの修験者が修行に訪れる、まさに秘境中の秘境だ。天川村の中心部には、洞川(どろがわ)温泉という昭和の時代にでもタイムスリップしたかのようなレトロな温泉街があり、そこに泊まってから、「女人大峯」とも呼ばれる稲村ヶ岳に登る計画だ。昨年は、男性のみで女人禁制の山上ヶ岳に登ってきたが、今回は、女性も登る事のできる稲村ヶ岳で大峯信仰の一端を味わってもらう事に...2023稲村ヶ岳登山ツアー:1日目洞川温泉

  • 2023長者ヶ岳・天子ヶ岳

    ゴールデンウィークは混むから、あまり遠出はしないのだが、天気がいい日が続いているので山に行きたくなり、富士山が良く見える山として、田貫湖半の長者ヶ岳と天子ヶ岳に登ってきた。田貫湖畔の駐車場は、9時を過ぎていたので、さすがに満車だ。富士山の展望もいい。止める場所を探し、少し戻って路肩の空きスペースに車を止め、歩き始める。駐車場のトイレの横から登山道を上がって行く。植林され規則正しく伸びている木の間を登っていく。緑の間に、薄ピンクのミツバツツジの花が所々に顔をのぞかせている。ベンチのある最初の展望ポイントに着き、後ろを振り返ると、ミツバツツジ越しに大きな富士山が現れて、みんな歓声を上げる。さらに上の休憩ベンチの石の上には、この日の日付が小枝で記されている。誰が作ったのか、ありがたい行為だ。スタートして2時間半...2023長者ヶ岳・天子ヶ岳

  • 2023第3回箱根ガイリーン

    第3回目の箱根ガイリーンは、元箱根港前から歩き、箱根関所前の屏風山ハイキングコースに向かう。入口は、住宅地の細い路地となっており、本当にここからでいいのか心配になる。住宅地を抜けると、あっという間に緑豊かな山の中に変わっていた。まずは小手始めのような緩やかな坂道を登る。しかし、直ぐに目を見上げても終わりが見えないような急な階段が出てきた。この階段どこまでも続いていて、いくら登って行っても、なかなか終わりが見えない。そろそろ最初の目的地である屏風山近くになってきたころ、突然木々の隙間から、雪を被った富士山が見えた。今日もいい天気になったと喜んだものの、富士山が見えたのは、ここで最後だった。歩き出して40分ほどで、屏風山948mに到着する。新規外輪山の一つで、巣雲川(すくもがわ)上流沿いの絶壁を、屏風に見立て...2023第3回箱根ガイリーン

  • 2023護摩壇山

    先週末は、高野龍神国定公園の稜線を走る高野龍神スカイラインにある道の駅「ごまさんスカイタワー」で車中泊して、三百名山の護摩壇山に登ってきた。深夜に道の駅「ごまさんスカイタワー」に到着して、日の出まで車中泊したのだが、急激な寒波の到来により、明方の外気温は2℃くらいまで下がっていた。標高も1200m以上あるから寒いのは当たり前なのだが、それにしても寒かった。しかし、寒くなったおかげで、素晴らしい日の出が見えた。身支度を整え、午前7時に道の駅をスタートする。風が強いものの、天気は快晴だ。とりあえず、ここのシンボルタワーである「ごまさんスカイタワー」をバックに記念撮影。「ごまさんスカイタワー」は、平維盛が護摩木を炊いて平家の行く末を占ったという護摩壇山の史実にちなんで設計され、護摩木を積み上げた独得の形をしてい...2023護摩壇山

  • 2023志摩ロードパーティハーフマラソン

    先週末は、志摩のスペイン村で開催されたハーフマラソンに参加してきた。太陽に祝福された海辺のまち、志摩を潮風と新緑に包まれながら走ろうというコンセプトの大会だ。潮風香るシーサイド、田植え直後の田園、そして高低差100m超の激坂と、変化が多く飽きさせないコースが特徴で、スタート/フィニッシュ会場は志摩スペイン村パルケエスパーニャだ。何といっても、一番のお楽しみはレース前後にスペイン村で遊べるというのがいい。受付は、大会前日の朝から始まり、受付を終えゼッケンを貰うと、すぐにスペイン村の中に無料で入場できるのだ。大会当日も含め二日間はゼッケンを見せるだけで入場でき、中のアトラクションもすべての乗り放題というのだから、開いた口が塞がらない。こんなありがたい大会で、エントリー代がまるまる回収できるというのは、他では聞...2023志摩ロードパーティハーフマラソン

