昨年、我家の庭で育ったと思われるアシナガバチの「新女王蜂」が、今年初めて我家の庭に姿を現したのは、突然暖かくなった、3月中旬のある日のことだった。2匹のアシナガバチが、いかにも「今、冬眠から覚めました」と言わんばかりの、ぎこちない軌道で庭をフラフラと飛び回っていた。2匹とも隣の家の換気口の中で冬を過ごしたらしく、しばらくの間、2匹は換気口から出たり入ったりしていた。その後、急に寒さが戻ったり、また暖か...
旅の思い出、音楽、母親の認知症、自分の鬱病の他、日々の由無し事を書き綴った、50過ぎのオヤジの戯言
始めたばかりのブログです。50を過ぎても不惑には至らず、惑いまくるオヤジのタワゴト。何でもありのジャンルレス。初めて読まれる方は、先ずは「旅の記憶」からどうぞ。
書くのが遅れたが、先週の日曜日、コロナワクチンの接種を受けた。現在、僕は60歳だ。浜松市では僕が属する「60歳~64歳」の年齢帯(準高齢者?)のワクチン接種の優先順位が、医療関係者、高齢者、基礎疾患のある人間などの次になっているようで、今月頭に、ワクチンの接種券が郵送されて来た。が、しかし、僕がワクチン接種を受けたのは、その「60歳~64歳」枠のワクチン接種ではなく、「オリンピック・パラリンピック関係者枠」...
昨年末に折った足の骨もさすがに完治して、また毎日犬の散歩をするようになった。以前も書いたが、今、毎日、一緒に散歩している犬は、妹宅で飼われているシンという名前のボクサー犬の血を引く(と思われる)、「大きめの中型犬」だ↓。もしくは「小さめの大型犬」? ボクサー犬の血を引いているだけあって、身体は流線型だし、力も強い。いきなりダッシュしたり、踏ん張ったりすると、リードを引っ張られて大の男でも身体のバラ...
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昨年、我家の庭で育ったと思われるアシナガバチの「新女王蜂」が、今年初めて我家の庭に姿を現したのは、突然暖かくなった、3月中旬のある日のことだった。2匹のアシナガバチが、いかにも「今、冬眠から覚めました」と言わんばかりの、ぎこちない軌道で庭をフラフラと飛び回っていた。2匹とも隣の家の換気口の中で冬を過ごしたらしく、しばらくの間、2匹は換気口から出たり入ったりしていた。その後、急に寒さが戻ったり、また暖か...
5年前に亡くなった母には、姉がいる。僕からすると伯母にあたる人で、92歳でまだ存命中だ。伯母は、母が亡くなった年(5年前)には、まだ元気で、母が亡くなる数か月前には、独りで新横浜から新幹線に乗って浜松まで見舞いに来てくれたりした。その当時、頭もハッキリしていて、毎日、新聞はキッチリ読んでいたし、週に一度の句会にも参加していた。その伯母から、先日、突然、電話があった。夕暮れ時の17:00頃。突然の電話に少し...
少し前の話になるが、先月末に父の全ての検査が終わった。父は昨年の秋の終わり頃から、泌尿器系、循環器系に問題を抱え、病院に行っては検査を繰り返していた。しかし、全ての検査を終えて、泌尿器系でも循環器系でも「これ」という原因は特定出来なかった。結局、「現時点では(泌尿器系も循環器系も)小康状態なので、注意深く健康状態を見守って、問題が起きたら、また病院に来て下さい」ということで昨年秋からの病院通いは終...
先月下旬、浜松の大きな病院で、血尿の原因を調べるため、父が膀胱カメラによる検査を受けた。それ以前に、尿検査なども受けていたのだが、それだけでは血尿の原因は判明せず、「膀胱カメラ」の運びとなった。膀胱カメラ……名前から想像するに、相当に痛そうな検査だ。以前、書いたと思うが、一昨年、心臓手術を受けた際、僕は尿道にカテーテルを通されたのだが、その時は声が出るくらい痛かった。「胃カメラ」なら飲んだ経験はある...
