「あぁ、なるほど、身長も体重も、みんながみんな、同じように変化していくわけじゃないし。爽ちゃんみたいなズレ方で成長する子は、うちのような雑誌にとってはありがた…
痩せ姫(=痩せにこだわる女性)を偏愛する立場から、摂食障害やダイエットについて書いてます。
細くなりたい女のコ全般(特に、痩せてるのにもっと痩せたいコ、摂食障害なのに痩せていたいコ)に惹かれる、ちょっと歪んだフェチとして、好きなアイドル、拒食や自殺、芸術論からダイエット情報まで、いろいろ書いてます。
東北ローカルの特番「東北ソウルフル」。金沢で活動するプッシュプルポット、というバンドが出ていて、能登の珠洲を訪ねていた。ボーカルの子が岩手の沿岸出身で、13歳…
芸能ニュースのあれこれ。 昨日は浜辺美波の水色のワンピースに、目の保養をさせてもらった。デザインもあいまって、きゃしゃに見えたけど、僕がそう見えたということは…
レベンクロンの小説「鏡の中の少女」。ヒロインがダイエットを始めるきっかけは、レッスン中のバレエ教師からの言葉だ。 「いいわよ。フランチェスカ。上達してきたわね…
ほぼ3年前の記事。息子の大学受験に付き添い、泊まっていた都内のホテルで書いた。息子も無事合格したし、岡本夏美も最近「おむすび」のギャル役で、ますますステップア…
>耳順さん 医療用の画像って、肉眼では見えないものを、可視化してくれますよね。昔、映画の「銀河鉄道999」に、メーテルのレントゲン写真が出て来て、ドキドキした…
ネットでこんな言葉を見かけた。 「ダイヤモンドは骨と皮になった指にこそ似合う」 年老いた体にこそ、きらびやかな宝石の美が、バランスよく映えるようになる、みたい…
昨夜たまたま、後半だけ見た時代劇映画。「必殺!5黄金の血」(91年)という作品で、ゲストヒロインが酒井法子だった。悲恋によって気が変になり、新興宗教の教祖みた…
アニメ「ハニーレモンソーダ」6話。文化祭の公開合コン企画に出場した石森羽花が、自己紹介しようとしてうまくできず、調子のいい司会の生徒から、「脚、キレイだよね。…
今日の「プレバト」。光宗薫が元気そうで、かつ、可愛かった。結果も上々で、この人はやはり、優等生が似合う。優等生であり続けるストレス、というものもあるけど、かと…
僕もうろ覚えなんですが、そういうの、やってた気がします。魚じゃないんだから、には笑わせてもらいました。母親は「翔んでる女」と呼ばれた人だし、弟はローランドだし…
カクヨムでNSPの「雪の精」について書き、そこで触れた痩せ姫との当時(といっても2011年)の思い出にも浸ったわけだけど、さっき、その頃のメッセージのやりとり…
サブスリーが目標、さすがですね。そのモチベーションに、僕が多少でも、お役に立ててるとしたら、光栄です。BMIの基準も人それぞれというか、スポーツとひとくちに言…
ドラマ「リラの花咲くけものみち」。全3話の、昨日が完結回だった。 大学で獣医学を学ぶ元引きこもりの少女と、その家族や友人たちをめぐる物語。 途中、佳い台詞があ…
痩せ姫ドラマと1986年(miikii-sammakkoさんへ)
「京都かるがも病院」・・・懐かしいですね。「あたし食べたくない」という回で、女子中学生がたしか、修学旅行先でふらつき、道路側に倒れこんだところを車に接触して搬…
「おむすび」19週。麻利絵をめぐるエピソードが一件落着した。ただ、ネットニュースにはこういうものも。 「おむすび」結が2週連続モンスター患者を説き伏せる ネッ…
姫の受難(イズリンさん、miikii-sammakkoさんへ)
>イズリンさん 拷問ですよね。しかも「おむすび」は朝ドラなので、親や病院のほうに感情移入する視聴者が多く、ネットでも麻利絵に批判的な声が目立つというか。そうい…
「無理して食べてたに決まってるやん。こうなったの、全部ママのせいやから!」~「おむすび」
「おむすび」93話。麻利絵をめぐって、わりと大きな動きがあった。 まず、冒頭(主題歌の前パート)で、結と歩が会話する。 「体壊してまで可愛くなりたいって思うの…
「おむすび」91話(2月10日放送)。ダイエットにともなう低栄養状態で入院した、曽根麻利絵についての説明を担当医が行う。そのなかに、「入院時体重は41.8キロ…
BS12で「裸の大将」の桐島かれんゲスト回。彼女は当時痩せ姫だったので、92年の本放送時にもVHSで録画した覚えがある。 長身すぎるし、ハーフだし、ストライク…
早速、いくつかのニュースサイトに、桧山ありすのインタビューが出てまして。女優に憧れたきっかけのひとつが、清原果耶の映画なんだそうです。「存在感と透明感がある自…
