隠れざるをえない魚アクション、あるいはYour-colorful Magic Orchestraを聞く ~映画「きみの色」感想
映画を観てきました。 kiminoiro.jp 「映画を観てきました」となんだか古風な表現をしましたのは、この映画の作風が純文学的なものであるからです。心地よい100分の映写時間のあと「映画を観たなぁ」という感覚になりました。 まぁ今時、純文学だエンタメだ云々、という区分も不要な時代でしょう。ただこの作品が「ストーリーや感情のアップダウンの激しいエンターテイメント映画」とはずいぶん距離のある作品だというのも事実です。 とはいっても、小難しい作品ではありません。それでいて凄い静謐ということでもなく…「動」よりは「静」に寄った作品ではあります。しかしもっと的確な言葉があるような…。そして私はもっと…
2024/09/18 22:19