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プロフィール
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kuri-maさんのプロフィール

住所
松戸市
出身
焼津市

愛が連れてくる幸せと、いつか来る別れ。 でも、彼らには永遠の別れはなかった…。 三代に渡る愛の物語。 ブログタイトルと同名の小説の他に、『時の追いかけっこ』『ひのくに物語』『雪洗YOU禅物語』『忘れられた零地点』『あの人は広い傘をもっている』などがあります。 別ブログ「幽霊っているんでしょうか」http://kuri-ma.seesaa.net/もどうぞ

ブログタイトル
三月 さくら待つ月、四月 しあわせの始まり
ブログURL
http://sangatusakura.seesaa.net/
ブログ紹介文
☆自作の純愛小説と詩、毎日更新☆愛が人の心を開き、夢を繋ぎ、人と人、命と命、あの世にまで橋を架けます
更新頻度(1年)

360回 / 365日(平均6.9回/週)

ブログ村参加:2010/06/03

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ハンドル名
kuri-maさん
ブログタイトル
三月 さくら待つ月、四月 しあわせの始まり
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三月 さくら待つ月、四月 しあわせの始まり

kuri-maさんの新着記事

1件〜30件

  • 17《'21三月、さくら待つ月》 7   こくはく(1)(治郎の物語~序章) 【三月さくらⅡ】

    小説 ▼△三月 さくら待つ月 四月 しあわせの始まり△▼ なんと、治郎が…! 治郎が、求めていたもの、 それは…?  その日仕事が終わると、治郎は“星の家”にやって来た。星一の仕事が空くのをカウンターに座って待っていた。ちょうど星一とみどりが揃ったところで、治郎はすかさず言った。 「マスター、みどりさん。俺、告っちゃおうかな」 「…」星一とみどりは一瞬、なんのことかというように治郎を見た。 「告白しちゃってもいい?」治郎が重ねて言った。 「誰に?」「何を?」二人が同時に言った。 「陽子に、愛の告白」 「陽子ちゃんのこと好きだったの?!」「陽子をお前がか?」..

  • 16《'21三月、さくら待つ月》 6   ぷろろーぐ(2)(治郎の物語~序章)【三月さくらⅡ】

    小説 ▼△三月 さくら待つ月 四月 しあわせの始まり△▼ えっ新キャラの陽子ちゃんが…! 治郎の大学3年目が 過ぎていきます★  その年は、治郎の接客や、みどりのチラシの成果があってか、売り上げは順調だったにも関わらず、新しいバイトは来てもなかなか続かなかった。  大学を卒業したみどりも夜などは手伝っていたから、慣れたスタッフで無難に店は回っていた。  半年が過ぎ、秋も深まり始めていた。ある午後、すっかり馴染み客となった陽子が、店のドアを押して入って来た。ドアの鐘がカランカランと鳴った。 「いらっしゃい。まいど」星一がカウンターの中から声を掛けた。いつも治郎がいる時..

  • 15《'21三月、さくら待つ月》 5   ぷろろーぐ(1)(治郎の物語~序章)【三月さくらⅡ】

    小説 ▼△三月 さくら待つ月 四月 しあわせの始まり△▼初夏を中心に展開する 「三月さくら」きっての 花形キャラ、治郎の 若き日の物語。 まずは、序章から★ 今日からのこの時間は、 クローズアップ治郎で お送りします。 とある四月の日から★  朝のまだ冷たい空気の中“星の家”では、ピアノに向かう治郎(じろう)の姿があった。それが彼の毎日の日課だった。  大学街に面したこの店は、通り側だけでなく、奥にも同じ位の広さのスペースがある。ピアノと大テーブルがあり、小パーティー向けになっていたから、普段はロープで仕切られて、使われないことも多かった。  通りに..

