黒い煙を吐いて進む船に乗っているが行先が分からない「第七夜」と、床屋の椅子に腰かけて鏡越しに見る景色が色々と変わる「第八夜」をお聞き下さい。(*^^*)オ...
黒い煙を吐いて進む船に乗っているが行先が分からない「第七夜」と、床屋の椅子に腰かけて鏡越しに見る景色が色々と変わる「第八夜」をお聞き下さい。(*^^*)オ...
神代の昔に戦に負け生け捕りになった「第五夜」と、明治というのに運慶が護国寺の山門で仁王を彫っているという「第六夜」をお聞き下さい。(*^^*)オネガイシ...
背負った盲目の我が子が次第に重くなる第三夜と、不思議なじいさんと蛇と少年の第四夜をお聞き下さい。(*^^*)オネガイシマス久しぶりに庭に出てみると、クロ...
夏目漱石の不思議で幻想的な「夢十夜」を二話づつ5回に分けて朗読していこうと思います。まずは、こんな夢を見たから始まる第一夜、第二夜をお聞き下さい。(*^^...
高村光太郎は戦争中に多くの戦争協力詩を作ったことへの自責の念から、戦後疎開先であった花巻郊外に粗末な小屋を建てて、7年間そこで独居自炊生活を送った。この小...
梅の香りがほのかに漂ってくる部屋で、武家の妻としての心得が姑から嫁へと優しく伝授される。お聞き下さい。(*^^*)オネガイシマスブロ友の皆さんのところで...
自分の死後百年先までも名を残すような高名な詩人になるという夢に破れ、虎に化けてしまった男の物語。お聞き下さい。(*^^*)オネガイシマス「山月記」を朗読...
再投稿の朗読です。春はまだ少し待たなければないですが、そう思うとこの「早春賦」が思い起こされます。春を待つちょっと切ない気持ちが伝わります。お聞き下さい。...
人も住まいも消えては生まれ、水の泡のように儚いという無常観について書かれた日本三大随筆の一つです。お聞き下さい。(*^^*)オネガイシマス昔、学校の授業...
祇園精舎の鐘の声から始まる平家の栄枯盛衰が描かれた平家物語の冒頭を朗読してみました。お聞き下さい。(*^^*)オネガイシマスおかげ様で私はなんとか平熱に...
江戸中期の元禄2年、松尾芭蕉が門人の河合曽良を伴って奥州、北陸道を巡った紀行文。冒頭を朗読してみました。お聞き下さい。(*^^*)オネガイシマス先月の1...
夕方の暗い波間に飛びたつ千鳥の鳴き声はいかにももの悲しく聞こえる。私は千鳥ではないけれども、心の羽を大きく動かして、はるか遠くの悲しい東北の地まで飛んでき...
🤒高熱と喉の痛みで少しの間ブログをお休みします。来週の金曜日までにはなんとか元気にと思っています。。。インフルエンザにコロナが流行している...
お稲は父の船が必ず帰ると信じて、高尾山の上の松林で毎日海を見ていた。しかしそこに届けられた知らせは、熊野灘で船が沈んだというものだっだ。お聞き下さい。(*...
太宰のこの随筆は、昭和23年6月13日に山崎富栄と玉川上水で入水自殺する3カ月前の作品とのことですが、軽妙なタッチのユーモアで、まるで死の影など感じさせら...
春夏秋冬、穏やかな一年でありますように。お聞き下さい。(*^^*)オネガイシマス明けましておめでとうございます。穏やかな新年をお迎えでしょうか。毎朝外を...
ある女優が劇場の休みに出かけた海岸のホテルで、内気な一人の青年と出会い恋心を抱きます。そしてまるでショートショートのような結末を迎えます。お聞き下さい。(...
……………………………………………………………………………………………………………………………………登場人物 サヨ 医師人見 新聞記者毛里 小学校教員花井...
