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みーばい亭ブログ https://blog.goo.ne.jp/okumani1105

裏庭の木々や生き物たち、それに水槽のヤドカリたちを眺めながら酒を飲む。そんな日々のほろ酔い話です。

80年代、ダイバー仲間の溜り場だったアパートについた屋号が「居酒屋みーばい亭」。特に意味はないのですが、なんとなく語感が気にいって、ずっと我が家の屋号として引き継いでいます。

波風
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住所
大津市
出身
大津市
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2014/03/30

1件〜100件

  • どっち?

    すっかり水槽ボケしちゃって、ケアシホンヤドカリなのかホシゾラホンヤドカリなのか判別できない2年物個体。初心者の頃は2年以上ヤドカリ生かすのもままならなっかたけど、それなりにスキル・アップしたのかな?オカヤドカリは放置してても10年以上生きるけどね(笑)で、このヤドカリはケアシなのかホシゾラなのか?飼い主の記憶ではケアシっぽいけど・・。と、上陸したばかりのアマガエルに問いかけてみる。どっちもどっちだし、どっちでもいいし・・ケロッご高説、賜りし候。どっち?

  • 日曜日の珍客

    日曜日の朝、ゴーヤーの葉陰から、ひょっこり顔を出したアオダイショウの幼蛇。くりっとした目。いたずらっ子みたいにペロッと出した舌先。もう可愛らしいことおびただしい。いつから棲みついていたのかな?そういえば、最近カナヘビやアマガエルの姿を見かけなくなったけど・・・。可愛いから許す!日曜日の珍客

  • 14歳のナキオカヤドカリ

    2008年8月11日月曜日の早朝。飼い主が孵化予定日を失念していたせいで、かねてより抱卵中だったナキオカヤドカリが、砂上に発眼卵を放棄してしまった。あわてて砂ごとすくい取って海水に投入、なんとかゾエア幼生を確保!8月27日に3個体がグラウコトエに変態。9月14日、2個体が上陸。時は流れて・・2022年8月6日メス個体1匹、無事に生存中。ジョナサンである。現在、我が家にいるナキオカヤドカリは全て異母兄弟。同種のオス個体と同居させると、兄弟相手でも繁殖行動に及んでしまうので、弟たちとは隔離してムラサキオカヤドカリ槽に居候中。数度しか産卵を経験していないのが、長生きの秘訣かな?一緒に写っているのは、父親の宿敵だったムラサキオカヤドカリの息子。どちらも穏やかな性格なので、ここ6~7年平和に同居している。仲良きこと...14歳のナキオカヤドカリ

  • おみやげ

    猛暑日の週末。溶けだす前にクールダウン。というわけで、イルカ警報発令中の越前海岸へエントリー。幸い、暴れイルカには出会わなかったけど、浅場の海水温は28℃越え。25メートルまで潜ってやっと27℃。やれやれ、どうなる日本海?それはともかく、カマイルカやハンドウイルカならともかく、なんでミナミハンドウイルカが越前海岸にいるのか?ほんまににどうなる日本海?高水温で息も絶え絶えのヤドカリたちを、さらに高水温のプアインバテに連れてくるのもしのびないので、今回は海底で拾ってきたミネフジツボの殻だけを投入。もちろん、キュアリングなしで放り込んだから、なにが湧いてくるやら愉しみ楽しみ。おみやげ

  • 夕涼み

    限定品の「サッポロクラシック生」これは美味い!管理人の貧弱な語彙力で精一杯表現すれば・・・「ふんわりと切れる!」・・ってとこか。というわけで、週末の遅い午後。裏山から裏庭へと少しずつ下りてくるヒグラシの声を聴きながらの夕涼み。キンと冷えたビールに娶せるのは、もちろん枝豆。カテカルのオトーの面影を偲びつつ、半ば無意識に口ずさむのは南洋小唄。サッポロビールを飲みながら南洋小唄ってのもどうかと思うけど・・・地球はひとつだ良い酔いの宵!!夕涼み

  • 骨休め

    例年なら、20㎏の装備で泳ぎ回り、疲れ果ててぐったりとしている海の日連休なんだけど、今年は海況と天気があまり良くなかったので、海には出かけずにのんびりの午後。シシトウを焼いて、ビールで身体を冷やし、遠火でじっくり時間をかけて鮎を焼き、キリッと冷やした浅茅生の純米吟醸を、ほろほろときこしめる。のんびりのびのび・・骨休め、骨休め骨休め

  • 20年物?古酒(クースー)

    今夏、最初のゴーヤーを収穫したら、それを肴にして飲もうと決めていた。はい、八重泉の古酒でございます。酒なら「コシュ」ですが、泡盛なので「クースー」と読みます。このクースー、なんかの祝いかなんかの記念に凪さんが買ってくれたらしいのですが、なんの祝いだったか、なんの記念だったか、昔すぎてすっかり忘れてしまいました(^^;ラベルに「詰口年月日2004.8.25」とありますから、その頃買ってもらって、とりあえず管理人の部屋の本棚の空きスペースに飾っておいたんだけど、なんとなく飲みそびれたまま半ば忘れられ、長年ブックスタンド状態でほこりをかぶっていた。いつしか部屋の風景に溶け込んでしまっていたのだけど、いつまでも置いておいても仕方がないので、今年最初のゴーヤーを肴に、飲んでやろうと決めて次第。甕詰めは2004年だけ...20年物?古酒(クースー)

  • 半夏生

    というわけで、蛸でございます。もちろん、マダコ。もちろん、メス。ミズダコ?はなしになりまへんな。ヤナギダコ?なんでっか、それは?半夏生にはマダコ!それもメスのマダコ!ぶつ切りにしたメスのマダコを、庭からもいできたキュウリと合わせて酢の物に。江戸は俎橋あたりの料理屋では、「ありえねぇ」なんて名前で出してたみたいやけど・・それは余談。大鉢いっぱいの酢の物で、キリッと冷やした月の桂の純米をグビッ!ついでに買ってきた鱧を湯通しして一杯一杯復一杯!青蓮居士の時代にはなかったであろう「冷蔵庫」という文明の利器のおかげで、銀河へ広がる酒仙の愉悦。21世紀。地球温暖化が進もうと、夏には夏の酒肴あり。半夏生

  • きずし

    きずしが食いたい!と、思いたったら一目散に鯖街道を北上して、若狭鯖を仕入れに走るんだけど・・いつもなら。なんか近頃、日本海の水温が上昇してアニサキスが活動的になっているようで、さすがに夏の生鯖には危機感を感じる管理人。最終宿主のイルカも越前海岸に棲みついてるみたいだしね。というわけで、無敵の冷凍塩鯖でございます。もちろん特売品(貧笑)三枚におろして千鳥酢に漬けて皮を剥いて骨を抜き、柳刃ですすっと薄切りにして大葉を敷いた大皿に並べて、いざ乾杯!酒は冷蔵庫で冷やしておいた越前岬!冷凍物独特の水っぽさはあるけれど、脂のりがいいから、塩も酢も控えめに効いて良い感じ。生鯖には及ぶべくもないけれど、6月の酒肴としては充分かな。鱧おとし、酢蛸、鮎、カマス・・・。本格的な夏を迎える前に食いきれるかな?きずし

  • クロアゲハとヤドカリたちの近況

    早くも梅雨の瘴気にあてられて、息も絶え絶えにたどり着いた週末。先週、蛹化したクロアゲハの様子を確認すると・・・。はい、真っ黒に変身。この分だと近日中に羽化するかな?羽化するのがヤドリバエやヒメバチじゃなければいいけど(笑)さて、飼い主はぐだぐだの梅雨時分だけど、水温の上昇と共にヤドカリたちの活性も上がってきたので、久々に近況など。まずはケアシ兄弟。モアイの図でございます(笑)地味派手クロシマホンヤドカリ。小柄で小気味のいい動きが魅力的なヤドカリでございます。ご存知、ユビナガホンヤドカリ。あいかわらずの外星人目つきでございます。そして、水槽ボケしながらもしぶとく生きてるヤマトホンヤドカリ。体色は色褪せても、エメラルド・アイは健在でございます。トリはもちろんフタミゾテッポウエビの種子島クン。ヤドカリじゃないけ...クロアゲハとヤドカリたちの近況

  • 初夏の薫り

    天然鮎っ!と、いいたいところだけど、天然仕立ての養殖鮎でございます(^^;ま、それでもその辺のスーパーで「BQ用にどうぞ」などとポップを付けられているアレとは別物。さっそくぬめりを落として糞を出し串を打って塩をふり、いざカンテキへ。立ちのぼる薫煙を肴にビールを飲みながら、じっくりゆっくりを焼き上げる。これもまた至福の時間。焼きあがった初鮎に娶せるのはもちろん「杣の天狗」!なにがなんでも「杣の天狗」地球が滅びても「杣の天狗」みーばい亭の鉄の掟でございます。〆は贅沢に鮎一尾を丸ごとのせて炊き上げた「鮎飯」。米の一粒一粒に鮎の旨みが染みこんで、噛みしめると細胞と細胞の隙間を夏の香りが吹き抜ける。鮎が来て酒席に吹きこむ夏の風さて、鮎といえば、春に孵化した夏型のアゲハたちが蛹になるのもこの季節。掃き出しのレールの下...初夏の薫り

  • 緑々と

    根元に撒いた油粕が効いたのか。青紫蘇の縮れ葉が緑々と茂った水無月(新暦)最初の週末。となれば烏賊しかない!というわけで、いそいそと出かけた売り場で、しばし逡巡。間の悪いことに、槍烏賊の向かいに売り出しの鱧が・・・。烏賊もええけど鱧もええなぁ・・。と、悩むこと数瞬、決断の早さがO型人間の美点!はい、両方買っちゃいました(^^;まずは鱧。秘伝の湯がき方で、絶妙に仕上がった「鱧おとし」は、伏見の銘酒「月の桂」の涼冷えでお迎え。は~~~~、夏やなぁ・・。槍烏賊は、一味醤油で甘さを最大限に引き出して、こちらも涼冷えの「久保田」を清水焼きのぐい飲みで。今年も猛暑になるらしいけど、しっかり食ってしっかり飲んで、ヤドカリやエビたちと一緒に、夏に立ち向かいましょう!緑々と

  • 日当たりと風通し

    週末の深酒で脱水症状気味の日曜日の朝。カンカン照りの陽ざしの中、麦茶を飲みながら茂りすぎた庭木を剪定。うん、すっきり風通良くなったけど、日当たりも良くなっちゃったな。暑さ対策と良かったのか悪かったのか?プランターの野菜たちは喜んでるみたいだから、まあいいか。キュウリの花が咲き、トマトの花が咲き、冷えたビールが待ってるぜ。そして夏といえばゴーヤー!天までのびてたくさんの実をつけるのだよ。日当たりと風通し

  • 山椒は小粒で

    去年は採り時を逃して種がかたくなってしまったので、今年は早めに収穫。間髪入れずに軸を外して熱湯へ。木から離れて30分!さっそく野蕗と炊き合わせに。そして定番のちりめん山椒。当分、酒の肴には不自由しませんな。さて、はりきって飲まんと。そんな初夏の薫りが漂うみーばい亭の黄昏時。採れとれのソラマメを焼いて、ビールをぐいっと!旬の小鮎はもちろん天ぷらに揚げて冷や酒をぐいっと!山椒の薫りに包まれて、初夏を楽しむ週末の午後。山椒は小粒で

