映画「白鍵と黒鍵の間に」「ロストケア」『法廷遊戯』「ある閉ざされた雪の山荘で」
「白鍵と黒鍵の間に」銀座のキャバレーでピアノを弾くジャズピアニスト志望の博に謎の男がある曲をリクエストする。一方ヤクザに気に入られたピアニストの南は密かに渡米を計画。後半は夢が現実か不思議な展開に。ムショ帰りの森田剛君のやさぐれ感がいい。ジャズピアニスト・南博の回想録原作だそう。監督・脚本冨永昌敬。池松壮亮君は異なる時代の2人を演じていると思ってたが、同じ時間軸にいた。二役らしかった。でも後半の展開と原作を鑑みるとやはり同一人物かな。原作を自由に構築するところは舞台劇みたい。昭和ファンタジー「ロストケア」訪問介護センターの所長と利用者の死体が見つかり、連続して入居者が死亡してると知った検事は犯人と対峙する。早々に犯人は判明しどんでん返しもないのでミステリではないね。犯人と検事の対話が映画の軸。介護問題という主題が直球。松山ケンイチの演技力で押し切る。前田哲監督。原作:葉真中顕「ロスト・ケ...
2024/06/20 18:42