茶の間のちやぶだいの上に置いたはずの俸給が状袋入りのまま姿を消した。そこからお話は思わぬ方へと進んで行く。ミステリータッチの展開が面白い。お聞き下さい。(...
詩集 風は草木にささやいたより。山村暮鳥が皆に「大丈夫だ。頑張れ!」と言っているような気がします。お聞き下さい。(*^^*)オネガイシマス気温が日中でも...
「きっぱりと冬が来た…」で始まるこの詩には高村光太郎の潔さを垣間見る気がします。お聞き下さい。(*^^*)オネガイシマスいよいよ気温にマイナスがしっかり...
わたしはすっかり疲れていた。肩や頸の凝るのは勿論、不眠症もかなり甚しかった。ではじまるこの小説は、主人公の夢と現実が交差して、いったいどこまでが夢でどこか...
お繁は赤ん坊の妹と一緒に両親に捨てられた。だが哀れな姉妹をひきとってやろうという村人は一人もいなかった。お繁は小料理屋の裏口で残飯をあさり、墓場のお供え物...
気のいい白象は欲張りな地主のオツベルにこき使われ、森の仲間に助けてと手紙を書きます。怒った象の仲間たちは白象を助けようとオツベルの所におしよせて来ます。お...
萩原朔太郎の妹アイに一目惚れして求婚するが、その母親の大反対で思いが断ち切られる。そんな失恋の心情が、この詩に綴られているそうです。お聞き下さい。(*^^...
戦後の生活苦を生きる登場人物の会話が中心となり、話が進められていく。何か特別な事件が起こるといったエピソードがあるわけではないですが、当時の生活の様子や、...
動物好きだった男が、酒におぼれ発作的に可愛がっていた黒猫に残虐非道な行いをしてしまったことから、話はどんどん奇怪な方へと向かい、男の心を蝕んでいく狂気がつ...
歳月がどんどん過ぎ去って、記憶から消え去ってく風物を懐かしむ思いを、セミやコオロギなどの虫の声にのせて静かに綴られていきます。お聞き下さい。(*^^*)オ...
一疋の虻が靜かに立たうとして、うすい綟れた羽根を震はせた。生を受けた虻が羽根を静かに広げ飛び立つまでを、美しい情景描写で書かれた散文詩です。虻に優しく声を...
幕末の勤皇志士である川瀬太宰は、妻幸子の近頃の様子がこれまでとは少し違ってきていることが気になっていた。ある事件が起こった時、太宰はきつく妻のその心持をを...
「愛するものが死んだ時には、自殺しなきゃあなりません。」という詩句から始まるこの詩は冒頭から強烈な印象を与えます。息子文也の死(昭和11年11月10日)か...
その村には遊んでいる女が二人いた。一人はさえというほんの少しばかり気がふれている女で、もう一人は蝶子といって足の悪い女で、三つになる男の子があった。お聞き...
友人が偶然会社の宴席で昔通った飲み屋の女中お徳に出会う。そのお徳の恋物語を聞かされる。なんでもお徳の思い人は、名前もわからない外国人の映画俳優だという。お...
菊づくりを生きがいとしている才之助は、菊探しの旅で菊づくりの名人である三郎少年とその姉にであう。才之助は江戸の自分の家に二人を連れて行くが、果たして二人の...
貧書生の魚容は古書に親しみ道に外れた振る舞いもなかったが、運には恵まれなかった。早く父母に死別し親戚を頼って生きてきたが、酒くらいの叔父から醜い下卑と結婚...
とても暑い夏の日。知人に金の無心に出かけた男は雑木林の中で茶店のような一軒家で一人の女と出会う。暑い夏の夜にはこんな怪談話はいかがでしょうか。お聞き下さい...
遠州浜松の城下外れ、問屋「猪之松」の家作え移ってきた鎌田孫次郎という浪人に「女房に甘次郎」との綽名がたちまち広がった。ところがその女房の姿を見たものは誰も...
長女登美子に持ち掛けられたお見合いの相手を、なぜか三女の杉江が大変気に入ってしまい、登美子にその気がないのならばと三女の杉江との結婚話がとんとん拍子にきま...