  • 燃えつきヤマト

    燃えつきた・・・。連休明けの5連勤を終えて、真白な灰になっている管理人でございます。自律神経をねじ伏せながら挑んだ激務のご褒美は、連休初日に古株牧場で買ってきた「酒粕フロマージュ」。定番のフロマージュを酒粕で包んで熟成させてあるのかな?定番品より甘くてほろりとした食感。使用しているのは「松の司」の酒粕だとか。となれば、娶せる酒は当然「松の司」。はい、お気に入りの「純米吟醸楽」。これがあるから、なんとか乗りきれた一週間。馬を走らせるにはニンジン。勤め人を働かせるのは美味い酒ですな。そんな飼い主に同調したのかどうかは知らないけど、冬を越して真っ白に水槽ボケしたヤマトホンヤドカリ。まだまだ、燃えつきるには早すぎますから、頑張って長生きしてくださいね。燃えつきヤマト

  • 連休終幕

    庭仕事に汗を流したおそい午後。何リットルでもビールが飲めそうな気がする初夏の候、皆さま如何お過ごしでしょうか?みーばい亭は・・・、飲みました。蕗と生節の炊いたん・・おいしゅうございました。山芋と芽紫蘇を添えためふん・・おいしゅうございました。えんどう豆の玉子とじ・・おいしゅうございました。丹後産のオイルサーディン・・おいしゅうございました。裏庭で摘んだ芹の豚肉巻き・・おいしゅうございました。同じく裏庭で摘んだ三つ葉のナムル風・・おいしゅうございました。小鮎の飴炊き・・おいしゅうございました。赤蒟蒻のぜいたく焼き・・おいしゅうございました。丁字麩の辛子酢味噌和え・・おいしゅうございました。魦豆・・おいしゅうございました。清酒で漬けなおした鮒ずし・・おいしゅうございました。鹿肉の味噌糟漬け焼き・・おいしゅうございま...連休終幕

  • 連休幕開け

    愛用のナイキがお亡くなりになった。連休ということで、スニーカーがないとコーディネイトが不自由なので、連休渋滞がはじまる前に名神をひとっ走り竜王のアウトレットまで。となれば、すぐそばの古株牧場に立ち寄るのは当然の帰結であって、無論今宵の肴は「ツヤコ・フロマージュ」!必然、娶せる酒は「貴醸酒モンスーン」。初日から、こんな贅沢していていいのか?などと、野暮なことはいわずに初夏を愉しむみーばい亭!さて明日は何を飲もうかな?などと、浮かれているのは管理人だけにあらず。この雨に浮かれ出たるはKGB。KGBとは、かの侵略者の出身機関ではなくて、コウガイビルの愛称なので念のため。負けじと水槽に現れ出でたるは・・。UK!もちろんUnitedKingdomじゃなくてウミケムシの愛称。でも、このご時世にKGBとUKがそろって登場した...連休幕開け

  • うにどんどん

    裏山の中腹には、ちらほらと咲き残っている桜があるけれど、主役は山藤に変わりつつある初夏の候、皆さま如何お過ごしでしょうか?みーばい亭はぐじ漬けの生娘・・じゃなくて、おっさんとおばはんが禁断症状の様相を呈してきたので、取るものも取りあえず鯖街道を北へと激走!桜は散ったけど市場は春の魚の花盛り!もちろん、目当てのぐじをゲット!はい、例によってサクッと背開きにして塩を当て、半日風干しにして、カンテキで焼き上げる。酔い酔い酔いっと、酔いどれ一句。ぐじなくて何の己の酒宴かな水槽のヤドカリたちにも、切れ端をお裾分け。BJ何号だろう?ヤドカリを差し置いてやってきたのは、魔貝ヒメヨウラクガイ。普段はどこに居るのかわからないけれど、毎度臭いには敏感なことで。その頭上にいるのは、ウニどん。いつから居るのか忘れてしまったけど、忘れて...うにどんどん

  • 芽紫蘇烏賊御飯

    油断していたら、青紫蘇の芽がずいぶんと密になった。ソーシャル・ディスタンスのルールは守らないと、近所付き合いもままならないご時世なので、心を鬼にしてざくざくと間引き。間引いた芽紫蘇はもちろん、酒席の肴に。30年来愛用の織部の藍茶碗に、土鍋で炊き上げた御飯を盛り、ヤリイカの細造りと間引いた芽紫蘇をのせて、山葵醤油をかけ回す!はい、みーばい亭名物の烏賊丼でございます。奥歯でキシキシと噛みしめると、御飯の甘みと烏賊の甘みが渾然一体となってセンシュアルな刺激にとろけそうになる脳髄を、紫蘇の鮮烈な香りが刺激して、メフィラスの外星へと意識が飛翔する。ああ・・。桜は散ったが山藤まだかいなしょんがいな、っと。そんな酔眼でメダカ池をのぞいてみると・・・。去年から、姿は見えずとも、なんとなく存在には気がついていたが、ついにその姿を...芽紫蘇烏賊御飯

  • はつさくら

    筍や酒瓶の向こうの初桜ゆすらは水面に花びらを落しはじめたけど、入れ替わるようにジューンベリーが開花。みーばい亭の花見シーズンはまだまだ続く。初夏の陽気の週末、ほころびはじめた盆桜を愛でながら、ほろほろと花見酒。酒はもちろん初桜。散る桜残る桜は初桜娶せる肴は「ここ一番」の鮒ずし。今宵はいつも鰻や鯉を仕入れている「かわもん屋」さんで分けてもらった自家漬け。切り方が雑なのはわけありでして(笑)おかげで貧乏所帯の酒卓にのぼるわけで(^^;でも、今宵の主役は鮒ずしにあらず。湖国の至宝の存在感を凌駕する究極の肴とは・・。はい、初物の筍の木の芽和えでございます。レシピ本には木の芽味噌には色づけにホウレンソウをすりこめ・・などと書かれておりますが、庭に山椒の木があるみーばい亭は、萌えはじめた山椒の若葉と蕾のみ!いや~贅沢贅沢、...はつさくら

  • 引き潮

    よく晴れたけど少々花冷えの週末。久しぶりに磯へと出かけてみたんだけど、春の大潮だから潮が引きすぎて海が遠い(笑)そんな下げ潮の磯をのぞいて見ると、一面にイカの死骸が・・・。産卵に来て打ち上げられたホタルイカかな?生きていてくれればウエルカムなんだけど、岸辺に寄ったイカは砂をかんでいるからどのみち食えないか。というわけで旬のメバルなどを仕入れてきて、八分咲きのゆすらを眺めながら花見酒。もちろん水槽も水ピカピカ。さて、投入した苔石や緑藻から、今シーズンはどんな生き物が生まれますか。愉しみ楽しみ。引き潮

  • 湖魚づくし

    藤居本家の純米大吟醸「杜氏の舞」をいただいた。毎度ありがたいことである。さて、何と娶そうかと熟慮を重ねて早ひと月。ここはやっぱり、滋賀県酒造組合会長に敬意を表して湖魚づくしということで・・いざ!順不同(笑)まずは八寸に氷魚と小鮎の飴炊き。甘辛く濃い味を皿ると洗い流してくれる、さっぱりとした辛口。うん、山田錦やな。向付は、鮒の子まぶし。これに合わない酒は酒じゃない。そして焼き物は、産卵期を迎えてたっぷりと腹子を抱えたモロコ。湖国では、モロコといえばホンモロコのことだからあえてホンモロコとは書かないがホンモロコである!独特の薫りとまったりとした脂の旨み、腹子の食感。この複雑な味わいを、問答無用で洗い流す、さすがウオッシュ山田錦。椀物は鯉こく。ほんのり甘い白味噌がからんだ鯉あらをちまちまほぐしながら、ちびちび酒を飲む...湖魚づくし

  • 春の種子島くん

    ネコががおなかを見せるのは、何の危険も脅威も感じない時だとか。と言うことは、「イエネコ」が「リビアヤマネコ」だった時代には、ネコがおなかを見せてゴロゴロしていることなんかなかったんだろう。自然は厳しいからね。さて、我らが節足動物や軟体動物は、飼育下で寛ぎきっているのか、もともと危機管理能力が欠如しているのかは知らんけど、しょっちゅう飼い主におなか見せてゴロゴロくつろいでおります。そんな、平和な磯水槽に不穏な足音が・・・。はい、水温が上がってきた満月大潮の水槽に満を持して活動を開始した種子島くんでございます。姿を見せなかった冬の間に脱皮をしていたようで、砂の上に打ち捨てられた旧式の種子島一挺。国友鍛冶が鍛えた(?)種子島には、ヤドカリたちもさすがに歯が立たない様子で、茂る夏草に埋もれるのを待つばかり。夏草や魯西亜...春の種子島くん

  • 春が沁みる

    こんなご時世だから春の酒蔵巡りもままならないけど、RBY3はどんどん醸しあがってくるから消費者も頑張らないと!というわけで、しぼりたての新酒が届く弥生三月。ありがたいのは地元の酒蔵さんでございます。娶せる肴は初物の生節。これ、めっちゃええ生節やって、感涙ものに美味かった!ありがとう弥生三月!ピリピリしたキック酒が空気に触れて角が取れてゆく、パンクからニューウエーブが如き味の変換を楽しみながらほろほろと過ごして明けた今宵は、凪さんが狂言見物で不在なのでひとり酒。旬の菜花とアサリを小鍋仕立てにしようかと思ったのだけど、この春は偽装騒ぎでアサリが出回っていないのでだしの出そうな具材と言うことで鱧をチョイス。ま、代用だったんだけど、これが大当たり!昆布と酒と淡口で味を決めた出汁に鱧を入れ煮立ったところで、豆腐と菜花を投...春が沁みる

  • 啓蟄だけど

    3月5日は「啓蟄」。というわけで、裏庭の落ち葉を掻き分けたり土をほじくり返したりしてみたけど、生き物の息吹は感じられず。近辺にイソヒヨドリが棲みついてから、シュレーゲルアオガエルがまったく姿を見せなくなったし、カナヘビやカマキリの姿もあまり見かけなくなった。それにしても、なんでこんな内陸の山の中に棲みついたのかな?なんか大きな環境変化の前触れじゃないといいけど。それはそれとして、水温むメダカ池では昨年生まれの仔メダカたちが活性化してきた。磯水槽では、ナベカちゃんがお目覚め。折良く、田烏から届いた春ワカメに夢中なホンヤドカリ。みーばい亭の春は水中からやってきた!ところで、20世紀の終わりから21世紀のはじまりのころ、オカヤドカリ愛好家の尊敬を一身に集めた伝説のサイト「Designer'snote」を、ご記憶の読者...啓蟄だけど

  • 初物七拾五日

    サクラビールの季節がやってきた。呼応するかのように瀬戸内から、カマスゴがやってきた。ほろりほろほろ負けじと琵琶湖からやってきたのは湖国の至宝ホンモロコ。こちらは、お気に入りの「一博」でお出迎え。ほろりほろほろと、初物食って酒飲んで、75日ずつ寿命延ばして。永遠に死なないかも、俺。初物七拾五日

  • 春待ちの宵

    裏庭のメダカ池には薄く氷がはっているけど、根圧の高まった木々に精気がよみがえってきた向春の候。新物の蛍烏賊などを肴に春の気配をほろほろと楽しんでいるみーばい亭でございます。合わせる酒は、定番の「琵琶の長寿純米吟醸」。何の不安もないいつもの味。冒険よりも安心。それはそれで良し!とはいうものの、せっかくの週末。酒席に冒険なくては、少々物足りない。というわけで・・はい、水を捨て清酒で二度漬けした、掟破りの「鮒ずし」でございます。思いっきり酒!だから、お子さまや下戸さまにはおすすめしませんが、とろりとやわらかい食感やくせのとれたやさしい味わいは、鮒ずしのイメージを一新する斬新さ!是非、お試しを。箸休めには、日野菜のぬか漬け・・なんだけど、これがまた酒を呼ぶから箸が休まらん(^^;そして、〆は凪さんに無理って蒸してもらっ...春待ちの宵