ちょっと「今さら感」「手遅れの感」が否めませんが、あけましておめでとうございます。新しい年が、皆様にとって、新しい発見や素敵な出会いのある、心躍る一年となりますように。さて、新年早々、1月4日の朝、再び、父が「息ハアハア・心臓ドキドキ状態」になった。訊けば、前の晩、何度も尿意で目が覚めトイレに行ったのだが、あまり尿は出なかったとのこと。昨年末と全く同じ症状だ。年が明けたばかりで、まだ病院は開いていな...
実は以前から、ことあるごとに介護保険に入ることを色々な場所で勧められていたのだが、これまで申請をして来なかった。理由は、大きく2つあって、1つは、これまで、父はだいたいのことが自分で出来ていたからだ。つまり介護保険というか、プロの助けをあまり必要と感じなかったことが1つ目の理由。もう1つは、僕の偏見だと思うが、介護認定の審査のやり取りにやや抵抗があったからだ。亡くなった母は介護認定を受けていた。亡くな...
前回は、父が来年1月末に、前立腺癌の検査を受けることになったというところまで書いた。この件に関しては、検査の結果が出てから、また詳しく書きたいと思います。さて、その前立腺癌の問題とは別に、前回書いた「台所で息ハアハア」以降、困ったことが起きた。それまで「たまに」だった父の失禁が常態化してしまったことだ。たまに「便失禁」まで起こすようになった。実は、二月ほど前に紙オムツを穿かせたことで、父の失禁の頻...
久し振りに父のことを書きます。昭和3年生まれの父は、今年の7月で94歳になった。昨年の秋にトイレから出て来たところで倒れ、一時ガクンと体調も食欲も落ちて「いよいよか?」と思わせた父だったが、その後、徐々に体調を取り戻し、今年の春あたりは「倒れる前よりも元気になったのでは?」と思わせるまでに回復した。昨年の秋に倒れた直後は、本人を励ますつもりで「来年のオリンピック(冬季)が楽しみだね」といった話をよくし...
前回、蜂の巣に関する記事をアップして以来、毎朝、庭のアシナガバチの巣の様子を見るのが日課となっていた。ところが、昨日の朝、突然、蜂たちがいなくなっていた(写真①↓)。 ※写真① 人が住まなくなった家は、傷むのが速いと聞いたことがあるが、下の巣と比べると、随分とパサついて見える。一昨日までは、いつも通りに、巣の周辺で元気に活動していたのだが(写真②↓)、一夜明けたら、一匹の姿も見えなくなっていた。 ※...
長らく御無沙汰いたしております。久し振りにブログを更新します。先の土曜日、静岡県の近くを台風が通過し、激しい雨が降った。窓から庭の様子を見ていたら、雨の中、ピラカンサスの木に、しきりに蜂が出入りしているのが見えた。「?」と思って、近くまで行って見たら、ピラカンサスの枝に、結構な大きさの蜂の巣を発見した(下写真)。茶碗を逆さまにした形で、底には六角形の穴が沢山開いている。「蜂の巣」と言われて、我々が...
ロシアのウクライナへの武力侵攻が混迷の度合いを深めている。連日メディアから流れて来るウクライナのニュースが気になって、コロナのニュースもパラリンピックの結果も頭に入って来ない。ちょっと信じられないのは、戦況が泥沼化しているこの状況においてもなお、多くのロシア国民がプーチンを支持しているということだ。「非政府系の調査機関」の調査では7割近くのロシア人が、現在、プーチンを支持しているとのことだ(イコー...
もうこの挨拶の時期は過ぎてしまいましたが、新年あけましておめでとうございます。今日で最後ですが、まだ1月中ということでお許しください。本年も弊ブログへのお付き合いのほどよろしくお願いいたします。さて、先日「ブルース・ブラザース」という高名な映画を観た。1980年に公開された映画だから、もう今から40年以上昔の映画ということになる。 ※繰り返して観たいので、買ってしまった。当然、名前は知っていたし...
