想う
「ああ、あの子はこういう気持ちだったのかな。」時に、とてもとても空しい気持ちに捲かれると一瞬だけあの子の気持ちが「想像」できる。こういう気持ちが日々積もって重なって希望を感じることがなくなっていったら・・・・・・・・・そういう事態になることもあるのか・・・。私は、ならない。だって私は生きることに貪欲だから。次の春がくることも木の芽が膨らんでいくことも桜の舞うのをみることも夕焼けの空が赤く染まることもどれもこれもいとおしいから。あの子を想う時、あの子が置いていった旦那さんを想う。あの子が置いていった子どもたちを想う。ひとりひとりそれぞれのこころにあの子を喪った空洞を抱えてそれでもそれぞれに日々を生きてる。仕事をし、勉強をし、恋をし、笑って生きている。私は、彼らを愛しく想い空の上のあの子に「だいじょうぶだよ。みんな...想う
2015/02/10 22:36