下野富田の村の菊世という女は、村の山寺の阿闍利(あじゃり)のことを快庵禅師(かいあんぜんじ)に語って聞かせた。村の誰もが敬愛する優しい人柄の阿闍利が、ある...
仲の良い三人兄弟が一緒に都に向かうが、途中の道は三筋に分かれていた。そこで、各々が都に一番近いと思う道を選び、いつか都で会うことを約束して別々の道を歩き始...
戦争で罹災して、昭和二十年七月の末に故郷の青森へ帰るため、上野から幼子二人を連れ一家で汽車に乗った道中の出来事が書かれています。お聞き下さい。(*^^*)...
中国の騎兵何小二(かしょうじ)は小さな村に偵察に行く途中、黄色くなりかけた高粱畑で、敵兵である日本騎兵と遭遇する。日清戦争を背景としたひとりの中国兵の話で...
信乃は兄の親友と婚約したが、しかし破談になってしまった。その理由が相手に隠し妻と子があるという。傷心の信乃にはとてもそれが信じられなかった。。。お聞き下さ...
巳之吉はある吹雪の夜に雪女を見るが決して他言しないことを約束に命を助けてもらう。しかし年月が過ぎていくと…。怪談話ですが、どこか悲しく切ないお話です。お聞...
絵を描くことが好きな少年が、横浜の美しい海や船の絵を描こうとするが、自分の絵具ではどうしても上手に書くことができなかった。そこで同級生の舶来の絵具を思い出...
歳の離れた若い妻と結婚した男は、やがて美しいだけであまりに幼い妻に嫌気がさして離縁していまう。そんなある日、銀座でばったりその別れた妻と出くわす。そして男...
嫁ぐ娘に母親から贈られる二粒の飴に添えて、深い愛と想いが静かに語られる感動の作品です。お聞き下さい。(*^^*)オネガイシマスこんな寝姿にホッコリとした...
久江は戦死した一人息子に赤ん坊がいることを、別れた元夫から知らされる。しかもその赤ん坊の母親は、久江から夫を奪った女の親類だという。驚きで久江の指がぶるぶ...
明子は父と共に菊の花で飾られた鹿鳴館の舞踏会へ行く。薔薇色の舞踏服を着た明子の美しさに人々はみな驚かされ、仏蘭西人の海軍将校が明子に踊りを申し込む。お聞き...
ゆめが虹の橋へ行ってしまいました。11日の夜9時ごろになんだか様子がおかしいと、娘夫婦がゆめを連れて病院に行きました。その時はまさかゆめが亡くなるとは思い...
灰色の壁に取囲まれた穴倉のような部屋。その室の壁には『溜息の部屋』と彫りつけた文字がある。お聞き下さい。(*^^*)オネガイシマス朝夕の寒暖の差が激しい...
網走監獄から5人の囚人が脱走したが虎蔵以外の4人は1週間程で捕まってしまう。しかし虎蔵は一カ月経ってもなお北海道の山野を逃げ続け、次々と悪行を重ねていた。...
龍助危篤という電報を手にしたとき、津川は電文の意味を知るよりも佐知子に会えるなと思うほうがさきだった。お聞き下さい。(*^^*)オネガイシマスゴールデン...
人...
若き魔術師が使う魔術に魅せられてその教えを請うが、欲を捨てなくては魔術は使えないと言われる。欲は捨てると答えるが、その魔術によって人間の欲深さをあらためて...
婚約者の弘には自分と婚約する前に、もうすでに亡くなった画家の婚約者がいた。その女性のアトリエに足を踏み入れた時の複雑な心のうちは…。父親がしていたペエシエ...
仲の良い若夫婦はある事件をきっかけに離れ離れになってしまう。離れ離れになった夫婦はそのまま会うことが叶わず、ようやく会うことが出来たのは37年もの時を経た...
