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聖書の御言葉をあなたに 「聖書各駅停車」 創世記からはじめて黙示録までをゆっくり

哲学・思想ブログ / 聖書・聖句

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2014/09/27

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  • 今日の御言葉 29191130(臨時版)詩編83:1~19「沈黙しないでください」

    11月30日(土)現在のテーマ「詩編第三巻」今日のテーマ「沈黙しないでください」」■聖書詩編83:1~19(1)■聖句「神よ、沈黙しないでください。黙していないでください。静まっていないでください」。(1)■解説83編の背景はイスラエルの国家的危機があります。5節には「イスラエルの名が再び思い起こされることのないように」という敵の強い意志が表現されていいます。そのような状況下で、民はかつて神が行われた救済の業を思い起こし、敵を打ち破ってくださいと嘆願しています。聖句はその祈り出しの部分です。直訳では「あなたを休ませないでください」となり、「神よ、行動を起こしてください」といった意味になります。イザヤ書62章7節にも「主の沈黙を招いてはならない」と同様の表現があります。ところで神に行動をうながす詩人の最初の目的は...今日の御言葉29191130(臨時版)詩編83:1~19「沈黙しないでください」

  • 今日の御言葉 20191129 ルツ記4:18~22「オベドとダビデの系図」

    11月29日(金)現在のテーマ「ルツ記」今日のテーマ「オベドとダビデの系図」■聖書ルツ記4:18~22(21b-22)■聖句「ボアズにはオベドが生まれた。オベドにはエッサイが生まれ、エッサイにはダビデが生まれた」。(21b-22)■解説ルツ記の最後はダビデの系図で終わっています。4章17節では「オベドはエッサイの父、エッサイはダビデの父である」とあります。「オベド」は「仕える者、しもべ」という意味で、ナオミに仕え、家を絶やさぬように仕える人として生まれてきた子にふさわしい名前でした。オベドの名が出てくるのは、聖書中ここと、系図の中(歴代上2:12,マタイ1:5,ルカ3:32)だけです。しかし、この一事、すなわち彼がダビデの父エッサイの父となったという事実だけで、オベドは聖書の読者にとって忘れられない存在となって...今日の御言葉20191129ルツ記4:18~22「オベドとダビデの系図」

  • 今日の御言葉 20191128 ルツ記4:1~17「贖い」

    11月28日(水)現在のテーマ「ルツ記」今日のテーマ「贖い」■聖書ルツ記4:1~17(14b-d)■聖句「主をたたえよ。主はあなたを見捨てることなく、家を絶やさぬ責任のある人を今日お与えくださいました。どうか、イスラエルでその子の名があがめられますように」。(14b-d)■解説「家を絶やさぬ責任のある人」と訳されているヘブライの語ゴーエールは「(私を)贖う方」という本書、及び聖書全体を貫く大テーマです。ボアズが律法に従ってその責任を果たそうとする姿が1節から10節までに描かれ、ついにボアズはナオミとルツを贖う者となります。ボアズはルツをめとり、ルツは男の子を産んで、ナオミの手に抱かせます。今日の聖句はそのナオミに対する女たちの祝福の言葉(祈り)です。「ゴーエールを今日お与えくださいました」は、新しい「ゴーエール...今日の御言葉20191128ルツ記4:1~17「贖い」

  • 今日の御言葉 20191127 ルツ記3:1~18「求婚」

    11月27日(水)現在のテーマ「ルツ記」今日のテーマ「求婚」■聖書ルツ記3:1~18(9)■聖句「わたしは、あなたのはしためルツです。どうぞあなたの衣の裾を広げて、このはしためを覆ってください。あなたは家を絶やさぬ責任のある方です」。(9)■解説今日の拝読箇所にはルツ、ナオミ、ボアズのそれぞれが互いを思いやる愛と優しさが満ちています。また、一人一人が律法を重んじ、大切にしていることが分かります。異邦の女でありながら、甲斐甲斐しく姑に仕える姿は親戚のボアズにとっても嬉しかったに違いありません。しかし、それだけではなくルツは律法に仕える人でもあったのです。町中の人からルツが「立派な婦人」(11)と認められていたのはこの二つの理由によります。ルツはボアズが好意を持ってくれていると感じていたかもしれませんが、自分の思い...今日の御言葉20191127ルツ記3:1~18「求婚」