「私が痩せにくくなったの、全部、ママのせいやから」~「おむすび」
来週の「おむすび」に痩せ姫エピソードが出てくる。11月以来、二度目。予告編には、低栄養状態で入院中の少女が、「私が痩せにくくなったの、全部、ママのせいやから」…
十数年前の巨大掲示板「拒食症」スレッドに、残ってた書き込み。 ・・・・・・ このスレの人もほぼ8割がた過食に移行すると思うけどでもそれがうっすらわかってても拒…
願望の対義語を調べたら・・・絶望らしい。 ちょっと残念(苦笑) というのも、その前に、「願望は無限だが、できることは有限だ」ということを考えたのだけど、願望と…
伊藤麻衣子のアルバム「ちいさなドラマ」(85年)。その末尾に置かれているのが「春の雪」で、失恋ソングの極北みたいな作品だ。 作詞者は売野雅勇。彼は三島由紀夫好…
こんにちは。痩せ姫の人には、自分の体と心を別物みたいにとらえて、それこそ「実験」してるような傾向を感じます。ここまでなら食べなくても大丈夫、とか、これは食べな…
1月20日の「ぽかぽか」で門脇麦が、苛酷な役作りについて語っていた。 2015年放送のドラマ「探偵の探偵」でのこと。「演技をしているぞっていう役、8話くらいか…
向田邦子は51歳で亡くなってますが、その後も書き続けていたら、作風はどうなってたんだろうと感じたりもします。自身が育った時代の家族観への愛着を、あの美しい風景…
昨夜の夢は実家が舞台。楽しいこともあれば、そうじゃないこともある、という内容だったけど、途中、妹に対してキレそうになる場面があった。 起きてから、ふと、こうい…
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「あぁ、なるほど、身長も体重も、みんながみんな、同じように変化していくわけじゃないし。爽ちゃんみたいなズレ方で成長する子は、うちのような雑誌にとってはありがた…
「うんうん、体型的にも身近に感じられるんだろうね。そういえば、さっき、お父さんから聞いたけど、小さい頃から細かったんだって?学芸会でご覧になったとき、大柄な子…
そして、その願いは叶えられた。メイクが終わると、鏡には自分史上最高に垢抜けした姿が映っていて、愛美はプロのすごさに感心する。その変化を褒められることで少し自信…
用意されていた服のワンセットを試しに着てみると、案の定、ウエストがかなりゆるい。ふだんならうれしさにつながることも、ここでは申し訳ない気分をもたらした。ただ、…
愛美の初々しい姿は、そこにいたスタッフ全員に好ましく映った。歓迎されている空気感は本人にも伝わり、ホッとした気分になる。「可愛い」「細い」という言葉も心地よく…
編集部には11時頃に来てと言われていたが、15分前に着いた。少し時間をつぶしてから、副編集長の携帯に電話する。教えられた部屋のドアを開けると、何人もの大人の男…
カクヨムでとりあげた乃木坂46・6期生の矢田萌華。あちらは画像を投稿できないので、こちらにいろいろ貼ってみる。 まずは、乃木坂配信中から。久保史緒里と並んでも…
25.9キロという、0.4キロ増えた数字にガッカリしながら、愛美は部屋に戻り、外出用の服に着替える。ジーンズはゆるかったが、鏡に映った自分は太ったように見え、…
その悩みは、前日の夜まで続いた。例の古着屋にも行き、トップスについては奇跡的にサイズも好みも合う子供服が見つかったが、ボトムスについてはそういうものに出会えず…
「脱コルセット:到来した想像」(イ・ミンギョン)という本のなかに、こんな発言があるらしい。 ・・・入院して強制的に食事をしないといけない状況というのは、「本当…
日中、こんな文章に巡り合った。 「今や、これらの骨たちが正等な権利を勝ち取ってきた。肉は縮小し、骨に道を譲った。必要なのは正しい光だ。それでシワや、よけいなも…
「その雑誌が発売するまでには、お母さんにも話したほうがいいんじゃないか。何も、悪いことをしようとしてるわけじゃないんだから」父が最後に付け加えたひとこと。ま、…
例の雑誌の「ポスト爽ちゃんは誰だ?」という企画。愛美は取り上げられるふたりのうちのひとりに選ばれた。編集部からのメールには、投票では僅差の2位だったこと、その…
花菜ちゃん、どうしたんだろ。もしかして、私、嫌われるようなことしちゃったのかな。でも、最後は「応援してる」って言ってくれたし、大丈夫だよね。愛美のなかに、もや…
あの企画の候補者に私が選ばれたのは、受験で休業する人気モデルの中川爽ちゃんに体型が似ているから。でも、それなら、花菜ちゃんだって選ばれてもおかしくないのに、私…
あの企画の候補者に私が選ばれたのは、受験で休業する人気モデルの中川爽ちゃんに体型が似ているから。でも、それなら、花菜ちゃんだって選ばれてもおかしくないのに、私…
