鏡開き

鏡開き

鏡開きには 「お正月に神様や仏様へお供えした鏡餅を下げて【割り】みんなで食べる行事」 という一般的な意味がある。 鏡開きでは「切る」のではなく「割る」と表現することも大切にされ、そこに「武家社会では刃物を使わない」や「縁起を担ぐ」という意味もある。 わたしは「鏡開き」の本質は以下にあると考えている。 鏡:日本の三種の神器のひとつであり、その意味は鏡を「内面を外界に映し出すもの」ととらえ、この現実世界を形づくっているもっとも大切なもの。 だから古代、外交で「鏡」が用いられてきたのも「ともに新しい世界をつくろう」という意味があったのだと考えている。 さて、鏡を「内面を外界に映し出すもの」ととらえる…