  • 今日の御言葉 20191126 ルツ記2:1~23「ボアズの厚意」

    11月26日(火)現在のテーマ「ルツ記」今日のテーマ「ボアズの厚意」■聖書ルツ記2:1~23(12)■聖句「どうか、主があなたの行いに豊かに報いてくださるように。イスラエルの神、主がその御翼のもとに逃れて来たあなたに十分に報いてくださるように」。(12)■解説ルツ記2章から、ジャン・F・ミレーが書いた「落穂拾い」という絵画を思い出すのは私だけではないと思います。ミレーは「穀物を収穫するときは、畑の隅まで刈り尽くしてはならない。収穫後の落ち穂を拾い集めてはならない。‥‥‥これらは貧しい者や寄留者のために残しておかねばならない」(レビ19:9-10)と記されている聖書の言葉に沿ってこの絵を描きました。「落穂拾い」ほど有名ではありませんが、同時期には「ルツ記」の一場面に由来する「刈り入れ人たちの休息(ルツとボアズ)」...今日の御言葉20191126ルツ記2:1~23「ボアズの厚意」

  • 今日の御言葉 2019 ルツ記1:7~22「ルツの信仰」

    11月25日(月)現在のテーマ「ルツ記」今日のテーマ「ルツの信仰」■聖書ルツ記1:7b~22(16cd)■聖句「わたしは、あなたの行かれる所に行き/お泊まりになる所に泊まります。あなたの民はわたしの民/あなたの神はわたしの神」。(16cd)■解説モアブの地で夫ばかりか、二人の息子までも失ってしまうという悲劇はナオミならずとも耐え難い苦痛です。しかし、失意の中にあってもナオミの信仰の火は消えていません。「主がその民を顧み」(6)てくださったと聞くや、住みなれた場所を後にし、故郷を目指します。20節以下にはナオミの全能者への不平とも取れる言葉がありますが、それでもナオミは、故郷に、信仰の郷里に、主の下に「帰って来た」(22)のです。ナオミは道中、二人の嫁に「帰りなさい」(11)と勧めます。若い二人の今後を思いやるナ...今日の御言葉2019ルツ記1:7~22「ルツの信仰」

  • 今日の御言葉 20191124(日曜版)詩編82:1~8「神々を裁かれる主」

    11月24日(日)現在のテーマ「詩編第三巻」今日のテーマ「神々を裁かれる主」■聖書詩編82:1~8(1)■聖句「神は神聖な会議の中に立ち/神々の間で裁きを行われる」。(1)■解説82編は1節と6節の「神々」をどのように解釈するかが問題となります。一つの解釈は異邦の神々、あるいは天の御使いたちと取るもので、地上を混乱に陥れる霊的な存在とするものです。ヨブ記1章6節の「ある日、主の前に神の使いたちが集まり、サタンも来た」という描写がそのよい例と言えます。その他にも列王上22:19-22、ダニエル10章などで天上の霊的存在についての言及があります。二つ目の解釈は、神から与えられた権威を乱用し不正な裁きを行う地上の支配者、裁判官とするものです。それが霊的な存在であれ、地上の権威者であれ、「人間のように死に、支配者は没落...今日の御言葉20191124(日曜版)詩編82:1~8「神々を裁かれる主」