  • 私の愛した女声たち

    3連休季節柄、時世柄特に出かける予定なし。というわけで、多感な10代の頃、さんざん耳に馴染んで未だに忘れられない歌声を聴きながら、ほろほろとバーボンを飲む。そんな休日もたまには良し。SiouxsieAndTheBanshees-Israel(Video)Blondie-HeartOfGlass(OfficialMusicVideo)CocteauTwins-HeavenOrLasVegas(OfficialVideo)KateBush-Babooshka-OfficialMusicVideo今だからいうけど、硬派なパンクのフリして、実は女声ボーカル大好きなガキだったんです、俺(^^;私の愛した女声たち

  • おでんに熱燗

    未曾有の疫病禍に喘ぐ東アジアの民主制国家ニッポン。今週はどちらのお宅でも、鰯を焼いた煙で鬼ならぬ疫神を祓われたことと思います。というわけで、立春を過ぎたというのに、粉雪混じりの北風が吹きすさぶ酷寒の終末。ここで食わずにどこで食う!はい、熱々のおでんでございます。熱々のおでんには熱めの燗酒!酷寒期の王道ですな。厚揚げ、ちくわ。小芋、大根、飛竜頭、蒟蒻、すじ、手羽元、玉子・・・。さらに取り分けた、めくるめくようなタネを、豪勢に長嶋食い!熱燗をクイッ!極楽、極楽!真冬の贅沢極まれり!昭和時代の四畳半フォークで、背中丸めてサンダル履いてだの、月に一度の贅沢だのと、貧乏臭く唄われていたけど、何を言わんかや!だいたい、あの第一次ベビーブーム世代・・つまり団塊ね・・は、あの頃、貧乏が単なるトレンドだっただけで、実家が地方の土...おでんに熱燗

  • 力餅!

    なんか、いろんなヒトがいろんなこと言ってるけど、要するに「コロナ・ウイルス」という、ありふれた風邪の病原体が強毒性に変異した・・ってことなんだろう。と言うことは、ワクチンだマスクだソーシャル・ディスタンスだとかなんとか言ってるけど、そんなことは普通の風邪や感冒(インフルエンザ)の対処法と何ら変わりが無いわけで(笑)だとしたら、最強の対処法は、睡眠と栄養を充分にとって、身体の抵抗力を高める!これにつきると思うのは管理人だけだろうか?というわけで、自家製味噌と濁醪糟を合わせた床に漬け込んだ鹿肉をカンテキで炙る!みーばい亭、冬のパワー・フードでございます。高タンパク、低脂肪・・いや、ほとんど無脂肪ですな。濁醪糟の酵素でほろりとやわらかくて、あっさりしているから、なんぼでも食えるけどヘルシー!ありがたや、ありがたや。今...力餅!

  • ジュニアの目覚め

    脱皮まっただ中のユビナガホンヤドカリ。頭胸部の外骨格を付随する付属肢ごとごっそりと脱ぎ捨てる、ヤドカリ愛好家にはお馴染みの情景でございます。陸棲のムラサキオカヤドカリなどは砂中で脱皮するので、善良な飼い主は目にする機会が無いのだけれど、おおむね同じような感じ。というわけで、昨年末から脱皮モードの入っていたムラサキオカヤドカリのゴリ・ジュニアが、満月大潮から寝待月に入って少し潮が落ち着いた21日の夜に地上に復帰してきた。このゴリ・ジュニア、ちょっと来歴をおさらいしておくと、2001年に沖縄からやってきて18年間みーばい亭で暮らした大御所ゴリを父に2011年に同じく沖縄からやってきた若妻宇論ちゃんを母に、2015年7月21日に孵化。同8月20日から21日にかけて10数匹の兄弟姉妹と共に上陸。その後、過酷な淘汰に耐え...ジュニアの目覚め

  • 寒中寄居虫見聞録

    お寒うございます。寒中寒波真っ盛り、皆さま如何お過ごしでしょう?南方系のオカヤドカリはこぞっておねんね中で静かなもんですが、日本海出身の連中は、この極寒の時期にも元気に活動しておりますので、定期換水をサボるわけにもいかず、極寒の水仕事に勤しんでいる管理人でございます。中でも元気なのは冬のヤドカリ、ヨモギさん。ここ3年、心気に採集していないけど、4年物が2匹、元気に活動しております。そして、冬場意外に元気なのがヤマトホンヤドカリ。やっぱり、夏の高水温より低水温の方がすごしやすいのね。そんな気はしてたけど(笑)平日の誰居ない昼間は5℃くらいまで冷え込むみーばい亭のリビング。当然、磯水槽の水温も10℃を下回っているだろけど、なんとか生きてるブチヒメヨコバサミ。わりと深場に棲息するヤドカリだから、水温の乱高下はつらいだ...寒中寄居虫見聞録

  • 元の木阿弥

    一月七日は人日の節句。もちろんみーばい亭の夕餉も七草粥と香々のみ!あたりまえだが酒も御法度。金曜日の夜に酒を飲まなかったのは何万年ぶりだろう?もしかしたら今生初かも(笑)というわけで、正月疲れの胃腸も休まり、アルコール漬けの肝臓も復活し、下腹部にじんわりとまとわりついたぜい肉も落ち、寅年新たな進化形人類として生まれ変わった一月八日は三連休の初日。すっきりした胃腸に呼ばれて、まずは昼餉に餅を焼く。醤油を絡め、炭火にかざしてぱりっと炙った海苔を巻き・・・。焼いては食い、食っては焼き、おおっ!なんぼでも食えるぞ。うん、ちょっと食べすぎかな?そして暮れれば、すっきりした肝臓が酒を呼ぶ!呼ばれたからには、飛び出てじゃじゃじゃ~ん。はい、冬のお馴染み、燗映え純米「雨垂れ石を穿つ」。正月は吟醸酒とビールしか飲んでいなかったか...元の木阿弥

  • 慶春

    新春のお慶びを申し上げます。令和4年を風流に雪見酒で迎えたみーばい亭でございます。例によって、朝から鰹節を削って丁寧に取った出汁でお雑煮を作り、晦日返上で用意したお節料理をつまみながら慶長の純米吟醸をほろほろといただく。おかげさまで、本年もまったく正しい日本のお正月を過ごしております。というわけで、飽食、飽満、ほろ酔い機嫌で動けませんので、水槽などを眺めながら、ご挨拶をば。はい、まずは紅白なますか蒲鉾か。めでたいカラーのヤマトホンヤドカリ。この子は昨年採集した個体だけど、もう一匹、令和2年物も元気に2回目の正月を迎えております。こちらは地味ながらもやけに存在感のあるクロシマホンヤドカリ。当初はご飯粒くらいの宿貝に入っていたんだけど、ずいぶんと大きくなりました。そして、磯では異端者だけど、やたら態度のでかいユビナ...慶春

  • よいお年を

    朝から時間のかかる芋棒炊いて、神経を使う鯛子を炊いて、一段落したところでお餅つき・・もといお餅こね(笑)その合間に、さっとできるたたきごぼうなどを作り、お餅を丸め、餅箱を洗い・・・。え~と、次の仕事は・・。というわけで、例年通りどたばたしておりますので、今年はこのへんでおひらきとさせていただきます。皆さま、今年も酔いどれのタワゴトにお付き合いくださってありがとうございます。どうぞ、よいお年をお迎えください。2021年12月晦日みーばい亭管理人波風拝よいお年を

  • 鹿肉を焼く!

    年が明ければ令和4年。干支は寅。というわけで、鹿肉を焼く!塊肉を適当にスライスして、自家製味噌と濁醪糟を合わせた特製の味噌糟床に漬け込んだのが3日前。味噌の塩気が程よく染みこみ、濁醪糟の酵素でほろりと軟らかくなった食べ頃の鹿肉をカンテキで炙る。合わせる酒は「月の桂中汲み純米濁り酒」炭酸しゅわしゅわの生酒でございます。やっぱり、野趣あふれる獣肉に合わせるのは、力のある生酒に限りますな。食べたいものが多すぎて、正月用に買い込んだ酒が、どんどん無くなっていく令和3年極月半ばのみーばい亭(^^;鹿肉を焼く!

  • 虎になるのだ!

    虎だ、虎だ、おまえは虎になるのだ!と言っても別に悪役の覆面レスラーになりたいわけはないのであしからず。この週末の酒肴のお話でございます。まずは馬肉。動物園で飼い殺しにされている虎さんの主食。みーばい亭では日頃馬の肉を食する習慣はないのだけれど、失効しそうなポイントで、たまたま目についた馬刺しを注文。説明書き通り、薬味にショウガとニンニクとネギを用意したけど、クセがなさ過ぎて薬味に負けてますな。冷え込んだから燗酒ではじめたけど、冷たい生肉とは相性最悪。仕方がないんで、麦焼酎をハーフで。やっぱり、適肴適酒。馬肉には焼酎。山羊肉には泡盛ですな。あまり寒夜向きの肴ではないようで(^^;というわけで、今宵は絶滅危惧種で残りわずかな野生の虎さんたちの主食を!肉塊ドン!緋牡丹ド~ン!酵母培養槽のうばド~~ン!霜に当たって甘み...虎になるのだ!

  • すぐきの季節

    このブログをはじめてから何年になるのかな?毎年毎年12月になると100年くらい書き続けていると思うけど、今年も書く。「僕は出始めの漬かりの浅いすぐきで酒を飲むのが好きだ!」おおっ!人称が「僕」やんけ。40年くらい前、村上春樹のデビュー作を読んで「こいつキライ」と感じて以来、意識的に「僕」という人称を避けてきたんだけど、もうええかな。年月はたいていの蟠りも溶かしてくれる・・のかも。というわけで「富翁」の新酒でございます。コロナ前は、蔵開きの時に行列の最前列で汲みたてをGETしたもんだけど、もうあんな楽しい大酒飲みイベントは当分開催されないだろうな。ま、イベントはなくても酒はある!というわけで、若いすぐきに若い酒!やっぱ俺、この辛味の残る浅漬かりのすぐきが好きや!炒った銀杏に塩をふってパクッ!銀杏の甘みが塩に溶け、...すぐきの季節

  • 師走の赤髭たち

    寄居虫の髭の震えを見て師走早い物で令和3年も残りわずか。昨年最後の記事に「来年の抱負は「赤髭三匹衆」のスリー・ショットを撮る」などと書いたけど、達成できたのか?というわけで、赤髭たちの近況でございます。と、いっても画像を並べるだけなんだけどね。はい、ホシゾラホンヤドカリ。続いてケアシホンヤドカリ。ほんま、兄弟みたいによく似ていまな。近年まで同種とされていたのもさもありなんかと。一方、こちらはヨモギホンヤドカリとホンヤドカリのツー・ショット。「赤い第二触角」と言うカテゴリーで語られることが多いヨモギホンヤドカリだけど、ご覧の通り触角以外はホンヤドカリと瓜二つ。生息場所も同じ潮間帯上部だし、性格もほとんど同じ。違うのは活動時期だけ。ちなみに画像のヨモギホンヤドカリは4年物でホンヤドカリは3年物。水槽ボケですっかり色...師走の赤髭たち

  • 花柚ポン酢仕込み

    我が家の花柚は、一年おきに豊作になる。本年はその豊作の年。というわけで、この週末はポン酢仕込み。現在、食卓にのっているのは2017年物なんだけど、2019年物も手つかずでストックルーム(床下ともいう)に寝かせてある。毎回少しずつ配合を変えて仕込んでいるから、今年の配合を決めるために、2019年物も引っ張り出してきて味比べ。そんなわけで、今宵は湯豆腐。南禅寺界隈の観光客相手の店で出す、ぐらぐらに煮やして醤油出汁で食べさせるクソまずい「湯豆腐」じゃなくて、ちゃんとした湯豆腐。豆腐と一口に言っても、地方によってはまったく別物になるから、なにがちゃんとしているのかは難しい話なんだけど、まあ、ちゃんとした京豆腐と言うことで話を進めますか(^^;そういうみーばい亭のある滋賀県でも、大津などの湖西は京風なんだけど、湖東へいく...花柚ポン酢仕込み