  • 2023御坂黒岳

    昨日は、快晴の天気に恵まれ、富士山の北側に連なる御坂山塊の最高峰である黒岳に登ってきた。黒岳と名乗る山が近くに2座あり、大菩薩南嶺の黒岳と区別するため御坂黒岳と呼ばれる。日本三百名山のほかに山梨百名山にも選定されており、富士山や河口湖の展望を楽しめる山だ。ちょうどお花見の時期とも重なり、河口湖畔は大勢の観光客で賑わっていた。湖畔の道路は、渋滞が始まりかけていたが、まだ時間が早かったので、大石公園の駐車場に無事車を止める。大石公園からも河口湖の先に富士山の展望が広がっている。メンバーが揃ったところで、大石公園から北側の集落の中を歩いていく。集落の中の広場でも桜が満開となっている。別荘地に中を通りぬけると、やがて舗装道路が終わり、未舗装の林道に変わる。林道の分岐に出ると、ハイキングコースの案内看板が立っていた...2023御坂黒岳

  • 2023徳島マラソンツアー:大歩危観光編

    マラソンの翌日、大歩危まで電車で移動する。大歩危まで乗って行ったのは、アンパンマン列車だった。大歩危駅は、JR土讃線の徳島県内最後の駅。大歩危駅から隣の土佐岩原駅に行く間に高知・徳島県境を超える。こじんまりとした駅舎で、常駐の駅員はいないが、駅舎からすぐの場所に売店や食堂があり、鉄道線路や駅舎は深い山の渓谷の底にあるので、秘境感が感じられる。改札口前では、妖怪児啼爺(こなきじじい)が我々を出迎えてくれる。あらかじめ頼んでおいた観光タクシーが駅まで迎えに来てくれていたので、そのまま、大歩危峡に向かう。ちょうど鯉のぼりのイベントが始まっており、色とりどりの鯉のぼりが渓谷にかけられ、たくさんの鯉のぼりが吉野川上空を泳ぐ姿は圧巻だ。大歩危峡では、観光船に乗って吉野川をゆっくり下り、途中でUターンして戻ってくるルー...2023徳島マラソンツアー:大歩危観光編

  • 2023徳島マラソンツアー:マラソン編

    先週末は、徳島に遠征。徳島マラソン参加と、徳島観光を楽しんできた。マラソンは、徳島県庁前からスタートだ。定員7500人とのことだったが、実際の参加者は6000人ちょっとと、思ったより集まらなかったようだ。スタート地点では、ゲストの野口みずきさん、大迫傑さん、金哲彦さん、神野大地さんが手を振っていてくれた。徳島市内の中心部を走り抜ける。まずは、吉野川に架かる吉野川大橋を渡る。橋を渡ると、吉野川の左岸沿いの道を進む。エイドでは、早速阿波踊りでの応援だ。恐竜の応援もある。堤防沿いには菜の花が咲き乱れ、春らしい天気を後押ししてくれる。西条大橋を渡り吉野川右岸沿いの道に入る。ここでも阿波踊りの応援がある。30キロを過ぎたあたりから眉山が前方に見えてきた。眉山は、徳島のシンボル的な山だ。眉山を目の前にしてフィニッシュ...2023徳島マラソンツアー:マラソン編

  • 2023箱根丸岳

    1月の三国山に続いて、再び箱根の外輪山の山を歩く。今回は、御殿場からバスで乙女峠まで行き、バス停から金時山への登山道を登る。バス停から国道を少し歩き、脇に入ると登山口だ。しばらくは、急傾斜の登山道を登る。気温は低く肌寒いのだが、厚着をしていたせいか、額からは汗がしたたり落ちる。30分ほどで乙女峠に着く。天気が良ければ富士山の絶好の展望台になるのだが、残念ながら雲に覆われて良く見えない。乙女峠からは、金時山方面には向かわず、丸岳方面に向かう。しばらく進むと、笹の向こうに大涌谷、芦ノ湖が見えてきた。大涌谷からは相変わらず噴煙が上がっている。乙女峠から30分ほどで箱根丸岳1156mに到着する。山頂には、大きな電波塔が建っていて、遠くからでも良く見える。丸岳からは、眼下に大きなゴルフ場が見え、芦ノ湖も一際近く見え...2023箱根丸岳

