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2011/12/09

  • マスクのこと

    私はコロナが蔓延する前からマスクを付けるのが好きだったので(→マスクの力)今後もできるだけマスクをつけて生活するつもりです。皆が付けてるからではなく私が付けたいと思っているからです。外している人が多数になっても多分つけていると思います。なぜマスクが好きなのかと言うと、顔を人前に晒さなくても済むからです。コロナ禍の数年間、日本ではマスクを付けて生活をする人がほとんどでした。そこで何が起きたかというと、見た目の平準化が進んだと私は感じています。顔の大半が隠されることで、美醜で人が判断される場面が少なくなりました。人は見た目じゃない、中身だ!といくら言っても、私達は見た目が大きく人の判断に影響を及ぼすことを嫌と言うほど経験しています。(「美人」「かわいい」等とよく言う人はその反対のことも同じ頻度で感じているはず...マスクのこと

  • 縁を切ったつもりが切られていた話

    高校の頃からの友達だったAちゃんという人がいたのですがこの子は物腰はとても柔らかいのですがふとした折に見せる薄情さをときどき恐ろしく感じることがありました。私はAちゃんのことを長年、大切な友人と思って接していたのですが誘いはいつも私からで、Aちゃんからは来たことがないのに気付きました。ある日突然、Aちゃん家に電話をすることができなくなりました。「電話が通じないよ」とLINEをしたら、「解約したの、ごめん」との返事がきました。また、ある年からは、年賀状も来なくなりました。私は「今年から出すのをやめたの、ごめんね」くらいの連絡が来ることを期待しましたがAちゃんからは何の連絡もありませんでした。高校を卒業し、それぞれ結婚して家庭を持ってからも2~3か月に1度は電話で話すくらいの仲だったので何の連絡もないまま電話...縁を切ったつもりが切られていた話

  • 自閉症のこと

    発達障害のある精神科医と研修医が出てくるドラマ(「リエゾン」)を見ています。初回の「凸凹があるからこそ寄り添えることもあるはずだ!」のセリフにはウルウル来てしまいましたが、自閉症については思うところがあるので、記しておきたいと思います。重い自閉症の人たちは、他者に対して情緒的な思いを抱くことがほとんどないというのが私の理解です。(母親に対しては異常な執着を見せることがありますが、これは自分を保護してくれる対象と認識しているからで、愛情に満ちた相互的な関係とはまた違うと思います。異性への執着も本能に基づくものなので除外します。)彼ら、彼女たちは、情緒を排した、ドライな理屈で生きています。このことを忘れてしまうと、コミュニケーションに齟齬が生じる原因になります。「リエゾン」の初回で、自閉症の男の子が、笑顔の母...自閉症のこと

  • 奢られ論争

    女性がデートで男性に奢ってもらうのは当然みたいな発言の是非が議論されているみたいですが私はいつもこの手の意見を聞く度にがっかりしているので今日はそのことについて書きたいとおもいます。結論から言うと、私は強健な男女平等主義者なので、男性は女性に奢る「べき」という考えには反対です。もちろん奢りたい人は奢ればいいと思いますし、奢ってもらいたい人はそう思えばよいですが、それは女性だから、男性だから、という議論にして欲しくないです。私は、女性が奢ってもらって当然、という考え方は、次の2点で残念だと思っています。一つは、女性性に対して対価が支払われるべきという考え方が嫌なこと。もう一つは、男性が女性より経済的に優位であることが前提になっていることです。女性性に対して対価が支払われる商売はありますし、その存在を否定する...奢られ論争

  • 子供を叱る親

    朝の通勤時、幼稚園(?)に行き渋って泣いている男の子を見かけた。大泣きしながらお母さんに抱き着いていた。お母さんと離れたくないんだな、お母さんが大好きなんだなと思うとふいに胸が熱くなってじっとその親子を見てしまった。すると、男の子を叱るお母さんの声が、一段と大きくなったように感じた。私はちょっとびっくりしてしまった。そして、もしかしたら、私がその親子をじっと見てしまい、その視線を感じたお母さんがそれを敏感に感じ取って男の子を思わずきつく叱ってしまったのかもしれないと思った。私はあなたの子供がかわいくて見ていたんだよ。あなたの子供が迷惑だと思ったからではないよ。そう思わせてしまったら、ごめんなさいね。お母さんの方をねぎらってあげたくなった。もちろん何も言わなかったけれど…。にほんブログ村子供を叱る親

