当事者が自分で自分を回復させていくときに
治療者側の視点からの、現時点でわかっている回復のあり方、もちろん貴重な知見だと思います。 しかし、当事者側は、治療者の眼差しを自分のなかにいれて、ああ安全感を十分に持ててないなとか、他人に対する信頼感が不足している、肯定感が高まってないな、それだと次にいけないのだとか、現状を踏まえれているなら、うだうだと考えなくていいと僕は思っています。 傷つく前の人はそれまで作り上げてきた殻に守られています。しかしその殻は安定を重視するため、自分の底にある傷や痛みに対して、人が本来的にもつ痛みを感じないようにできています。そして殻は本来的な自分の痛み、つまり本来的な自分の求めより、安定を選び、閉じて出ていか…
2019/02/27 01:27