  • 2023旧秋葉街道ウォーク

    先週の日曜日は、遠州山辺の道の会主催のウォーキング大会に参加してきた。遠州山辺の道は何度か走ったことはあったが、今回は山辺の道ではなく、旧秋葉街道の一部を歩くとの事だった。既に何回かやっているらしかったが、今回は遠州芝本駅から遠州西鹿島駅までの旧秋葉街道を歩くという。集合は、遠州芝本駅だ。参加者は5~60名くらい。スタッフも大勢いて3グループに分かれて芝本駅をスタートする。しばらく進むと、浜名用水と線路が交差する場所に着く。スタッフの解説によると、この辺りが旧芝本駅のあったという場所らしい。かつては、柴本村という地域名であったことから命名された駅名なのだが、柴の字を間違え芝本となって現在に至っているという。そこからさらに歩くと慈眼寺というお寺がある。お寺の境内には、柴本小学校跡という標柱があり、かつては柴...2023旧秋葉街道ウォーク

  • 2023五島つばきマラソンツアー:5日目

    日の出前の薄明るくなった頃、朝食前のひと運動という事で、ホテルの近くにある奈良尾神社のアコウの木を見に行く。奈良尾神社の境内にあるこの木は、地上約7メートルのところから下は二大根幹にわかれ、それぞれの目通りの周囲は約6メートル及び7メートルであり、国指定天然記念物になっている。アコウの木からは多数の気根が垂れ下がり、参道を覆うトンネルとなっている。このトンネルをくぐれば「長寿が保障」となり、ありがたいパワースポットだ。樹齢は650年といわれ、戦国時代よりも遡る南北朝時代となり、長い時間にわたって奈良尾神社に鎮座し続ける巨木だ。アコウの木からパワーを貰い、ホテルに戻る途中、ふるさと観音公園に立ち寄る。五島灘に面する奈良尾港を見下ろす高台に整備された、心字池を中心とした純日本庭園風の公園。黄金色に輝く観音像が...2023五島つばきマラソンツアー:5日目

  • 2023五島つばきマラソンツアー:4日目

    早朝、福江島のホテルを出て福江港に向かう。福江港からはフェリーに乗って中通島の奈良江港まで乗船。約1時間の航海だ。早速レンタカーを借りて、中通島の観光に向かう。中通島は五島列島の中では2番目に大きい島で、観光スポットもたくさんある。まず、最初に行ったのは、上五島の中心の教会となる青砂ヶ浦教会だ。鉄川与助設計施工によるもので、信徒が総出でレンガを運びあげたという素晴らしい教会で、国指定重要文化財になっている。「鐘楼」の隣には「大天使ミカエル像」があり、ミカエルが悪魔を踏みつけているのが印象的だ。この日は、休館日で中を見られなかったのが残念だ。次に立ち寄ったのは、冷水教会。冷水のほとんどの信徒は、迫害後、近辺や平戸や下五島などから移住してきた人々であるという。1907年に近くの丸尾郷出身の鉄川与助が棟梁となっ...2023五島つばきマラソンツアー:4日目

  • 2023五島つばきマラソンツアー:3日目マラソン

    マラソン当日、福江港からシャトルバスでスタート地点の遣唐使ふるさと館に向かう。参加者はフル、ハーフ等を合わせて400人ほどだという。かつては1000人ほどの参加者があったそうだが、コロナ後の初めての大会となり、参加者の数はまだ戻ってこないようだ。今年は当日受付となり、受付でナンバーカードをもらいスタート地点に向かう。ご当地キャラクターのつばきねことスタート前の記念写真。開会式が始まり、主催者からの挨拶だ。午前9時。遣唐使ふるさと館をスタートする。スタート早々、トンネルを3回ほど通過する。田園地帯を進む。海岸沿いの道を走る。初日に立ち寄った水ノ浦教会の横を通り過ぎる。魚津ヶ崎公園で10キロだ。魚津ヶ崎公園の先端で折り返す。楠原牢屋跡。明治の始め、キリシタン迫害のために牢屋として使われた建物(復元)の横を通る...2023五島つばきマラソンツアー:3日目マラソン

