陣中見舞い(3/3)
<1→2>五代の肌に直接触れるのは、酔った五代の寝込みを襲ったあの日以来だ。ダメもとでした告白を受け入れて、しかもキスまでさせてくれるようになっただけでも信じらない僥倖なのに、自分がいま五代の服を脱がせているなんて夢の出来事のようだった。「ほんとにいいの?」「嫌ならやめますか?」「やめない!」秋邑の即答に五代が小さく笑う。思わずキスしていた。告白以来、五代に許しをもらわずにしたキスはこれが初めて。...
2021/08/29 22:13
2021年8月 (1件〜100件)
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