「ゆきてかへらぬ」
さて、今回の東京滞在中のなんと3本目の映画を昨日見に行きました。「ゆきてかへらぬ」キノシネマ新宿にて山口市出身の明治の詩人、中原中也が出てくるお話だから見ておこうかなと。山口市には中也記念館があり、館長さんも時々お見かけすることもあるので、中原中也は旧知の方のように思うのでした。中也は才能を持ちながらも早く亡くなってしまった詩人、詩人として活躍されていた期間はとても短いのですが、明治を代表する詩人の一人とも言えると思います。この映画は中也が17歳で京都で女優になろうとしていた長谷川泰子と出会い、さらに東京で後に日本を代表する文芸評論家になる若き小林秀雄に出会う。このまだその才能を発揮する前の3人の若者の友情、恋、青春、それともそれ以外の何ものかを描いたもの。広瀬すずさんは流石の演技で泰子を演じきっていたと...「ゆきてかへらぬ」
2025/02/25 15:59