  • 今日の御言葉 20191123 ルツ記1:1~7a「背景」

    今日から「ルツ記」に入ります。11月23日(土)現在のテーマ「ルツ記」今日のテーマ「背景」■聖書ルツ記1:1~7a(1)■聖句「士師が世を治めていたころ、飢饉が国を襲ったので、ある人が妻と二人の息子を連れて、ユダのベツレヘムからモアブの野に移り住んだ」。(1)■解説昨日の解説で「神はこのような士師の時代に、希望の種を蒔き、次の新しい時代への用意をしておられることが分かります。ルツの物語は闇の時代に描かれた一服の名画と言えます」とし、士師記を終えました。今日からそのルツ記に入ります。新聖書注解には「ルツ記は旧約聖書における最も美しい文学作品の一つである。文章はもちろんであるが、モアブの女ルツのひたすらなる信仰と愛の物語は、読む者の心を打たずにはおかない。ゲーテは本書を『倫理的かつ牧歌的響きをもって我々に伝えられた...今日の御言葉20191123ルツ記1:1~7a「背景」

  • 今日の御言葉 20191122 士師記17:1~21:25「ダン族の移動とベニヤミン族の犯行」

    士師記の最後のテーマは「付録:イスラエル内部の腐敗」です。11月22日(金)現在のテーマ「付録:イスラエル内部の腐敗」今日のテーマ「ダン族の移動とベニヤミン族の犯行」■聖書士師記17:1~21:25(21:25)■聖句「そのころイスラエルには王がなく、それぞれが自分の目に正しいとすることを行っていた」。(21:25)■解説士師記の最後の5章は、これまでの12人の士師たちの活躍の物語とは全く違った性格のものとなっています。ここで取り上げられているのはミディアン人やペリシテ人などの外部の敵との戦いの記録ではなく、イスラエル部族内の問題が扱われています。金銭感覚の破綻(17:1-4)、家庭内への偶像の浸透(同)、祭司制の崩壊(5-6)、祭司の堕落(18章)、ダン族の横行(同)、道徳的退廃(19:22-26)、ベニヤミ...今日の御言葉20191122士師記17:1~21:25「ダン族の移動とベニヤミン族の犯行」

  • 今日の御言葉 20191121 士師記16:1~31「サムソン③その最後」

    11月21日(木)現在のテーマ「本論:士師たちの活躍」今日のテーマ「サムソン③その最後」■聖書士師記16:1~31(21c,28a-c)■聖句「主が彼を離れられたことには気づいていなかった」(21c)。「サムソンは主に祈って言った。『わたしの神なる主よ。わたしを思い起こしてください』」(28a-c)。■解説初戦での勝利の後、サムソンの名はその地方全体に広まったのではないかと思います。なぜなら彼一人の存在が20年間、イスラエルを敵の手から守ったからです。その間のことについて聖書は何一つ触れることなく今日の拝読箇所、サムソンの最後の戦いとなります。20年の間、ペリシテ人から恐れられ、イスラエルを裁いたサムソンは自信過剰となり、主に頼ることを忘れてしまったのでしょう。奔放な生活を繰り返す中でデリラという女性を愛したサ...今日の御言葉20191121士師記16:1~31「サムソン③その最後」

  • 今日の御言葉 20191120 士師記14:1~15:20「サムソン②自由奔放な人」

    11月20日(水)現在のテーマ「本論:士師たちの活躍」今日のテーマ「サムソン②自由奔放な人」■聖書士師記14:1~15:20(15:20)■聖句「彼はペリシテ人の時代に、二十年間、士師としてイスラエルを裁いた」。(15:20)■解説今日の拝読箇所には自由奔放で直情的なサムソンの姿があります。ペリシテ人の女性を愛し、「彼女が好きです」(3)と両親に告げ、結婚まで突き進むサムソン。異邦の女との結婚は禁じられていたにもかかわらず、お構いなしです。ナジル人は死骸に触れてはなりませんが、平気で獅子の死骸から蜜を取って食べるサムソン(9)。結婚式の席で突拍子もない「なぞかけ」をぶつけるサムソン(14)。妻に求められ答えを話してしまうサムソン(17)。激しい怒りの中で30人の人を打ち殺してしまうサムソン(19)。15章には入...今日の御言葉20191120士師記14:1~15:20「サムソン②自由奔放な人」

