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  • 渋さ知らズ@なってるハウス

    入谷のなってるハウス(2023/12/28)。KeisukeSaito斉藤圭祐(as)IppeiKato加藤一平(g)KoichiYamaguchi山口コーイチ(p)DaisukeFuwa不破大輔(ukuleleb)RaigaHayashi林頼我(ds)HidekiTachibana立花秀輝(ts)YoshiyukiKawaguchi川口義之(as)TakuyaMatsumoto松本卓也(as)YoichiroKita北陽一郎(tp)MisakiIshiwata石渡岬(tp)YasuyukiTakahashi高橋保行(tb)年末を締めくくるにふさわしく、最高に愉快だった。FujiX-E2,7Artisans12mmF2.8,LeicaElmarit90mmF2.8(M)●不破大輔渋さチビズ@なってるハウス...渋さ知らズ@なってるハウス

  • 神田綾子+田村夏樹+藤井郷子+アンドリュー・ドルーリー@公園通りクラシックス

    渋谷の公園通りクラシックス(2023/12/25)。AyakoKanda神田綾子(voice)NatsukiTamura田村夏樹(tp)SatokoFujii藤井郷子(p)AndrewDrury(ds)明鏡止水ということばがある。もちろんこのようなフリー・インプロヴィゼーションはダイナミックなものであり(静的に対する動的という意味で)、事前に展開を決めているわけでもないから、当てはめるにはふさわしくないかもしれない。だが、演奏に臨む佇まいはやはりそれを感じさせるもので、馴れ合いでも過剰な反応でもない、そのあわいにあって静かさと共通する緊張感。演奏上のコミュニケーションは点ではなく線分でなされているように思えた。誰かが特有の音を出すと、それに対して、短時間で即応するのではなく、ゆったりとした時間を持って共振...神田綾子+田村夏樹+藤井郷子+アンドリュー・ドルーリー@公園通りクラシックス

  • 謝明諺+熊坂路得子@上尾Barber Fuji

    上尾のBarberFuji(2023/12/18)。Minyen”Terry”Hsieh謝明諺(ts,ss)RutsukoKumasaka熊坂路得子(acc)アコーディオンのもつ濁りと和音をエモーショナルなものに重ね合わせ、熊坂さんは驚くほど大きなスケールでサウンドを展開する。この音にはテナーの濁りがふさわしいようで、テリーさんもまた幅広くうたを提示。ソプラノではマージナルな音でサウンドの雲に刺激を加えた。FujiX-E2,MIR-20M20mmF3.5(M42),EBCFujinon50mmF1.4(M42)●謝明諺内橋和久+謝明諺@千駄木BarIsshee(2023年)謝明諺&スガダイローanewlittleone『OurWaningLove』(JazzTokyo)(2023年)詩與歌的靈魂夜ASou...謝明諺+熊坂路得子@上尾BarberFuji

  • 塚本真一+小宮勝昭、ROW(柳川芳命+臼井康浩+野々山玲子)@入谷なってるハウス

    入谷のなってるハウス(2023/12/15)。ShinichiTsukamoto塚本真一(p)KatsuakiKomiya小宮勝昭(ds)ROW:HomeiYanagawa柳川芳命(as)YasuhiroUsui臼井康浩(g)ReikoNonoyama野々山玲子(ds)臼井さんが時空間を歪ませる。ギターをマテリアルとして使い、叩き、擦り、それを淡々と続けるさまは確信犯。そして柳川さんが足場のないところで吹くアプローチなんてさすがなのだ。野々山さんのドラミングが時々刻々と展開する縦型のエネルギー放出だとすれば、小宮さんのそれは重力場の中心で、大小さまざまな音とその執拗な蓄積でサウンドのマッスを形成してゆくよう。塚本さんは途切れない演奏で大きな川の流れをみせてくれた(キース・ジャレットの『Deathadthe...塚本真一+小宮勝昭、ROW(柳川芳命+臼井康浩+野々山玲子)@入谷なってるハウス