これまで時計が無かった村に二つの時計が持ち込まれました。ところがなぜかこの二つの時計の時間が30分も違っていたのです。それぞれの時間を信じた村人たちは二つ...
長く父親と二人暮らしだった早苗は父親を亡くして、結婚はしたくないが赤ん坊が欲しいと考えた。産院を訪ね歩き赤ん坊をもらい受けることになったのだが、なかなか連...
若菜集から春より、一の「たれかおもはむ」です。とても美しい言葉で綴られていきます。北海道に住んでいると、首を長くして春の来るのが待たれます。お聞き下さい。...
妻の祖母が語る昔の恋物語です。お乳母日傘で育った美しい少女が、家の為に30歳も年上の男と17歳で借金の抵当のような形で政略結婚させられる。ただ弄ばれるよう...
通船会社の万年水夫である留さんのどこか切ない生き様が語られていきます。お聞き下さい。(*^^*)オネガイシマスお天気の良い日に当別町のロイズタウン工場の...
平吉は小心者で臆病な性格だが、酒に酔うと気が大きくなり自由に振る舞うことが出来る。しかし、普段の平吉と酔った時の平吉とでは、どちらが本当の自分か?平吉自身...
「吾輩は猫である。名前はまだ無い。」の書き出しから始まる有名な小説です。猫の目から見た人間社会の滑稽さや面白さが独特な猫語りで綴られていきます。お聞き下さ...
絹子は戦争で目を負傷した同郷の信一と見合い結婚をした。二人で郷里に里帰りしたとき信一から自分には子どもがあると告白される。お聞き下さい。(*^^*)オネカ...
盗みの予告状が届き、巧な手段で大金が盗まれる。犯人は誰か?果たしてそこに隠された真相は!江戸川乱歩の短編推理小説です。お聞き下さい。(*^^*)オネガイ...
女性の美しさをひたすら追求し、パステルカラーの独自の画風で描いた画家マリー・ローランサンの詩を、堀口大學の訳で朗読してみました。お聞き下さい。(*^^*)...
戦に向った少年の帰りを待つ少女に春はいくたびも過ぎ去っていった。そして少女はいつしか月心尼という尼僧になるが、別れの時に少年に手向けた約束の辛夷の花をいつ...
お岩稲荷は、怪談か?美談か?武家派と町人派でそれぞれ違ってくるものなのか。お聞き下さい。(*^^*)オネガイシマス暴風雪警報は解除になったようですが、な...
かの子がベルリンに滞在していた頃のある雪の日の出来事です。室内電線修繕工の修理に3人のドイツ人がやって来ます。彼らに請われて、彼女は日本の歌を歌います。お...
アルチュール・ランボーとの痴話喧嘩で、ランボーを拳銃で撃ってけがを負わせ2年間収監される。その時獄中にて書いた詩だそうです。堀口大學による訳詩です。お聞き...
幼い頃からめんこなどの子どもの遊であっても、「勝負事は、身を滅ぼす基じゃから、真似でもしてはならんぞ」と厳しく父親から戒められていた。後になって分かったこ...
以前に関係のあった女からある日手紙が届く。つい逢ってみたいと思ったそのことから頭を悩ませる問題が起きる。金沢の文豪、徳田秋声が大正13年に発表した作品です...
若い洋画家に届いたある女性からの手紙。ファンレターのようなこの手紙が何度も届くようになる。一度も返事を書いたことはないが、いつの間にか彼はこの女性に会いた...
「この命なにを齷齪(あくせく) 明日をのみ思ひわづらふ」この詩の一文を心にとめ来年もまた下手な朗読を続けていきます。お聞き下さい。(*^^*)オネガイシ...
三人の百姓が城下へ炭を売りに行く途中で、とんでもないものを拾った。そして三人の運命が変わって行く。さて、なにを拾ったのだろうか……。お聞き下さい。(*^^...
夫に誘われ久しぶりの散歩に機嫌よく出かけるが、だんだん夫婦の心持ちに互いへの不満が頭をもたげる。微妙な夫の気持ち、妻の気持ちが交差していく。お聞き下さい。...