  • 薄着で天麩羅

    一時急に冷え込んだけど、その後は暖かな日々が続いているから、晩秋だというのにオックスフォードのシャツにジャケットという軽装でしのいでいる。そうはいっても、さすがに朝は寒いので、駅へと向かう道は自ずと早足になる。管理人は恒温動物だから、体温を維持するために体の中では脂肪が燃やされる。そのおかげかどうかは知らんけど、秋の初めに激増した体脂肪率が、夏並みの数値に落ちついてきている今日この頃。というわけで、週末は豪勢にアナゴとアオリイカの天麩羅で、燗酒などをほろほろと。秋深し揚げ物なんか怖くない。ぼくらは薄着で笑っちゃう。薄着で天麩羅

  • 穴子の白焼き

    天高く・・肥ゆるのは馬だけじゃない秋。なんか、その辺の鳥も人間も冬に向かって、脂肪を蓄えまくっている秋!もちろん魚も・・。というわけで、例によって早朝から鯖街道を百㎞ばかり激走してみたんだけど、まあこの時期カニばっかりで、鯖もぐじも、めぼしい魚はなし。仕方がないんで、アオリイカとアナゴをGET!ま、「仕方がないんで」というのは言葉のアヤで、アオリイカなんか大歓迎!手頃なサイズを三杯もGETしたので、まずはカルパッチョにしてビールの肴に。残りはもちろん刺身にして酒の肴に。アナゴさんは塩でぬめりを落として串を打って白焼きに。鮫皮で丁寧にすりおろした山葵をのせてパクっ!燗酒をグビッ!はぁ~~。人間関係?職場環境?んなもん、どうでええし。美味い酒と、気のきいた肴があったら、あと三十年くらい生きていける!そんな気がする週...穴子の白焼き

  • いい酵母の日

    11月5日は「いい酵母の日」。と言うわけで、とっておきの「琵琶の長寿」。肴はもちろん、とっておきの「鮒ずし」。おめでとう!俺ありがとう!酵母11月はなんにもないけど酒が飲めるぞ!いい酵母の日

  • まったりと秋のヤドカリたち

    むかしむかし・・。もう千年くらい前の話、遊び仲間に「素足にサンダル」から、ある日突然「タイツにブーツ」に衣替えする女の子がいて、仲間から「秋のない女」と呼ばれていたけど、21世紀の日本列島はまさにそんな感じですな。というわけで、コトンと水温が下がった磯水槽だけど、ヤドカリたちは元気です。っていうか、夏より快適そうにまったりと過ごしております。色褪せていたヤマトホンヤドカリの体色も鮮やかさを取り戻し、落とした大鉗脚の跡には再生芽が芽生えております。一方、こちらは陸上槽のムラサキオカヤドカリ。まったりと。ナキオカヤドカリもまったり。ちなみに、この季節オカヤドカリの主食は、その辺の落ち葉。夏場の主食は、その辺の虫やし、ほんまに餌代のかからない生き物ですこと(笑)再び磯水槽。名前に「エビ」とついているけど、実は異尾類の...まったりと秋のヤドカリたち

  • 秋刀魚の骨はカルシウムなのだ!

    北風ぴーぷー吹いてきたら、令和三年のシーズンも終わり。当分、ウエットスーツ姿を人目に晒すこともないという開放感に相まって、ありがたくもあちこちから届く、きぬひかり、みずかがみ、こしひかりの新米が理性の箍をを外す!チーターを目標に競走馬並みにはなんとか押さえ込んでいた体脂肪率がブタ並みに急上昇している、秋真っ盛りの管理人でございます(^^;ちなみにそれぞれの体脂肪率は・・。チーター4~6%競走馬5~8%ブタ13~18%だとか。食欲爆増進の候、皆さま如何お過ごしでしょうか?というわけで、秋も深まってようやく脂ののってきた秋刀魚を焼く週末の宵。今季、四度目のチャレンジでございます。一度目は先走って脂のりを見極められず、塩が効き過ぎて塩秋刀魚みたいに・・。二度目三度目は目利きが悪かったのか、焼きが未熟だったのか腹が敗れ...秋刀魚の骨はカルシウムなのだ!

  • 蓬の目覚めと鉗脚の再生

    今や夏の海にしか潜らない根性なしダイバーに成り下がった管理人的には、だらだらと暑さの続く令和3年はウェルカムだったんだけど、さすがに秋の訪れを感じる神無月半ば。オカヤドカリ槽にヒーターを設置して、なにげに磯水槽を見てみれば、冬の使者ヨモギホンヤドカリが復活!やれやれ、夏の悪あがきもここまでかな。というわけで、夏のけじめの京都産松茸!今回の話題とは関係ないけど、管理人の覚え書き+自慢でございます(^^;さて、今週の本題は磯の地下アイドルガラちゃん。水槽暮らしのストレスか、誰かに襲われたのかは知らないけど、左鉗脚が欠落。やっぱり、この小さな体で磯水槽暮らしは無理かな・・と思ってたら、一週間後見事に復活!今宵は復活祝い酒!ちなみに、十脚目の第一脚は「鋏脚」と表記されることが多いけど、正しくは「鉗脚」。「鋏」は切断する...蓬の目覚めと鉗脚の再生

  • 活け〆 越前カレイ

    気温は30℃を越えていたんじゃないかな?抜群の透視度と明るい陽ざしに誘われてグンカンの奥の底、水深27メートルの三角根まで潜ってみたけど、ウエットスーツにしみ入る海水温は25℃。未だ夏の終わらぬ日本海。というわけで、晩酌は冷や酒。とはいっても、泳ぎ疲れて火照った身体に、涼冷えの純米酒を流し込む快楽を味わうのもそろそろ終わりかな?ま、冷え切った身体に燗酒を注ぎ込む快楽もウェルカムなんだけどね(笑)とりあえず、今宵は夏の宴ということで、肴は活け〆越前カレイ!この微妙な香りと味わいには、山葵が邪魔。ポン酢で試したけど出汁の味が邪魔。醤油も邪魔。スダチの果汁は悪くないけど良くもなし。結局、塩をちょいとつけてパクッ!はあ~、体の外側からしみこむ磯の香り。体の内側からしみだす磯の香り。これこそが至高の酒肴!ダイバー冥利に尽...活け〆越前カレイ

  • コシオリエビを見た!

    3週間ほど前、細長い鉗脚をちらっと見た・・・気がした。ほんの一瞬だったので見間違いかな?とも思ったんだけど、その後水槽をのぞくたびに、姿は見えずとも得も言われぬ「気配」を感じるようになった。やっぱり居る!長年、磯水槽をキープしている管理人の「勘」がそう訴える。そして昨夜、週末に浮かれた酔眼が、ついにその姿を捉えた!はい、ガラテアのガラちゃん。お久しぶりのトウヨウコシオリエビ(多分)でございます。なんせ体が小さくてすばしっこくて、しかも夜行性ときてるから、なかなか狙って採集できる獲物じゃないけれど、磯ではそれほどレアでもないようで、我が家の貧インバテでも4年に一度くらいのペースで湧いてくる閏年みたいなお馴染みさん。そんな性格だから、なかなか姿を見ることは叶わないけど、それだけ慎重に生きてるからこそ群雄割拠の磯でニ...コシオリエビを見た!

  • ぐじの一昼干し

    爽やかな秋晴れの週末・・なんだけど、日本海は荒れ模様。三十年前なら、海は動いてる方が面白い!などど嘯きながら突撃していたもんだけど、さすがに無理。というわけで、磯はあきらめて市場に突撃。はい、お馴染みの若狭ぐじでございます。いつものようにサクッと背開きにして塩を当て、干物籠で半日熟成。やわらかな秋の陽ざしと澄んだ風でほどよく熟成したところを、強火でさっと焼き上げる。みーばい亭自慢の若狭ぐじの若狭焼きに娶せるのは、福井ならぬ滋賀の「一博生酛純米生酒」畑酒造に間借りして頑張っていた頃は、応援がてら贔屓にしていたもんだけど、ここ何年かご無沙汰していたから、お久しぶりの一杯、一杯、復一杯。ちょっと見ない間に、腰が据わってどっしりしたね。うちの、女房殿はすっかり気に入ったようで、もう一本買ってくると息巻いております。とい...ぐじの一昼干し

  • 初秋刀魚!

    やっぱり我慢できなくて購ってしまった。お値段は・・口にすれば味ない味ない。でもまあ、秋刀魚だと思うからお高いわけで、ぐじやのどぐろだと思えば十分の一以下か。とはいっても、今年お初の秋刀魚。焦がさないように慎重に焼き上げる。このところズボラこいて火熾しや焼き物には、女子高生御用達のハンディファンを愛用していたのだけど、やっぱり瞬間的に火を叩いたり煙を払ったりするには荷が勝ちすぎる。昨夜の鮎もそれでしくじったしね。やっぱり、カンテキには渋団扇がよく似合うのだ!はい、焼きあがった秋刀魚に箸を入れ、まずはハラワタを口に入れる。味蕾がほろ苦さを感じたところで、すかさず背中の身をパクっ!すると、あら不思議。口中いっぱいに甘みが広がる・・そのタイミングを逃さず純米酒をグビっ!!フクースナ!デリソーゾ!エクセレント!デリシャス...初秋刀魚!

  • なごり鮎と栗ごはん

    台風一過の週末。さすがに海は荒れ模様なので、今週は骨休め。のんびりとした午後、台所のテーブルに向かい合って、とりとめのない話をしながら三百匁ばかり栗を剥く。変わることのない秋の情景。剥いた栗はもちろん栗ごはんにして、残った分は、正月のお節用に甘露煮に。本来なら、女房が台所で栗ごはんを炊いている間に亭主が庭先で秋刀魚を焼くんだけど、今年も秋刀魚が高嶺の高値のままなので、夏のなごりに鮎を焼く。さすがにクマゼミは死に絶えたみたいだけど、ツクツクボウシとミンミンゼミはまだまだ元気だし、アブラゼミも切れ切れに鳴いているから気分は夏ということで(^^;落ち鮎なんで、思いの外脂がのっていて、ちょっと油断したすきに油煙で煤けてしまったんで、誤魔化しに庭の茗荷を梅酢に漬けて、矢生姜がわりにあしらってみたりして(笑)ちょっとは格好...なごり鮎と栗ごはん

  • 重陽を過ぎて

    五節句といえば、桃の節句や端午の節句など、白酒だの柏餅だのと甘ったるい子供の祭りのイメージがあるんだけど、重陽の節句だけは別。なんせ菊酒一気飲みですから、まごうことなきオトナの祭りである。というわけで、正式な作法は知らないけど、純米酒に菊の花を浸してクイッと!おおっ!ほろ苦い薫りが酒の甘みを引き立ててオトナじゃオトナじゃ、オトナの節句じゃ!!ま、酔っぱらいの戯言はともかくとして、重陽を過ぎれば地上では秋本番なんだけど、海中はいまだ夏真っ盛り。本日曇天ながら水温は26℃。気温よりも温い海でひと泳ぎ。夏休みが終わったから、バシャバシャうるさい色白の家族連れも居なくなって快適快適。アンドンクラゲを突っつき、サンバソウに突っつかれ。カンパチやツバスと遊び、タカノハにメンチ切られ・・。なんやかんやと、にぎやかな磯をひと廻...重陽を過ぎて

