エミリアが天国へ
イタリア人の友達、エミリオの奥様、エミリアが亡くなったことを知ったのは、Facebookでだった。僕が、ミラノに最初に赴任したのは1970年。その時、エミリオと友達になったから、もう50年来の友人ということになる。初めてミラノの彼らのマンションを(イタリアではマンションとは言わず、アバルタメントと言う)にお伺いした時、びっくりしたのは、かなりの高層階の角部屋だったけれど、そこに立派な暖炉があって火が燃えていたことだ。ミラノの冬は寒いから普通はリスカルダメントと呼ばれる水蒸気か温水を循環させる方法だが、ここには燃えるストーブもあった。日本のアパートでは考えられないことで、とても羨やましく思ったことを思い出す。<マドンナ・ディ・カンピリオドロミティ>夏、彼らはドロミティ山塊の西の、ドロミティ・ディ・ブレンタにあるマ...エミリアが天国へ
2019/12/22 05:30