  • 2023五島つばきマラソンツアー:2日目

    2日目もまるまる1日観光の予定だ。まず、最初に向かったのは、日本最古の「ルルド」がある井持浦教会。1897(明治30)年、フランス人宣教師ペルー神父によって建立。レンガ造りの聖堂で、五島で初めてのロマネスク様式を採用しているそうだ。1987年(昭和62年)の台風被害により、翌年,煉瓦風タイル張の教会に改築された。1899(明治32)年には、フランスのルルド(南フランスの町、洞窟に聖母マリアが姿を現し、奇跡を起こしたとされる洞窟のこと)を模して、日本で初めてのルルドが造られた。井持浦教会のルルドは、信者によって五島各地から集められた岩石や珍しい石を持ち寄って造ったとされ、内部にはフランスから持ち込んだ聖母マリアの像が安置されている。霊水は本場の奇跡の泉から取り寄せたものを洞窟横の泉水に注ぎ入れたものだという...2023五島つばきマラソンツアー:2日目

  • 2023五島つばきマラソンツアー:1日目

    先週、長崎県の五島列島に出かけてきた。福江島で行われた五島つばきマラソンに参加するためだが、最近五島の話題を多く聞くこともあり、せっかくなので観光も楽しもうと言うことで9人の仲間たちと長めの日程で楽しんできた。五島に行くには、長崎空港からバスで長崎港まで移動し、フェリー又はジェットホイルで五島最大の島、福江島に行くことができる。今回は、長崎港からはジェットホイルで福江島に向かう。高速船なので乗船時間は1時間25分だ。午後1時前には、福江島に到着する。福江島では早速、レンタカー2台を借りて観光に向かう。午後からの観光なのでたくさんは行けないが、まず向かったのが堂崎天主堂だ。駐車場から、海岸沿いを歩いていくと興味を引くものが見えてきた。面白い形の岩が姿を見せている。形がりんごに似ていることからりんご岩と呼ばれ...2023五島つばきマラソンツアー:1日目

  • 2023志賀高原スキーツアー:4日目焼額山、一の瀬ダイヤモンド、一の瀬ファミリーを滑る

    スキー最終日、プリンスホテル西館から外に出ると、この日も晴れで青空が広がっていた。ゲレンデも圧雪機で均したばかりで、誰も滑っていないので、まったくシュプールもなくきれいすぎる。この素晴らしい斜面を滑ってみたいと、早速リフト乗り場に向かう。プリンスホテル東館から滑ってきたOさん夫妻ともリフト前で合流する。いざリフトに乗ってGO!前日同様、焼額山のコースから北アルプスのビューポイントで一休み。この日も北アルプスの展望はばっちり。前の日よりもくっきり見える。その後、一の瀬ダイヤモンドから一の瀬ファミリーに向かい、最上部から滑り出す。ここからは、妙高山、黒姫山、飯綱山も間近に見える。雲一つない青空と雪山の最高の景色に見とれてしまう。その後は、気に入ったコースを何度か滑り、半日ほどでスキーを終わり、帰路についた。3...2023志賀高原スキーツアー:4日目焼額山、一の瀬ダイヤモンド、一の瀬ファミリーを滑る

  • 2023志賀高原スキーツアー:3日目焼額山~奥志賀高原を滑る

    蓮池の宿から志賀高原プリンスホテルまで移動する。ホテルの駐車場に車を置き、焼額山山頂を目指してゴンドラに乗る。ゴンドラ駅を下りると焼額山頂直下の標高2000mのゲレンデだ。霧がかかり、樹氷がきれいだ。霧が少し晴れてきた。まずは、焼額山から奥志賀に向けて滑っていく。奥志賀の下のゲレンデに着くと、今度は奥志賀ゴンドラに乗ってゴンドラ山頂駅に着く。駅を出たところには、雪で作った“OKU志賀”の文字が見える。Kのところに体を入れてくださいと書いてあるので、早速体を入れて記念撮影。午前中は、奥志賀高原のゲレンデを滑りまわることにする。前の方には、台形上の苗場山が見える。白い台地が広がっている。奥志賀のゲレンデは中級向けの滑るには楽しいゲレンデだ。広いけど、人が少なくて安心して滑ることが出来る。一通り奥志賀を滑り、ゴ...2023志賀高原スキーツアー:3日目焼額山~奥志賀高原を滑る