  • 内橋和久+謝明諺@千駄木Bar Isshee

    千駄木のBarIsshee(2023/12/17)。KazuhisaUchihashi内橋和久(g,daxophone)Minyen"Terry"Hsieh謝明諺(ts,ss)インプロでありつつ曲を演っているような歌心満開のふたり。謝明諺さんはソプラノを持つと、パーカッシブなプレイも、声とミックスした音も出し、遊んでいるようで愉しい。内橋さんの彩りはいうまでもなくみごと。FujiX-E2,MIR-20M20mmF3.5(M42)●内橋和久内橋和久+とうめいロボ@千駄木BarIsshee(2023年)天鼓+内橋和久「天ノ橋地獄巡」@秋葉原ClubGoodman(2023年)内橋和久+カール・ストーン@千駄木BarIsshee(2023年)内橋和久+田中悠美子@千駄木BarIsshee(2023年)高瀬アキ+...内橋和久+謝明諺@千駄木BarIsshee

  • 坂田明+香村かをり@千駄木Bar Isshee

    千駄木のBarIsshee(2023/12/10)。AkiraSakata坂田明(as,cl,vo)KaoriKomura香村かをり(Koreanpercussions)いつも異なり、なにが出てくるかわからないというのが坂田明さんの底知れぬ凄さであり、香村さんの演奏もまた多様なものにならざるを得ない。この日は連続性ある大きなうねりよりも、むしろ単発の強い音波の繰り出し方がおもしろい。とくにここぞとばかりに攻め、金属音をチャンゴの響きと重ねるところなんて迫りくるものがあった。鐘の長い残響と坂田さんの喉との並走が、場の緊張感を保っていた。FujiX-E2,MIR-20M20mmF3.5(M42),EBCFujinon50mmF1.4(M42)●坂田明フィールド–ダイクマン–フローリン/Dragittotheb...坂田明+香村かをり@千駄木BarIsshee

  • アレホ・カルペンティエール『バロック狂騒曲』

    アレホ・カルペンティエール『バロック狂騒曲』(水声社、原著1979年)。かつてサンリオSF文庫で出ていたもので、この水声社版も基本的には同じ鼓直の名訳。コンサートが始まる前にあらためて読んだ。やはりくらくらする。傑作『失われた足跡』は河を遡上しながら時間も遡ってゆくものだったが、これはヨーロッパとアメリカの間で時空間が錯綜する。最後にイタリアの劇場に天才ルイ・アームストロングが現れ、〈GoDownMoses〉を吹き始めるシーンなんて圧巻。うわあ。「この曲が真鍮の朝顔を伝いながら昇っていく劇場の天井には、おそらくティエポロの明るい筆になる、妙なる歌を唱する薔薇色の肌の楽人たちが飛んでいる姿が描かれていた。」G・G・マルケス『戒厳令下チリ潜入記』、ドキュメンタリー『将軍を追いつめた判事』アレホ・カルペンティエ...アレホ・カルペンティエール『バロック狂騒曲』

  • Tam Thi Pham, Dong Zhou, elisELIS, Daria Geske - TRYPTOPHYLIA@若葉町ウォーフ

    若葉町ウォーフにて、YPAMフリンジのプログラム(2023/12/9)。ドイツ在住のアーティストたちによる素晴らしいステージ。始まるとその場に紐を張り巡らせ、がんじがらめの中で、ドン・ジョーさんは自ら編んだニットで自分の目や口を不自由にする。エリスエリスさんも自縄自縛、現代社会そのものだ。タム・ティ・ファムさんは出身国ヴェトナムの弦楽器ダン・バウを使うが、シンプルであるだけに持ち歩き、横臥して抱え上げ、その使い方は一様ではない。そして三者の愛の交感がある。このステージは今日(2023/12/10)も昼夜公演があり、タムさんは翌12/11に水道橋のFtarriにも登場する。インプロヴァイザーとしてのタムさんにも要注目。.FujiX-E2,MIR-20M20mmF3.5(M42),LeicaElmarit-M...TamThiPham,DongZhou,elisELIS,DariaGeske-TRYPTOPHYLIA@若葉町ウォーフ

  • マタナ・ロバーツ『Coin Coin Chapter Five: In The Garden…』(JazzTokyo)

    #2289『マタナ・ロバーツ/CoinCoinChapterFive:InTheGarden…』–JazzTokyo●マタナ・ロバーツMyPick2019(JazzTokyo)(2019年)マタナ・ロバーツへのインタビュー(JazzTokyo)(2019年)2018年ベスト(JazzTokyo)マタナ・ロバーツ@スーパーデラックス(2018年)マタナ・ロバーツ「breathe...」@Roulette(2017年)マタナ・ロバーツ『CoinCoinChapterThree:RiverRunThee』(2015年)マタナ・ロバーツ『Always.』(2014年)マタナ・ロバーツ+サム・シャラビ+ニコラス・カロイア『Feldspar』(2011年)マタナ・ロバーツ『TheChicagoProject』(-20...マタナ・ロバーツ『CoinCoinChapterFive:InTheGarden…』(JazzTokyo)