  • 秋鮭・秋酒・秋の味

    本当ならば今頃、カンテキの上では脂ののった秋刀魚がもうもうと煙をあげているはずなんだけど・・。やれやれ、地球はどうなるのかね?などと憂いている管理人のもとに、拾う神が日本海から秋鮭を届けてくれた。しかも丸ごと1尾!持つべき者は、親戚に漁師の居るご近所さんである。まず塩焼き用にカマを大きめに切り取って、残りは2つに切り分けて、ひとつは濁醪粕漬け、もうひとつはぶつ切りで冷凍しておいて、もう少し秋が深まったら粕汁の具にしましょうかね。と、いうわけで、旬を迎えて甘みを増しただだちゃ豆を肴に、キリン秋味などを飲みながら秋鮭を焼く!焼き上がった鮭をほぐしながら、梵の特別純米を涼冷えでごくり!ぷっはぁ~~!秋じゃ秋じゃ秋の味じゃ!副菜は、鮭つながりで、とっておきのめふん。これがまた、殺人的に鮭を呼ぶ!このめふん。酒飲みにはお...秋鮭・秋酒・秋の味

  • メダカの学校は「密」

    ミンミンゼミとアブラゼミはまだ頑張っているけれど、あれほどやかましかったクマゼミとヒグラシの勢いが衰えてツクツクボウシの声がやたら耳につく晩夏の候、皆さま如何お過ごしでしょうか?あのせわしない鳴き声を聞くと「うわ~宿題せな~~~~!」と、いまだに反応してしまう管理人でございます。さてお盆も過ぎたこの時節、メダカ池では親に食べらないサイズにまで成長した仔メダカたちの生き残りが姿を見せるのだけど、今年はやけに歩留まりが高いようで、やたらワラワラしております。こちらメダカの学校、かなり密(笑)全部育てば、定員の10倍は軽く越えるだろう。オカヤドカリは産卵しても飼い主がその気にならなければ殖えることはないけど、メダカは勝手に殖えるしね。まあ、これだけ密だと冬までにあまり大きくはならないだろうから、氷が張れば淘汰されるか...メダカの学校は「密」

  • そういえば・・・

    いつもの磯に潜って、お馴染みの魚たちを眺めていて・・・ふと、気がついた。そういえば、うっとこのヘビギンポ、今年は白黒ツー・トーンの婚姻色に変身してないなァ。やってきたのが2018年の10月だから、そろそろ3年。ヘビギンポがどれくらい生きるのか知らないけど、婚姻色を発動しないということは、生殖能力が衰えたということだから、そろそろ寿命なのかもしれない。食欲はあるんだけどね(笑)はい、あとのことはボクにまかせて、老兵は去るのみ。青二才にはまだまだ負けへんでぇ。そんなやりとりを横目で眺めながら、飼い主は初物の無花果田楽で、涼冷えの越乃寒梅などをほろほろと。生殖能力が衰えても、おいしいものをおいしく食べられるのなら生きているのも悪くありませんぜ、ヘビギンさん。お互いあとどれくらい生きるのかは知らんけど、とりあえず死ぬま...そういえば・・・

  • 十三歳の琴

    2021年8月11日。みーばい亭で生まれて、初めて成体まで育ったナキオカヤドカリの琴が、めでたく十三歳の誕生日を迎えた。2008年7月11日、母親クメさんの抱卵を確認。ちょうど1ヶ月後の8月11日、砂上に卵をぶちまけられたものの、管理人の偉大なる機転で砂ごとシャベルで掬って海水に放り込んだら見事に孵化。8月27日、孵化後16日目でグラウコトエに変態。そして、9月14日に無事上陸。まさに上陸のその瞬間!ここからオカヤドカリの人工繁殖における最大の難関「グラウコトエとしての陸上での適応」を無事クリアして、約1ヶ月後に稚ヤドカリに変態したことを確信。そして昨日、十三歳の誕生日を迎える運びとなったわけだ。13年か・・。オカヤドカリを取り巻く環境も、あれからずいぶんと変わったようでいて、ひと夏のおもちゃとして無駄に命が消...十三歳の琴

  • 招いてないけど大歓迎!

    流れゆく白い雲を追いかけて、今週もひと泳ぎ。ナベカちゃんが棲処にしているフジツボ殻が、大分朽ちてきたので新しい殻を拾ってきてあげたんだけど、キュアリング中に、小さな貝殻がポトっと。よくよく見れば、なんとお久しぶりのブチヒメちゃんじゃないですか!連日30℃越えの極暑水槽だから、秋まで生体を補充する気はなかったのだけど、来ちゃったものは仕方がない。大歓迎!ウエルカム・サービスは、もちろん大好物の白身魚。管理人の晩酌のメバルのお裾分けでございます。食べきれない分は、ちゃんと冷凍しておきますから、お楽しみに。一方、こちらは古いフジツボ殻で夏眠していたヨモギホンヤドカリ。起こしちゃってごめんね。新居の方が広々としてますから、ゆっくり二度寝してくださいな。で、もとはと言えば、あんたのためなんだから、そんな処に隠れていないで...招いてないけど大歓迎!

  • よれよれヤマト

    上品な体色と堂々とした体格、そして何よりも神秘的なエメラルド色の複眼の魅力で、ヤドカリ・ファンを惹きつけてやまないヤマトホンヤドカリ。しかしながら飼育対象としては難物で、水温や水質の変化に弱く神経質で適応性も低い。かつて、ヤド研で「ベテランでも半年キープするのが限度」などと言われていたものだった。かく言う管理人も、今まで何度も挑戦しては、半年の壁を前に玉砕を続けていたが、昨年の夏に採集したこのヤマト。最初から餌食いもよく活発な個体だったから、「これは行けるかも」と密かに思っていたのだけど、期待を裏切らずまもなく一年を迎える今も生存中。ただし、ご覧の通り退色してよれよれ。おまけに、今回の脱皮でひとまわり「小さく」なった(笑)それでも、生きていてくれるだけで、飼い主としては感無量。かつて宇宙の彼方に旅立ったヤマトは...よれよれヤマト

  • 遙かな波の向こうには?

    水平線の終わりにあるのは虹の橋・・じゃなくて、なにかと迷惑な隣国たち。ま、末端の労働者には、あまり関係ないけどね。と、言うわけで、アスファルトも溶けだす36℃の炎天下。凪いでるから表層は生ぬるいけど、底まで潜れば25℃の快適空間(水間?)とりあえず、いつもの散歩道をひとまわりして、お馴染みさんたちにご挨拶。この夏も遊ばせてもらいますので、よろしくね。と、挨拶まわりをすませて、水面に顔を出せば、彼方まで続く水平線。さてさて、遙かな波の向こうには、夢の国があるのかな?って、あるわけないか(爆酔死)遙かな波の向こうには?

  • 若鮎の夏

    長かった梅雨もようやっと明けて、ニイニイゼミ、ヒグラシに続きアブラゼミとクマゼミまで鳴き始めた文月中日。みっしりと茂ったゴーヤー棚に実が成りはじめると、いよいよ鮎の季節がやってくる。カンテキから立ちのぼる燻煙を浴びながら一番搾りを飲み、焼き上がった鮎には唐橋焼きの茶碗にたっぷりと酌みこんだ「杣の天狗」を、ぐいっと合わせる。この変わることのない夏を迎える儀式を20年以上繰り返しているかな。終息の見えない疫病禍でも、アホどもが五輪を強行開催しようとも、夏は正しくやってくる。若鮎の夏

  • ハラビロカマキリ

    成虫は管理好みのスレンダー・ボディとはお世辞にもいえないけれど、幼虫の独特のフォルムは好きだな。みーばい亭の庭には、夏になるとチョウセンカマキリやコカマキリの成虫が現れるし、オオカマキリが産卵したこともあるけど、毎年繁殖しているのはハラビロカマキリだけ。今年は、早くから雨の日が多かったせいか、なかなか姿が見られなくて心配したのだけど、ようやく元気な姿を見られてひと安心。毎年毎年、遊んでくれてありがとう。今年もよろしく!ハラビロカマキリ

  • 梅雨の日の恋

    じとじと湿気った梅雨の瘴気に増幅される汗の臭いや頭皮の臭いや脇の臭いにもめげずに、毎日毎日通勤電車で職場へ向かう管理人。我ながら偉いなー。ようやっと週のお勤めを終えた金曜日は半夏生。過酷な通勤と労働のご褒美は、もちろん蛸!瀬戸内産のマダコ(♀)を庭で採れた胡瓜と合わせて酢の物に。合わせる酒は萩の露の純米吟醸。ほろほろと酒精に溶けてゆく労働の疲れとそれに伴う様々(ほぼマイナス)な感情。いつまで働かされるのかはわからないけど、週末の夜があれば生きてゆける。そんな気がする土砂降りの夜、ふと水槽をのぞいてみると、クロシマホンヤドカリのカップルが。こんな季節に鞄ヤドカリ?梅雨の瘴気に冒されて季節感が狂っちゃたのかな?まあ、梅雨が明けて水温が30℃越えれば、それどころじゃないだろうし、今のうちにロマンスをお楽しみくださいな...梅雨の日の恋

  • 胡瓜生る

    今年も裏庭のプランターに胡瓜の実が「生り」はじめた。イラチの管理人は「成る」まで待っていられないので、さっさと収穫。採算度外視で若い実をどんどん収穫して味わうのも家庭菜園の楽しみのひとつ。収穫した実は金山寺を添えて今宵の肴に。盛夏ならキンキンに冷えたビールか、氷を浮かべた麦焼酎でいただくのだけど、まだそこまで暑くはないので、今宵は相棒は「旭日純米吟醸生原酒」。炭酸瓦斯シュワシュワの薄濁りでございます。さて飼い主だけが夏の味を楽しんでいるのも気が引けるので、水槽の連中にも夏魚アジの頭をまるごと大盤振る舞い。ごちそうに夢中のホンヤドカリの背後に忍び寄る種子島くん。巨体でモブヤドを蹴散らしてゲット!そして巣穴へお持ち帰り。その後・・・、「飼い主だけのお楽しみ」ってな攻防戦の末に、奪還したアジの頭の前でポーズを決めるヤ...胡瓜生る

  • 鱧の季節

    梅雨空が続こうが、五輪開催のためにせっかく治まりかけた疫病禍を政府主導で再燃させようが、夏は来るし鱧も来る。管理人が子供の頃は、骨きりして湯通しした鱧料理は「鱧ちり」と呼んでいたけど、いつの間にか「鱧落とし」で定着しましたな。「鱧落とし」は、もともと違う料理だった気がするけど、千年の都の伝統料理もええかげんなもんやな。令和の為政者が、五輪ありきでええかげんな誘導政策を打つのもさもありなんか。ま、呼び名はどうでも政治家がアホでも、魚偏に豊と書く鱧の豊かな味わいは変わらず。豊かな味わい肴には豊かな味わいの酒を!というわけで、「萩の露純米吟醸生原酒福のしずく」シュワッとはじける炭酸瓦斯が舌に爽やかな一期一会の限定酒でございます。こちらは鱧の卵の玉子綴じ。ぷちぷちうまうまの食感が、新鮮な吟醸香がはじけるシュワシュワ炭酸...鱧の季節

  • 新月のヤドカリたち

    水無月2週目の後半は新月大潮。というわけで、恒例の大潮サービス「アサリ」を投入。さっそく始まる争奪戦。モブヤド(ホンヤドカリのことね)を蹴散らして、アサリを鉗脚にしたのは体格で勝るヤマトホンヤドカリ。勝ち取ったアサリを貝殻マンションに運び上げてゆっくり食べようかと思ったたけど・・。磯水槽はそんなに甘くない。下から、種子島くんが狙ってますよ。さて、ヤマトホンヤドカリは無事アサリを賞味できるのか?ま、肉ばっかり食ってると成人病一直線ですから、食物繊維もたっぷり摂らないとね。アサリは残念だったけど、それが長生きの秘訣ですよ(^^;そのワカメの下に居たのは、新入りのアオヒゲヒラホンヤドカリ。なんとか、水槽に馴染んだみたいでひと安心。くせ者揃いの激闘水槽ですけど、別にバトルに参加しなくていいから、ゆっくりゆったり長生きし...新月のヤドカリたち

  • 鮒侍参上!

