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香水ドラマストーリー http://doggyhonzawa.blog.fc2.com/

香水から連想するドラマをショートストーリーにしています。こだわりの香水レビューやランキングも紹介。

香りは記憶を呼び起こす。 香りは、深層心理に働きかける。 香りがテーマになったショートストーリーや香水のレビューを紹介しています。

ドギー本澤
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2013/07/06

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  • フエギア1833 キロンボ

     フエギア1833のキロンボは、とてもヘヴィーな名前の香水だ。その名の表すもの。「逃亡奴隷社会」。かつて植民地時代のブラジルで、何百万人もの黒人たちがアフリカから連れてこられ、サトウキビプランテーションで過酷な労働を強いられた。彼らの多くは20歳になるまでに亡くなったという。そこで彼らは脱走し、北東部のジャングルに逃げ込み、先住民ナティーボらと共に密林の奥でひっそりと生きる道を選んだ。その集落や社会...

  • ロクシタン ヴェルドン

     「私に似合う香水を教えてください。」ときどきそう聞かれることがある。「この人、香水に詳しそう」という流れからくるのだろう。ただ、正直言ってこれほど難しい話はない。特にその方の顔も趣味も知らないまま、SNS上の文字のやりとりだけで聞かれるととても困惑する。それは、見も知らぬ方に「私に見合う恋人や親友はだれか教えてください。」と聞かれているようなものだからだ。そこで大概の場合は丁重にお断りするよう...

  • アムアージュ ゴールドマン

     「金は必要ならいくらでも出す。ただし、作ってもらいたいのは本当に最高の香水だ。」そんな注文をされたら、あなたならどうするだろう?かつて石油王国オマーン王家の長老からそんな命を受けて、世界最高の香水作りに挑んだ一人の名調香師がいた。彼の名はギ・ロベール。このオファーに対して、ギ・ロベールは世界中の高価な精油を集め、それらにオマーン名産のフランキンセンスをオーバードーズした超贅沢な香水を作ろうと...

  • ルイヴィトン アフタヌーンスイム

     「カリフォルニア!そりゃーもう何たって青い空!オレンジはうまいし、海はきれーだし、気候はいいし!」(イーヴ・ルチアーノ)漫画家、吉田秋生さんの初期の名作「カリフォルニア物語」の冒頭、西から東へ向かう主人公ヒースとめぐりあったイーヴは、彼がカリフォルニアから来たというだけで感激し、彼の後ろをついて歩く。そこから彼らの旅が始まる。憧れのカリフォルニア。そんなイメージを持つ人はイーヴ以外にも多い。...

  • パルファムドニコライ ローミクスト

     パルファム・ニコライのローミクストは、「ミックスした水」という名の爽やかな香りだ。2010年リリース。価格は30mlボトルで6600円(税込)。それを高いと思うかどうかは人それぞれだが、調香したパトリシア・ニコライは、あの香水帝国ゲラン家の血を受け継ぎ、フランスの香水歴史博物館とも言うべきオスモテックの二代目代表でもある確固たる人物で、時代が時代ならゲラン専属調香師になっていたかもしれない実力をもつ方だ...

  • バッジェリーミシュカ EDP

     伝説の香り、バッジェリーミシュカ。「世界香水ガイド2」でタニア・サンチェスが最高点をつけながら、なかなか世間に流通せず、多くの人が知らない香りとして有名だ。現在もほぼどこにも見あたらず、廃番になったのかどうかも定かでない作品。愛香家の方もいつか試したいと思いながら、なかなか出会えていないミステリアスな香り、バッジェリーミシュカEDP。その秘密に迫る。バッジェリーミシュカはブランドじたいを知らな...

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