  • インプロヴァイザーの立脚地 vol.14 長沢哲(JazzTokyo)

    インプロヴァイザーの立脚地vol.14長沢哲–JazzTokyoFujiX-E2,PentaxSMCTakumar50mmF1.4(M42)●長沢哲長沢哲+阿部真武@Ftarri(2023年)長沢哲+遠藤ふみ@神保町試聴室(2023年)長沢哲+阿部真武@Ftarri(2023年)長沢哲+遠藤ふみ@神保町試聴室(2023年)長沢哲+矢萩竜太郎+木村由+かみむら泰一+いずるばワークショップ@いずるば(2022年)長沢哲+遠藤ふみ@神保町試聴室(2022年)長沢哲+かみむら泰一@東北沢OTOOTO(2019年)長沢哲ソロ~齋藤徹さんに捧ぐ@本八幡cooljojo(2019年)長沢哲+清水一登+向島ゆり子@入谷なってるハウス(2019年)蓮見令麻+長沢哲@福岡NewCombo(2019年)長沢哲+齋藤徹@ながさき...インプロヴァイザーの立脚地vol.14長沢哲(JazzTokyo)

  • 神田綾子+楠直孝@池袋Flat Five

    池袋のFlatFive(2023/12/2)。NaotakaKusunoki楠直孝(p)AyakoKanda神田綾子(vo)スタンダードナンバーとクリスマスソング。ためらいなく歌のイメージをかたちにする神田さんの喉はいつもの通りだが、この日は楠さんのとどまるところを知らない独創的なフレーズに驚いた。もうやりたい放題、しかも相性は最高。FujiX-E2,MIR-20M20mmF3.5(M42),EBCFujinon50mmF1.4(M42)●楠直孝神田綾子+楠直孝@池袋FlatFive(2023年)NK3@池袋Independence(2021年)村上寛@池袋Independence(2018年)●神田綾子吉田達也+神田綾子+伊藤志宏@東中野セロニアス(2023年)神田綾子+楠直孝@池袋FlatFive(2...神田綾子+楠直孝@池袋FlatFive

  • 永井晶子+神田綾子+アキオ・ジェイムス@神保町試聴室

    神保町試聴室(2023/12/1)。ShokoNagai永井晶子(p,NintendoDS)AyakoKanda神田綾子(voice)AkioJeimusアキオ・ジェイムス(ds)永井さんのタッチが強力でまずは驚かされる。グランドピアノならではの響きも相まって、ここと決めた領域に強靭な音楽的バネで斬り込んでゆく。サウンドにさらに拡がりを与えているのは内部に置いたニンテンドーDSであり、リアルタイムで取り込んだ音を下に置いたアンプで増幅して四方に放つ。長いニューヨークでどのような表現を展開しているのだろう。アキオ・ジェイムスの反応力と瞬発力は沈思黙考と組み合わされているようで、ふたりの音を注意深く観察しては周波数幅の広い擦音や激しい打音を繰り出す。神田綾子さんはいつも以上に全体を通じてシームレスで、表現のコ...永井晶子+神田綾子+アキオ・ジェイムス@神保町試聴室

  • ヨルダン・コストフの2023年冬のツアー

    ヨルダン・コストフの2023年冬のツアー(2023/11/27-12/3)。Photobym.yoshihisa2023/11/27(月)千駄木BarIssheeにてwithGanesha(electronics)ヨルダン・コストフ+Ganesha@千駄木BarIsshee2023/11/28(火)渋谷BarSubterraneansにてYordanKostov(accordion)KohsetsuImanishi今西紅雪(koto)箏のような楽器は静かに反芻する時間にその響きをたしかめるようなところがあろうかと思うが、この手合わせは必ずしもそうではなかった。静寂や間を次につなげるというよりも、ふたりの指使いが櫛の歯をスムーズにかみ合わせるようにして千変万化。ヨルダンが日本の音階に近づき、<さくらさくら>...ヨルダン・コストフの2023年冬のツアー

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