  • 今日の御言葉 20191119 士師記13:1~25「サムソン①出生」

    11月19日(火)現在のテーマ「本論:士師たちの活躍」今日のテーマ「サムソン①出生」■聖書士師記13:1~25(5)■聖句「あなたは身ごもって男の子を産む。その子は胎内にいるときから、ナジル人として神にささげられているので、その子の頭にかみそりを当ててはならない。彼は、ペリシテ人の手からイスラエルを解き放つ救いの先駆者となろう」。(5)■解説士師の最後はサムソンで、今日の拝読箇所はその誕生秘話です。聖句の「身ごもって男の子を産む」は、メシア降誕の預言イザヤ7:14と同じ表現で、マリアに対する天使の言葉も当然同じ表現です(ルカ1:31)。「胎内にいるときからナジル人」は、「既に母の胎内にいるときから聖霊に満たされていて」(ルカ1:15)と語られた洗者ヨハネを思い起こさせます。ナジル人は「聖別された者」で、神のため...今日の御言葉20191119士師記13:1~25「サムソン①出生」

  • 今日の御言葉 20191118 士師記12:1~15「エフタの死とその後の士師」

    みんなさん、シャローム。今日も御名を呼びつつ主と共に歩む一日でありますように。11月18日(木)現在のテーマ「本論:士師たちの活躍」今日のテーマ「エフタの死とその後の士師」■聖書士師記12:1~15(7)■聖句「エフタは六年間、士師としてイスラエルを裁いた。ギレアドの人エフタは死んで、自分の町ギレアドに葬られた」。(12)■解説今日の聖句は士師たちの生涯の最後を表現する定型句です。エフタ後の士師としてイブツァン、エロン、アブドンのことが短く、定型に添った形で紹介されています。それを読むと創世記第5章を思い出します。「誰それは息子娘をもうけ、何年生き、そして死んだ」という表現がアダムからメレクまで九代にわたって繰り返されます。ここでは「何年裁き、死んで、どこそこに葬られた」となっています。どのように生きても死をも...今日の御言葉20191118士師記12:1~15「エフタの死とその後の士師」

  • 今日の御言葉 20191117(日曜版)詩編81:1~17「主の思い」

    11月17日(日)現在のテーマ「詩編第三巻」今日のテーマ「主の思い」■聖書詩編81:1~17(14)■聖句「わたしの民がわたしに聞き従い/イスラエルがわたしの道に歩む者であったなら」。(14)■解説81篇は新年とそれに続く仮庵の祭で読まれたものではないかと考えられています。5節後半の「わたしは思いがけない言葉を聞くことになった」が当時の背景を教えます。仮庵の祭では律法が朗読されることになっていましたが(申31:10-11)、作者ははじめてそれを聞くような驚きを覚えています。それほど主の教えが軽んじられていたと言えます。6節から11節はその律法の要約的なもので、出エジプトでの主の導きが回顧されています。10節は明らかに十戒の第一戒です。11節前半は「アニー・フー、アドナイ」という神名ではじまり、「あなたをエジプト...今日の御言葉20191117(日曜版)詩編81:1~17「主の思い」

  • 今日の御言葉 20191116 士師記11:34~40「エフタ③娘の死」

    11月16日(土)現在のテーマ「本論:士師たちの活躍」今日のテーマ「エフタ③娘の死」■聖書士師記11:34~40(36ac)■聖句彼女は言った。「父上。あなたは主の御前で口を開かれました。どうか、わたしを、その口でおっしゃったとおりにしてください」。(36ac)■解説「口は災いの元」とあるようにエフタは自分が立てた誓願の結果を悲劇のうちに刈り取ります。戦勝後、一番最初に迎えたのは一人娘であったからです。エフタの誓願は「最初に迎えに来た者を主にささげる」というものでした(31)。しかし、「神の求めるいけにえは打ち砕かれた霊。打ち砕かれ悔いる心」(詩50:19)であり、「主の御声に聞き従うことはいけにえにまさる」(1サム15:22参)のです。主に聞くことが少なく、語ることばかりが多い人類への警鐘といえます。さて、今...今日の御言葉20191116士師記11:34~40「エフタ③娘の死」

