ゆすら酒
駅のホームからぼんやりと空を眺めていると、南へ流れていた雲がいつの間にか北へと向きを変ていることに気がつく。庭のゆすらも七分咲き。というわけで、今年もほろほろと花見酒。暮れなずむ庭を眺めながら、紅濁醪糟に漬け込んだ胸肉を焼いてベビーリーフと和えた凪さん特製のチキンサラダを肴に冷えたビールをかたむける。havesomecoldbeertimeのお相手は入れかわり立ちかわりゆすらを訪れる、エナガやヤマガラにメジロそれにシジュウカラ。やがて夜の帳が下りれば本格的に花見酒。酒はもちろん「ハツサクラ」。肴は旬のホタルイカを今宵はてっぱいで。吟吹雪ゆすらに薫る烏賊の肝ゆすら酒
2023/03/25 22:31