桑田は二階を借りている家から引っ越したいと思っていた。肉感的な家主の妻に妄想が膨らみ眠られぬ夜が続く。そんな時、この家に強盗が入る。お聞き下さい。(*^^...
どこか切なくなるような熊の詩です。お聞き下さい。(*^^*)オネガイシマスクマが農作物を荒らし、人間に危害を加える。そして射殺される。射殺される場面がニ...
料理屋を兼ねた宿に泊まった圭一が、そこで出会ったお花という女中から、手紙の代筆を頼まれる。お花の話す身上話には、当時の時代背景がとてもよく伝わってきます。...
夏に避暑地として賑わう海沿いの町に住む少年と、そこに赤いスポーツカーで訪れた若い女性とに何かが起こる。お聞き下さい。(*^^*)オネガイシマス今年最後の...
よしず張りの屋台の酒場で繰り広げられる切ない人情噺。蝶が静かに行燈に止まっている。お聞き下さい。(*^^*)オネガイシマス明日の土曜日にコロナワクチンの...
本屋に並んだ「詩集」は売れ残り、その後の運命が掌編小説タッチで描かれる。はたして売れ残った「詩集」がたどる運命とは。お聞き下さい。(*^^*)オネガイシ...
室生犀星が故郷の冬を思い読んだ詩でしょうか。氷の中に見る美しく儚い虹や花になにを思うのでしょうか。冬の凛とした空気感が伝わってくるようです。お聞き下さい。...
京の疏水に身を投げる者があると、その側の小屋からきまって背の低い老婆が飛び出してくる。はたしてその老婆の目的とは。お聞き下さい。(*^^*)オネガイシマ...
四郎とかん子は、狐の紺三郎に雪の凍った月夜の晩に行われる「狐小学校の幻燈会」に誘われました。美しく優しい宮沢賢治の世界です。お聞き下さい。(*^^*)オネ...
遠い昔に吹く風は、この母にどんなことを囁ていていたのでしょうか。お聞き下さい。(*^^*)オネガイシマスついに暖房を入れました。(笑)寒がりのゆめにもホ...
推古天皇の三十五年春二月、陸奥で始めて、貉が人に化けた。どうやら恋する娘が男の歌声を母親にごまかすために「貉」の声だと言ったことから始まったようだ。お聞き...
ずいぶん遠いむかしの話だけれど、由はうどんやの女中をした事がありました。瀬戸内海にある因島へ奉公に行った娘のお話です。お聞き下さい。(*^^*)オネガイ...
鎗の名手中村新兵衛の猩々緋に唐冠纓金の兜の武者姿を見ると敵兵は恐れをなしていた。しかしそれらをある若武者に貸したことで、新兵衛の運命に悲劇が襲う。お聞き下...
御所つとめの女が或る日若い武士に恋をした。宮中づとめの女には恋を叶えるすべはなかった。そこで女が取った狂気じみた行動とは……お聞き下さい。(*^^*)オネ...
火の氣がないので、私は鷄介と二人で寢床にはいつていた。硝子窓に、横なぐりの雨が吹きつけてゐる。甲府の湯の宿に泊まる二人の男女の様子や、女性の思いが綴られて...
石灰をつくる工場には絶えず濃霧のような灰煙が立ち込めている。その劣悪な環境の中で黙々と働く7人の男女にいったい何が起きたのか。お聞き下さい。(*^^*)オ...
彼は毎日電車に乗らぬ事はない。そして些細な事から、可なり大きい不快を買つたりする事は毎度の事だつた。お聞き下さい。(*^^*)オネガイシマスこの小説を読...
天性の詩人と言われた竹内浩三は戦争末期の昭和20年、23歳の若さでフィリピンにて戦死。お聞き下さい。(*^^*)オネガイシマス8月19日に北海道で初めて...