  • 今日の御言葉 20191115 士師記11:1~33「エフタ②交渉と戦い」

    11月15日(金)現在のテーマ「本論:士師たちの活躍」今日のテーマ「エフタ②交渉と戦い」■聖書士師記11:1~33(14,30)■聖句「エフタはこう言う。‥‥」(14)。「エフタは主に誓いを立てて言った。‥‥」(30)。■解説今日の拝読箇所には二つの交渉と勝利の記事が記されています。二つの交渉の第一は、ギレアドの町の人々が追い出したエフタにアンモンとの戦いの指揮官になって欲しいとの要請を受けてなされ、第二はアンモンの王との交渉です。読むとエフタの弁舌が巧みであることが分かります。特に19-21節は、民数記21:21-24とほとんど同文であり、口伝による伝承が定着していたことを示す興味深い箇所です。しかし、言葉巧みなエフタは自らの舌に傲慢を宿し、大きな過ちを犯してしまいます。今日の聖句の14節は「主はこう言われる...今日の御言葉20191115士師記11:1~33「エフタ②交渉と戦い」

  • 今日の御言葉 20191114 士師記10:1~18「エフタ①背景」

    11月14日(木)現在のテーマ「本論:士師たちの活躍」今日のテーマ「エフタ①背景」■聖書士師記10:1~18(16)■聖句「彼らが異国の神々を自分たちの中から一掃し、主に仕えるようになったので、主はイスラエルの苦しみが耐えられなくなった」。(16)■解説ギデオンの子アビメレクによる内争と混乱の後、トラとヤイルが士師として立てられますが、彼らについては詳細は記されていません。そして8人目の士師、エフタが登場します。6節に「イスラエルの人々は、またも主の目に悪とされることを行い‥‥」とあり、彼らが仕えた偶像神の名が7つも列挙されています。士師記のパターンに沿って主の裁きが下され、民は「わたしたちはあなたに罪を犯しました」(10)と告白するのですが、神はすぐにはそれを聞かれません。「わたしを捨てたのだから、あなたたち...今日の御言葉20191114士師記10:1~18「エフタ①背景」

  • 今日の御言葉 20191113 士師記9:1~57「アビメレクによる内争」

    11月13日(水)現在のテーマ「本論:士師たちの活躍」今日のテーマ「アビメレクによる内争」■聖書士師記9:1~57(8,9)■聖句「木々が、だれかに油を注いで/自分たちの王にしようとして/まずオリーブの木に頼んだ。『王になってください』。オリーブの木は言った。『神と人に誉れを与える/わたしの油を捨てて/木々に向かって手を振りに/行ったりするものですか』」。(8,9)■解説エルバアル(ギデオン)の死後、身内による争いが起こります。女奴隷の子アビメレクは母方のおじたちを頼り、エルバアルの子70人を滅ぼして王となります。たった一人生き残った末の子ヨタムは「あなたたちはアビメレクを王としたが、それは誠意のある正しい行動だろうか。それがエルバアルとその一族を正当に遇し、彼の手柄にふさわしく報いることだろうか。わたしの父は...今日の御言葉20191113士師記9:1~57「アビメレクによる内争」

  • 今日の御言葉 20191112 士師記3:1~35「ギデオン⑥ギデオンの変遷」

    11月12日(火)現在のテーマ「本論:士師たちの活躍」今日のテーマ「ギデオン⑥ギデオンの変遷」■聖書士師記8:1~35(24bc,27a)■聖句「あなたたちにお願いしたいことがある。各自戦利品として手に入れた耳輪をわたしに渡してほしい。‥‥‥ギデオンはそれを用いてエフォドを作り、自分の町オフラに置いた」。(24bc,27a)■解説初戦における大勝利に続き、追撃した敵をも滅ぼし、ギデオンは完全勝利を収めます。イスラエルの民はギデオンに王になって欲しいと願います(22)。「主があなたたちを治められる」(23)と、彼はそれを拒否し権力からの誘惑を退けます。しかし、金銭に対する欲を退けることができませんでした。1テモテ5章10節には「金銭の欲は、すべての悪の根です。金銭を追い求めるうちに信仰から迷い出‥‥た者もいます」...今日の御言葉20191112士師記3:1~35「ギデオン⑥ギデオンの変遷」

