鶏レバー生姜煮 ~たまに味わう鶏レバーの中の珍味~
牛レバーは火を通すとパサパサになるが、鶏レバーは火を浅く通す調理で、シットリ濃厚に仕上げるくらいが美味しい。生姜のスライスは、匂い消しにとどまらず、一緒に煮込むくらいの勢いで「鶏レバー生姜煮」をご紹介。鶏レバーを食べていくと、食感とお味の違った珍味に遭遇するときがある。これは鶏屋さんが、分類上レバーの仲間に分けてしまう心臓部位で、業界ではハツ・こころなどと呼んで、一羽から一個しかとれない希少部位と言うのも当然だ。一羽に一個もっと多くあっても気持ちが悪い。そんな珍味をもっと食べたいと考えた。焼き鳥屋さんで、ハツだけを焼いてもらうと1本で1羽使っての珍味で美味しいが、さらに食感の違った部位が出現した。心臓から伸びている大動脈が珍味っぽくて脂ものっている。ならばと大動脈ばかりを刺して焼いてもらうと、文字通り珍味...鶏レバー生姜煮~たまに味わう鶏レバーの中の珍味~
2023/04/30 15:00