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  • HH錫杖岳

    週末は錫杖岳へ。とある温泉旅館に前泊。中尾高原は紅葉が見事だった。ちなみにこの写真は盛ってません(笑) 翌朝はクリア谷に沿って、錫杖沢へ。通い慣れた道もいつ以来だったか。最後に注文をガイドしてから10年ぶりに来た。テントサイトも変わらず、火照った身体に冷たいシャワーを浴びてた滝もなにも変わっていなかった。今回は前衛壁を登りに来たのではなく、ピークハントへ。 変わったと言えば、ピンクテープが凄く増えた。入山者が増えたのだろうか。沢を登り、薮を漕ぐが、ずっと好天が続いているので岩はカラカラ。熊笹に一筋のトレースライン。濡れていたら修羅場だが、快適。コルを過ぎたら、ジャングルジム。北面には雪も残り寒い。錫杖が用意された看板。すぐ上には、ピッケルピークもある。山頂は360度の大展望台。ジャンダルムを中心とした槍穂高の稜線が目の前にある、これ以上ない絶景地。帰りに前衛壁を見たら、注文、左方カンテ、北..

  • 槍穂の秘境「黄金平」へ

    槍と穂高の東面に位置する横尾本谷から右俣。通称「黄金平」から氷河公園への静粛な山旅。沢を渡渉、高巻き、ヘツリ、など自分でルートを選びながらの登山ほど楽しいものはない。他人の足跡を単に追いかける登山、スマホを手にアプリの軌跡を追いかける登山とは一線を画し、現場で判断を積み重ねながら登るバリエーションルートは登山本来の楽しみが味わえ、登山力を鍛えてくれる。初日に上高地で集合。観光客が多いが、登山者は少ない。外国人比率はかなり高めに感じた。少しずつ、コロナ禍以前に戻って来ているのだろうか。イロハモミジでしょうか…。綺麗だった。横尾山荘泊はかなり久しぶり。山田社長とは同世代。晩秋でもあり、山荘は空いていて、ゆっくりお風呂に入って寛がせていただいた。翌朝は屏風岩を眺めながら、横尾本谷を進む。中央壁から右岩壁を過ぎた頃に明るくなってきた。屏風岩を登る人から眺める人に変わったが、時の流れには従うのみ。本..

  • 伊藤新道38.4kmの山旅

    秋晴れ続いた週末、三俣山荘営業最終日に伊藤新道へ。この地に精通した検見崎ガイドとのコラボツアーで計画。水量や水温を始めとするコンディションにより難易度が大きく変化する伊藤新道は、この場の経験を数多く積んだガイドの存在が無ければ安全は保てないし、快適なガイドは成立しない。 初日は高瀬ダムから晴嵐荘へ。最後は吊橋を渡って、到着。(写真は検見崎ガイドのバックショット) 湯俣へは、冬季とGWに硫黄尾根と末端からの北鎌尾根を登りに来て以来20数年ぶりで、全く様子が変わっていた。こんな看板も覚えがない。水量チェックを兼ねて湯噴丘へ。還暦を迎えるにあたり、髪を切りすぎて微妙な頭になってしまった。晴嵐荘の夕食も湯噴丘カレーでビックリ(笑)美味しくて、珍しくお代わりしてしまった。翌朝はいよいよ伊藤新道へ。渡渉、ヘツリの繰り返しだが水量と水勢を判断しながら行動は変わる。沢は生き物なので、その日その時の相手次第..

  • 秋は低山の季節

    三連休が明けたら、秋晴れの周期に入ったようだ。しかし、糸魚川駅に着いたら雨。能生に移動したら雨も上がり、権現岳へ。登山口から苔と濡れた岩の急登で、残置ロープと針金多数。この日が誕生日のお客様は、胎内潜りで誕生の瞬間を再現(笑)白山権現でお参り。紅葉が綺麗だ。冬のホームゲレンデであるシャルマンが見える。早くオープンしないかなあー。残念ながら、ほぼ視界なし。滑る岩と苔で危険箇所はロープ確保しながら下降。再び胎内潜る。壮絶な下山でウェアはドロドロ。想い出に残る充実した誕生日になったようだ。お疲れ様でした! そして翌日は、金太郎伝説の大姥山へ。なるほど…。神社で安全登山を祈願してから入山。鎖場が9箇所もあって、遊園地のようだ。落ちたらヤバい場所もあるので、ロープは付けた!大穴へ立ち寄り。金太郎が住居にしてたそうな。山頂は素晴らしい景色。ご夫妻が70歳の時にガイドした槍ヶ岳北鎌尾根が見えて感激!もう..