  • 今日の御言葉 20191111 士師記7:1~25「ギデオン⑤ギデオンの300」

    11月11日(月)現在のテーマ「本論:士師たちの活躍」今日のテーマ「ギデオン⑤ギデオンの300」■聖書士師記7:1~25(2)■聖句主はギデオンに言われた。「あなたの率いる民は多すぎるので、ミディアン人をその手に渡すわけにはいかない。渡せば、イスラエルはわたしに向かって心がおごり、自分の手で救いを勝ち取ったと言うであろう」。(2)■解説7章は「ギデオンの300」で知られるたいへん有名な箇所です。ミディアンの軍勢は13万5千人でした(8:10)。それに対してギデオンの呼びかけに応え3万3千人が集まります。恐れおののいている者が去り1万人が残ります。さらに水場で水を手ですくって飲んだ者300人だけが残されます。この300人による奇襲はみごとに成功しギデオンは勝利を収めます。痛快な物語の最初に記されているのが今日の聖...今日の御言葉20191111士師記7:1~25「ギデオン⑤ギデオンの300」

  • 今日の御言葉 20191110(日曜版)詩編80:1~20「あなたを離れません」

    11月10日(日)現在のテーマ「詩編第三巻」今日のテーマ「あなたを離れません」■聖書詩編80:1~20(15,19)■聖句「万軍の神よ、立ち帰ってください。天から目を注いで御覧ください。このぶどうの木を顧みてください。‥‥‥わたしたちはあなたを離れません。命を得させ、御名を呼ばせてください」。(15,19)■解説今日の詩編の背景には北イスラエル王国がアッシリヤによって滅ぼされ、捕囚となっている状況があります。その中で南ユダ王国にある詩人が兄弟である北王国の回復と再統一を祈っています。「ぶどうの木」は南と北を含むイスラエル全体を現しており、詩人はこのぶどうの木を主ご自身がエジプトから移し、約束の地に植えられた(9)と言っています。しかし、今はダビデ王時代の繁栄はなく、隣国からの脅威にさらされ北はアッシリアの手に落...今日の御言葉20191110(日曜版)詩編80:1~20「あなたを離れません」

  • 今日の御言葉 20191109 士師記6:33~40「ギデオン④リバイバルへの呼応」

    11月9日(土)現在のテーマ「本論:士師たちの活躍」今日のテーマ「ギデオン④リバイバルへの呼応」■聖書士師記6:33~40(34)■聖句「主の霊がギデオンを覆った。ギデオンが角笛を吹くと、アビエゼルは彼に従って集まって来た」。(34)■解説「主の霊が下って、神の召された人と共にある」ということが、士師たちの特徴でした(3:10,11:29,14:6,19,15:14)。ここで「覆った」と訳されているヘブライ語のラーバシュは「着る」という意味の語で、歴代下24:20では「捕らえた」とも訳されています。「主の霊を着る」、「主の霊に捕らえられる」と、特別な力(士14:6)、詩情(2サム23:2)、預言(1サム10:10)などに人を駆り立てます。新約聖書にも「聖霊が降ると力を受ける」(使徒1:8)とあり、事実聖霊に満た...今日の御言葉20191109士師記6:33~40「ギデオン④リバイバルへの呼応」

