正雀工場
数年前の阪急レールウェイフェスティバルにて正雀工場のトラバーサーを見てきました。ピットは広場として開放され、桁は目隠しをされつつも内部を観察することが出来ました。稼働中の動画を拝見すると車体一杯でしたので、全長は19~19,5mあたりでしょうか。このトラバーサーの特徴は何といっても四線軌条のデュアルゲージが敷設されていることです。昔は国鉄との連絡線が敷設されており、尼崎にあったアルナ工機から新造された車両の甲種輸送が行われていました。このため工場内には今も三線軌条や四線軌条が残っているのです。標準軌のレールには手歯止めを固定できる差込口が2か所ずつ取り付けられていました。よく見ると狭軌のレールにも標準軌のガイドより内側に差し込み口がありますね。操作室は中央にあります。手前に2つあるボビンは桁の両端にも設置...正雀工場
2024/01/18 21:47