今年も間もなく終わろうとしています。今年もコロナに振り回された一年でした。今年の7月、熱海では人災ともいえる土石流で多くの人命が奪われました。まだご遺体の見付かっていない方もいらっしゃいます。年末には理不尽な放火で多くの命が奪われたり、悲しい転落死が報じられたりもしました。それらの件に関して、このブログにも書こうと思ったのですが、頭の中で整理がつかず、結局は書か仕舞いに終わってしまいました。そのう...
浜松に来て、良かったことの一つは酒を飲む頻度が減ったことだ。僕の場合、酒を美味いと思うから、好きだから飲むのではなく、ストレスや現実から逃避するために飲むタイプだった。酔うことが目的で飲む。だから酔い潰れるまで飲む……身体に良い飲み方ではなかったと思う。酒を飲まないと眠れないという期間が長かったし、一時期は完全なアルコール依存症だったと思う。特に仕事の忙しさと重圧に押し潰されそうだった40代の前半は、...
30年近く前、塾の講師という仕事に初めて就いた時、当時、一部の中学校で行われていた非道い「イジメ」について、同じ塾の先生たちから色々と聞かされた。聞いた中で一番非道かったのは「闘鶏(とうけい)」というイジメだ。クラスの人間(あるいは遊び仲間)が空地などで輪になって「リング」状の空間を作る。そして、その輪の中で「クラスで一番弱いヤツ」と「二番目に弱いヤツ」を闘わせる。そして、ケンカの勝敗が決すると、「...
さて、父が家の中で倒れて、約一月が経った。この一ヶ月、多少の上下動はあったが、父の体調は右上がりに回復して、ほぼ倒れる前と同程度に戻った。ま、何をもって「老人の体調が戻った」と考えるかは難しいところだが、母が亡くなる二年ほど前からのことを考えると、80歳を超えた高齢者の健康の一番のバロメーターは「食欲」ではないかと僕は考える。父の食欲は、概ね倒れる以前と同じレベルにまで回復した。いわゆる、定食ものな...
今日、父と連れだって新城(しんしろ)の道の駅までドライブした。全国的に緊急事態宣言が解除されて初めての週末、しかも天気が良く、絵に描いたような行楽日和となったこの土日、想像通り、どこに行っても車の量は多かった。僕たちが行った道の駅もその例に漏れず、到着したのは午前11:00だったにも拘わらず、広い駐車場はビッチリ満杯だった。道の駅の建物の中は、地元の特産品売り場や、飲食店が入っているのだが、人が多くて...
さて、父が倒れてから2週間が経つが、その後の父の様子はどうかと言うと……①血圧は元に戻った。②食欲はゲッソリ落ちた。③ほぼ一日中寝ている日もある。と、こんな感じの日々を送っている。倒れて以降、毎朝血圧を測っているが、上が100~110、下は50~70という感じだ。やや低い気もするが、普通と言えば普通だ。しかし、食欲はかなり落ちた。そもそも倒れる前から、食欲は減退していて、普通の食事量(一人前)の「1/3~1/2」程度食...
一昨日、カテーテル手術を受けてから、初めて病院に行った。手術後の心臓の様子を診てもらうためだ。しかし、僕としては、今回、心臓の様子よりも気になっていることがあった。実は、手術を受ける前に、胸部のCTスキャンを撮ったら、肺に白い影が写っていたのだ。「この影がちょっと気になるので、次に病院に来る時に、呼吸器内科で診てもらうようにしましょう」と、手術が終わってから執刀医の先生に画像を見せられた。肺の端に直...
