わたし中毒
*自然な流れとして、人間は誰もが「わたし」という主体性への中毒になります。それはほとんど場合、避けることが出来ず、とても自然に起こり、継続します。中毒による症状を「症状」だと認識させられることもなく、人は生きていきます。ただ、全てのことは自然に自動的に起こります。主体性という中毒が起こることも、台風が発生することも、次から次へと自然に事が起こり続けたことにより、その結果として、例えば目の前の街路樹の葉っぱがフワっと揺れることになります。そして今この文章を読むことが起こり、わたし中毒であることが認識されようとしています。あるいは”再認識“されようとしています。「中毒である」ということが明白に認識されると「主体性への自己同一化」という現象が、より客観的に認識され、どこかにあったアイデンティティという”仮想フィルター...わたし中毒
2020/06/28 21:00