    これはおかしそこもとの顔が鮒に似てこられたぞ鮒じゃ鮒じゃ鮒侍じゃ!はい、ご存知忠臣蔵の一場面でございます。「鮒じゃ鮒じゃ」というのは(自称)都会人が、田舎者を馬鹿にして呼ぶ「蔑称」ですな。これにブチ切れた塩谷判官が、松の廊下で刃傷に及んで、かの極月半ばの討ち入りへと話が続くわけなんですが・・・。湖国民の我思う、高師直も塩谷判官も、鮒を食ったことあったんかな?鮒って蔑称か?こと、なれずしにすれば鯉よりはるかに上手いし、子まぶしもしかり。まあ、体が小さい分、筒煮は鯉に譲るけど、食材としての総合評価は鯉よりもはるかに勝るけどね。というわけで湖国の至宝「鮒ずし」を頂いて、週末を謳歌している、みーばい亭でございます。もちろん香り高くて柔らかい「大津風」。大津の鮒ずしには大津の酒というわけで、今宵は浅茅尾の特別純米生原酒な...鮒侍参上!

  • 梅雨の晴れ間に

    久しぶりにカラッと晴れた週末。カラッと晴れた日にはカラッと揚げた肴をと。というわけで、旬の小鮎をカラッと揚げて、お気に入りの初桜でほろほろと初夏のほろ苦さを楽しんでいるみーばい亭でございます。鬱陶しい梅雨空が続く今日この頃ですが、梅雨には梅雨の味がある。世の中、美味い・・もとい上手いことできております。さて、天ぷら鍋など出したついでに、南蛮漬け用のアジでも揚げておきますか。というわけで(2回目)今日のところはこの辺で。風呂は入れよ歯磨けよ宿題やれよ顔洗えよまた来週!あ、そうそう、リクエストがあったので上げておきますね。梅雨の晴れ間に

  • 2021年のナベカちゃん

    あきらかに喜びの声雨蛙右城暮石先週、先々週とアマガエルの画像が続いたかと思ったら。近畿地方いきなりの入梅。薫風の候、あっという間に終了でございます。15の冬にスキーで痛めて、21の夏に水上スキーでトドメをさした右膝の古傷が早くも疼きはじめた長雨の候、皆さまいかがお過ごしでしょうか。みーばい亭は言わずもがな、新開の生酒などを涼冷えでほろほろと飲っております。そんな、多幸な酔眼で磯水槽をば眺めてみれば。はい、新入槽のナベカちゃんでございます。2018年の初冬に先代のナベカが身罷ってから3年ぶりのお目見え。今回の個体はかなり小ぶりだけど、若いが故に適応力が高いのか警戒心が薄いのか、水合わせ直後から我が物顔で水槽内を徘徊しております。クボガイやヒメヨウラクガイの軟体部をつついたり、ヤドカリがキープしたイカ肉を横取りした...2021年のナベカちゃん

  • 11番目のヤドカリ参上!

    裏庭のニホンアマガエルが伴侶を求めて一所懸命にさえずる薫風の候、紫外線さんさんオゾンぎんぎんの日本海から、磯水槽へ珍客がやってきた。鮮やかなイエローとブルーの第一触角!はい、その名もアオヒゲヒラホンヤドカリ。管理人がホームゲレンデの越前海岸で確認した、ケブカヒメヨコバサミ、ブチヒメヨコバサミ、ホンヤドカリ、ケアシホンヤドカリ、ホシゾラホンヤドカリ、ヨモギホンヤドカリ、ベニホンヤドカリ、ヤマトホンヤドカリ、ユビナガホンヤドカリ、クロシマホンヤドカリに、次ぐ11番目のヤドカリでございます。30年以上通い続けている越前海岸だけど、まだまだ奥は深いようで。素潜りはもとよりタンク潜りも体力的にキツくなってきたけど、当分引退できそうにありませんな。それにしても、小さい。宿貝の長径が10ミリくらい、前甲長は1~2ミリ程度かな...11番目のヤドカリ参上!

  • 11番目のヤドカリ登場!

    裏庭のニホンアマガエルが伴侶を求めて一所懸命にさえずる薫風の候、紫外線さんさんオゾンぎんぎんの日本海から、磯水槽へ珍客がやってきた。鮮やかなイエローとブルーの第一触角!はい、その名もアオヒゲヒラホンヤドカリ。管理人がホームゲレンデの越前海岸で確認した、ケブカヒメヨコバサミ、ブチヒメヨコバサミ、ホンヤドカリ、ケアシホンヤドカリ、ホシゾラホンヤドカリ、ヨモギホンヤドカリ、ベニホンヤドカリ、ヤマトホンヤドカリ、ユビナガホンヤドカリ、クロシマホンヤドカリに、次ぐ11番目のヤドカリでございます。30年以上通い続けている越前海岸だけど、まだまだ奥は深いようで。素潜りはもとよりタンク潜りも体力的にキツくなってきたけど、当分引退できそうにありませんな。それにしても、小さい。宿貝の長径が10ミリくらい、前甲長は1~2ミリ程度かな...11番目のヤドカリ登場!

  • おかえりなさい

    繁殖期を迎えて、必死で縄張りを宣言するウグイスに、けたたましい合いの手を入れるコジュケイ。そんな、騒々しい初夏の裏庭で、我関せずと午睡を貪るニホンアマガエル。早春から鳴き声は聞いていたけど、姿を確認したのは今年初。うちのメダカ池から上陸した子かな?大きくなったね、おかえりなさい。で、そのメダカ池。ホームセンターで1匹19円の餌メダカを10匹飼ってきて放ったのが15年ほど前。環境の激変に痩せ細った身体が耐えきれなかったのか、日を措かずして5匹が脱落。生き残った5匹の子孫が今居る連中。もちろん元々は「ヒメダカ」だったのだけど、世代を重ねるごとに先祖返りが進んで、今では半分以上が「クロメダカ」。ほとんど、マスの養殖池状態になっております(笑)。そんなメダカ池の脇をふと見ると、花柚の周りを飛び回るクロアゲハが。我が家で...おかえりなさい

  • 夏も近づく

    夏も近づくぅ~~!夏も近づくっ~~~~~~!アウッ!(国本武春師匠風に読んでね)と、言うわけで令和3年の八十八夜。ホンヤドカリは婚活の追い込み。飼い主は、鰹のたたきなどを肴に冷や酒をほろほろとやっております。甲殻軍団にもお裾分け・・と言いたいところなんだけど、磯の連中は外洋の青魚には縁がないのか、赤身はあまり好みませんので、いつもの通り冷凍イカなどをもぐもぐと。こちら、イソクズガニの摂食場面をパチリ!けっこう、貴重なショットじゃないかな?これ。そして、ばんざ~い。見かけによらず、意外とよく動くのね。それにしても、歩脚に比べて鋏み脚のかわいいこと(笑この姿なんとなくヤツデヒトデっぽいけど、もしかしたら無敵のヤツデヒトデに擬態しているのかもね。こちら、ヤマトホンヤドカリとの2ショット。お互い、微妙に意識しあっている...夏も近づく

  • 夏の魚

    山桜が散ったかと思えば、あっという間に躑躅が盛りを過ぎ、裏山では早くも山藤が満開!藤の花が咲けば季節は夏!というわけで、季節に乗り遅れてはならじと、夏の魚(肴)を求めて鯖街道を北へとひとっ走り。いや~、毎度テンション上がるな~~~~市場!まずは、お約束の若狭ぐじ。こちらはサクッと背開きにして干物籠で熟成中。そして、本命の夏魚がこちら。スズキ!と言いたいところなんだけど、少々小ぶりなんでハネですな。それでも50センチ近くはあるから、二人所帯には充分。半身は薄造り、残りの半身は昆布じめ。カマは塩焼き。頭と中骨はアラ炊きにして、余さず頂くのがみーばい亭風。夏の魚を味わいながらほろほろと涼冷えの梵を飲み、これでホトトギスが鳴けば言うことないんだけど、今年はまだホトトギスの声を聞いてないなぁ。ちょっと季節が早く進みすぎる...夏の魚

  • 春磯組2021

    3月の終わりに春まだき日本海の磯に出撃して早3週間。連れ帰った新入りさんたちも無事に水槽に馴染んだようで、今のところ古参組との軋轢もなく、のんびりと暮らしております。まずは、塩蔵ワカメを食すイソクズガニさん。あまり動かないから食が細いのは仕方がないけど、ちょっと偏食気味で食べたのは塩蔵ワカメと冷凍イカのみ。もっと、いろんな物をバランスよく食べないと大きくなれませんよ。って、別に大きくならなくてもいいけど・・。こちらは古参のホンヤドカリに混じって、ふてぶてしく闊歩しているユビナガホンヤドカリ。あんたについては、はじめっから何の心配もしてませんでしたけどね(笑)せいぜい、長生きしてくださいな。それにしても、相変わらずのその目つき・・。一方、その華奢な身体で生き残れるのか心配したアシナガモエビモドキも、今のところご健...春磯組2021

  • 春の宴

    遠くまで旅しなくても飲み屋に繰り出さなくても、春はやってくる!若竹煮木の芽和え焼き筍以上、筍三部作。気分はジャイアントパンダ(笑)楤芽蛍烏賊眼張嗚呼・・、春真っ盛りほろほろ春の宴

  • 生節と蕗の炊いたん

    3年前、裏庭の山椒の木が突然枯れた。木の芽のない春なんて、みーばい亭では考えられないから、当然狼狽えまくら・・ない(笑)幸いにもこぼれ種が其処等中に芽を吹いていたもんで、とりあえず木の芽には不自由することはなかった。とはいうものの、雑木状態の若木では供給に不安があるので、三本ほど選抜して親木のあとに移植。一番生長の良い一本を残して、あとの二本を伐採したのが去年の秋。そして、この春一間ほどに生長した「二代目」が、新芽を吹いた。となれば、生節を炊くしかない!春を迎える一品「生節と蕗の炊いたん」!娶せる酒は、お待ちかねR2BYの「初桜キモトタロウ中汲み」!安井酒造場さんも立派な後継ぎを得て、あと50年は安泰だろうから、管理人の寿命が尽きるまで「笑顔がこぼれる美味い酒」が飲めそうで、ほんにありがたいことでございます。ソ...生節と蕗の炊いたん

  • 春磯でワレカラと遊ぶ

    春磯や我れ破顔一笑割殻と戯るここのところ、くだらないトラブル処理に忙殺されて、柄にもなく脳神経を酷使していたので、春の磯で大好きなワレカラにでも癒してもらおうかと、大潮の週末日本海までひとっ走り。というわけで、水ピカピカ、緑藻アオアオな磯水槽でございます。当初は海辺でのんびりストレス解消が目的だったんだけど、試しに網を入れてみたら、一振りめでアシナガモエビが、二振りめでアシナガモエビモドキが捕れたりしたもんだから(どっちがどっちかいまだによくわからんが)、採集人の本能に火がついてしまって、本気の採集モードに変換。まず、越前の磯ではお久しぶりのユビナガホンヤドカリ。うん、あいかわらずの面構え(笑)荒磯の貴公子、クロシマホンヤドカリ。そして、3年ぶりのヨモギホンヤドカリ(けっこう本気で探した)を、お持ち帰り。そして...春磯でワレカラと遊ぶ