  • (詩) 2021版 「はつゆきパート2」 (折句)

    初雪というのは、 何かの儀式のように厳粛で、 それに触れた人たちにも、 一生で一度の 清く美しい物語が 作られることがあるのかもしれません★ 「 はつゆきパート2 」 はかなくも美しい雪の結晶 冷たく凍えた指先に触れる 夢ならば 覚めないで 消えかかったはずの希望を信じたい 早すぎたのか もろすぎたのか つつかれたら 泣き出しそうな 揺さぶれば こぼれそうな 気持ち膨らみ あふれる想い 花を愛でいた頃の心 閉ざして  強がり見せて 顔をあげて 行く先も告げずに 旅立とうとする 期待に答え続けていきたい本当は はるかな春に..

  • 14《'21三月、さくら待つ月》 4  【三月さくらⅡ】

    小説 ▼△三月 さくら待つ月  四月 しあわせの始まり△▼ 今日は星一とみどりの絡み一本でいきます。 山場ですと予告してしまったので、 カットもモザイクもなしでお送りします。 純愛だから逆に恥ずかしかったりしますね★ *  その晩、店を閉めてから、通りから奥まった所にある“ホール”と呼ばれているスペースの、ソファーに向き合って座りながら、みどりは星一と話をしていた。 「マスター、女の子のバイト候補が来たら、私に面接させてくれるでしょ?」  バイトに募集してきた女子学生は、女子のバイト生が面接するというのが、“星の家”の伝統になっていた。しかし、みどりの時は、二、..

  • 13《'21三月、さくら待つ月》 3  【三月さくらⅡ】

    小説 ▼△三月 さくら待つ月  四月 しあわせの始まり△▼ 初めてのデートの前に 母と娘の買い物に付き合う 星一ですが…★ *  翌日、手持ち無沙汰の星一が、みどり母娘の買い物に付いて来ていた。だんだんに、彼の手には買い物の袋が増えていった。  星一は、母娘が買い物する姿をながめていた。当たり前の微笑ましい様子だ。彼は退屈そうにしながらも、それを眺めているのが、まんざら嫌そうではなかった。  昼にレストランに入った時、星一は、両脇に置いたショッピングバックの山に埋もれるように座った。その山が崩れてきたのを直して、彼はみどりとその母に向き合った。  食事が終わるとみどり..

  • 12《'21三月、さくら待つ月》 2  【三月さくらⅡ】

    四月 しあわせの始まり△▼ 星一にはかつて 片想いの経験が?! そして今、愛する人を得て どう変わったのでしょうか★ 「彼女に自分の気持ちを伝えなかったの?」 「どうだろう。できなかったんじゃないかな」  その話を聞くとみどりは涙ぐんだ。  一朗が慌てて言った。「でもね、俺らにこういう話をするのはもうとっくに吹っ切れたからだって言ってたよ」 「マスター、かわいそう」と、みどりは言った。 「そうくるか」と、治郎がつぶやいた。 「じゃ、私、今のことは聞かなかったことにするから。マスターに内緒よ」と、みどりは気持ちを切り替えたように言って、急に気合が入ったふうに..

  • 11《'21三月、さくら待つ月》 1  【三月さくらⅡ】

    小説 ▼△三月 さくら待つ月  四月 しあわせの始まり△▼ 三月も半ば、 季節の変わり目を迎えて、 “星の家”でも、何かが変わり始めています…★ 第�U部 三月、さくら待つ月 さりゆく冬を 風に感じ ささやくような 春の声を聞きながら 三月 さくら待つ月   さよならは 嫌だけれど いつまでも 慣れないけれど ああ 三月 さよならを越えて さいしゅっぱつ(再出発)をしなければ… さらさら流れる小川 さざ波 ゆるやかな湖畔にも もう時は訪れている 三月 さくら待つ月 さみしさを こらえ 再出発をしなければ… ..

  • 〈終〉10《'21一生懸命な一月 逃げ出しそうな二月》 10  【三月さくらⅠ】

    小説 ▼△三月 さくら待つ月  四月 しあわせの始まり△▼ さて、卒業式の晩、 とっておきの一日の 締めくくりは…★  星一はみどりと車で帰った。 「大変じゃなかったか、みんなしゃしゃり出て」 「みんな優しいし、楽しかった」 「今度二人でどこかに行こうか。店を休みにして」 「お店いいの?」 「俺が店の主人なんだから、いいのさ」 「あんまり休まないでね。私お店好きなんだから」 「なあ、俺を好きなのは店付きだからか?」 「そうかも」とみどりは笑った。 「そうやって訊くと認めるのにな」と星一は言った。  信号待ちになったところで、彼はみどりの手を掴んだ。彼女..

