ベル麻痺に下耳痕置針 ver.1.1
1.ベル麻痺の病態と症状ベル麻痺とは特発性末梢性顔面表情筋麻痺のことをいう。原因不明だが、顔面神経管の末端や茎乳突孔付近の浮腫による、顔面神経圧迫が想定されている。2.ベル麻痺の症状と鑑別突発的で急激に発症し、顔面麻痺中で最も高頻度。片側の顔面表情筋の麻痺。・額のシワ寄せ可能→中枢性顔面麻痺(片麻痺など)・顔面麻痺発症の数日前に顔面痛あり外耳道に水疱→ハント症候群・両側性の顔面麻痺→ギランバレー症候群※ギランバレー症候群の症状語呂:「獅子両面の手袋買いに」獅子(四肢運動麻痺)両面(両側性顔面麻痺)の手袋(手袋足袋型の知覚麻痺)買いに(蛋白細胞解離)四肢の運動麻痺(脱力)、両側顔面神経麻痺、手袋足袋型の知覚障害、蛋白細胞解離3.ベル麻痺の経過と予後真性のベル麻痺であれば3週間以内に回復が始り、約7~8割は自...ベル麻痺に下耳痕置針ver.1.1
2023/03/13 15:10