古かったりマイナーな映画や漫画の感想を綴っていきます。たまに壮絶に知ったかぶる事も…
新社会人のレビュー半分、愚痴日記半分のブログでございます。古かったりマイナーな作品を重点的に記事にしたいと思っています
同じ原作でここまで違うか… 大映『勝負は夜つけろ』と日活『波止場の鷹』
日活アクション『波止場の鷹』を観た。麻薬を巡る陰謀に巻き込まれる青年実業家のハードボイルド劇だが、「アレ、なんか微妙に既視感ある話だな」と思った。少し前に観た大映映画『勝負は夜つけろ』に似ていたのだ。調べると、どちらも生島治郎の『傷跡の街』という小説を原作にしているらしい。ところが本編を見てみると、話の大組みが似ているだけで、雰囲気も設定も大映と日活で結構違う。それぞれの社風を表していて興味深かっ...
『死神ランボー 皆殺しの戦場』を観た。都会で暮らすベトナム帰還兵が洗浄で受けた傷がいえず、精神を病んでしまう…というよくある”ベトナム帰還兵モノ”だが、『タクシードライバー』系譜にというより、そのキワモノぶりから『エクスタミネーター』寄りと思われる。勿論タイトルは『ランボー』に便乗しただけで、本編の主人公はフランキーという男である。最近見た中では、だいぶパンチの効いた一作だった。商業主義華やかな1984年...
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