昨日の休みは、息子のオープンキャンパス見学に付き合って(無理矢理同行して?)都内まで電車で出かけてきました。 日曜日ということもあり、比較的電車は空いていて座れたので、久し振りの電車内読書を堪能しました。電車の中って、適度な雑音とリズム的な揺れがあるので、私にとっては読書に集中するのにとても都合がよいのです。(あんまり静かすぎるとかえって気になるタイプなので…。) というわけで、都内までの往復の時間で読んだ本、 ルサンチマンの哲学 / 永井均著 河出書房新社 でした。 ルサンチマンの哲学 (シリーズ 道徳の系譜) 作者: 永井均 出版社/メーカー: 河出書房新社 発売日: 1997/05 メデ…
岩波ジュニア新書から出ている 『西洋哲学の10冊』 読みました。このシリーズは、基本的に中高生を対象としたものですが、なかなかレベルが高いものが多く、大人でも十分に楽しめます。本書は、西洋哲学の代表的な哲人10人とその著作を分かりやすく紹介しています。 この本がきっかけとなって原著へたどり着いたならば、本書の目的とするところは十二分に達成されたと言って良いでしょう。多くの哲学者の中から10人を選び出すことはなかなか容易ではない作業だと思われますが、比較的バランスのとれた人選になっているように思います。 まあ、個人的にはショウペンハウアーとウィトゲンシュタインも加えて欲しかったところですが😅とこ…
人間の証明 [DVD] 出版社/メーカー: 角川ヘラルド映画 発売日: 2006/10/20 メディア: DVD クリック: 12回 この商品を含むブログ (21件) を見る 久々に70年代後半の角川全盛時代への幕開けとも言える日本映画然とした作品を観ました。 角川映画第二弾、森村誠一の同名小説を原作とした作品だったように記憶しています。 当時は、ジョー山中の主題歌と西條八十の詩が印象的で、結構、あか抜けたイメージの邦画だったように記憶していたのですが、あれから数十年がたって改めて観てみると、スクリーンロールの文字や映画の作り方がいかにもあの時代を物語っているような気がします。 賛否両論があり…
気が付けば7月も下旬。いまだ梅雨明け宣言は出されていないようですが、ほとんど夏のような暑さの毎日。今年もまた、梅雨が明ければ、昨年のようなゲリラ豪雨に見舞われる季節となるのでしょうか。 さて、今日から三連休。月曜日は「海の日」でお休み。7月に入ってからは私事ながら大変多忙で、休みもままならない状況がずっと続いていました。ここへきてやっと一段落、今日は朝からまた読書三昧でした。 以前、ブックオフオンラインで購入した『いちご物語』を読みました。高校時代にすっかりはまった大島弓子の作品です。 多感な十代という世代にとっては、大島弓子の作品はどれも胸に鋭く突き刺さり、コミックではありながらも、そこらの…
だいぶ、ご無沙汰してしまいました。 梅雨に入ったというのに、あまり梅雨らしからぬ空模様。今日も夏空のような晴れの空が広がっています。 さて、6月中に読んだ本の感想をまとめてアップしました。振り返ってみると、6月は読書に充てられた時間が少なく、あまり冊数は読めませんでした。 でも、以前からずっと読みたかった伊藤計劃の「虐殺器官」を読めたのは私にとってはかなりの収穫。 世の中に数多くの作品が発表されている中で、真に読み応えがあり、読む価値のある本に巡り合えるのは、実は奇跡に等しいのかもしれません。 今月もまた、素敵な作品に巡り合えますように。私にも、皆さんにも。 2014年6月の読書メーター読んだ…
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