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日本蝶類学会(テングアゲハ)は蝶を愛する人が集まった団体です。年3回、オールカラーの学会誌を発行しているほか、12月には大会も開催しています。活動内容の詳細は当ブログのほか、ホームページがhttp://www.asahi-net.or.jp/~ey4y-tknm/bsjn/bsjn.html ツイッターでは@bsj_tで検索してみて下さい。
「ジャノメセセリ」とは ▲ジャノメセセリ Ocella albata (Peru:大木隆コレクション) かつて中南米のマルバネカワセミシジミという変わったシジミチョウを紹介したことがあった。日本の愛好家に馴染みの薄い種であったためか好評で、アクセスも多い人気記事となっている。 今回は中南米のセセリチョウから一風変わったものを紹介したい。眼状紋(ocellus 複数形はoceli)とは、和名でも「蛇の目」とジャノメチョウでお馴染みの目玉模様である。大きな眼状紋は天敵を驚かすため、小さな眼状紋は天敵の攻撃をそこに集中させることで頭部や胸部など重要な体の部位を守るため、などと説明されることが多い。眼状紋はタテハチョウ科の種に幅広く見られるが、面白いことに他の科では顕著な例は余り多くない。 中南米のセセリチョウ科の小属Ocellaはその名の通り、眼状紋を持つことから名付け..
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