  • 今日の御言葉 20191108 士師記6:25~32「ギデオン③リバイバルの始まり」

    11月8日(金)現在のテーマ「本論:士師たちの活躍」今日のテーマ「ギデオン③リバイバルの始まり」■聖書士師記6:25~32(31)■聖句ヨアシュは、責めたててやまない人々皆に向かって言った。「あなたたちはバアルをかばって争うのか、バアルを救おうとでもいうのか。バアルをかばって争う者は朝とならぬうちに殺される。もしバアルが神なら、自分の祭壇が壊されたのだから、自分で争うだろう」。(31)■解説神よりの召命を確信したギデオンが第一にしなければならないことは、自分の家の宗教改革でした。ギデオンは「バアルの祭壇を壊し、アシュラ像を切り倒せ」と命じられます。家族や町の人々を恐れたギデオンは「夜中にこれを行った」と記されています。聖書が「面白いなぁ」と思うのはこの辺です。聖書は英雄伝ではありません。ですから人物の良い面だけ...今日の御言葉20191108士師記6:25~32「ギデオン③リバイバルの始まり」

  • 今日の御言葉 20191107 士師記6:11~24「ギデオン②召命」

    11月7日(木)現在のテーマ「本論:士師たちの活躍」今日のテーマ「ギデオン②召命」■聖書士師記6:11~24(14)■聖句主は彼の方を向いて言われた。「あなたのその力をもって行くがよい。あなたはイスラエルを、ミディアン人の手から救い出すことができる。わたしがあなたを遣わすのではないか」。(14)■解説今日の拝読箇所はギデオンへの召命について記されています。一読するとモーセの召命と似ていることが分かります。共通の要素としては「わたしがあなたを遣わす」(14)、無力さの告白(15)、「わたしはあなたと共にいる」(16)、神からのしるし(17,21)、火による顕現(21,22)、顔と顔とを合わせて主を見る(22)などです。この召命の物語の中で特に注目したいのは「弱い者、無力な者を主はあえて選ばれる」(1コリ1:26-...今日の御言葉20191107士師記6:11~24「ギデオン②召命」

  • 今日の御言葉 20191106 士師記6:1~10「ギデオン①序章」

    11月6日(水)現在のテーマ「本論:士師たちの活躍」今日のテーマ「ギデオン①序章」■聖書士師記6:1~10(10a)■聖句「わたしがあなたたちの神、主であり、あなたたちはアモリ人の国に住んでいても、アモリ人の神を畏れ敬ってはならない、とわたしは告げておいた」。(10a)■解説ギデオンの物語は士師記中もっとも長く、今日の拝読箇所はその序章となっています。物語の始まりは、判で押したように「主の目に悪とされることを行った」(1)で、今回はミディアン人がイスラエルの脅威となり、彼らの侵攻は徹底的なものとして描かれています(3-6)。イスラエルが叫び、助けを求めても直ぐには士師が立てられず、預言者が遣わされます。今日の聖句はその預言者の言葉です。その第一声は「イスラエルの神、主はこう言われる」で、預言者が主の代理として、...今日の御言葉20191106士師記6:1~10「ギデオン①序章」

  • 今日の御言葉 20191105 士師記5:1~31「デボラの歌」

    11月5日(火)現在のテーマ「本論:士師たちの活躍」今日のテーマ「デボラの歌」■聖書士師記5:1~31(12)■聖句「奮い立て、奮い立て、デボラよ/奮い立て、奮い立て、ほめ歌をうたえ。立ち上がれ、バラクよ/敵をとりこにせよ、アビノアムの子よ」。(12)■解説5章は4章での出来事を詩文として表現しています。構成としては、過去の勝利に対する賛歌(2-5)、状況描写とデボラの信仰の決断(6-11)、信仰の覚醒(12-13)、戦いに加わった部族と陣形(14-18)、戦い(19-23)、敵将シセラの死とヤエル(24-27)、シセラの母の嘆き(28-30)となっています。詩中、もっとも目に留まるのは、「イスラエルの母なるわたしは/ついに立ち上がった」(7)、「わが心は‥‥進んで身をささげる者と共にある」(9)のようにデボラ...今日の御言葉20191105士師記5:1~31「デボラの歌」

