第3436日目 〈蘇峰『近世日本国民史』を汚すことに葛藤あり。〉
徳富蘇峰『近世日本国民史』〜「元禄時代義士篇 赤穂義士」の巻を未だに読んでいる。読むのが偶になら、読書メモはなお時間の感覚があいてしまう。 おまけにその読書メモに割く時間、1章につき約3時間弱を要しているとなれば、もはや根本的になにかがいつもと間違っていることに。 読了から程なくノート作成に移れる本もあれば、牛歩の如く1章を読み終える毎にノートを執るに適した本もある。前者は専ら小説やライフハック系の本で、後者は此度のような歴史書や社会科学──特に政経──の本が多い。わたくしの場合は、である。 これまでの読書ノート、読書メモと今回のそれと、どこに相違があるのか。抜書き用のノートかモレスキンの方眼ラージノートかの違い? うん、使っているノートが違うのは事実だけれど、最大要因ではない。では、──? 咨、自分でも答えはわかっているのだ。即ち、本を汚しているか否か、である。 こ..
2022/07/31 02:00