  • 馬場島から剱詣へ

    スポーツの日が絡んだ三連休は、穂高バリエーションに行く予定だったが、山小屋予約争奪戦に敗れ、更に降雪予報などの関係により、標高を下げた山へ。馬場島荘に宿泊しての中級山岳登山に変更した。 土曜は大熊山へ。被写体に入りきらないドデカい杉が散乱している。 強弱を繰り返す雨に濡れながら、ひたすら急登に耐える。着いた先は綺麗な草原。その先に大熊山の山頂はある。ここは剱岳の眺望が有名だが、もちろん何にも見えない。また、残雪期に来てね! 元々、積雪期にのみ登られる山だったが、近年夏道が開かれた。なので、降雨時にはかなり厳しい山となる。ほとんど沢登り状態で、お客様は修行と言っていたが、私は楽しく充実した山だった(笑)馬場島荘で遅めのランチ。池田さんの蕎麦は安定した美味さ。氷雨で冷え切った身体にも、冷たい蕎麦は美味かった。特製キャラメルプリンも美味かった!風呂に入ってから、夕食は手作りハンバーグがメイン。..

  • 剱岳シーズンアウト

    早月尾根のガイドを終えて、翌日は反対側の登山口へ。四日ぶりに戻ったら、紅葉がかなり見頃になっていた。剱御前小舎の風は冷たく、早々に剱沢へ。剱岳はいつ降雪があってもおかしくない雰囲気。 剣山荘で一泊して、剱岳を目指す。天候的に午前中には登山を終えておく必要があるので、暗いうちにできるだけ距離を稼いでおきたい。鹿島槍ヶ岳が紅く染まれば夜明けは近い。寒風の中、ほぼ無人の別山尾根を楽しむことができたようだ。長年の夢。剱岳に憧れてはみたけれど、自信がなくて…怖くて…。今春、私と知り合い、トレーニング山行をご一緒してくれたお客様。今シーズン最後に、このような登頂のお手伝いができたことは何よりも嬉しい。登頂に浮かれず、下山も慎重に丁寧に。剣山荘に帰って、ようやく握手。今シーズンもお世話になった剣山荘。天候が不安定で、急に宿泊予約日を変更したり、キャンセルしても温かく対応していただいた。スタッフは常に笑顔..

  • 錦繍 剱岳早月尾根

    10月を迎えて。秋も深まるかと思ったら、まだまだ暑い日が続く。しかし、紅葉はなかなか綺麗だった。ジャンダルムから降りて、剱岳早月尾根へ。早月小屋に泊まり、ピストン。 馬場島は満車で、馬場島荘の特別駐車場に停める。この碑からスタート。巨大立山杉の前で。ヤマレコの手縫いは「剱岳」途中でエミヘイとすれ違い、妙なポーズで記念撮影。早月小屋周辺は綺麗だった。親分とも久しぶりに同宿。早月小屋からは富山側の夕焼けが素晴らしい。食後は久しぶりに語り合いながら一献。翌朝は4時半にスタート。秋晴の中、急登を頑張る。一点の雲もない紺碧の空に浮かぶ分岐看板。山頂は大混雑だが、こんな完璧な天気では仕方ないよね(笑)今シーズンは何回目の山頂か忘れたけど、まだまだ頑張ろう。 登山者多く、すれ違いに時間はかかるけど、錦繍を眺めながらの下山は、この時期の早月尾根ならでは。 剱岳を別山尾根だけで終わらせることは、実に勿体ない..

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