大学発ベンチャーの社長が、自然エネルギー・再生可能エネルギーから農業や地域活性化まで様々な話題をお届けします。
千葉エコ・エネルギー株式会社代表取締役 日本初の博士(公共学)の学位授与者として、自然エネルギー政策などの研究者としても活動しています。 千葉エコ・エネルギー株式会社 http://www.chiba-eco.co.jp/
岡山市で初となるソーラーシェアリングセミナーで講演 - 7月28日14時から
「晴れの国おかやま 太陽光発電のススメ」というWebサイトまで開設して太陽光発電の促進を図っている岡山県ですが、ソーラーシェアリング(営農型太陽光発電)の普及では何故か不毛地帯となっています。 そんな岡山で、初となるソーラーシェアリングセミナーでの講演を7月28日に行います。 www.facebook.com なぜ不毛地帯になってしまっているのか? 農林水産省による営農型太陽光発電の導入状況の統計データを見ると東高西低の傾向があり、中四国では徳島が飛び抜けて多い以外は低い導入件数となっています。 導入に熱心な事業者の存在や、許可権を有する都道府県の姿勢などが導入件数に大きく影響しますが、耳にす…
ASPEnにメール会員を創設しました - 「FIT終了」の誤報騒動を受けての対応
一般社団法人太陽光発電事業者連盟(ASPEn)として、新たに再生可能エネルギー発電事業等の情報配信を受けられる「メール会員」を創設しました。 これは先般の「FIT終了誤報騒動」を受けて、より迅速に正確な情報を発信していく必要を痛感したことによるものです。 「FIT終了」の誤報騒動 6月12日から13日にかけて、大手報道各社から「太陽光発電のFIT終了」というニュースが駆け巡り、あたかも「既稼働案件も含めて全ての太陽光発電のFITがなくなる」という理解が広まってしまい、13日の株式市場では関連銘柄が下落し、レノバが「一部報道について」とする緊急リリースを出すなど混乱が広がりました。 実態は、20…
美作市の事業用発電パネル税に対する反対意見書・提案書をASPEnとして送付
国内の自然エネルギー業界に大きな衝撃を与えた、岡山県美作市の「事業用発電パネル税」課税条例について、一般社団法人太陽光発電事業者連盟(ASPEn)として反対意見書・提案書を美作市長並びに市議会議長宛に送付しました。 送付した反対意見書・提案書 自然エネルギーへの新たな課税は将来世代にツケを残す 今回の反対意見書には、事業用発電パネル税が太陽光発電事業を狙い撃ちしたものであり、世界的な自然エネルギー導入拡大の流れに逆行し、自然エネルギーへの投資を萎縮させるツケは将来世代が払うことになると指摘した上で、太陽光発電事業の適正化に向けた取り組みを提言として盛り込みました。 この課税条例案は美作市だけの…
「全太陽光発電所適正化に向けた見学ツアー&セミナー@福山」を開催します
4月に宮城県で開催した「不適切発電所撲滅に向けた見学ツアー@仙台」をリニューアルし、ASPEnとして「全太陽光発電所適正化に向けた見学ツアー&セミナー」として開催いたします。今回は、広島県福山市にて6月29日(土)の開催です。 低圧太陽光発電所の整理は始まるか 資源エネルギー庁が公表している事業計画認定情報では、事業用太陽光発電所の件数が56万件を超える中で、その95%は50kW未満の設備となっています。 低圧連系の太陽光発電所は、その他のFIT対象となっている事業用発電設備と比べて参入が容易であり、FIT開始後には雨後のタケノコのように各地に誕生していき、車を走らせれば日本全国どこへ行っても…
千葉大学大学院での今期の講義スタート - 「大学院におけるキャリア形成」
今日から千葉大学大学院で、今期(2019年度第2ターム)の担当講義「人文社会科学特論 - 大学院におけるキャリア形成」がスタートします。今年初開講の、新しいチャレンジとしての講義になります。 懐かしの人文社会科学研究棟@西千葉キャンパス 大学院におけるキャリアパス 昭和から平成を越えて令和時代に入り、これまでの人生設計・キャリア観が全く通用しない時代に突入しましたが、大学院教育ではもっとガラパゴスな状況にあります。 そもそも大学院生のキャリア教育?というところからのスタートになりますが、文部科学省の平成27年度「学校基本調査」によると、社会科学系の大学院博士課程修了者で正規職についているのは4…
昨日から、「太陽光発電のFIT制度が終わる?」「いや、FIT制度が全部終わる!?」と思わせるような日本経済新聞やNHKの報道が相次ぎ、私も昨晩から多くの問い合わせをいただいております。 例えば日本経済新聞は下記のような感じです。 www.nikkei.com 当初から予定されていたFIT制度の見直し議論が本格化 我が国のFIT制度は、「電気事業者による再生可能エネルギー電気の調達に関する特別措置法」という法律で規定されていますが、「特別措置法」というのは期間や目的を限定して特定の事象に対応するための法律です。 FIT制度の場合は、再生可能エネルギー発電を急速に導入するという目的があるわけですが…
千葉市大木戸アグリ・エナジー1号機で収穫祭を開催 - ソーラシェアリングWebレポート
6月1日に千葉市大木戸アグリ・エナジー1号機で開催した、ニンニク収穫祭の様子がソーラーシェアリングWebでレポートされています。 当日は、昨年9月の作付けにも参加してくれた方々を中心に、子供達も加わって賑やかなイベントになり本当に楽しかったです! solar-sharing.net 太陽光パネルの下での農作業とお祭り 今年が初収穫となる大木戸ですが、予てから計画していた通りの収穫祭を開催することが出来ました。匝瑳市飯塚地区の収穫祭に比べれば全然小さいイベントですが、作付けにも参加してくれた方々も招き、拙い運営ながらも参加した皆さんに楽しんでいただけました。 日頃から各所でお話ししていますが、ソ…
ASPEn主催 全太陽光発電所適正化に向けた見学ツアー&セミナー@福山のお知らせ
4月に宮城県で開催した「不適切太陽光発電所撲滅ツアー in 宮城」に引き続き、6月29日に今度は広島県福山市で「全太陽光発電所適正化に向けた見学ツアー&セミナー@福山」を、太陽光発電事業者連盟(ASPEn)主催で開催します。 長期安定した太陽光発電事業の実現に向けて 第5次エネルギー基本計画で「再生可能エネルギーの主力電源化」が盛り込まれたことが大きな話題になりましたが、主力電源として最も多くの発電容量を有するのが太陽光発電です。 既に5,000万kWに迫る累計導入量がある中で、FIT期間の20年にとどまらず、減価償却後は燃料費のかからない安価な電源として長期安定した稼働が求められます。 各地…
ソーラーシェアリングとSDGs - 「ソーラーシェアリング2.0」への進化
先週、G20新潟農業大臣会合へソーラーシェアリングの展示出展したことを報告しましたが、週明けに「ソーラーシェアリングとSDGs」のテーマでスマートジャパンの連載記事を更新しました! www.itmedia.co.jp SDGs達成に資するソーラーシェアリング ソーラーシェアリングが農地を保全し、自然エネルギーを生み出し、農業者と地域の所得向上に貢献することはこれまでも注目されてきましたが、その社会的なメリットがSDGsの文脈からも注目されるようになりました。 農村における新たな所得機会の創出 農地での電源創出で農業IoT技術の導入促進 農地の回復や保全による地域の環境保全 無電化地域での電源確…
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