  • 2023志賀高原スキーツアー:2日目志賀高原中央エリアを滑る

    スキー初日は、蓮池スキー場近くの宿からゲレンデに入り、サンバレースキー場まで滑る。サンバレースキー場のチケット売り場で3日券を購入し、これから志賀高原のゲレンデ制覇ツアーの準備が整った。サンバレーから、丸池、蓮池を経て発晡ブナ平方面に向かう。ブナ平ゴンドラ、東館山ゴンドラを経由して東館山頂2000mに到着する。さらにリフトを乗り継いで寺子屋山頂に向かう。寺子屋峰の直下で標高2100mくらいの場所だ。前方には東館山ゴンドラの山頂駅も見える。寺子屋の斜面はパウダースノーで最高の雪質だ。焼額山のゲレンデを眺めながら滑っていく。寺子屋からリフトで東館山ゴンドラの山頂駅まで戻る。調度お昼になったので、ゴンドラ駅2階のレストランでチーズフォンデュを頼み、ランチ休憩する。レストランのテラスからは、横手山スキー場も見える...2023志賀高原スキーツアー:2日目志賀高原中央エリアを滑る

  • 2023志賀高原スキーツアー:1日目地獄谷野猿公苑

    今シーズン2回目のスキーは志賀高原に行くことになった。まずは、湯田中駅で仲間と合流し、湯田中駅から近い地獄谷野猿公苑に行く。地獄谷野猿公苑は、野生ニホンザルの観察のための公園で、冬にはサルが温泉に浸かる様子が知られる。世界的にも有名な観光地で、英語圏ではSnowMonkeyMountainとも呼ばれているそうだ。車で10分ほど走ると地獄谷野猿公苑の駐車場に着く。平日なのに駐車場はほとんど満車状態だったが、ぎりぎり空いたスペースに止めることが出来た。入り口には、ライブカメラの映像が映り、サルたちが露天風呂に入っている様子が見える。サルたちがいる場所までは、入り口から1.6キロ先となり、雪道を25分ほど歩かなくてはならない。凍っているところもあり慎重に歩いていく。行きかう人もかなり多く、外人ばかりとすれ違う。...2023志賀高原スキーツアー:1日目地獄谷野猿公苑

  • 2023白馬雪遊び:白馬岩岳スノーフィールドでスキー

    2日目も天気に恵まれ、白馬岩岳スノーフィールドでスキーをする事にした。まずは、ゴンドラに乗って山頂まで行く。山頂からの展望も素晴らしく、隣の八方尾根スキー場や白馬47スキー場のゲレンデもよく見える。山頂からサニーバレーコースを滑って下山すると一気に3.4キロを滑って行くことが出来、なかなか楽しいゲレンデだ。最後のゴンドラに乗って山頂駅に着くと、北アルプスの絶景が一望できる山頂テラス「HAKUBAMOUNTAINHARBOR」に向かう。途中には、雪の造形がいろいろあり映えるスポットだ。立ち木にはキツネなどの動物が雪で作られている。標高1,289mの山頂テラスからは、白馬の山並みが一望だ。人気の撮影スポットなので行列ができていたが、自分たちの番になったとき後ろの人がシャッターを切ってくれた。山頂テラスの近くに...2023白馬雪遊び:白馬岩岳スノーフィールドでスキー

  • 2023白馬雪遊び:スノーシューツアー

    毎年白馬に行くと、スノーシューで雪山歩きをしている。今年は、欲張ってランチ付きのスノーシューツアーに申込み、スノーシューを楽しんだ。今回は、白馬で唯一1日プライベートツアーを開催しているEvergreenOutdoorCenterさんのツアーに申し込んだ。Evergreenは外国資本の会社なのでスタッフはほとんど外人さんだが、今回は日本人のガイドさんが付いてくれたので一安心だった。ガイドさんが我々の希望や体力の程度を見極めて、当日の行き先を決めるという。我々のグループは年代はかなり上なのだが、体力に自信がある面々なので、最終的にはアドベンチャー的要素もあり歩きがいがあるコースに連れて行ってもらうことになった。連れて行かれたのは、白馬みねたかスキー場の跡地である山麓だ。白馬みねかたスキー場は、昭和30年代に...2023白馬雪遊び:スノーシューツアー

