オリジナル恋愛小説を掲載しています。
■伯爵家の箱入り娘は婚儀のまえに逃亡したい(完結) 伯爵令嬢のシャーロットはもうすぐ顔も知らないおじさまと結婚する。だから最後にひとつだけわがままを叶えようと屋敷をこっそり抜け出した。そこで知り合ったのは王都の騎士団に所属するという青年で——。
橘財閥の御曹司である遥は、両親のせいで孤児となった少女を引き取った。純粋に責任を感じてのことだったが、いつしか彼女に惹かれていき——。第1話 今日からここで第2話 二人きりの朝第3話 偽装恋人第4話 彼女と暮らした男第5話 井の中の蛙第6話 クラスメイト第7話 自覚第8話 僕で試せばいい第9話 恋人らしいこと第10話 対峙第11話 本物と偽物第12話 墓参り第13話 高校受験第14話 卒業第15話 二度とないはずの第16...
「乾杯」 誠一は用意されたペアのグラスにシャンパンを注ぐと、二人掛けの応接ソファに並んで座っている澪と乾杯して、軽く口をつけた。なめらかな泡がはじけて芳醇な香りが鼻に抜けていく。 澪もグラスから口を離すと感じ入ったように息をつき、背もたれに身を預けた。「たまには実家でのんびりするのもいいよねぇ。ごちそうにシャンパンにおつまみに至れり尽くせり。あ、でも誠一はあんまり落ち着けない?」「いや、十分くつろ...
幼なじみの男装令嬢に片思いする少年の話。ずっと翼のそばにいて、翼を支える——。幼いころ創真はひとりの少女とそう約束を交わした。少女はいつしか麗しい男装で王子様と呼ばれるようになるが、それでも創真の気持ちはあのころのまま変わらない。第0話 プロローグ第1話 オレの愛しい王子様第2話 帰国子女の編入生第3話 王子様の想いびと第4話 もうひとりの王子様第5話 文化祭第6話 心に決めたひと第7話 侵蝕第8話 暴走の...
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