  • 見果てぬ夢

    私が担当しているクライエントさんに知的障害がある30代男性のAさんがいる。Aさんはすぐカウンセラーに「クビ!」というのが癖で、今の施設でも私は3人目だ。カウンセリングでも自分の内面を上手に語ることができない。カウンセラーに「宿題」を出しては提出させ、それを「品評」するルーティンを繰り返すのが好きだ。私も早速、オススメのアニメを調べろという「宿題」を出されたので提出したが、調べが不十分だったとのことで、やり直しを命じられた。そんなAさんの夢は、起業して社長になること。社長になって、自分を見下してきた相手を見返したいのだそうだ。例えば、医者。Aさんにはヘラヘラしてお愛想しか言わない。本当に大切なことは、Aさんの母親に言う。このことに、Aさんのプライドはいたく傷付いている。カウンセラーをクビにしたり、「宿題」を...見果てぬ夢

  • 年賀状が怖い

    このご時世、年賀状のやりとりを止めた方も多いと思うのですが私はまだしつこく(?)年賀状をやりとりしております。そして、「人の心の中に占める自分という存在の重み」を細かく査定してしまう私は年賀状が来るか来ないかで毎年、神経をすり減らすことになります。今年、特に気になっていたのはS君の年賀状でした。S君は、私が最初に就職した会社の同期で、いいなと思っていたのですが、彼女がいたので諦めた(?)人でした。律儀な私は同期全員に年賀状を出していましたが(同期全員の住所が分かる良い時代でした)そのまま25年(!)が経過した今も、S君とのやりとりが続いているのでした。昨年、S君からの年賀状に「いつかカウンセラーになったミジンコさんの話を聞かせてください。楽しみにしています」という、私を無駄に興奮させる一文が添えられていま...年賀状が怖い

  • いつかはいつか

    先日、大学時代の男友達から久し振りにメールがきました。大学時代の同級生と久し振りに飲んだ、みたいな報告でその流れで私はどうしているか思い出したから連絡してみたそうです。で、最後に「いつかまた会って話したいね」と結ばれていたので「いつかと言わず今会おうぜ」みたいな返信をしたのですが軽く、かる~~~く、スルーされました。「いつか」って何だよ。思わせぶりな表現すんな。飢えて退屈しているおばさんに変な刺激入れるな。「いつか」って、そんな日が来るといいなって、なんとなく憧れているだけ?そういう距離感?まあ、男性に限らず、女性同士でもあるわな。要は社交辞令ということだよね。実際に会うのは色々と面倒だけど、そういう気持ちがふんわりあることだけ伝えておくという。妙な期待をしてしまった。にほんブログ村いつかはいつか

  • 若かりし頃

    最近は大学で仕事をしており、若い学生さんたちに接する機会が多くあります。今までは40~50代の女性が主力の職場で働いていたので幸いにも気付かずに済んでいたのですが若い人たちに混じると、自分の老化を否が応でも実感せざるを得ません。今まで若さに対してほとんど無頓着だったのに「ああ!若さがうらやましい!」「せめてあと20年若ければ!!」と嘆くことが多くなりました。そこで先ほど、20年前のアルバムを開いて若かりし頃の自分を眺めてみたのですが・・・。・・・・・・。大丈夫でした。(←何が)。若くても、かわいくありませんでした(爆)。少し落ち着きました。以上。にほんブログ村若かりし頃