  • 今日の御言葉 20191104 士師記4:1~24「デボラとバラク」

    11月4日(月)現在のテーマ「本論:士師たちの活躍」今日のテーマ「デボラとバラク」■聖書士師記4:1~24(14)■聖句「デボラはバラクに言った。『立ちなさい。主が、シセラをあなたの手にお渡しになる日が来ました。主が、あなたに先立って出て行かれたではありませんか』。バラクは一万の兵を従え、タボル山を下った」。(14)■解説第4の士師デボラは12人中唯一女性の士師です。当時の社会において女性の社会的立場が低かったことを考えると、これは特別なことといえますが、聖書には男女の区別なく、神がその信仰によって選び御心を託しておられることが分かります。5節から、デボラは既に司法的な意味では士師としての役割をなしており、多くの人から信頼を得ていたことが分かります。そのデボラがシセラとの戦いにおいてバラクを戦いの指導者として選...今日の御言葉20191104士師記4:1~24「デボラとバラク」

  • 今日の御言葉 20191103(日曜版)詩編79:1~13「廃墟の中で」

    11月3日(日)現在のテーマ「詩編第三巻」今日のテーマ「廃墟の中で」■聖書詩編79:1~13(9)■聖句「わたしたちの救いの神よ、わたしたちを助けて/あなたの御名の栄光を輝かせてください。御名のために、わたしたちを救い出し/わたしたちの罪をお赦しください」。(9)■解説79編の背景にはバビロンの王ネブカドネツァルのエルサレム侵攻があり、捕囚の地での嘆きの祈りといった側面があります。それは「聖なる神殿を汚し」(1)といった表現、あるいは6-7節がエレミヤ書10:25と全く同じであることなどから推測できます。このとき受けた辱めとそしりは、作者に強い復讐心をいだかせたようです。「御怒りを注いでください」(6)、「7倍にして返してください」(12)という強い表現があります。それほどの出来事であったのです。そして今はまだ...今日の御言葉20191103(日曜版)詩編79:1~13「廃墟の中で」

  • 今日の御言葉 20191102 士師記3:12~31「エフド及びシャムガル」

    11月2日(土)現在のテーマ「本論:士師たちの活躍」今日のテーマ「エフド及びシャムガル」■聖書士師記3:12~31(15)■聖句「イスラエルの人々が主に助けを求めて叫んだので、主は彼らのために一人の救助者を立てられた。これがベニヤミン族のゲラの子、左利きのエフドである。イスラエルの人々は貢ぎ物を彼の手に託して、モアブの王エグロンのもとに送った」。(15)■解説オトニエルの次に登場するのはエフドです。ここでも「背信-さばき-叫び(悔い改め)-士師による救い」というパターンは繰り返されています。エフドの活躍はまるでスパイ映画を見るようにスリリングで、彼がすぐれた知略家であることが分かります。一方でモアブの王エグロンとその側近は勝利に慢心していたのか非常にこっけいに描かれています。エフドの作戦は的中し、初戦のだまし討...今日の御言葉20191102士師記3:12~31「エフド及びシャムガル」

  • 今日の御言葉 20191101 士師記3:]7~11「オトニエル」

    今日からテーマは「本論:士師たちの活躍」です。11月1日(金)現在のテーマ「本論:士師たちの活躍」今日のテーマ「オトニエル」■聖書士師記3:7~11(9,10b)■聖句「イスラエルの人々が主に助けを求めて叫んだので、主はイスラエルの人々のために一人の救助者を立て、彼らを救われた。これがカレブの弟ケナズの子オトニエルである。主の霊が彼の上に臨み、彼は士師としてイスラエルを裁いた。彼が戦いに出ると、‥‥‥」。(9,10a)■解説今日の拝読箇所には士師記に繰り返される「背信-さばき-叫び(悔い改め)-士師による救い」というパターンが明確に描かれています。「主を忘れ、バアルとアシュラ(偶像)に仕えた」(7)=背信。「主は怒りに燃え王クシャンの手に売り渡された」(8)=さばき。「イスラエルの人々が主に助けを求めて叫んだ」...今日の御言葉20191101士師記3:]7~11「オトニエル」

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