Encoded Therapeuticsによるドラベ症候群の遺伝子治療の可能性を促進するための取組み
ドラベ症候群は臨床診断での症候群でありいろいろな原因が含まれれますが、多く場合は遺伝子の特定部位に変異があることが分かっています。その遺伝子変異に対して遺伝子治療を行う取組みが状況が報告されていますので、紹介します。まだネズミでの実験結果ですが、1回の治療で突然死のリスクが軽減し、けいれん発作の頻度も重症度も改善したとの内容です。今年は、遺伝性疾患である脊髄性筋萎縮症(SMA)の遺伝子療法として2歳以下の乳児に米国で承認されたゾルゲンスマの価格が212万5000ドル(約2億3000万円)と高額に設定されたことが話題になりました(1回治療で良いので、中長期的には既存の治療薬より費用負担は軽減されるようです)。米国では、2020年までに毎年約200の新たな細胞治療・遺伝子治療開発のための臨床試験が開始され、2025...EncodedTherapeuticsによるドラベ症候群の遺伝子治療の可能性を促進するための取組み
2019/07/28 06:58