  • 三つ葉

    高田郁の「みをつくし料理帖」に、その辺に生えている三つ葉を使って、新しいメニューを考案する話がある。令和の時代、スーパーの野菜売り場に行けば、恭しくパッキングされて野菜扱いされている三つ葉なんだけど、元々は日本各地に自生している「雑草」である。我が家でも、昔々はプランターで「栽培」してたんだけど、こぼれ種がその辺にまき散らかされて、春になるとハコベやホトケノザなんかと一緒にその辺からボコボコ生えてくる「雑草」と化している。ま、わざわざ植えなくても、ふんだんに三つ葉が使えるのだから、ありがたいことである(笑)さっそく、地鶏の胸肉を仕入れてきて「鳥わさ」に。地方によっては、土をかぶせてひょろひょろと育てた、生っ白い三つ葉の茎を有り難がったりするそうだけど、そんなもんで野趣あふれる「雑草」のチカラを感じ取れるのかねぇ...三つ葉

  • 仔ムラサキ4歳

    過ぐる3月9日は、2017年に生まれた仔ムラサキたちの誕生日だった。ちょっとおさらいしておくと、2001年に我が家にやってきて劣悪な飼育環境で18年間生き抜いた大御所「ゴリさん」と若妻「宇論ちゃん」を両親にWF-1個体として、春まだき2017年3月9日に孵化。のんびりゆっくり20日以上かけてグラウコトエに変態。ひと月が過ぎた2017年4月9日に一陣が貝殻入り。4月15日には最初の1匹が上陸、その後4月いっぱいをかけてダラダラと上陸が続き、最終的に上陸したのが26匹。改造衣装ケースの仮住まいのまま2年が過ぎた2019年8月14日、突然の放幼で飼い主を慌てさせたが、その後は何事もなく・・と言うか、飼い主に半ば忘れられながらも、めでたく4歳の誕生日を迎えることと相成った。新月大潮の本日、砂上に4匹確認。あと2~3匹は...仔ムラサキ4歳

  • 今朝しぼり

    令和3年3月4日の朝に搾った「萩乃露純米吟醸生原酒」が令和3年3月4日の夕方に届いた。平日だったけど、今飲まずしていつ飲む!と言うことで、さっそく一杯お味見。うん、流行りの「うっせいわ」をBGMに若々しくエッジの立った角が口腔をガンガン蹴りまくる。この初期衝動をそのままストレートにぶつけくるような味、好きだよ(笑)一杯だけのつもりがつい二杯に。このまま三杯四杯五杯六杯と暴走しそうな勢いを「オトナ」の意思力でぐぐっと押さえて、この日ここまで。そして明くる金曜日、空気に触れて少し角の取れた「ニューウエーブ」な味わいをじっくり堪能。湖国の酒だから、赤こんにゃく、丁字麩と湖国の肴を用意。すっきりとしたウオッシュ系で、魚や油との相性も良さそうなので、メインは鮟鱇のぽん唐に。週末だから、明日のために今日を生きる必要なし!や...今朝しぼり

  • 春告酒 春告魚

    いつの間にか、日が長くなった如月最後の週末。明るさの残る庭先で、サクラビールを片手に、のんびりと火を熾して、湖国の春告魚もろこを焼く。走りだから、まだちょっと骨が触るけど、この時期ならではの脂のり!娶せるのは、もちろん「初桜」。昔、貝掘りに三重に通っていた頃、鈴鹿の麓の道の駅で「晴」に出会って以来、春には欠かせない定番酒。蔵本の安井酒造さんは、めでたく息子さんが酒造りに参戦されたそうで、さっそく平成生まれの若者が仕込んだ「生酛太郎生酒吟吹雪」をゲット。さっぱりとした吟醸酒なんだけど、どこか懐かしい感じがする微妙な味わい。生酛造りというと、管理人のイメージではそれぞれの味がもっと力強区出る感じなんだけど、この優しさは今時の若者気質かな?それにしても、アル添なしでこれだけの香りが出せるとは!良い仕事しましたね、太郎...春告酒春告魚

  • 春待ち酒

    風が吹いて暖かさを運んできた、ちょっと気怠い週末の午後。いただき物の「琵琶の長寿純米大吟醸!」の栓を開けて片口に移しておく。空気に馴染んで少しまろやかになった頃合いを見はからって、いそいそと肴の用意。とっておきの酒にはとっておきの肴をと言うことで、まずはレックス「鮒ずし」。続いて冬のなごりの「すぐき」。そして、2BY最後の「小鮎の飴炊き」。今冬は氷魚が豊漁だそうだから、この夏も琵琶湖の小鮎がたくさん育つことだろう。楽しみ楽しみ。箸洗いは「鮒汁」。口改めなのに、この汁で酒が進む進む(笑)そして締めは、立春を過ぎ程良く漬かった香々(こうこ)と、昨夏庭で収穫して梅酢に漬けておいた茗荷の柴葉漬けを細巻きに。酔い酒、酔い肴、酔い笑顔。さあ、疫病禍に明け暮れた令和2年を清算して新たな春を迎えますか。「もろこの白焼き」、「蛍...春待ち酒

  • はりはりと

    立春が過ぎ、シジュウカラが、ツツピーとさえずりだした2月の中日。さて、この冬食べ残したものはないかな?と、思いを巡らせ、はたと思い当たったのがはりはり鍋。鯨肉は冷凍ブロックでしか手に入らないから季節はどうでもいいんだけど、主役の水菜がそろそろ限界。というわけで、畑に二株だけ残っていた水菜をひいてきて、今週は冬の名残りのはりはり鍋。もちろん黒胡椒をたっぷりと挽きこんだみーばい亭風。鯨肉は炊きすぎるとパサパサの物哀しい「学校給食の味」になってしまうから、火が通り過ぎないよう水菜の上に並べて、ピンク色に変じたところで引き上げ、水菜を巻いてパクッ!わたつみとやまつみの邂逅!ああ・・、なんか地球の味がする。そういえば昔、スタートレックで人類が文明を築く以前、異星人が地球生物の代表としての鯨とコンタクトをとる話があったなぁ...はりはりと

  • はこべら萌ゆる

    立春が過ぎ、心なしか春めいてきた気がする週末の午後。冬枯れていた庭にも小さな緑が戻ってきた。膨らみかけた新芽からも其処は彼と無く春の予感が。そんなはこべらの萌ゆ裏庭の片隅に、ふと感じた生き物の気配。クモには詳しくないので種類はわからないけどヤチグモの仲間かな?我が家の裏庭ではお馴染みさん。この陽気に誘われて石の下から浮かれ出てきたんだろう。そんな春の気配を密室に閉じ込められたオカヤドカリにも感じさせてあげようと、瑞々しいはこべらを入れてやったのだけど、ムラサキオカヤドカリもナキオカヤドカリもくずの枯れ葉に夢中で見向きもせず。春を感じる余裕がないと、冬に骨身をさらけ出しますよ。はこべら萌ゆる

  • 甲羅酒!

    例年なら、忘年会やら新年会やらで、ひと冬に一度くらいはお目にかかる機会があるのだけど、この冬はこんな状況なので、お目にかかれないまま寒の内も早終盤。このまま立春を迎えてしまえば心が残りそうなので、思い切って宅蟹決行!もちろん管理人に、越前ブランドのタグ付き活蟹などを購える甲斐性などあるわけもなく、香典返しの通販カタログで注文したカナダ産冷凍ボイル蟹でございます(^^;市場で横目に眺める越前ガニに比べると歩脚の太もも部分が短い気がするけれど、貧乏所帯には相応の贅沢と言うことで、与えられた幸福を最大限に増幅させるポジティヴ思考のみーばい亭。はい、まずは解剖・・じゃなくて解体。甲殻類のお勉強。ボイルだからそのままでも食べられるんだけど、冷凍物はどうしても水っぽくなるので、ひと手間かけて焼きガニに。炙ることで適度に水気...甲羅酒!

  • 寒の餅

    寒中お見舞い申し上げます。相も変わらず流行り病が猛威をふるう今日この頃ですが、皆さまには如何お過ごしでしょうか?おかげさまでみーばい亭は、味覚も嗅覚も損なわれることなく、無事に過ごしておりますので、食材や酒の在庫がどんどん目減りしております(笑)というわけで、寒の餅を搗いてみた。これで、万が一物流が寸断されても、とりあえず生き残れるかな?さっそくカンテキに火を熾して焼き餅に。醤油を絡めて炙った海苔を巻き付けてぱくっ!むにゅ~いつまで食べ続けていたいけど、今や2個が限度かな。液体のお米ならもうちょっといけるんですけどね(笑)餅は、腹持ちが良くて保存がきくだけじゃなくて、身体を温めて疲れを癒やす効能もあるのだとか。寒い冬に餅を食べるのは理にかなっているのですな。日本人なら、たっぷり餅を食って、元気に冬を乗り切ろう!寒の餅

  • 野生のチカラ!

    日本人だから、小正月には「小豆のお粥さん」を頂いて邪気をはらう。これで流行り病が猛威をふるう令和の世も無病息災で乗り切れる・・・、などと楽観するほどお気楽じゃない。まじないの効力を盲目的に否定したりはしないけど、これでも一応は21世紀の文明社会に暮らす科学の子なのだ。流行り病には科学的に対処しなければ!病原体に対抗するには自らの抵抗力、つまり免疫を高めること。おお!「免疫」。平安時代の「くすし」は多分知らないであろう科学用語である。免疫力を高めるには、滋養を摂ることが大切。この季節「滋養」と言えば、どんぐりや山の芋やミミズやサワガニや地虫なんかをたらふく食って、たっぷりと脂肪を蓄えた亥の肉(イノシシ)、これを措いて他にない。というわけで、みーばい亭名物「白牡丹鍋」でございます。亥の肉を冷たい出汁からゆっくりを炊...野生のチカラ!

  • 寒鰤!

    黒歴史なのであまり触れたくないのだけど「カンブリ」と言えば浪人時代に籍を置いていた予備校を思い出す。もっとも、バイトやバンドが忙しくて、ほとんど顔を出してなかったけどね(^^;そんだこんだで昭和平成令和と時代は流れ、「今日は寒いね」「こんな日は熱燗に限るね」「肴はなんにする?」「寒鰤なんかいいんじゃない」←ちょっと気取って東言葉。と言うわけで、寒鰤を焼いております。はい、脂じゅわじゅわで燃えに燃えております!こんだけ燃えても、まだまだジューシー。暑い夏はピチピチの若鮎。寒い冬はコテコテの寒鰤。世の中、上手にできとりますな。たっぷり食って、たっぷりに飲んで、〆に焼くのは正月の餅。うにょーとのばして波照間の黒砂糖を餃子包みに挟み込み、も一回炙ると黒砂糖がとろ~りと黒蜜に。「この食い物が素晴らしいのは〆飯とデザートを...寒鰤!