  • 9《'21一生懸命な一月 逃げ出しそうな二月》 9  【三月さくらⅠ】

    小説 ▼△三月 さくら待つ月  四月 しあわせの始まり△▼ 一朗と治郎のぼやきの続きです★   「なぁ、父を亡くしたみどりがファザコンっていうのはわかるが、俺はそんなにおじさんか?」と、星一が言った。 「いつから、いたんすか?」 「それに、俺の方も母を亡くしているのに、なんで十二も下のみどりなんだ?」と、星一は重ねて言った。  一朗がまじめに答えた。「大切な人をお互い亡くしているということだよね。そういうことが理解し合える大切なポイントなのかも」 「俺は、みどりさんって優しくて家庭的で、母親的イメージあると思うな」と、治郎は言った。 「お前がガキなだけだろ」と言われて..

  • (詩) 「成人式」 (折句) 2021 *新成人の皆さんおめでとうございます* 

    今年は成人式が取りやめの ところが多く残念ですが 新成人式の方々に この詩を贈ります☆ 「 成 人 式 」   世界中で   いちばん    人生で いちばん   幸せで 輝いた 瞬間を   きらきらと 輝いた 瞬間を   せまいこの国で   いっぱい いっぱい   自由に 夢を 描いて   真剣で ひた向きな 瞳を   昨日よりも 前向きな 一歩を   世界中に   祈りを   自分には 愛を   信じてる 明日が 来ること   奇跡は この時から 始まると       刹那に   生きたくなる時も 時間のしばりか..

  • 8《'21一生懸命な一月 逃げ出しそうな二月》 8  【三月さくらⅠ】

    小説 ▼△三月 さくら待つ月  四月 しあわせの始まり△▼ 星一なりの思いがあるようですが 家に連れて来られたみどりは。。。  星一の実家では、祖母が喜んで二人を迎えた。  祖母とみどりが面識があった様子に彼は驚いた。とはいえ、祖母が予想以上に喜んでくれ、星一も嬉しかった。 「やっぱり、あなたがこれを着てくれたの」と、祖母はみどりに言った。  そして、星一に説明した。「熱を出して星一、あんたが寝込んだことがあったろ、何年か前に」  祖母は、いつもののんびりした口調の中にも興奮を抑えかね、話し始めたら、止まらなかった。 「アパートに行ったら、洗濯して干しているんだ、..

  • 7《'21一生懸命な一月 逃げ出しそうな二月》 7  【三月さくらⅠ】

    小説 ▼△三月 さくら待つ月  四月 しあわせの始まり△▼ もうすぐ卒業式。 みどりが着ることになった 振袖に掛けられた思いとは…★  星一は言った。「祖母ちゃんも喜んでた。『健康な娘さんが志穂の代わりに着てくれてよかった』って言ってたよ。大学にも行けなかった妹だ。卒業式にも着てあげて欲しい」 「うん、わかった」とみどりは言ったが、頷いたまま顔をあげられず、後ろを向いてしまった。 「ん?どうして泣くんだ?」と、星一は言った。「毎日泣いているんじゃないか?泣かせるようなこと言ったか?」 「違うの…」 「もしかして妹の為に?」 「だって、かわいそうだから。妹さんも、..