  • 2023鍋割山・塔ノ岳

    昨年は、丹沢山系の塔ノ岳、丹沢山、蛭ヶ岳、檜洞丸、大山等に登ったが、先日は、西側にある鍋割山に登り、そのまま塔ノ岳迄足を延ばし、日帰りで帰ってきた。例年であれば、鍋割山にも積雪があり、雪景色を楽しむ予定だったが、年末に降った雪は完全に溶けてしまい、正月以来ずっと雪が降らず、地肌が完全に表れており、普通の山登りになってしまった。渋沢駅からバスに乗り、終点の大倉にある秦野ビジターセンター前で下車する。大倉から塔ノ岳方面は、北側に曲がるが、鍋割山は西側に真っすぐ進む。案内標識に従ってしばらく進むと丹沢大山国定公園の大きな看板の前に出る。車止めのゲートの横から舗装道路を進む。やがて砂利道となり、林道を進んで行く。沢が現れ、橋の上を渡る。林道が終わると、沢の手前に水の入ったペットボトルが大量に置かれている。鍋割山山...2023鍋割山・塔ノ岳

  • 2022年の山を振り返る

    今年もいろんな山に行けたが、一番の目玉は、ロングトレイル(長距離自然道)のコースをいくつも歩けたことだ。信越トレイルを始め、美ヶ原・霧ヶ峰分水嶺トレイル、浅間・八ヶ岳パノラマトレイル、京都トレイルなど山のピークを目指すだけの目的では無いのも楽しいことを発見したことが大きい。また、百名山だけではなく、二百名山、三百名山、名も知らぬ低山にも素晴らしい山がたくさんあり、日本の山の四季折々の変化は世界にも誇れるものでは無いかと改めて感じた。1.1月竜ヶ岳1485m(山梨県)麓の富士本栖湖リゾートの竜神池からダブルダイヤモンド富士が見られるとのことで、まず竜神池まで行こうとしたのだけれど、富士山が雲に隠れてダイヤモンド富士が見られないことがわかったのでそのまま竜ヶ岳に登った。山頂に着く頃には、富士山がよく見えるよう...2022年の山を振り返る

  • 2022年のランを振り返る

    今年から徐々に大会が開催されるようになり、今まで中止になっていた大会も開催され、やっと以前の状況に戻ってきた。ただ、自分が走りたいという気持ちが以前ほどは無く、あくまでも体力維持という点で続けるつもりだが、マラニックなどはあまり参加せず、山歩きの方をメインに行くことが多くなってきた。ウルトラの100キロは諦め、75キロくらいにして、あとは行ったことにないフルマラソンの大会をできるだけ行こうと思っている。1.1月木曽三川マラソンハーフ岐阜県海津市の木曽三川公園内のアクアフィールドマラソンコースを周回するコースでハーフは2周する。アップダウンはないが、長良川の横の河川敷で景色の変わり映えがなく、寒くて早く終わりたかった。2.2月大井川トライアルマラソンフル島田の大井川の河川敷を4周(10キロ)+2.195キロ...2022年のランを振り返る

  • 2022みえ松阪マラソン

    三重県で開かれる初のフルマラソンの大会に参加してきた。大会は当初、2020年に開かれる予定だったが、新型コロナウイルスの影響で二度延期になっていた。今年、満を持しての開催だ。参加者は6584人。前日からの大寒波到来で、寒さでガタガタ震えながら、スタート前の待機ブロックでスタートの時間を待っていた。エントリー時の予想タイムは遠慮して制限時間より少し早い時間を申告していたので、待機ブロックは最後のブロックになっていたので、尚更待ち時間が多い。スタートライン近くに行けたのはスタートの号砲が鳴って10分くらい後だった。スタート地点で応援していたのは、瀬古利彦さん、野口みずきさん等の往年の名ランナーだ。だが、待機ブロックで体が冷えてしまっていたので、スタートしてすぐにトイレに駆け込んだ。トイレを済ませてコースに出る...2022みえ松阪マラソン

  • 2022箱根・三国山

    先週末は、箱根外輪山のピークの1つで、芦ノ湖の西側に位置する三国山に登ってきた。かつては駿河、相模、伊豆の三国の境にあったために名付けられたが、現在は静岡県と神奈川県の境のみとなっている山である。三島駅からバスに乗って箱根ホテル前で下車する。小田原方面から来た仲間とも合流し、総勢9人のパーティだ。バス停からすぐ先に行くと箱根駅伝のゴール地点にある箱根駅伝ミュージアムだ。そして、その奥には箱根町港があり、芦ノ湖観光では目玉となる海賊船が停泊している。三国山から下山後は、桃源台港からこの海賊船に乗ってここまで戻ってくる予定だ。箱根町港から旧街道を三島方面に進み、閑静な住宅地を抜けると鳥居が見えてくる。箱根神社の末社で、箱根宿内の鎮守である駒形神社だ。箱根七福神の毘沙門天が祀られている事でも有名だという。まずは...2022箱根・三国山