数日前に配信された電子書籍。 「コミックエッセイ痩せてない私って価値がないの? 摂食障害から回復するまでの10年」(椎葉あさひ 合同出版) 商品説明には、こう…
その日の夕食。といっても、それはもう「憂食」と呼びたいほど、愛美にとっては憂鬱でしかない食事の時間だ。それをなんとか乗り切り、家族に断ったうえで長めの入浴をし…
終業式が終わり、帰宅した愛美は、日本中のほとんどの中学生がそうであるように、学校からの解放感につつまれていた。養護教諭のようなダイエットにうるさい人のことも気…
ところが、神宮寺の願いは真っ直ぐには届かない。愛美の心の時空は特異な歪み方をしていて、周囲の言葉や気持ちがねじ曲がってしまうのだ。「焼け野原のわたしたち」のヒ…
痩せ姫本が重版されるというのもあって、古いブログ記事を見直したりしてるのだけど、アイドルと拒食というものが、自分にとって、人生かけて追うに値する二本柱なんだと…
山田優のインスタ投稿画像が、ネットをざわつかせた。彼女の場合、定期的に起きる騒動でもあるけど、インスタのコメント欄にはこんな声が。 「体重管理もモデルの仕…
なるほど、信頼心とともに警戒心も必要。その通りだと思います。すべての人間関係に当てはまることですが、痩せ姫にとって治療をめぐる問題は、生き方の根幹に関わります…
臨床心理療法家のスージー・オーバックが書いた「拒食症 女たちの誇り高い抗議と苦悩」(新曜社)。最も印象に残ってるのは、ファッションをめぐる考察だ。 それらは、…
「痩せ姫 生きづらさの果てに」(エフ=宝泉薫 KKベストセラーズ)が重版されます。紙の本については、数年前に在庫切れとなり、中古でしか入手できない状況でしたが…
>ptwさん たしかに、ありふれた言葉になってきてますね。それこそ「過食」と「食べ過ぎ」の違いなども、当事者とそれ以外の人ではズレがある気がします。 >ると…
相談サイトで、素敵なやりとりを見つけた。まず、相談してるのは中3の女の子。 「おなかぽっこりを気にしてしまい、食事制限してしまいます。そのせいで、体重がおち、…
>ptwさん この記事を書いた甲斐がありました。そこまで痩せたいという願望、たしかに病気かもしれませんが、けっして馬鹿なんかじゃないと思います。孤独からの解放…
>どんぐりこさん まさに、痩せ姫の外見は内面の体現ですし、僕はその姿を素敵だと感じてます。 >るとさん こちらこそ、コメントいつも楽しみです。今日もまた、お…
アメブロが自動的に紹介してくれる、「●年前に書いた記事」というシステム。最近「冷房消しがち~松岡はな」というものが出てきて、あれから2年かと、しみじみしつつ、…
最近、二度ちらっと触れたテレビニュースの記事。 「骨が見えるほど、うれしい」 身長155cmで体重26kg 子どもの発症増える“摂食障害” 苦しんだ女性が明か…
>るとさん こんばんは。韓国の事情には詳しくありませんが、男の子なら「王子さま病」と呼ぶみたいです。日本でいうところの「中二病」に近いのかな、という印象も持ち…
>どんぐりこさん 外見と内面は連動してますもんね。特に現代では、ダイエットや整形も身近なので、外見を変えることで内面をよりよくする、という方向性も大アリなんだ…
>分度器>物差しさん シュペルヴィエルを教えていただいたこと、感謝とともに、懐かしく思い出します。痩せ姫は僕の人生最大のテーマかつモチーフですし、同世代の方か…
ティックトックで、こんな動画を見つけた。「18.5kgしかない拒食症の娘の話」①~③韓国のテレビ番組を部分的に、邦訳しながら紹介したものだ。 この痩せ姫は11…
>どんぐりこさん こちらこそ、励みになるお言葉、ありがとうございます。ホント、見た目は嘘をつきませんね。もちろん、内面を磨くことで、それがしだいに見た目にも反…
このシリーズについての説明は、(1)を参照されたし。 ・・・・・・ 華奢さと気高さがほしかった 「すぐれた人間をなみの人間から区別するのは、すぐれた人間は自分…
12年前の記事。 「味方が多くて、敵は少ないに越したことはないけど。本当の味方が数人いれば、人生はなんとかやっていけるのではないか」 と書いていて、今でもそれ…
ソファーに座りながら、少女は自分が呼ばれるのを待った。すると、9時57分が過ぎたころ、玄関とは反対側のドアが開き、20代くらいの女性が出てきた。おそらく自分の…
11年前の今日、書いた記事。最近、かつて交流した痩せ姫たちの文章を読む機会が、ちょくちょくあり、たとえば、夏夜さんの童話とか、そのうち紹介したいな、などと思っ…