  • 禁忌

    人の心とつながりたくてカウンセリングを始めて、しかも惚れっぽい私。容易に想像できるはずの事態が、穴に落ちるまで気付きませんでした。もともと、その人とのカウンセリングはとても楽しかったんです。知性が溢れていて、話が面白かった。毎回、その人と話をするのが楽しみでした。でも、それだけで、私は普段は違うことを考えていました。あるときから、その人が積極的に予約を入れてくることに気付いたものの、自分のことをたくさん話す場があることが楽しいんだなくらいに思っていました。でも、このぐいぐい距離を縮めてくる感じ・・・これはもしかして!!!・・・と思った瞬間、彼のことが頭から離れなくなってしまいました。助けてください、苦しいです。でも、こんな思いにさせてくれるのは、何十年ぶり(!)だろう。実はその人は20代前半の院生さんで、...禁忌

  • キジバトのシャワー

    我が家の庭にはここ7~8年くらい、キジバトが毎朝遊びに来るようになっていて、キジバトの姿を眺めるのが貴重な癒しの時間になっています。今朝、庭に水を撒いていたら、いつものキジバトがやってきて、(違う個体かもしれないけれど見分けがつかない…笑)枝に止まって、私が水を撒く様子を見ていました。私はそのまま水を撒いていましたが、何を思ったのか、急にキジバトが水に向かって羽ばたいてきて、ホースの先から噴き出す水にザっと打たれたのでした。私はびっくりしてこの話を夫にしたところ、「それをやると気持ちがいいいんだ!!!」と、まるで自分がハトになったかのように力説されました。私は常々、自分の夫はどことなく鳥っぽいなと思っていましたが今日、この瞬間、私は夫の前世がハトだったことを確信しました。それはともかく、夫の話によれば、夫...キジバトのシャワー

  • カウンセリングのコツ

    最近、カウンセリングをする機会が増えまして、経験を順調に積んでいくことができるようになりました。色々な方とお話をさせていただく中で、うまくいっているなと思うときもあれば、手痛い失敗をしてしまうこともあります。多くのやりとりを経て、人との心の適切な距離のとり方が、ぼんやりと掴めてきたような気がしています。今、思っているのは、人が自分の最も脆い部分を打ち明けてくれているときは、できる限り、細心の注意を払ってそれを扱わなければいけないということと、「話してくれるのが当たり前」と思わないこと、人が心を開いて話してくれるまで、ゆっくり待つ必要がある、ということです。それと、先を急がないこと。クライエントより先に行ってはいけないこと。クライエントが自分の歩みで自分の答えを見つけるまで、じっくり付き合う必要があること、...カウンセリングのコツ

  • ダメな人

    この仕事(カウンセラー)をしていてつくづく思うのは弱い人、虐められてきた人の心の中には人を憎む膿がたくさんたまっていてそれを虐めた本人にではなく助けてくれようとしてくる人に対して攻撃的にぶちまけてくるなあ、ということです。心が弱いから仕方がないのかもしれないけれど恩を仇で返すことを平気でやる。お世話になっているクリニックに放火したり自分はろくに働かないのに食わせてくれている家族に暴力をふるったり結局、皆、そういうことだと思うんです。ここは私のブログなので自分の思いを書かせてもらうけれどダメな人、幸せになれない人、人気のない人がどういう人なのかこの仕事をやっているとよく分かります。好かれる人、人気のある人は、周りの人にポジティブなエネルギーを与えているんですね。ダメな人は、自分だけではなく、関わる人のエネル...ダメな人

  • 私がカウンセラーになった理由は、わりと単純でして、一対一で、人と深い話をすることで人とつながることを望んでいたからでした。それで寂しさを紛らわせることができる、と思っていたんです。でも、違いました。カウンセラーは、相談者の鏡として、相談者が自分の考えを整理する道具になります。相談者は、カウンセラーを使って、自分の内面を覗き込んでいきます。興味があるのは自分自身であって、決して、カウンセラーの私には興味を持たないのです。自分語りを延々と続けるだけなのです。そこでは、私はただの道具なのです。寂しさが紛れることはありませんでした。カウンセリングという仕事とは別のところで、私は今まで通り、人とのつながりを求めていくほかないようです。その営為は、仕事が何であれ、変わりがなかった。にほんブログ村鏡

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