頃は安政の末、内藤家江戸邸の福島金吾という武士が、激しく降る五月雨の夜に出会った小僧は果たして河童小僧だったのか。お聞き下さい。(*^^*)オネガイシマ...
太宰の人間性が垣間見えるような気がします。大井広介とは文芸評論家で、本名を麻生賀一郎といい政治家の麻生太郎のお父さんだそうです。お聞き下さい。(*^^*)...
りんごに寄せる心がちょっと切なく響きます。お聞き下さい。(*^^*)オネガイシマス暑ッつーい!と叫びたくなる猛暑日もようやく今日一日の我慢のようです。明...
智子が結婚相手に選んだのは医者の豊雄ではなく、盲目の青年北田三木雄だった。そうして始まった二人の結婚生活は。。。お聞きください。(*^^*)オネガイシマ...
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黒い煙を吐いて進む船に乗っているが行先が分からない「第七夜」と、床屋の椅子に腰かけて鏡越しに見る景色が色々と変わる「第八夜」をお聞き下さい。(*^^*)オ...
神代の昔に戦に負け生け捕りになった「第五夜」と、明治というのに運慶が護国寺の山門で仁王を彫っているという「第六夜」をお聞き下さい。(*^^*)オネガイシ...
背負った盲目の我が子が次第に重くなる第三夜と、不思議なじいさんと蛇と少年の第四夜をお聞き下さい。(*^^*)オネガイシマス久しぶりに庭に出てみると、クロ...
夏目漱石の不思議で幻想的な「夢十夜」を二話づつ5回に分けて朗読していこうと思います。まずは、こんな夢を見たから始まる第一夜、第二夜をお聞き下さい。(*^^...
高村光太郎は戦争中に多くの戦争協力詩を作ったことへの自責の念から、戦後疎開先であった花巻郊外に粗末な小屋を建てて、7年間そこで独居自炊生活を送った。この小...
梅の香りがほのかに漂ってくる部屋で、武家の妻としての心得が姑から嫁へと優しく伝授される。お聞き下さい。(*^^*)オネガイシマスブロ友の皆さんのところで...
自分の死後百年先までも名を残すような高名な詩人になるという夢に破れ、虎に化けてしまった男の物語。お聞き下さい。(*^^*)オネガイシマス「山月記」を朗読...
再投稿の朗読です。春はまだ少し待たなければないですが、そう思うとこの「早春賦」が思い起こされます。春を待つちょっと切ない気持ちが伝わります。お聞き下さい。...
人も住まいも消えては生まれ、水の泡のように儚いという無常観について書かれた日本三大随筆の一つです。お聞き下さい。(*^^*)オネガイシマス昔、学校の授業...
祇園精舎の鐘の声から始まる平家の栄枯盛衰が描かれた平家物語の冒頭を朗読してみました。お聞き下さい。(*^^*)オネガイシマスおかげ様で私はなんとか平熱に...
江戸中期の元禄2年、松尾芭蕉が門人の河合曽良を伴って奥州、北陸道を巡った紀行文。冒頭を朗読してみました。お聞き下さい。(*^^*)オネガイシマス先月の1...
夕方の暗い波間に飛びたつ千鳥の鳴き声はいかにももの悲しく聞こえる。私は千鳥ではないけれども、心の羽を大きく動かして、はるか遠くの悲しい東北の地まで飛んでき...
🤒高熱と喉の痛みで少しの間ブログをお休みします。来週の金曜日までにはなんとか元気にと思っています。。。インフルエンザにコロナが流行している...
お稲は父の船が必ず帰ると信じて、高尾山の上の松林で毎日海を見ていた。しかしそこに届けられた知らせは、熊野灘で船が沈んだというものだっだ。お聞き下さい。(*...
太宰のこの随筆は、昭和23年6月13日に山崎富栄と玉川上水で入水自殺する3カ月前の作品とのことですが、軽妙なタッチのユーモアで、まるで死の影など感じさせら...