  • 2022網掛山

    山友のNさんからのお誘いで、三重県大紀町の網掛山に登ってきた。地元の登山愛好家によって発見された約1キロにわたるもみじ群生が素晴らしい紅葉を見せてくれるという事で楽しみに出かけた。今年最後の紅葉狩りになるはずだ。阿曽温泉の駐車場で待ち合わせをして、参加者全員(全部で11人)が揃ったところで網掛山の登山者用駐車場に向かう。全く知らなかった山だが、駐車場も広く最後の紅葉を見るためか結構たくさんの車が止まっていた。入り口で、コースマップを確認する。しばらく舗装道路を進む。浅間山・網掛山登山口に入る。杖がいくつか置いてあり、急登があるようだ。林道には猪捕獲用の檻があった。途中で登山道を見失い、道なき道を登って正規の登山ルートに戻る。幸の森に出た。先の方の展望が開け、遠くの景色が見える。一旦下っていくと、網掛山に一...2022網掛山

  • 2022神奈川・大山登山

    先週末は、神奈川県伊勢原市を表玄関とし、丹沢大山国定公園に位置する大山に登ってきた。標高1252mのピラミッド型の美しい山容を誇る大山が、別名「雨降山」(あふりやま)と呼ばれるのは、相模湾の水蒸気をたたえた風を受け、雨が降りやすい山容に由来し、別名「あめふりやま(雨降山)」転じて「あふりやま(阿夫利山)」になったという。この日は、伊勢原駅からバスで大山ケーブル駅前まで行く。あいにく、朝から雨模様となってしまった。しばらくは、お土産屋が立ち並ぶアーケードの参道を進む。ケーブル駅は素通りして、歩いて参道を進むと、さっそく紅葉のモミジが現れてきた。登山道は、女坂と男坂の二つのルートがあるが、雨で足元も悪いので、安全そうな女坂を登る。阿夫利神社の前社辺りまで来ると、ここも見事な紅葉だ。雨の日でも、赤が一際よく目立...2022神奈川・大山登山

  • 2022沖永良部島うとぅるしゃマラソンツアー:4日目観光

    沖永良部島の主な観光スポットは行ったが、まだ行ってない場所を探して、島をぐるぐると回る。朝一で向かったのは、ウジジ浜公園だ。波によって削られた様々な形状の石灰岩が配置されている様は天然のオブジェだ。奇岩群は見る角度によって動物や植物のようにも見え、ここから拝む朝日が素晴らしいと言うが、少し遅かった。しかし、海面に映る光の帯が太陽に続く道のように見える。1890年(明治23年)9月22日、カナダ帆船「リージCトゥループ号」が長崎からの帰路時に台風に遭遇しウジジ浜沖で大破したが、島民の必死の救助活動で乗組員22名中10名が救助された。この事故より2年後、カナダ政府から島民宛てに救助と看護に対する謝礼が贈られ、浜にはこれを記念した帆船型モニュメントが設置されている。次に「ジョッキヌホー(瀬利覚の川)」という湧水...2022沖永良部島うとぅるしゃマラソンツアー:4日目観光

  • 2022沖永良部島うとぅるしゃマラソンツアー:3日目観光

    ケイビングは午前中で終わり、タラソおきのえらぶ近くのレストランで昼食を済ませる。その後、マラソンの時ワープして行けなかった田皆岬まで行ってみる。田皆岬は、沖永良部島の北西端にある美しい岬で、奄美群島でも特に美しい場所で、サンゴ礁が隆起した高さ51mの断崖絶壁が凄い。東シナ海に突き出した崖から、コバルトブルーの海の景観を見下ろす。方位盤を見ると、沖永良部島と周辺の島々との位置関係が良くわかる。展望台から北東方向には、徳之島らしき島影も見える。灯台方向に向かって歩いていく。もう一度断崖から海を覗いてみる。白い波しぶきが岩を洗う荒々しい風景は圧巻だ。駐車場からは、大山のレーダードームが見える。まだ時間に余裕があったので、越山公園の登り口にある和泊町歴史民俗資料館に寄っていく。和泊町の文化財などが展示されている資...2022沖永良部島うとぅるしゃマラソンツアー:3日目観光