  • 6《’21一生懸命な一月 逃げ出しそうな二月》 6  【三月さくらⅠ】

    小説 ▼△三月 さくら待つ月  四月 しあわせの始まり△▼ 店も早く閉めて、 マスターは 何かしようとしているようですが…。 ケーキ屋さんの場面から 星一とみどりの絡みです★ 「チーズケーキといってもいろいろあるけど、どれがいい?」と、星一が言った。 「えっ…私ならこれが好きだけど」 「じゃあ、みんな同じでいいか?」 「…?」 「お母さんと弟だよ」 「…うん、いい」みどりはまだ何かつかめずにキョトンとしていた。 「じゃあ、これを四つ」と、星一はさっと頼んだ。 「お持ち帰りの時間はどれ位ですか」と、訊かれ、「十五分、いや三十分位みておいて」  ケーキ屋の..

  • 5《'21一生懸命な一月 逃げ出しそうな二月》 5  【三月さくらⅠ】

    小説 ▼△三月 さくら待つ月  四月 しあわせの始まり△▼ 学生街の喫茶店のマスター、星一は ある日、突然のように 愛する存在を得ました。 しかし、その愛は彼自身も気づかずに 実は4年の間に 大きく育っていたのかもしれません★  歩きながら、そしてアパートに着いてからも、星一はみどりのことを考えていた。  みどりがバイトを始めたばかりの頃は、よく失敗していた。  オーダー間違いはしょっちゅうのこと、ある時、上半身、ソーダ水とアイスコーヒーをこぼしてびしょ濡れになったことがあった。あんな派手なこぼし方をしたのは、後にも先にもみどりだけだと思う。  ちょうど夏の頃..

  • 4《'21一生懸命な一月 逃げ出しそうな二月》 5  【三月さくらⅠ】

    小説 ▼△三月 さくら待つ月  四月 しあわせの始まり△▼ 季節はバレンタインデーを過ぎた 寒い時期。 卒業を目前にした みどりの想い人は、 10歳以上離れたマスターでした。 二人の会話の続きから★ 「思ってた札と全然違ってた。若いジャックの札ばかり考えてたんだが」と星一。 「何が?」 「お前が好きだと言う相手だよ。とんだジョーカーが隠れていたもんだ」 「マスターはジョーカー?」と、みどりが笑って言った。 「ほら、やっぱり俺を好きなんだろ?早く言えばいいのに」 「…そういうことはできないって言ったでしょ。それに、マスターは、私が誰を好きでも気にしてもいなか..

  • 3 《'21一生懸命な一月 逃げ出しそうな二月》 3  【三月さくらⅠ】

    小説 ▼△三月 さくら待つ月  四月 しあわせの始まり△▼ 今日は少しドキドキの展開が。 では、“星の家”に 「いらっしゃいませー」★ *  翌日、店は一番忙しい時を迎え、まずまず客が入っていたし、星一は一人でてんてこ舞いでこなしていた。 「いらっしゃい。ちょっと混んでるから、お飲み物以外だとお待たせしますがよろしいですか?」と、手を動かしながら、カウンター席に座った女性客を星一が初めて振り返って見ると、それはみどりだった。  席にバックとコートを置くと、みどりはさっと銀色のトレーを持って、その時星一が入れたアメリカンを、伝票と共に持って行った。  空いたテーブル..

  • 2 《'21一生懸命な一月 逃げ出しそうな二月》 2  【三月さくらⅠ】

    小説 ▼△三月 さくら待つ月  四月 しあわせの始まり△▼ このブログのタイトルでもある 「三月さくら」シリーズの 最初のお話、 このブログの最初のお話でもあります。 さあ、主な登場人物は出揃いましたが…★ *  年が変わった。日が暮れるのが早いこの時期は、夜が長いが、客足も早く引いていく。  その日は客が少なく、一朗・治郎は先に帰った。  星一はカウンター席にいる学生に恋愛の相談を受けていた。それは、よくあることだった。彼は学生の話をよく聞いてあげたし、切れる意見を言うと信頼されていた。  その男子学生が帰ると、奥で片づけをしていたみどりが言った。 「『振..

