秋田県東北部には鉱山が集中。温泉地帯は鉱物資源の宝庫でもあった。
秋田県北東部には鉱山が集中していた。秋田大学には日本で唯一の鉱山学部(現 国際資源学部と理工学部)があった。八幡平と十和田湖の間、尾去沢と小坂にはかつて日本最大級の銅山(金、銀も産出)があった。三菱が経営していた尾去沢鉱山跡では、総延長800kmあった坑道のうちの2km程だが、本物の採掘現場を歩くことができ見応えがある。鉱山の鉱脈は、地下深くのマグマから出た鉱物を含む熱水が岩盤の割れ目に沿って地...
2025/05/21 23:59