神童たちの名人戦
先日行われた名人戦第5局穴熊の堅陣を築き、藤井の眼が豊島の玉を捉える藤井の表情は危機迫っていたそして豊島は右手を差し出し、名人戦は終わった藤井の4勝1敗内容はお互いに満足のいくものでなかったに違いない藤井は以前ほど終盤が見えていないようだ豊島は負けが混むようになったもがく神童たち豊島は史上最年少でプロ養成機関の奨励会入り藤井は史上最年少プロ棋士ところが、ここからの歩みは違ったプロデビュー戦から29連勝最年少タイトル最年少名人そして、21才にして全冠制覇天才棋士のその上に君臨する藤井対して豊島は20才でタイトル挑戦までは大棋士のレールに乗っていたしかし、挑戦は失敗が続いた「10で神童、15で天才、20過ぎれば」の括りに収まりつつあった豊島の執念が実ったのは20代後半だった棋聖戦で羽生を破り、初タイトルを獲得...神童たちの名人戦
2024/05/30 13:29