春夏秋冬、穏やかな一年でありますように。お聞き下さい。(*^^*)オネガイシマス明けましておめでとうございます。穏やかな新年をお迎えでしょうか。毎朝外を...
ある女優が劇場の休みに出かけた海岸のホテルで、内気な一人の青年と出会い恋心を抱きます。そしてまるでショートショートのような結末を迎えます。お聞き下さい。(...
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茶の間のちやぶだいの上に置いたはずの俸給が状袋入りのまま姿を消した。そこからお話は思わぬ方へと進んで行く。ミステリータッチの展開が面白い。お聞き下さい。(...
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若き魔術師が使う魔術に魅せられてその教えを請うが、欲を捨てなくては魔術は使えないと言われる。欲は捨てると答えるが、その魔術によって人間の欲深さをあらためて...
婚約者の弘には自分と婚約する前に、もうすでに亡くなった画家の婚約者がいた。その女性のアトリエに足を踏み入れた時の複雑な心のうちは…。父親がしていたペエシエ...
仲の良い若夫婦はある事件をきっかけに離れ離れになってしまう。離れ離れになった夫婦はそのまま会うことが叶わず、ようやく会うことが出来たのは37年もの時を経た...
これまで時計が無かった村に二つの時計が持ち込まれました。ところがなぜかこの二つの時計の時間が30分も違っていたのです。それぞれの時間を信じた村人たちは二つ...
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若菜集から春より、一の「たれかおもはむ」です。とても美しい言葉で綴られていきます。北海道に住んでいると、首を長くして春の来るのが待たれます。お聞き下さい。...
妻の祖母が語る昔の恋物語です。お乳母日傘で育った美しい少女が、家の為に30歳も年上の男と17歳で借金の抵当のような形で政略結婚させられる。ただ弄ばれるよう...
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平吉は小心者で臆病な性格だが、酒に酔うと気が大きくなり自由に振る舞うことが出来る。しかし、普段の平吉と酔った時の平吉とでは、どちらが本当の自分か?平吉自身...
「吾輩は猫である。名前はまだ無い。」の書き出しから始まる有名な小説です。猫の目から見た人間社会の滑稽さや面白さが独特な猫語りで綴られていきます。お聞き下さ...
絹子は戦争で目を負傷した同郷の信一と見合い結婚をした。二人で郷里に里帰りしたとき信一から自分には子どもがあると告白される。お聞き下さい。(*^^*)オネカ...
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女性の美しさをひたすら追求し、パステルカラーの独自の画風で描いた画家マリー・ローランサンの詩を、堀口大學の訳で朗読してみました。お聞き下さい。(*^^*)...
戦に向った少年の帰りを待つ少女に春はいくたびも過ぎ去っていった。そして少女はいつしか月心尼という尼僧になるが、別れの時に少年に手向けた約束の辛夷の花をいつ...
お岩稲荷は、怪談か?美談か?武家派と町人派でそれぞれ違ってくるものなのか。お聞き下さい。(*^^*)オネガイシマス暴風雪警報は解除になったようですが、な...
かの子がベルリンに滞在していた頃のある雪の日の出来事です。室内電線修繕工の修理に3人のドイツ人がやって来ます。彼らに請われて、彼女は日本の歌を歌います。お...
アルチュール・ランボーとの痴話喧嘩で、ランボーを拳銃で撃ってけがを負わせ2年間収監される。その時獄中にて書いた詩だそうです。堀口大學による訳詩です。お聞き...
幼い頃からめんこなどの子どもの遊であっても、「勝負事は、身を滅ぼす基じゃから、真似でもしてはならんぞ」と厳しく父親から戒められていた。後になって分かったこ...
以前に関係のあった女からある日手紙が届く。つい逢ってみたいと思ったそのことから頭を悩ませる問題が起きる。金沢の文豪、徳田秋声が大正13年に発表した作品です...
若い洋画家に届いたある女性からの手紙。ファンレターのようなこの手紙が何度も届くようになる。一度も返事を書いたことはないが、いつの間にか彼はこの女性に会いた...