  • (詩) 一生懸命な一月、逃げ出しそうな二月 2021

    一月は「行き」 二月は「逃げ」 三月は「去る」といいますが 「三月さくら」では…★ 「 一生懸命な一月、逃げ出しそうな二月 」 一生懸命な一月  一月と三月の狭間で    逃げ出しそうな二月 一生懸命な人の一月  息をつけないくらい 真剣に  一生懸命な一月を過ぎ   二月を行く時   忍耐という言葉を 思いつつ行く  虹の七色は にわか雨の涙と 太陽の笑顔で出来ている 人魚姫の真心は 届かなかったの? 偽物の愛を選ぼうとするの?      一生懸命な人の一月  息をつけないくらい 真剣に  一途に 生きてきた 意地..

  • 1 《’21一生懸命な一月 逃げ出しそうな二月》 1  【三月さくらⅠ】

    小説 ▼△三月 さくら待つ月  四月 しあわせの始まり△▼ 今日からは「三月さくら」の 最初の物語をどうぞ。 学生街の喫茶店 “星の家”を舞台にした 冬から春へのストーリー。 若き日のマスター、 星一たちの登場です★ 三月 さくら待つ月 四月 しあわせの始まり 第�T部 一生懸命な一月 逃げ出しそうな二月 一生懸命な一月  一月と三月の狭間で     逃げ出しそうな二月 一生懸命な人の一月  息をつけないくらい 真剣に  一生懸命な一月を過ぎ   二月を行く時   忍耐という言葉を 思いつつ行く   ..

  • (新春の詩) 一月、命の芽生え  2021

    あけましておめでとうございます 本年もどうぞよろしくお願いいたします 一月、命の芽生え 生命(いのち)はすでに宿っている  母の胎なる大地に 息吹はすでに潜んでいる  今は枯れた木々の間に 幾層月の蓄えが 色づく前から 隠されている 行けよ 素早く 生きよ 雄々しく 一月を正しく始めることは 一年を決定する 行く路はすでに決まっている 錨を降ろす港の中で 今や遅しと待ち侘びている 祈りはすでに聞かれている いっぱいに積もった雪を溶かす 偽らないまごころの 愛の光で守られている 一の字はあなた ..

  • (詩) ***初 雪 の 詩(うた)*** 2020 (折句)

    一年に一度だけ 初雪の日の チャンスがやってきます***★ 「 初雪の詩(うた) 」 晴れたよね 強い祈りは聞かれる 夢は叶えられる きっと会えるって 吐く息が白く 尽きることのない ゆくえ知らずの思い 君に届くだろうか はしってきたら 冷たい空気も 緩んだ気がする 君の笑顔のせいで 初雪の詩(うた) つらい涙も癒やし 誘惑に打ち勝った 清らかな愛を語る 初雪は淡く消える 積み重ねた思い出も一緒に 夢だったかのように きらめいては空に還る * はじめてだね 次のやすみには ゆっくり話ができる ..

  • (詩) 初雪 ~愛の魔法が解けるまで~ 2020

    年の瀬となりましたが、 そろそろ初雪の便りも 聞かれるでしょうか★ 「 初 雪 」  〜愛の魔法が解けるまで〜  淡い初雪が消えるまで  愛の魔法が解けるまで  初雪はうっすらと地を覆って  私の心にベールをかける  君はうっすらと微笑を浮かべて  ほのかに熱くほてった頬を押さえた  初雪はきらきらと空気を浄め  この地に魔法を掛ける  君の黒髪に掛かる純白が美しい  その雪の結晶をずっと見つめていた  白さは清らかさの印  厳しい冬の訪れとともに  やってくる幸せの予感  初雪はふわふわと時空を飛んで  私の心..

  • 23 《あの人は広い傘をもっている'20》 Sean14 余命数ヵ月の花嫁(後)

    今日の3話は、最高のクライマックス シーンがあります★ 小説 ▼△あの人は 広い傘をもっている△▼  暢が心に決めたこととは…。 今日は一番のクライマックスになるはず★  早朝の厳しい寒さに向き合うかのように、暢は風を受けて歩いていた。  もう気持ちは決めていた。  彼女が病気を理由に身を引こうとするのではないか、というのが唯一の心配だったから、彼は伝えることしか頭になかった。 “さと”に入っていくと、美里はにっこり笑った。暢にとってはもうすでに愛しい、守るべき存在だった。  彼女を見た瞬間、いつだったか染野が話してくれた決死の体験談をふと思い出した。 「話って..