  • 新春の磯水槽

    裏山から聞こえてくるエグいカケスの声などを聞きながら、真昆布と本枯節で丁寧に取った出汁に祝米で醸した吟醸味噌を溶き高島の米で搗いた丸餅を入れたお雑煮を啜りつつ慶長の純米吟醸をいただく。というわけで皆さま、あけましておめでとうございます。旧年中は絶大なそれなりにご愛顧をいただき、誠にありがとうございました。本年もどうぞよろしくお願いいたします。かずのこ、ごまめ、たたきごんぼ、鯛子炊き、芋棒、すぐき、伊達巻き、黒豆、栗きんとん、板わさ、龍飛巻き、くわい、千枚漬け、お煮染め、紅白なます・・・。きら星の如き酒肴を食卓一杯に並べ、朝から誰憚ることなく酒盛りが楽しめる桃源郷生活。そんな年に一度の非日常・・と言うことで、令和3年最初の「生き物の話」は、趣向をかえてヤドカリ以外の生き物たちのご紹介など。はい、まずは長年磯水槽で...新春の磯水槽

  • 赤髭三匹衆

    棲息水深が若干異なるので、自然下ではありそうでなさそうなケアシホンヤドカリとヨモギホンヤドカリのツー・ショット。活動期が冬場に限られるだけで、形態や生態は同所に棲息するホンヤドカリとほとんど変わらないヨモギホンヤドカリだけど、こうして並べてみると足先のバンドとマニキュア以外はケアシホンヤドカリとほぼ同じディテール。堂々たる赤髭三匹衆の一翼ですな。こちらは、もう一方の雄ホシゾラホンヤドカリと。こちらは、顔黒ブームと美白ブームの狭間にいたギャルの「使用前、使用後」といった感じか(笑)とかなんとか、水槽を眺めているうちに、令和2年も押し詰まってきましたね。今年の反省は、「赤髭三匹衆」のスリー・ショットが撮れなかったこと。来年の抱負は、「赤髭三匹衆」のスリー・ショットを撮るために、もっと磯や水槽のヤドカリたちを眺めるこ...赤髭三匹衆

  • たれくち

    猫どのの言によると、ごちゃごちゃと具の入っている五鉄の軍鶏鍋は邪道らしい。鳥肉以外の具は笹掻きごんぼのみ。これが正道なのだとか。まあ、村松同心の信条に同調するわけじゃないけど、我が家の鶏鍋も具材は笹掻きごんぼのみ。まず、もも肉を適当に切り分けて水から炊く。肉が軟らかくなったら「うば」を加えて醤油と砂糖で薄く味を入れ、たっぷりの笹掻きと肝を入れてひと煮立ち。肝が桃色に変じたらすぐに火を止めて、原了郭の黒七味を振りかけて完成。合わせる酒は、もちろん「神聖の生酒たれ口」。例年なら、蔵まで出向いて、今年の出来はあーだこーだと宣いながら購うのだけど、今年はこんな状況なので、おとなしく伊勢丹で購入。ま、「どこで買おうがたれ口はたれ口、その香りに変わりがあろうものか」と、かのシェイクスピア先生もおっしゃっていますので(笑)飼...たれくち

  • 暖かい部屋で

    昭和の昔「暖かい部屋で冷た~いカルピス」というテレビ広告があったけど、管理人はオトナなのでカルピスは飲まない。かわりに「暖かい部屋で冷た~い吟醸酒」を飲む。はい、月の桂の純米吟醸「柳」。しかも、一・升・瓶でございます。師走の買い物のどさくさに紛れて、清水の舞台からバックロールしましたがな(笑)娶せる相方はお待ちかねのすぐき。毎年書いてるような気がするけど、去年のことなんか誰もおぼえてないやろうから今年も書く。私はすぐきをアテに酒を飲むのが大好きなのだ!ヒーターのきいた暖かい部屋で、骨太の吟醸酒を涼冷えで電球グラスに注ぎ、ころころと香りを楽しみつつ口腔に流し込む。なにかとストレスの多いこのご時世。非濃厚接触家飲酔酔天国で浮世の垢をアルコール洗浄したて奉りましょう!そういえば、ケイト・ブッシュのセカンドに「暖かい部...暖かい部屋で

  • しぼりたて

    スマートフォンを起動すれば、新酒の発売情報が次から次へと表示される12月。例年ならお気に入りの酒蔵をいくつも回って、自慢の新酒の味見を楽しんでいるんだけど、この疫病蔓延るご時世、なかなかそういうわけにもいかず・・・・。仕事云々はどうでもいいけど、思う存分新酒が飲めない12月を迎えて、いまさらながらウイルスを巻き散らかした大馬鹿者への怒りが湧き上がってくる管理人。仕方がないのでSNSを眺めながら、ラベルの絵面に「ふっ」と和んだ「初桜」のしぼりたてをGET!肴は煮えてなんぼのおでんに候(笑)おりの残った生酒をこっこっこときき猪口に注ぎ、好物のひろうすを鍋からつまみ出して相方に添える。ひろうすの甘みが、開けたてで生硬の生酒を優しく包み込む。さらに、二口三口。飲んでいる間にもどんどん角が取れて、まろやかになっていく。こ...しぼりたて

  • ニイニイゼミとヤドカリと蕪蒸し

    竹藪のヌタ場でごろんごろんと遊び回って疲れて乾いた落ち葉の上で昼寝をしているうちにカピカピに乾いてしまったウリ坊みたいなニイニイゼミの小さな抜け殻をシークヮーサーの幹に見つけた霜月最後の週末。ついさっきまで畑の土の上にあった蕪の土を洗い、銅の下ろし金ですりおろし、ふうわりと蒸し上げて、すりおろした山葵をのせ、だし餡をかける。この冬最初の「蕪蒸し」をふうふうとすくいながら、温めの燗酒をほろほろ酌む。ほろ酔い機嫌で眺める水槽には、個性豊かなヤドカリたち。麗しのエメラルド・アイ、ヤマトホンヤドカリ。クリルに夢中のホシゾラホンヤドカリ。水温が下がって本格的に活動を開始したヨモギホンヤドカリ。今週は、ちょっとオーバー・ワーク気味で、昭和時代のサラリーマンしてたりしたけど、生き物の息吹を感じ、季節の食材を食し、旨い酒を飲ん...ニイニイゼミとヤドカリと蕪蒸し

  • INDIAN SUMMER

    ThattimeisInthesummerIndiansummerここ数日、この歌がずっと口についていた。管理人が、唯一ソラで歌える英語の歌である。まあフルコーラス歌っても7行ですから(^^;あの頃は・・夏インディアンサマー小春日和というより、沖縄風に「小夏日和」と言いたくなるような蒸し暑い夕暮れ時、上着を脱いで汗を拭きながら歩く駅からの帰り道、あの「夏魚」がフリーザーにストックしてあるのを思い出した。週末を待ちかねて、流水で解凍し、塩でぬめりを落とし、水気を拭き取って、串を打ち、塩をふって、カンテキで焼く!そして焼き上がりを待つ間、香ばしい薫香を肴にビールをグビッ!おお!夏じゃ夏じゃ、夏が戻ってきた!・・と、言いたかったのだけど、週末はまさかの冷え込み。世の中、そう上手くは行かないもんで(^^;仕方がないので...INDIANSUMMER

  • とまり木

    裏山の落葉広葉樹がまだらに色づく霜月半ば。ひと夏、庭に放置していたガジュマルを取り込もうとして、空蝉を見つけた。大きさからして、ヒグラシかツクツクボウシだろう。ガジュマルは言わずと知れた熱帯性常緑樹。一方、ヒグラシやツクツクボウシは温帯域に分布する種類。熱帯植物の葉に温帯性の蝉の抜け殻。この微妙な違和感もまた風情と愛でて酒を酌む。一方、こちらは日本海で拾ってきたフトヤギの骨格。2017年3月に生まれたムラサキオカヤドカリたちのケージに入れていたのだけど、孵化後3年を経てフトヤギの先に可愛くとまる・・などという時代は昔日の夢に(笑)先日、ビバリウム風ちびヤドケージから、機能性重視の質実剛健レイアウトに変更した際に撤収。晴れて元々の生息場所である、日本海磯水槽に返り咲いたわけでございます。さっそくやってきたのは、ス...とまり木

  • 冬の初み

    立冬である。本日只今より冬がはじまるのである。そして、立冬の今日は鍋の日なのである。鍋の日なのだから、善良な日本国民は鍋を食わないといけないのである。非国民と呼ばれることには、ちょっと憧れるけど、とりあえず日々に生活と老後のためにきちんと税金を納めて従順な国民に甘んじている管理人としてはやっぱり鍋を食わないといけないのである。と、言うわけで、今週のほろ酔いキッチンは「ぐじ鍋」。いつもなら、若狭まで漁れたてのぐじを仕入れに走るのだけど、今回は京風の「一汐ぐじ」で。これでも管理人、なにかと忙しいのでございます。はい、まずは真昆布の出汁に頭と中骨を放り込んで下ごしらえ。あくをすくいながら、濃厚なだしを搾り出す!酒と薄口で味を調えた出汁を土鍋で煮やして、まずは削ぎ切りにしたぐじの身をしゃぶしゃぶに。酒も京風に「月の桂」...冬の初み

  • 鯛アラの思ひ出

    煮魚が食べたい。という要望に答えて今週の肴は紅葉鯛。ただし、頭だけ(^^;管理人の稼ぎでは分相応でございますが、もちもちぷりぷりの頬肉をほぐし、目玉をじゅるじゅると啜り、カマ肉をせせり・・・。楽しいし、酒が進む進む!っていうのは、負け惜しみやありまへんで、けっして!!昔々、二十歳になるかならぬやの頃、赤貧アパート暮らしだった管理人の命を繋いだのは、鰺、鯖、鰯の青魚と鯛アラだった。今でこそトレイに梱包されて棚に鎮座している鯛アラだけど、昔は魚屋で「おっちゃん、アラちょうだい」というと、脇のバケツからつまみ出してビニール袋にぶちこんで20円くらいで分けてくれたものだった。青魚は粉をまぶしてフライパンで揚げたり焼いたり、砂糖醤油を絡めて蒲焼き風にしたり、酢をぶっかけて南蛮漬け風にしたり。安酒場で覚えた味を一所懸命に再...鯛アラの思ひ出

  • 鯛アラの思ひ出

    煮魚が食べたい。という要望に答えて今週の肴は紅葉鯛。ただし、頭だけ(^^;管理人の稼ぎでは分相応でございますが、もちもちぷりぷりの頬肉をほぐし、目玉をじゅるじゅると啜り、カマ肉をせせり・・・。楽しいし、酒が進む進む!っていうのは、負け惜しみやありまへんで、けっして!!昔々、二十歳になるかならぬやの頃、赤貧アパート暮らしだった管理人の命を繋いだのは、鰺、鯖、鰯の青魚と鯛アラだった。今でこそトレイに梱包されて棚に鎮座している鯛アラだけど、昔は魚屋で「おっちゃん、アラちょうだい」というと、脇のバケツからつまみ出してビニール袋にぶちこんで20円くらいで分けてくれたものだった。青魚は粉をまぶしてフライパンで揚げたり焼いたり、砂糖醤油を絡めて蒲焼き風にしたり、酢をぶっかけて南蛮漬け風にしたり。安酒場で覚えた味を一所懸命に再...鯛アラの思ひ出

  • 焼き鶏

    最近、水槽が静かだと思っていたら、フタミゾテッポウエビが脱皮モードに入っていたようで、放置された脱皮殻をスジエビモドキやホンヤドカリたちがつまつましていたんだけど、さすがに右手の種子島には歯が立たなかったようで・・。さすがは南蛮渡来(笑)ちなみに本体は、レンガ組の城塞の奥で体力回復中。内組織を充実させるために、タンパク質をしっかり摂らないといけないんだろうけど、くれぐれも新規鋳造した種子島でタンクメイトを撃たないでくださいね。さて、そんなフタミゾテッポウエビにあやかるわけじゃないけれど、シーズン中、ウエットスーツを着ても見苦しくないように身体をしぼったのはいいけれど、年のせいか筋肉まで落ちてしまってなかなか戻らない飼い主もタンパク質補給。はい、焼き鶏で良質のタンパク質をたっぷり摂取。もちろん、吸収を助けるために...焼き鶏

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