わが愛する産業用マクロレンズ、FUJINON-M
わたしが産業用マクロレンズ。という癖の強い沼に落ちてから十余年。 一次資料が豊富でその歴史背景までが明らかにされてきた産業用ニッコールという太陽のような存在の中、産業用フジノンはまったく一次資料のない中で日陰のコレクションを求められてきた。 残念ながら今でも状況は変わっていない。それどころかこの変な沼の存在が明らかになり、謎レンズの争奪戦が激化するに従い庶民のおこずかいで細々の収集にも滞りが出てきた。これだけインターネットが身近になり、世界の情報に手元からアクセスできるご時世だというのにいまだ産業用フジノンの知見についてはお寒い限り。 一次資料がない中、不確定な情報ばかりであるけれど、現在わた…
2023/10/28 22:17