  • 22 《あの人は広い傘をもっている'20》 Sean14 余命数ヵ月の花嫁(前)

    小説 ▼△あの人は 広い傘をもっている△▼  今日は急展開! どこかで聞いたようなタイトルを 持ってきてスミマセン★ Sean14 余命数ヵ月の花嫁   正月は過ぎ、“さと”も営業が始まり、暢の冬休みも終わった。  何も以前と変わらないように見えるが、今までは間に入ってくれていた百合子は介さずに、暢は美里に直接電話やメールで連絡をくれるようになった。 「毎日お店に来てくれるし、メールもくれるから。それに日曜にはアパートにも行ってるんです」と、美里は百合子に報告した。 「そんなんで、いいわけ?」と百合子はあきれたように言った。  今年に入ってから、..

  • 21 《あの人は広い傘をもっている'20》 Sean13 鬼のかく乱3

      恋人との結婚を控えた染野が、 暢に知恵を授けようとしますが… 「プロセスというのがあるから」と暢は言った。 「そうなんですが、今更無理ですね。彼女がツムジを曲げるのも分かるな。肝心なあなたがそんな反応じゃ」と染野は笑った。「実は、僕もあやうく捨てられるところだったんですよ」 「尊敬するよ、あの前川と結婚するなんてね。絶対落ちないって言われてたんだよ、あいつは」 「付き合い始めるのは順調でしたよ。僕は年下だからかな、よけいに気兼ねなく話せたのがよかったのかも」 「あいつも過激だよな、狂言結婚の相手にされて、こっちはいい迷惑だったよ」 「実は、本気で嫉妬したんですよ..

  • 20 《あの人は広い傘をもっている'20》 Sean13 鬼のかく乱2

    小説 ▼△あの人は 広い傘をもっている△▼ さて、暢が美里を避けていた 理由が、いよいよ明かされます★  美里はその晩、家に帰るなり、徹を探して詰問した。 「お父さん、先生に何を言ったの?!」 「先生?」 「佑太君のパパよ。お父さんが余計なことを言ったのはわかってるのよ」 「あの子持ち男が何か言ったのか?」 「先生が何か言うわけないじゃない。何一つ自分のことは言わない人なんだから。何を言ったの、お父さん」 「何をって…」徹は少したじろいだようだが、胸を張ったように言い切った。「お前に近づくなと言っただけだ。当たり前だろ、子持ちのバツイチ男にお前はもったいな..

  • (詩) 雪が降ったら White Christmas☆ 恋人がいたら Merry Christmas♪  2020

    ★クリスマスが近づくと なんとなく 歌いだしてしまいたくなりますね♪  恋人がいる人も、いない人も… クリスマスの詩、第二弾!★ 「 雪が降ったら White Christmas☆ 恋人がいたら Merry Christmas ♪ 」 White Christmas ☆ Merry Christmas 雪が降ったら White Christmas それだけで嬉しいね 恋人がいたら Merry Christmas それだけであったかいね 季節は冬☆ ショーウィンドー見てると 誰かにプレゼントあげたくなる あげる相手もいないから サ..

  • 19 《あの人は広い傘をもっている'20》 Sean13 鬼のかく乱1

    小説 ▼△あの人は 広い傘をもっている△▼ クリスマスの親子デートから一晩明け、 暢は… 彼の秘めた思いはついに明らかに★ Sean13 鬼のかく乱   次の朝、暢は動かない体を無理に動かして、佑太に食事をさせ、支度をして保育園に連れて行った。  家のベッドに倒れ込みながら、百合子に電話した。彼女は医院が開く前に立ち寄ってくれた。  夕方になって暢が目覚めた時、そこには春子がいた。何も言う元気もない暢は、用意してくれた粥を食べ、また休んだ。佑太は春子が迎えに行くということだった。  彼が眠っている間に春子と佑太が帰って来て、診療を終えた百合子が顔を出し..

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