  • 2022沖永良部島うとぅるしゃマラソンツアー:3日目ケイビング・リムストーンケイブ

    マラソンの翌日は、ケイビング(自然の洞窟・鍾乳洞を探検すること)ツアーに出かける。沖永良部島は大小約200から300の洞窟・鍾乳洞があり、愛好家のあいだで洞窟の聖地といわれているそうだ。沖永良部で一番面白そうなアクティビティをさがしたところ、ケイビングしかないと思いついた。ツアーに申し込み、担当ガイドがホテルまで迎えに来てくれる。着いた場所は、ごく普通の農道の一角。何もないところに降ろされ、車の近くで、ヘルメット、ヘッドランプ、ウェットスーツ、つなぎ、膝あて、運動靴に着替え、完全装備になったところで洞窟探検の準備が整った。ガイドの案内で山道を歩いていく。看板も何もない場所から急に草むらの中に入っていく。知る人ぞ知る入り口なのだろう。森の中をしばらく歩く。突然、真っ暗い洞窟の入り口が現れた。ガイドがいなけれ...2022沖永良部島うとぅるしゃマラソンツアー:3日目ケイビング・リムストーンケイブ

  • 2022沖永良部島うとぅるしゃマラソンツアー:2日目後夜祭

    大会が終わり、夜はフローラルホテル裏にあるフローラル館にて後夜祭が行われた。参加者同士で飲食歓談をしてしばらくすると、町長からの挨拶があり、舞台では郷土舞踊が始まった。次は女子中生のヒップホップダンス。衣装替えして、再び女子中生が登場。動きが派手でカッコいい。若いっていいなぁと踊りを堪能させてもらった。今度は、小学生と大人のグループによる太鼓演奏。小学生の子供たちが一生懸命太鼓を打ち鳴らす姿に感動した。三線による沖縄民謡。最後は、男性のバンドグループによるBEGENの名曲演奏。お馴染みの曲だけに、たまらず踊り出す人が続出。我々のグループもみんな総出で踊り出した。最後の最後は、会場の人たち全員で踊りながら輪を作る。マラソンだけでなく、後夜祭も楽しく過ごし、沖永良部島の人々のおもてなしに感激する。第1回ながら...2022沖永良部島うとぅるしゃマラソンツアー:2日目後夜祭

  • 2022沖永良部島うとぅるしゃマラソンツアー:2日目マラソン後半

    ソテツジャングルを抜けると、すぐにワンジョビーチのエイドに到着する。まだ32キロ地点だ。ここのエイドでは、暑かったので早速かき氷をいただく。その後、スープなどを飲んでゆっくりする。遠浅の海がきれいだ。ワンジョビーチからは、沖永良部の二つある山の一つである越山に徐々にのぼっていく。暑さと登り道にだんだん走るのがイヤになってきた。越山遊歩道入り口からは、完全な山道となる。越山の山頂に到着する。展望台には、蝉の幼虫が付いた大きな巻貝の下に子供達が遊んでいるようなデザインのモニュメントがある。なんだか不思議なモニュメントだ。展望台からは東シナ海や和泊町を一望することができる。上城公民館のエイドでは、サーターアンダギーなどがあり、エネルギーを補給する。ここから、沖永良部島で最も標高の高い大山に登っていく。大山には、...2022沖永良部島うとぅるしゃマラソンツアー:2日目マラソン後半

  • 2022沖永良部島うとぅるしゃマラソンツアー:2日目マラソン前半

    マラソンのスタートは、午前6時。20分前におきえらぶフローラルホテル前にあるメントマリ公園に向かう。スタート5分前、参加者全員で記念写真。参加者は、全部で45人。ボランティアスタッフは70人との事で、選手よりはるかに多い。因みに、「うとぅるしゃ」は、沖永良部島の方言で「ものすごい」などの意味だという。スタートは一人ずつ順番に、チップをセンサーにタッチしてから走り出す。幾分空が白み始めたころ、ランナーが公園の中を走りだしていく。すぐに赤鳥居の中を駆け上がり、はみやま神社に参拝してから道路に出ていく。雲が赤みを帯び、すばらしい日の出になってきた。最初のエイド。甘酒が出て美味しかった。沖永良部島唯一の高校である沖永良部高校の前を通る。エイサー部があるなんて、南の島らしい。タラソおきのえらぶのエイドを過ぎ、浜の方...2022沖永良部島うとぅるしゃマラソンツアー:2日目マラソン前半

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