さて、前回、父の頭のMRI画像を撮って、脳に問題はないと判明したところまでは書いた。だが、MRIを撮った脳神経外科では「心臓に問題があるかもしれない」と言われた。その脳神経外科では「心臓の検査をして問題が見付かったとしても、(父の年齢では)どうしようもない」とも言われたが、それでももし心臓の何がどう問題なのかがハッキリすれば、日常生活の中での対処法が見付かるかもしれないと思ったので、またかかりつけの病院...
5年前に亡くなった母には、姉がいる。僕からすると伯母にあたる人で、92歳でまだ存命中だ。伯母は、母が亡くなった年(5年前)には、まだ元気で、母が亡くなる数か月前には、独りで新横浜から新幹線に乗って浜松まで見舞いに来てくれたりした。その当時、頭もハッキリしていて、毎日、新聞はキッチリ読んでいたし、週に一度の句会にも参加していた。その伯母から、先日、突然、電話があった。夕暮れ時の17:00頃。突然の電話に少し...
少し前の話になるが、先月末に父の全ての検査が終わった。父は昨年の秋の終わり頃から、泌尿器系、循環器系に問題を抱え、病院に行っては検査を繰り返していた。しかし、全ての検査を終えて、泌尿器系でも循環器系でも「これ」という原因は特定出来なかった。結局、「現時点では(泌尿器系も循環器系も)小康状態なので、注意深く健康状態を見守って、問題が起きたら、また病院に来て下さい」ということで昨年秋からの病院通いは終...
先月下旬、浜松の大きな病院で、血尿の原因を調べるため、父が膀胱カメラによる検査を受けた。それ以前に、尿検査なども受けていたのだが、それだけでは血尿の原因は判明せず、「膀胱カメラ」の運びとなった。膀胱カメラ……名前から想像するに、相当に痛そうな検査だ。以前、書いたと思うが、一昨年、心臓手術を受けた際、僕は尿道にカテーテルを通されたのだが、その時は声が出るくらい痛かった。「胃カメラ」なら飲んだ経験はある...
ちょっと「今さら感」「手遅れの感」が否めませんが、あけましておめでとうございます。新しい年が、皆様にとって、新しい発見や素敵な出会いのある、心躍る一年となりますように。さて、新年早々、1月4日の朝、再び、父が「息ハアハア・心臓ドキドキ状態」になった。訊けば、前の晩、何度も尿意で目が覚めトイレに行ったのだが、あまり尿は出なかったとのこと。昨年末と全く同じ症状だ。年が明けたばかりで、まだ病院は開いていな...
実は以前から、ことあるごとに介護保険に入ることを色々な場所で勧められていたのだが、これまで申請をして来なかった。理由は、大きく2つあって、1つは、これまで、父はだいたいのことが自分で出来ていたからだ。つまり介護保険というか、プロの助けをあまり必要と感じなかったことが1つ目の理由。もう1つは、僕の偏見だと思うが、介護認定の審査のやり取りにやや抵抗があったからだ。亡くなった母は介護認定を受けていた。亡くな...
前回は、父が来年1月末に、前立腺癌の検査を受けることになったというところまで書いた。この件に関しては、検査の結果が出てから、また詳しく書きたいと思います。さて、その前立腺癌の問題とは別に、前回書いた「台所で息ハアハア」以降、困ったことが起きた。それまで「たまに」だった父の失禁が常態化してしまったことだ。たまに「便失禁」まで起こすようになった。実は、二月ほど前に紙オムツを穿かせたことで、父の失禁の頻...
久し振りに父のことを書きます。昭和3年生まれの父は、今年の7月で94歳になった。昨年の秋にトイレから出て来たところで倒れ、一時ガクンと体調も食欲も落ちて「いよいよか?」と思わせた父だったが、その後、徐々に体調を取り戻し、今年の春あたりは「倒れる前よりも元気になったのでは?」と思わせるまでに回復した。昨年の秋に倒れた直後は、本人を励ますつもりで「来年のオリンピック(冬季)が楽しみだね」といった話をよくし...